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Yamareco

記録ID: 2363001
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳BC/大雪渓で滑り納め

2020年05月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
19.0km
登り
1,855m
下り
1,844m

コースタイム

日帰り
山行
10:39
休憩
1:37
合計
12:16
2:35
96
4:11
4:16
164
白馬尻小屋
7:00
7:00
125
小雪渓
9:05
9:05
28
9:33
10:36
18
10:54
11:00
75
12:15
12:15
51
小雪渓
13:06
13:29
82
14:51
登りは全行程シートラ。
下りは白馬岳山頂から白馬山荘直下、それと白馬尻から下はシートラ。
いつものように山頂や稜線でゆっくりしたり、撮影に相当時間を費やしています。
所要時間はかなり長めに掛かっていると思います。

滑降はとにかく安全第一で、転倒せずに確実にスキーをコントロールできる
スピードを維持しているので、やはりスキーの割には遅いです。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉荘下に駐車しました。
本来の猿倉駐車場はまだ閉鎖しています。(5/24時点)
コース状況/
危険箇所等
猿倉荘〜林道終点まで残雪無し。長走沢は架橋済。
林道終点〜白馬尻小屋付近は部分的に夏道が出ています。
白馬尻小屋は開設準備を始めていません。(GPSで場所を確認)

大雪渓は今冬の少雪傾向からか、デブリが少なくきれいな雪面をキープ。
但し小石、及び落石は例年どおりにあり、滑降時にスキーのソールが疵付くのは不可避。

大雪渓上部の急斜面、白馬山荘直下にて深いクラックあり。転落注意。

白馬山荘直下〜白馬岳山頂は残雪はほぼ無し。ツボ足で登頂しました。
その他周辺情報 直行直帰しました。
2:35 猿倉登山口(1,240m)

今回は猿倉荘横の夏道にて登山開始。
張り紙を一応参照してからスタートします。

猿倉荘横からの夏道を歩くのは4年ぶりでした。
夏道をしばらく登ると、すぐに林道に合流。

長走沢は既に架橋され、今回は足を濡らさずに済みました。感謝です。

林道終点まで雪は全くありませんでした。やはり標高の低いところでは去年よりだいぶ雪が少ないようです。

林道終点からしばらくは残雪と夏道が交互に現れます。
白馬尻小屋辺りまで来ると、いつもの大雪渓の風景になってきます。
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2:35 猿倉登山口(1,240m)

今回は猿倉荘横の夏道にて登山開始。
張り紙を一応参照してからスタートします。

猿倉荘横からの夏道を歩くのは4年ぶりでした。
夏道をしばらく登ると、すぐに林道に合流。

長走沢は既に架橋され、今回は足を濡らさずに済みました。感謝です。

林道終点まで雪は全くありませんでした。やはり標高の低いところでは去年よりだいぶ雪が少ないようです。

林道終点からしばらくは残雪と夏道が交互に現れます。
白馬尻小屋辺りまで来ると、いつもの大雪渓の風景になってきます。
4:11 白馬尻小屋付近(1,560m)

今年は雪を掘り返すなどの、小屋の設営準備は始まっていませんでした。
GPSで白馬尻小屋に居ることを確認。
1年ぶりの大雪渓を前に一息入れます。
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4:11 白馬尻小屋付近(1,560m)

今年は雪を掘り返すなどの、小屋の設営準備は始まっていませんでした。
GPSで白馬尻小屋に居ることを確認。
1年ぶりの大雪渓を前に一息入れます。
白馬尻からデブリが全くないきれいな大雪渓!

去年はもっと荒れてましたが、スキー場の斜面のようにきれいです。
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白馬尻からデブリが全くないきれいな大雪渓!

去年はもっと荒れてましたが、スキー場の斜面のようにきれいです。
4:53 ご来光

今回も大雪渓を照らす荘厳なご来光でした。
2
4:53 ご来光

今回も大雪渓を照らす荘厳なご来光でした。
遠くに見えているのは高妻、乙妻でしょうか。
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遠くに見えているのは高妻、乙妻でしょうか。
気温は寒くも暑くもなく快適。
程好く締まった雪で、アイゼンがよく効きました。
2
気温は寒くも暑くもなく快適。
程好く締まった雪で、アイゼンがよく効きました。
落石を警戒しながら、視線をできるだけ落とさないように進みます。
2
落石を警戒しながら、視線をできるだけ落とさないように進みます。
左手に比較的新しい、気持ち良さそうなシュプール。
下りの滑降を楽しみに黙々と登り続けます。
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左手に比較的新しい、気持ち良さそうなシュプール。
下りの滑降を楽しみに黙々と登り続けます。
右手にテントくらいの大きさの落石。
今回見た中では最大のものでした。
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右手にテントくらいの大きさの落石。
今回見た中では最大のものでした。
大雪渓の登りも終盤になってくると、じわじわと斜度がきつくなってきます。
この辺りは雪面に石が比較的多くて滑降時は要注意。

この先の急斜面は最も頑張りどころで、写真を撮ってる余裕無しです。
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大雪渓の登りも終盤になってくると、じわじわと斜度がきつくなってきます。
この辺りは雪面に石が比較的多くて滑降時は要注意。

この先の急斜面は最も頑張りどころで、写真を撮ってる余裕無しです。
6:50 葱平付近(2,340m) 

いつしか雲よりも高くなりました。

夏道のある尾根が部分的に出てきています。
登ってきた大雪渓を見下ろしつつ一息入れました。
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6:50 葱平付近(2,340m) 

いつしか雲よりも高くなりました。

夏道のある尾根が部分的に出てきています。
登ってきた大雪渓を見下ろしつつ一息入れました。
小雪渓付近の急斜面をやっと越えてほっと一息!

3
小雪渓付近の急斜面をやっと越えてほっと一息!

葱平、小雪渓の核心部は越えましたが、稜線はまだ見上げる先。
適度に立ち休憩を入れつつ、頂上山荘を目指します。

夏なら一面のお花畑になってる辺りです。
部分的に夏道が出てきていました。
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葱平、小雪渓の核心部は越えましたが、稜線はまだ見上げる先。
適度に立ち休憩を入れつつ、頂上山荘を目指します。

夏なら一面のお花畑になってる辺りです。
部分的に夏道が出てきていました。
夏道より少し稜線側を登っています。
下りはギルランデで下りようかとシミュレーションしながら歩いてました。
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夏道より少し稜線側を登っています。
下りはギルランデで下りようかとシミュレーションしながら歩いてました。
8:17 白馬岳頂上宿舎(2,680m)

見えてるけどなかなか着かない頂上宿舎。
ようやく手の届くところまで来ました。

頂上宿舎横の急斜面は短いけど、ここもちょっと頑張りどころ。
アイゼンの爪があまり深く刺さらないので、一歩一歩集中しました。
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8:17 白馬岳頂上宿舎(2,680m)

見えてるけどなかなか着かない頂上宿舎。
ようやく手の届くところまで来ました。

頂上宿舎横の急斜面は短いけど、ここもちょっと頑張りどころ。
アイゼンの爪があまり深く刺さらないので、一歩一歩集中しました。
頂上宿舎からまた一段上がると、ようやく白馬山荘が見えてきます。
手前の雪原には長大なクラックが走っていますが、普通に登り降りするにはルートを塞ぐものではありません。
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頂上宿舎からまた一段上がると、ようやく白馬山荘が見えてきます。
手前の雪原には長大なクラックが走っていますが、普通に登り降りするにはルートを塞ぐものではありません。
稜線の夏道はほぼ完璧に雪が消えています。
ここからはアイゼンを外してツボ足で山頂を目指します。
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稜線の夏道はほぼ完璧に雪が消えています。
ここからはアイゼンを外してツボ足で山頂を目指します。
9:05 白馬山荘(2,840m)

白馬山荘の周辺だけ雪が残ってますが、緩み始めてるのでツボ足でそのまま越えました。
この先でも少しだけ雪の上を歩くところがありますが、ツボ足で支障ありませんでした。
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9:05 白馬山荘(2,840m)

白馬山荘の周辺だけ雪が残ってますが、緩み始めてるのでツボ足でそのまま越えました。
この先でも少しだけ雪の上を歩くところがありますが、ツボ足で支障ありませんでした。
夏道は全く荒れておらず、夏の白馬岳を歩いてるのと変わりません。
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夏道は全く荒れておらず、夏の白馬岳を歩いてるのと変わりません。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
9:33 白馬岳山頂(2,932m)到着!!

猿倉からほぼ7時間。疲れましたが本当に爽快です。
風も穏やかで、2年連続で最高の登頂となりました。
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9:33 白馬岳山頂(2,932m)到着!!

猿倉からほぼ7時間。疲れましたが本当に爽快です。
風も穏やかで、2年連続で最高の登頂となりました。
猿倉は遥か雲の下。そして白馬大雪渓。あそこを登ってきたんやなと毎度のことながら、
圧倒的な標高差とスケールを感じます。
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猿倉は遥か雲の下。そして白馬大雪渓。あそこを登ってきたんやなと毎度のことながら、
圧倒的な標高差とスケールを感じます。
友人を連れての初めてのアルプス登山で、歩いてきた小蓮華山の稜線。
あれからもう8年の歳月が流れ、日帰りで山スキーでここへ登ってくる日が来ることになるとは想像すらしてませんでした。

今夏は母も白馬岳に登りたいとのことなので、近いうちにまたここへ来ることになるでしょう。
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友人を連れての初めてのアルプス登山で、歩いてきた小蓮華山の稜線。
あれからもう8年の歳月が流れ、日帰りで山スキーでここへ登ってくる日が来ることになるとは想像すらしてませんでした。

今夏は母も白馬岳に登りたいとのことなので、近いうちにまたここへ来ることになるでしょう。
小蓮華山越しに、先月山スキーで登った三田原山、火打山が見えています。
まだ残雪が多そう。
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小蓮華山越しに、先月山スキーで登った三田原山、火打山が見えています。
まだ残雪が多そう。
2年連続であおいとひなたも白馬岳へ登頂です。

#ヤマノススメ
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2年連続であおいとひなたも白馬岳へ登頂です。

#ヤマノススメ
一等三角点
点名:「白馬岳」
標高:2932.3m


山頂滞在中に単独の女性登山者が登頂され暫し山談義。
最近の登ってる山が似通ってたことで話が弾みました。
それと今冬は雪が少なかったことは最近よく話題になります。

今日は上記の方をはじめとして、30人は白馬岳に入っていたように見受けられます。

最高の一時だった4度目の白馬岳山頂。再訪を期して出発します。


10:37 白馬岳山頂出発
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一等三角点
点名:「白馬岳」
標高:2932.3m


山頂滞在中に単独の女性登山者が登頂され暫し山談義。
最近の登ってる山が似通ってたことで話が弾みました。
それと今冬は雪が少なかったことは最近よく話題になります。

今日は上記の方をはじめとして、30人は白馬岳に入っていたように見受けられます。

最高の一時だった4度目の白馬岳山頂。再訪を期して出発します。


10:37 白馬岳山頂出発
今回もこの絶景を眺められたことに感謝しつつ、ゆっくりと降りていきます。
昨秋に母を連れて登った剱岳も黒部の谷を挟んできれいに見えています。
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今回もこの絶景を眺められたことに感謝しつつ、ゆっくりと降りていきます。
昨秋に母を連れて登った剱岳も黒部の谷を挟んできれいに見えています。
11:30 白馬山荘下(2,780m)から滑降開始!

予報より早めに雲が沸いてきたこともあり、とにかく安全第一で滑ります。
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11:30 白馬山荘下(2,780m)から滑降開始!

予報より早めに雲が沸いてきたこともあり、とにかく安全第一で滑ります。
概ね自分が登ってきたトレースに沿って、ややギルランデ気味に降りてきました。
積もった雪が比較的新しかったのか、この辺りはやや重い雪質でした。
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概ね自分が登ってきたトレースに沿って、ややギルランデ気味に降りてきました。
積もった雪が比較的新しかったのか、この辺りはやや重い雪質でした。
浅い縦溝があるけど雪はしっかり緩んでいるので、しっかり荷重すれば足をとられることはありません。
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浅い縦溝があるけど雪はしっかり緩んでいるので、しっかり荷重すれば足をとられることはありません。
小雪渓まで下りてくると、ザラメ雪となりスキーがよく走ります!
でもこの先は急斜面なので、谷開きシュテムで安全第一に下ります。
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小雪渓まで下りてくると、ザラメ雪となりスキーがよく走ります!
でもこの先は急斜面なので、谷開きシュテムで安全第一に下ります。
クラック注意!

小雪渓から葱平にかけての急斜面は夏道の尾根が出てきて幅が狭く、また雪面に石も多いのでとにかくゆっくりと。
このクラックは深さもあって落ちたら大変です。
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クラック注意!

小雪渓から葱平にかけての急斜面は夏道の尾根が出てきて幅が狭く、また雪面に石も多いのでとにかくゆっくりと。
このクラックは深さもあって落ちたら大変です。
大雪渓の緩中斜面は気持ち良くパラレル大回りで。

予報どおり雲が沸いて雪温が上がらず、大雪渓のザラメ雪は最高にスキーがよく走りました!
無理のない距離で、できるだけ大回りで滑りつなぎました。
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大雪渓の緩中斜面は気持ち良くパラレル大回りで。

予報どおり雲が沸いて雪温が上がらず、大雪渓のザラメ雪は最高にスキーがよく走りました!
無理のない距離で、できるだけ大回りで滑りつなぎました。
大雪渓を滑り降りるのは、自分にとって最高にかけがえのない一瞬。
長野に引っ越したからこそ、休日に山スキーができてるわけです。
スキー場を滑るのとは全く違う爽快感と高揚感です。
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大雪渓を滑り降りるのは、自分にとって最高にかけがえのない一瞬。
長野に引っ越したからこそ、休日に山スキーができてるわけです。
スキー場を滑るのとは全く違う爽快感と高揚感です。
一ターン毎を丁寧に描いて、降りてきました。
今日が滑り納めとしたはずなのに、今シーズン最もスキーが走って感動を覚えています!
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一ターン毎を丁寧に描いて、降りてきました。
今日が滑り納めとしたはずなのに、今シーズン最もスキーが走って感動を覚えています!
まもなく白馬尻だけど、最後の最後までデブリに邪魔されることなく思うようにシュプールを刻むことができました。
本当に名残は尽きませんでした。
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まもなく白馬尻だけど、最後の最後までデブリに邪魔されることなく思うようにシュプールを刻むことができました。
本当に名残は尽きませんでした。
13:07 白馬尻小屋付近(1,560m)

感動の滑降を終えて、白馬尻まで下りてきました。
この先はもうスキーを履いていても面白くないので、キリよくここで滑り納めとすることにします。

最高に気持ち良かったけど、大雪渓を滑り終えたスキーのソールはやはり傷だらけ。
デブリはなくても石はあるので仕方ないけど、これはもう名誉の勲章と思うしかない。
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13:07 白馬尻小屋付近(1,560m)

感動の滑降を終えて、白馬尻まで下りてきました。
この先はもうスキーを履いていても面白くないので、キリよくここで滑り納めとすることにします。

最高に気持ち良かったけど、大雪渓を滑り終えたスキーのソールはやはり傷だらけ。
デブリはなくても石はあるので仕方ないけど、これはもう名誉の勲章と思うしかない。
ありがとう白馬大雪渓!また来る日まで!


13:29 白馬尻小屋付近出発
ありがとう白馬大雪渓!また来る日まで!


13:29 白馬尻小屋付近出発
白馬尻から下はシートラ。アイゼンは履かずにツボ足で行きます。
最初だけ大雪渓末端の凸凹の雪原です。
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白馬尻から下はシートラ。アイゼンは履かずにツボ足で行きます。
最初だけ大雪渓末端の凸凹の雪原です。
少し下りると、夏道と残雪が交互に現れるようになります。
昨年は林道に出るまで全て雪で覆われてたので、今冬の少雪ぶりを実感します。
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少し下りると、夏道と残雪が交互に現れるようになります。
昨年は林道に出るまで全て雪で覆われてたので、今冬の少雪ぶりを実感します。
昨年はスノーブリッジとなっていた沢も既に完全に夏道が出ています。
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昨年はスノーブリッジとなっていた沢も既に完全に夏道が出ています。
13:58 林道終点(1,420m)

最後の残雪を踏んで林道終点へ。林道にはもう雪はありません。
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13:58 林道終点(1,420m)

最後の残雪を踏んで林道終点へ。林道にはもう雪はありません。
残雪が輝く小日向山を観ながら下りていきます。
林道の周囲も新緑が日差しを浴びてきれい。
それにしても、やはり下界が近付いてくると晴れてくる…。
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残雪が輝く小日向山を観ながら下りていきます。
林道の周囲も新緑が日差しを浴びてきれい。
それにしても、やはり下界が近付いてくると晴れてくる…。
標高を下げてきたこともあって、林道を歩いてると暑くなってきた…。
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標高を下げてきたこともあって、林道を歩いてると暑くなってきた…。
14:16 長走沢(1,340m)

思わず長走沢の冷たい水で顔を洗いましたが、水が冷たすぎて手が痛くなりました。
ここで10分程度休憩。
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14:16 長走沢(1,340m)

思わず長走沢の冷たい水で顔を洗いましたが、水が冷たすぎて手が痛くなりました。
ここで10分程度休憩。
14:40 林道を離れる(1,280m)

夏道に入って猿倉荘へ。
14:40 林道を離れる(1,280m)

夏道に入って猿倉荘へ。
14:51 猿倉登山口(1,240m)到着!

ここへ下りてきたのは、初めて白馬岳に登った時なので8年ぶりのことになります。
今の時期、普段は猿倉駐車場から林道でアプローチします。
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14:51 猿倉登山口(1,240m)到着!

ここへ下りてきたのは、初めて白馬岳に登った時なので8年ぶりのことになります。
今の時期、普段は猿倉駐車場から林道でアプローチします。
白馬村営猿倉荘(休業中)

友人との白馬三山縦走ゴールの地ということで、自分にとって思い出深い場所です。
夏になると賑わいが戻るといいのですが。

猿倉荘下の駐車スペースには10台前後の車。
しかも午後遅い時間になっても、続々と車が上がってきます。
観光の方も多いようで、大雪渓までどのくらいかかるか聞かれました。

2年連続となる5月の白馬岳登頂、そして大雪渓での感動の滑り納め。
これ以上ない充実した疲れに包まれ、白馬村より約1時間の帰途に就きました。
今日も充実した日をありがとう、白馬岳。
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白馬村営猿倉荘(休業中)

友人との白馬三山縦走ゴールの地ということで、自分にとって思い出深い場所です。
夏になると賑わいが戻るといいのですが。

猿倉荘下の駐車スペースには10台前後の車。
しかも午後遅い時間になっても、続々と車が上がってきます。
観光の方も多いようで、大雪渓までどのくらいかかるか聞かれました。

2年連続となる5月の白馬岳登頂、そして大雪渓での感動の滑り納め。
これ以上ない充実した疲れに包まれ、白馬村より約1時間の帰途に就きました。
今日も充実した日をありがとう、白馬岳。

装備

個人装備
山スキー ポール スキーアイゼン ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ レインウェア タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 山と高原地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線免許 局免 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

山スキーを始めて2シーズン。
昨年に続いて白馬大雪渓で滑り納めることができ、今はとにかくほっとしています。
最近は週末毎に悪天で、このままなし崩し的にシーズンを終えてしまう予感がしていました。
でもフタを開けてみれば、滑り納めにして今季初にして最高のザラメ雪!
本当にスキーがよく走る、というか走り過ぎてターン弧を深くするといった工夫が必要でした。
デブリが少ない大雪渓で、名残を惜しみつつシュプールを刻みました。

今季も終わってみれば、十石山、巻機山、乗鞍岳、裏岩菅山、三田原山、火打山、等々…。
2月からの約3ヶ月、あっという間だった気がします。
次の3シーズン目もケガ無く、充実した山スキーを楽しみたく思います。


6/2追記

多くの方に観ていただき、そして拍手までいただいて、ありがとうございます。
猿倉駐車場が閉鎖されているというまだ普段にない状態で、
山行記録を公開するべきかどうか少し迷いました。
でも最近の山行記録が少ない状況なので、現状を報告する意義はあると考えました。
自分の山行報告がご覧いただいた方々の安全登山に少しでもお役に立てれば幸いです。

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コメント

摩耶山さん歩
おはようございまーす
わぁ、、ー
素晴らしい景色を
ありがとうございます!、、!!!!
家族が起きてきたので
コメントはpcで今いちど
ゆっくり拝見しますね
(^O^)
2020/5/31 7:55
Re: 摩耶山さん歩
コンディションよく、最高の山スキーだったようですね。
名残惜しく 滑り終えられたようですね。
お天気も良く 雪も良く 良い思い出が刻めて最高でしたね。
まぁ素晴らしい景色を ふんだんに 提供してくださり
ありがとうございます。(⌒∇⌒)

雨の日曜の 遅い朝を楽しみながら 拝見しました。
写真で何度も眺めた白馬のV字谷、
いいですねぇー。
すばらしいです。
クラックなど 登るときに確認されてるのでしょうね。
下りでは見落としなく 確認とさすがです。
自分が 歩いているような気分で拝見できました。
ありがとうございました。
(^▽^)/

今年は母上様も 白馬のようですね。
コロナが収まり 山小屋に安心して 泊まれる、
世の中になりますように。
願ってやみません。
2020/5/31 9:01
Re[2]: 摩耶山さん歩
こんにちは、mayasanpoさん。

お忙しいところをさっそくご覧いただきまして、ありがとうございます!
GW以降なかなか週末の天気に恵まれませんでした。
今月半ばに低山なら大丈夫と里山を歩きましたが、やはり大事な宿題を置いてるようで
モヤモヤしていましたよ。

大雪渓を気持ち良く滑り降りたのは本当に最高の一時でした。

一般的に白馬大雪渓を滑れるのは、猿倉への林道が開通してからなので、
4月下旬〜6月上旬くらいとなるのでしょうか。
でも過去には大雪後に雪崩が発生したりするなど当日も含めて直前の天候も大事。
いつでもという訳にはいかないので、今回は運が良かったと思います。

積雪量など気象条件によって、年によって大雪渓の状況は大きく変わりますね。
自分がここを滑ったのは去年からですが、それでも本当に大きく状況が異なりました。
デブリがない分、クラックが去年よりあちこちで発生しており、
今後昇温と融雪によって雪渓が痩せてくると更に増えるものと思います。

実家に夏の大雪渓の写真を飾ってるのですが、母も白馬岳に興味を持っています。
今年の夏も何事もなくアルプスが賑わうといいのですが、既に一部では休業を決めた
ところもあるようで心配しています。
日帰りなら何とでもなりますが、泊りがけとなるといろいろ気にしなくてはいけなくなります。

ワクチンの開発までは数年単位か、もしかしたらできないかもといわれています。
当面は免疫力を上げていくしかないかなと。より一層体調管理が重要になりますね。
mayasanpoさんもどうぞご自愛ください。
2020/5/31 14:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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