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Yamareco

記録ID: 235489
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳〜紅葉タイムトライアル〜

2012年10月16日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:55
距離
10.0km
登り
1,014m
下り
1,003m

コースタイム

中の湯バス停08:14−(途中で中の湯温泉のバンに乗せて頂く)−中の湯温泉08:40−焼岳登山道入口08:46/08:50−下堀沢出合10:00頃−南峰と北峰の鞍部11:22/11:30−焼岳北峰山頂11:40/12:45−焼岳小屋13:54/14:00−長ハシゴ14:12−上高地側焼岳登山口15:17−田代橋15:27−帝国ホテル15:35−上高地バスターミナル15:42
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<行き>
中央道日野〜松本インターBS:
中央高速バス(アルピコ交通) 2840円
https://www.highwaybus.com/rs-web01-prd-rel/gp/info/lineDetail?lineGroupNo=1&lineId=150

信濃荒井〜新島々〜中の湯:
アルピコ交通 電車600円+バス1700円

<帰り>
上高地〜新島々〜松本
アルピコ交通 バス・電車通し券 2400円

松本〜新宿
トラビスジャパン 高速ツアーバス 1710円
http://www.highwaybus.net/route/mmt-sin.php?id=TJ

※上高地線は往復割引で買った方が安かったTT (松本⇔上高地 4400円)
信濃荒井は無人駅できっぷを販売していませんが、新島々で下車する際に申し出れば松本からの往復割引切符が買えるとのこと。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
中の湯バス停前・中の湯売店横にあり
ちなみに中の湯バス停にはガードマン用?の仮設トイレがあり、断れば使用できます。中の湯売店のトイレは借りられません。

<道の状況>
中の湯バス停〜新中の湯ルート登山口:
(旧)中の湯ルート(落石で通行止めの事前情報あり)は既に廃道の方針なのか、登山口そのものが見つけられませんでした。
バス停からはつづら折の車道を1時間歩く覚悟をしていましたが、たまたま通りがかった中の湯の方が旅館まで乗せてくださり、大変助かりました!
旅館からは建物裏手(建物を正面に見て右手)から登山口まで行くショートカットルートがあります。

新中の湯ルート登山口〜下堀沢出合:
展望のあまりない樹林帯です。急登と平地が交互に出てくる感じで、緩急がありリズムが取りやすいと思います。(息が上がる前に平地になるので)
ただ、ベンチなどの休憩に適したところはありません。

下堀沢出合〜南峰と北峰の鞍部:
一気に視界が開けて、前半は笹原の中・後半はガレ気味の草付きの広い谷間を鞍部まで詰めて行きます。後半はザレて滑りやすいので注意。
紅葉と植生の変化が楽しい道でした。午前中順光。

南峰と北峰の鞍部〜北峰山頂:
岩岩です。が、特に難しいところはありません。
一部大きな岩の間の狭いところを抜けるところがあって、登りと下りの譲り合いが必要です。

北峰山頂〜焼岳小屋:
前半はかなりの急斜面のガレ場で、下りあぐねている人も結構いました。すぐザレて滑るので、あまりスピードが出せません。そのためか、今回唯一大幅にコースタイムオーバー。
ペンキマークはついていますが、斜面が広いので、ガスの時はかなり注意が必要だと思います。
焼岳小屋は樹林帯の中に埋もれるように建っています。展望台を過ぎると直前まで見えてこないので、通り過ぎてしまったかと地図&山頂からの写真を見返してしまいました。

焼岳小屋〜上高地側焼岳登山口:
最初は笹原の急斜面ですが、ジグがかなり細かく入っているので、なかなか高度が稼げません。
皆様のレコでお馴染みの「2段長ハシゴ」は小屋から下りで10〜15分くらい、樹林帯に入ってすぐのところ。
上の長い方は、さらに2つのハシゴが連結されていますが、斜度が急で足元が見づらい上に、連結部分の補強財が結構足場を邪魔しているので、引っ掛けないよう注意が要ります。
この長ハシゴの後も、ハシゴがいくつかとガケにかけられたシースルーの桟があります。高所恐怖症の方はこの桟の方がハシゴより怖いかも。
さらにそれ以外の部分も、等高線の割にかなりの段差&岩がある黒土の急斜面が結構下の方まで続きます。
峠沢から離れるあたりから斜度はほとんどなくなり、後は森の中の長ーい平坦な道になります。石は相変わらず多いので、躓きに注意。

上高地側焼岳登山口〜上高地バスターミナル:
遊歩道です。
帝国ホテル前にもバス停がありますが、混雑時は乗せてもらえないことがあるとか。バスターミナルまで歩いた方が確実です。
中の湯バス停&売店&登山ポスト。
トイレは写真奥、この建物の裏側にあります。交通整理のガードマンさんに一言断ってから使用してください、とのこと。(売店の人より)
2012年10月16日 08:14撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 8:14
中の湯バス停&売店&登山ポスト。
トイレは写真奥、この建物の裏側にあります。交通整理のガードマンさんに一言断ってから使用してください、とのこと。(売店の人より)
中の湯温泉から登山口へのショートカット入口。
メイン玄関の右手にある旅館裏口の方から入ります。特に案内板などはないので、わからないときは旅館の人に聞いたほうがいいかも。
2012年10月16日 08:38撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 8:38
中の湯温泉から登山口へのショートカット入口。
メイン玄関の右手にある旅館裏口の方から入ります。特に案内板などはないので、わからないときは旅館の人に聞いたほうがいいかも。
ショートカットルートから登山口に出て振り返ると、前穂〜奥穂が見えていました。
2012年10月16日 08:46撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 8:46
ショートカットルートから登山口に出て振り返ると、前穂〜奥穂が見えていました。
登山口の駐車スペース。平日ですが、結構止まっていました。登山口は写真右手から入ります。
2012年10月16日 08:49撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 8:49
登山口の駐車スペース。平日ですが、結構止まっていました。登山口は写真右手から入ります。
こうして見ると、合戦尾根や槍沢がいかに過保護なルートかが分かりますね〜。
が、別に特に難しいところはありません。岩多めな普通の道です。
2012年10月16日 09:10撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 9:10
こうして見ると、合戦尾根や槍沢がいかに過保護なルートかが分かりますね〜。
が、別に特に難しいところはありません。岩多めな普通の道です。
熊糞発見!
まだ表面が乾いていません。写真撮ってる場合じゃない?
シラタマノキの実が目立ちます。消化できないんでしょうか?何となくコーンを食べたときの…と似てるなあ(笑)。
2012年10月16日 09:20撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 9:20
熊糞発見!
まだ表面が乾いていません。写真撮ってる場合じゃない?
シラタマノキの実が目立ちます。消化できないんでしょうか?何となくコーンを食べたときの…と似てるなあ(笑)。
大きな岩場に桟がかけられています。ちょっと楽しい。物落としたら取れませんね。
急登とこのような平坦な道が交互に現れるので、疲れにくいです。
2012年10月16日 09:32撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 9:32
大きな岩場に桟がかけられています。ちょっと楽しい。物落としたら取れませんね。
急登とこのような平坦な道が交互に現れるので、疲れにくいです。
ナナカマドが増えてきたなと思ったら、
2012年10月16日 10:02撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:02
ナナカマドが増えてきたなと思ったら、
ばーんと展望が開けて、山頂が姿を現しました。
2012年10月16日 10:09撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:09
ばーんと展望が開けて、山頂が姿を現しました。
ダケカンバの黄、ナナカマドの赤、笹の薄緑。
やっぱりちょっと遅かったようで、若干色が褪せていますが、それでもすごい!
2012年10月16日 10:08撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:08
ダケカンバの黄、ナナカマドの赤、笹の薄緑。
やっぱりちょっと遅かったようで、若干色が褪せていますが、それでもすごい!
絵の具をぶちまけたような。
2012年10月16日 10:14撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:14
絵の具をぶちまけたような。
ピークの時はどんなに鮮やかだったのでしょうか。
見たかったなあ。
2012年10月16日 10:15撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:15
ピークの時はどんなに鮮やかだったのでしょうか。
見たかったなあ。
下堀沢の縁に出たところから、山頂方面。
2012年10月16日 10:17撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:17
下堀沢の縁に出たところから、山頂方面。
同じところから下を見たところ。前穂と霞沢岳が見えています。
2012年10月16日 10:19撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:19
同じところから下を見たところ。前穂と霞沢岳が見えています。
何だかメルヘンな眺めです。
2012年10月16日 10:26撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:26
何だかメルヘンな眺めです。
振り返ると霞沢岳がどーん!
2012年10月16日 10:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:28
振り返ると霞沢岳がどーん!
2012年10月16日 10:30撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:30
ナナカマドがまるで植えたみたいに下堀沢を縁取っています。
2012年10月16日 10:30撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:30
ナナカマドがまるで植えたみたいに下堀沢を縁取っています。
2012年10月16日 10:32撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:32
2012年10月16日 10:33撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:33
この笹の色!
蛍光色の薄黄緑みたいで何だかサイケデリック。
笹って黄葉したっけ?
2012年10月16日 10:39撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:39
この笹の色!
蛍光色の薄黄緑みたいで何だかサイケデリック。
笹って黄葉したっけ?
しかし、面白い眺めですね〜。
笹がいい味出してます。
2012年10月16日 10:42撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:42
しかし、面白い眺めですね〜。
笹がいい味出してます。
下の方は平坦な金色の海。
2012年10月16日 10:42撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:42
下の方は平坦な金色の海。
上になるにつれナナカマドが増えてくるさまが良くわかります。
2012年10月16日 10:42撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:42
上になるにつれナナカマドが増えてくるさまが良くわかります。
山頂方面はこんな。
北峰。
2012年10月16日 10:45撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:45
山頂方面はこんな。
北峰。
北峰からの斜面。
2012年10月16日 10:45撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 10:45
北峰からの斜面。
笹原は突然終わり、草紅葉とクロマメノキ、シラタマノキの斜面になります。
稜線の赤い縁取りが鮮やかです。
2012年10月16日 10:48撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:48
笹原は突然終わり、草紅葉とクロマメノキ、シラタマノキの斜面になります。
稜線の赤い縁取りが鮮やかです。
鞍部が近づいてきました。
足元がザレてちょっと歩きづらい。
2012年10月16日 10:49撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 10:49
鞍部が近づいてきました。
足元がザレてちょっと歩きづらい。
植生は変わっても、やっぱり黄&赤。
2012年10月16日 10:56撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 10:56
植生は変わっても、やっぱり黄&赤。
植生の変化が一目瞭然!の図。
2012年10月16日 11:02撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 11:02
植生の変化が一目瞭然!の図。
草丈がさらに低くなると、鞍部はすぐそこです。
2012年10月16日 11:08撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 11:08
草丈がさらに低くなると、鞍部はすぐそこです。
鞍部到着。
まずはお釜の中を覗き込みます。
池よりもその右の火口が気になる…。深そう。
2012年10月16日 11:29撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 11:29
鞍部到着。
まずはお釜の中を覗き込みます。
池よりもその右の火口が気になる…。深そう。
鞍部から北峰の肩に廻りこむと、穂高までの稜線が目の前に。
槍&上高地もくっきり!!
上から上高地を見たのって初めてかも。
2012年10月16日 11:34撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 11:34
鞍部から北峰の肩に廻りこむと、穂高までの稜線が目の前に。
槍&上高地もくっきり!!
上から上高地を見たのって初めてかも。
振り返ると、乗鞍岳。
こんなに近くに見えるんですね。
2012年10月16日 11:35撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 11:35
振り返ると、乗鞍岳。
こんなに近くに見えるんですね。
山頂へは噴気孔のすぐ近くを登っていきます。
2012年10月16日 11:36撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 11:36
山頂へは噴気孔のすぐ近くを登っていきます。
焼岳山頂到着!
この写真には写っていませんが、かなりの混雑です。山頂が広いので、皆さん思い思いに寛がれていました。ビニールシートがあると便利かも。
2012年10月16日 11:41撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 11:41
焼岳山頂到着!
この写真には写っていませんが、かなりの混雑です。山頂が広いので、皆さん思い思いに寛がれていました。ビニールシートがあると便利かも。
まずは火口側。
乗鞍〜中央アルプス〜南アルプス。
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まずは火口側。
乗鞍〜中央アルプス〜南アルプス。
そして穂高側。
左から笠ヶ岳、西鎌尾根、槍ヶ岳、穂高連峰、奥に蝶ヶ岳、一番右に霞沢岳。
地図がリアルに立ち上がっています。
あまりにも晴天過ぎてグーグルアースみたい?
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そして穂高側。
左から笠ヶ岳、西鎌尾根、槍ヶ岳、穂高連峰、奥に蝶ヶ岳、一番右に霞沢岳。
地図がリアルに立ち上がっています。
あまりにも晴天過ぎてグーグルアースみたい?
そんな本日の絶景ランチはカップヌードル(リフィルタイプ)。
さらにパンと紅茶。
2012年10月16日 12:00撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 12:00
そんな本日の絶景ランチはカップヌードル(リフィルタイプ)。
さらにパンと紅茶。
槍穂に延びる背骨の稜線。
2012年10月16日 12:36撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 12:36
槍穂に延びる背骨の稜線。
さあ、下山です。
この写真中央のところが、難所?です。
登り下りの出会い頭に注意。
2012年10月16日 11:38撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 11:38
さあ、下山です。
この写真中央のところが、難所?です。
登り下りの出会い頭に注意。
同じところを下から見るとこんな感じ。
2012年10月16日 12:49撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 12:49
同じところを下から見るとこんな感じ。
焼岳小屋までの斜面は、こんなガレ場の急斜面です。
よくザレて滑る上、ルートがわかりにくいところも。
2012年10月16日 12:59撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 12:59
焼岳小屋までの斜面は、こんなガレ場の急斜面です。
よくザレて滑る上、ルートがわかりにくいところも。
斜面の各所から噴煙が上がっています。
2012年10月16日 13:21撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 13:21
斜面の各所から噴煙が上がっています。
30分近く下りてきたのに、この看板を見て愕然。
全体のCTが40分のはずなんですけど〜。
2012年10月16日 13:22撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 13:22
30分近く下りてきたのに、この看板を見て愕然。
全体のCTが40分のはずなんですけど〜。
振り返った山頂。
真逆光でまぶしい!!
2012年10月16日 13:24撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 13:24
振り返った山頂。
真逆光でまぶしい!!
大分高度が下がってきました。
穂高も隠れそうです。
2012年10月16日 13:26撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 13:26
大分高度が下がってきました。
穂高も隠れそうです。
ずっと霞沢岳が見えるので、何だか刷り込まれそう。
…登りたい気がしてきました。
2012年10月16日 13:34撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 13:34
ずっと霞沢岳が見えるので、何だか刷り込まれそう。
…登りたい気がしてきました。
中尾峠です。
向こうには笠ヶ岳。
2012年10月16日 13:36撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 13:36
中尾峠です。
向こうには笠ヶ岳。
笹の斜面が光ってきれい・・・。
2012年10月16日 13:38撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 13:38
笹の斜面が光ってきれい・・・。
焼岳展望台の近くはこんな苔の海。
ここも噴気孔がたくさん。地熱で暖かいから苔だらけなのかな?
2012年10月16日 13:42撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 13:42
焼岳展望台の近くはこんな苔の海。
ここも噴気孔がたくさん。地熱で暖かいから苔だらけなのかな?
ちょっと変った色だな〜。
2012年10月16日 13:41撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 13:41
ちょっと変った色だな〜。
これは・・・蝦蟇?
写真では見えませんが、口部分から煙出しています。
2012年10月16日 13:43撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 13:43
これは・・・蝦蟇?
写真では見えませんが、口部分から煙出しています。
焼岳展望台からの焼岳。
方角的にずっと逆光な気がする…。
2012年10月16日 13:44撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 13:44
焼岳展望台からの焼岳。
方角的にずっと逆光な気がする…。
焼岳小屋の北側斜面。
展望台を境に植生ががらっと変ります。
2012年10月16日 13:53撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 13:53
焼岳小屋の北側斜面。
展望台を境に植生ががらっと変ります。
焼岳小屋到着。
ここまでかなり時間がかかりました。
リミットまであと2時間しかない!!!
焦ります。
2012年10月16日 13:54撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 13:54
焼岳小屋到着。
ここまでかなり時間がかかりました。
リミットまであと2時間しかない!!!
焦ります。
というわけで転がるように下山。
笹原部分はトラバースの多いつづれ折で、なかなか高度が下げられません。
2012年10月16日 14:03撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 14:03
というわけで転がるように下山。
笹原部分はトラバースの多いつづれ折で、なかなか高度が下げられません。
樹林帯に入ると、まずは鎖場。
といっても、下の土の部分を歩けば問題ナシ。
2012年10月16日 14:10撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 14:10
樹林帯に入ると、まずは鎖場。
といっても、下の土の部分を歩けば問題ナシ。
これが噂の長バシゴ!
ガケですねえ。
2012年10月16日 14:13撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 14:13
これが噂の長バシゴ!
ガケですねえ。
長バシゴ直下にある看板。
小屋まで20分。
2012年10月16日 14:15撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 14:15
長バシゴ直下にある看板。
小屋まで20分。
長バシゴ(+α)の全景。
途中で接続されているところは金具が多くなっているので、引っ掛けに注意!
2012年10月16日 14:16撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 14:16
長バシゴ(+α)の全景。
途中で接続されているところは金具が多くなっているので、引っ掛けに注意!
大分陽が翳ってしまいましたが、このガケ、紅葉もきれいです。
2012年10月16日 14:18撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 14:18
大分陽が翳ってしまいましたが、このガケ、紅葉もきれいです。
霞沢岳。
ああもう、本当に暗示にかかりそう…。
2012年10月16日 14:18撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 14:18
霞沢岳。
ああもう、本当に暗示にかかりそう…。
逆光の中の紅葉・黄葉。
2012年10月16日 14:22撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 14:22
逆光の中の紅葉・黄葉。
長バシゴの後も、まだまだハシゴがあります。
2012年10月16日 14:29撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 14:29
長バシゴの後も、まだまだハシゴがあります。
こんな「シースルー」桟も。
下を覗き込むとぞくぞくしますよ〜。
2012年10月16日 14:31撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 14:31
こんな「シースルー」桟も。
下を覗き込むとぞくぞくしますよ〜。
だってこんなところに掛かっているんです。
2012年10月16日 14:32撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 14:32
だってこんなところに掛かっているんです。
道全体は荒れている、というわけではありませんが、段差が結構大きなところが多いです。
いつまで下るんだ〜っと言いながら転がるように下っていきます。
2012年10月16日 14:48撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 14:48
道全体は荒れている、というわけではありませんが、段差が結構大きなところが多いです。
いつまで下るんだ〜っと言いながら転がるように下っていきます。
傾斜がゆるんだあたりでふと光を感じて横を見ると、優しいダケカンバの林の中でした。
2012年10月16日 15:04撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 15:04
傾斜がゆるんだあたりでふと光を感じて横を見ると、優しいダケカンバの林の中でした。
幹が裂けてもこんなに元気なホウノキ。
2012年10月16日 15:09撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 15:09
幹が裂けてもこんなに元気なホウノキ。
やあーっと登山口に着きました。
が、ここからも長いです。平地歩き30分。
2012年10月16日 15:17撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 15:17
やあーっと登山口に着きました。
が、ここからも長いです。平地歩き30分。
途中はこんなきれいな湿地帯ですが、ゆっくり観賞している時間がありません。
残念…。
2012年10月16日 15:20撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 15:20
途中はこんなきれいな湿地帯ですが、ゆっくり観賞している時間がありません。
残念…。
田代橋に着きました。
観光客の間を縫うように先を急ぎます。
2012年10月16日 15:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
10/16 15:28
田代橋に着きました。
観光客の間を縫うように先を急ぎます。
でもやっぱり川もきれい、でパチリ。
2012年10月16日 15:28撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 15:28
でもやっぱり川もきれい、でパチリ。
リミット15分前にバスターミナル到着!
本当にぎりぎり。
カラマツがきれいです。
2012年10月16日 15:42撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 15:42
リミット15分前にバスターミナル到着!
本当にぎりぎり。
カラマツがきれいです。
切符を買って、残った5分で今回のご褒美。
前回迷って買わなかった上高地ソフトクリーム、生乳とヨーグルトのハーフ&ハーフです。
美味し♪
2012年10月16日 15:48撮影 by  PENTAX K-r , PENTAX
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10/16 15:48
切符を買って、残った5分で今回のご褒美。
前回迷って買わなかった上高地ソフトクリーム、生乳とヨーグルトのハーフ&ハーフです。
美味し♪

感想

表銀座からの槍ヶ岳の後、もう1度くらい高いところの紅葉が見たいと思っていたものの、翌週はまとまった時間が取れず。
この週も水曜日からは天気がくずれそうで、となると2泊以上の縦走は難しい。

八ヶ岳の白駒池にでも行こうかな〜となどと考えながらヤマレコを見ていると、何これ!的な写真をたくさん発見。
こんなサイケでシュールな紅葉があるなんて!

正直、今まで焼岳にはあまり興味がなかったのですが、俄然自分の目で見てみたくなりました。

急いでその晩のさわやか信州号の予約を取ろうとしますが、生憎満席。そりゃそうか。
ぎりぎり(19時)までキャンセルを狙いますが、やっぱり空かず、急遽高速バスで前夜入りすることにしました。
前夜入りで始発の上高地線+バスだと、中の湯着が大分遅くなってコースタイム的にぎりぎりです。だからさわやか信州号にどうしても乗りたかったのだけど…。
仕方がない、間に合わなければ帰りのバスをキャンセルすることも考えながらタイムトライアル紅葉狩りに挑戦です!

高速バスの場合、松本インターバス停で下車すればネットカフェに近いことがわかり、しかもネットカフェから上高地線の信濃荒井駅はすぐそこ。
これは便利!いいこと知りました♪

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

さて当日。
上高地線の車内から山の方を見るとどんより曇っています。
今日は一日ぴーかん予報じゃなかったの?と落ち込むものの、バスに乗り換え上高地に近づくにつれ青空が広がってきて、またまたテンションが上がります。

中の湯からは1時間の車道歩きを覚悟していましたが、第1カーブを曲がるくらいのところで中の湯温泉旅館の人に拾ってもらい、あっという間に旅館へ。
これは本当に助かりました!!

下堀沢出合までは展望のほとんどない樹林帯歩きですが、見事な緩急がついていて、急登で息が上がりそうになると平地、また急登、平地…とさくさく進んでいけます。
ナナカマドの紅葉が増えてきたなと思った矢先、目の前にいきなり山頂が姿を現し、その後は絵の具をぶちまけたような極彩色の中を進み、さらにだんだん荒涼とした火山帯へ・・・と次々に画面が変わる、ある意味演出過剰なルートで、疲れる隙がありません。
もちろんクライマックスは南峰と北峰の鞍部に出てからの火口!
と思いきや、真のクライマックスは北峰の肩に出てからの穂高&上高地の眺め。
頂上は広さも十分にありながら、適度に斜度があるため、ぐるりと一目で360度見渡せます。
本当に見所満載の良コースです♪

紅葉はやっぱりちょっとピークは過ぎていて、残念ながら色が褪せ気味だったけど、それでも期待していたサイケっぷりは健在でした。
特に笹の色は今までに見たことのないような色。これがサイケの原因か。
予定調和的な表銀座や槍沢の紅葉と比べると、大分違います。

天気は雲ひとつないどピーカン。
あまりにいい天気過ぎてちょっと風景がのっぺりしてしまい、少し霞ががかっていたことも相まってまるで書き割りのよう。
でもそれも現実離れした風景に一役買っていて、それもまたよし、なのでした。
ちょっと夢の中の景色みたいな。

山頂はたくさんの人で賑わっていて、これが現実だということを教えてくれます。
もし山頂に自分ひとりだったら、実際の記憶だったかどうか、自信がありません(笑)。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

山頂から上高地へは、打って変わって厳し目。

目の前に穂高を見ながらのプチ縦走を経て焼岳小屋に到着し、時間を確認すると、

げ。リミットのバスまであと2時間しかない!!!

コースタイムは2時間半、いやもう無理でしょ、と思いながらも、鎖場・階段・ガケに架けられた桟などが続くアスレチックなコースを走るように下ります。
とにかく躓かないように、それだけを注意して。

最後はなかなか着かないロングな森林歩き。
まだ続くの〜とちょっとうんざりしながら駆け抜けました。

でもそれは急いでいたから。本当はもっとゆっくり味わって歩きたかった。
このスピードで歩けるようになったのは喜ぶべきことだけど、景色は視界の端を流れるばかりで記憶に留まっていかない。
いつもの「私ペース」で歩いていれば、きっと飽きることのないいい道だったはず。うんざりなんか、きっとしなかった。
さわやか信州号が取れなかった時点でわかってはいたことだけど、ちょっともったいなかったなあ。
タイムトライアル的な登山は、やっぱり私には向いていません。

もう1度、このサイケな紅葉を見に来たい。
きっとまた違う風景が見られる、そんな気がします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

<おまけ・通行止めになっているという中の湯ルートについて>
それらしき踏み跡はいくつかありましたが、いずれもグリーンロープが張られており、しかも標示もないので、どれが本当にそうかわかりませんでした。
下の車道からも登山口が見つけられなかったし、このまま廃道となっていくのでしょうか。

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未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
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