【コロナ感染で過去レコ4】幌尻岳(一回目の百名山、増水・濁流に流されず無事完登)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:59
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 11:38
天候 | 8/6雨、8/7曇り時々雨のち晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北海道電力取水口から幌尻山荘までの糠平川の渡渉は、増水時は非常に危険です。山荘から幌尻岳往復は特に危険個所はありません。 当日は前日までの雨で増水が懸念されたが、案の定、第2ゲートの奥幌尻橋に駐車して歩きだすと間もなく下山してきたPTから「増水しているのでロープは持っているか?」と声を掛けられた。持っていないと伝えるともう必要ないからとトラロープを差し出してくれた。「気を付けて行って」と見送ってくれてとても嬉しかったが、、、 |
写真
感想
新型コロナに感染し今日12/16まで自宅療養、ようやく明日から解禁です。近くの山は大雪に見舞われていて、来週、月山のBCツアーに参加の予定ですが大丈夫か心配しながら過去レコを綴っています。
やっぱり、百名山は最後に残るのが幌尻岳でした。芳しくない天気予報だったけど海を渡り北海道まで来た以上、簡単に諦めるわけも行かない。また当時は今のようにシャトルバスもなく、マイカーで林道を第2ゲートの先まで入れた時代です。当然、増水で危険だから運休ということで「自動安全装置」が働くわけでもないので自己責任で行動するしかなかった。
無理なら止める覚悟で歩き始めると林道で下山してきたPTとすれ違う。かなり増水していて危ないよと言われたが、実際、渡渉して帰って来た人達が目の前にいるのだから行けないことは無いと、自分に言い聞かせ不安ながらも取水口へ到着。すると目の前には増水した額平川が。
どうしても行くなら、これ持って行けとPTからトラロープを゙渡されたのだが、遡行始めて間もなくへつりを通過中だった。「オーマイガッド!!」、不用意にも手を放してしまい、あっという間にトラロープは濁流に消えてしまった。大失態だった。
それでも胸まで濁流に浸かりながらも渡渉を繰り返し何とか幌尻山荘に辿り着くことが出来たのは運が良かったとしか言いようが無い。その後、何度も増水した額平川の濁流に飲み込まれ何人もが犠牲になる事故も起きており、今思えばあの時、勇気ある撤退が絶対必要だったと反省あるのみです。
ともあれ、この山行は日本百名山完登の達成感以上に、中々寄せ付けてくれない幌尻岳の魅力と存在感に物凄い感動を覚えることが出来た。やはり最後に残ってしまう簡単には人を寄せ付けない難関中の難関の山だと実感しました。
こんにちは、コロナおみない申し上げます。
私も3月に発症しましたが、本当に退屈な毎日で健康の有難さを思い知らされました。
幌尻岳は最難関の百名山ですよね。今月15日0時から山荘の予約開始で、余裕で構えていて朝5時にサイトを見たら空きがなんとあと3名のみ。あわてて9月に予約しました。
ということで、9月に行ってきます。またいろいろ教えてください。それでは、また。
そうですか。お仲間がいてホットしました。
幌尻岳は、予約だけでも最難関だったのですね(笑)
条件的には9月が一番良いと思いますよ
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