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Yamareco

記録ID: 2351333
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山の大雪渓を登る!【過去レコ】

1997年08月04日(月) 〜 1997年08月06日(水)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
29.0km
登り
2,573m
下り
2,563m

コースタイム

1日目
山行
5:47
休憩
3:49
合計
9:36
7:28
0:00
32
8:00
8:10
42
標高575m
8:52
9:08
27
梶川出合
9:35
9:52
59
10:51
11:02
40
ホン石転び沢出合
11:42
0:00
5
北股沢出合
11:47
13:07
40
黒滝下
13:47
0:00
18
中之島
14:05
15:30
50
16:20
16:30
18
2日目
山行
4:22
休憩
2:04
合計
6:26
7:21
21
7:42
0:00
30
8:12
8:17
48
9:05
9:14
5
雪田
9:19
0:00
33
9:52
10:02
40
天狗の庭
10:42
12:17
50
13:07
0:00
20
13:27
13:32
15
13:47
3日目
山行
7:59
休憩
2:21
合計
10:20
6:20
10
6:30
6:35
90
8:05
8:20
83
9:43
10:05
53
10:58
12:00
58
12:58
13:08
52
標高1000m
14:00
14:11
79
標高790m
15:30
15:46
54
16:40
飯豊山荘
いつもどおりのゆっくりペースですが、特に3日目は膝を痛めてしまい疲労困憊になってかなり遅いです。参考にはなりません。
天候 1日目:曇りのち晴れ
2日目:曇りのち雨
3日目:晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 麓にある飯豊山荘は温泉です。入山前に泊まりました。イワナが美味しかったです。
下山後に国民宿舎に泊まった記憶がありますが、まだあるのだろうか。
雲までつづく大雪渓 (^_^;) まるでジャックと豆の木だ。アイゼンつけて、これを登るぞー!
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雲までつづく大雪渓 (^_^;) まるでジャックと豆の木だ。アイゼンつけて、これを登るぞー!
これがいわゆるクレバスですか?
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これがいわゆるクレバスですか?
雪渓と岸の間が崩れてボロボロ。これをベルクシュルンドと呼ぶそうな。
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雪渓と岸の間が崩れてボロボロ。これをベルクシュルンドと呼ぶそうな。
雪渓は登っても登っても進んだ気がしないので、何度も何度も後ろを振り返ってしまいます。
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雪渓は登っても登っても進んだ気がしないので、何度も何度も後ろを振り返ってしまいます。
雪渓の最上部。これがスノーブリッジ? こうして見ると、雪を踏み抜きそうで怖い。
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雪渓の最上部。これがスノーブリッジ? こうして見ると、雪を踏み抜きそうで怖い。
雪渓が終わったらシナノキンバイのお出迎え♪
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雪渓が終わったらシナノキンバイのお出迎え♪
コバイケイソウ
ハクサントラノオ
1
ハクサントラノオ
タカネマツムシソウ
2
タカネマツムシソウ
天気がよくなってきた。緑と青と白の北股岳、いいね。
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天気がよくなってきた。緑と青と白の北股岳、いいね。
ヒナウスユキソウ
2
ヒナウスユキソウ
イイデリンドウ
2日目。眼下に大雪渓。雲が低く垂れこめています。
2日目。眼下に大雪渓。雲が低く垂れこめています。
雲の向こうは朝日連峰
3
雲の向こうは朝日連峰
ハクサンコザクラ。ピンボケですみません。
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ハクサンコザクラ。ピンボケですみません。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 食料 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 時計 タオル カメラ スパッツ アイゼン シュラフ マット

感想

1997年夏の飯豊山レコです。もう23年も前なのか・・・。

【私ごとですが・・・】
僕は、山小屋(食事も布団も提供なし)利用で、50リットルザックにシュラフと
2泊3日分の食料を詰め込んで登ったのは、屋久島宮之浦岳とここ飯豊山、鳥海山
(登った順)だけです。
いやぁ、あの頃は若かった。50リットルザックはまだ捨てていませんが、
今ではとても担ぐことはできません。
飯豊山は、標高は2000mちょいですが、雪渓あり花あり、麓には温泉もあって、
美味しいイワナを食べることもでき、とても思い出深い山です。
僕が登った山の中では、ここと利尻山、大雪山、北岳、宮之浦岳(北から順)が
ベスト5です!

【石転び沢の大雪渓】
雪渓と言えば白馬山が名高いようですが、標高差では飯豊山のものが日本一
だそうです。
僕は本格的な雪渓はここと北岳と岩木山しか知りませんが、いずれも、
目に入る風景が単調なせいか、登っても登っても(or 下っても下っても)
進んでいるかんじがしないんですよね。
何度も何度も後ろを振り返ってしまいました。

【梅花皮小屋にて】
メガネっ子萌え萌え山ガールにマンツーマンマークされました (^_^;)
悪い気はしませんが、遠距離恋愛は好まないので適当にやりすごしました。

【飯豊本山小屋にて】
雨のため、午後2時から小屋内で3密状態で過ごしました。
隣にいた兄ちゃんが「屋久島で出会った女性と遠距離恋愛している。
自分は東京に住み、彼女は大阪に住んでいる。」と発言しました。
うわー、それはたいへんだ。その後ハッピーになれたのでしょうか。
僕もあの時受け入れていたら、その後の人生はどうなったんだろう?

【高山植物】
飯豊山は高山植物の宝庫でもありました。
僕が知っているだけでも、以下の花が群落を作っていました。
きれいな花を見ると、疲れも吹き飛びますね。

中之島周辺
ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、ハクサントラノオ、ハクサンフウロ、
イワオトギリ、コバイケイソウ、ヤマハハコ、ハクサンコザクラ

梅花皮小屋周辺
イイデリンドウ、ハクサンジャシン、タカネマツムシソウ、ニッコウキスゲ、
ヒナウスユキソウ、オヤマノエンドウ、ハクサンチドリ、タカネナデシコ、
ヨツバシオガマ、チシマギキョウ、ハクサンイチゲ、ミヤマアキノキリンソウ、
ミヤマトリカブト

主稜線
チングルマ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

miyapon03さん こんにちは!
大雪渓壮観ですね〜。
8月でこれだけの雪が残ってるってことは夏は短く
高山植物が一気に咲くのでしょうね。
色々と思い出深い山行で楽しい思い出ですね!
2020/5/23 17:49
Re: miyapon03さん こんにちは!
andounouenさん、こんばんは
今回も1コメありがとうございます
そうなのです。雪あり花ありで、とても楽しい山行でした
もうあんなハードな登山はできませんから、若いうちに行って
おいて本当によかったです、って、コメントがジジ臭いですね
県を越える移動が自粛解除になったらまだまだ登りますよ〜
2020/5/23 21:11
石転び沢
のクレバスを「えいやっ💨」と飛び越えるのは
気合いと瞬発力が物を言います…ってmiyaponさんこんばんは
おぉ〜 貴殿もいらしたのですね、石転びからの〜飯豊。
ホント、途中で何度も振り返ってしまいますよね…振り返るたびに高さが近づいてくる、対岸の朝日連峰…  これは歩いた人にしかわかりません(歩いた)
因みにちびは60Lを背負って行きました。防災避難所用に暫く保存していましたが、管理が悪くカビてしまったので、去年墓地送りにしました
ちびの飯豊縦走も、その内ご披露しますね🎵 今、1991年夏まで遡及で来てますので、もう少々お待ちください…って、そろそろ山解禁になるかな?急がないと〜
2020/5/23 21:11
Re: 石転び沢
andyさん、こんばんは
コメントいただきありがとうございます。
andyさんも飯豊に行かれましたか  
重い荷物を背負って長い雪渓を登るのはたいへんでしたが、
その分喜びも大きかったです
andyさんは昨年でしたっけ? 朝日連峰を日帰りで登ったんですよね。
僕は朝日連峰はまだなんですよ〜(以東岳のみ)。
50Lザックを背負う力強さもなければ日帰りするスピードもないので
残念ながら、うーん、でもジムに通えばまだなんとかなるか?と
思案しているところです。
andyさんの飯豊山レコも期待しています
2020/5/23 21:46
石転び沢大雪渓、なつかしいです!
miyapon03さん こんばんは
飯豊連峰なつかしいです。
私は学生時代だから1971年頃だったかな? 行きました。
miyapon03さんとほぼ同じ行程でしたよ。
初日の大雪渓には感激しました。7月だったので雪渓は上までつながっていたのでホントに長かったー。
miyapon03さんと違うのは、飯豊山からの下山ルートです。
私は種蒔山、三国岳方面に向かったと記憶しています。秡川方面に下山したのかな。
雄大な山並みと豊富な残雪、色とりどりの高山植物に感激した思い出があります。
2020/5/23 21:42
Re: 石転び沢大雪渓、なつかしいです!
gorozoさん、こんばんは。
いつもコメントいただきありがとうございます。
gorozoさんも飯豊山に登られたんですね。
僕は車で行ったので周回コースにしましたが、
gorozoさんはあの重厚な山並みを大縦走したのですか!
さらに7月で雪渓が上までつながっていたとは!!
アルバイトが大きい分、達成感や感激もひとしおだったことと思います。

過去レコを作っていると、山に登った当時の楽しさがよみがえってきます。
早く今レコも作りたいですよね〜。
県を越える移動の自粛要請が、早く解かれるよう望むばかりです。
2020/5/23 22:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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