鍋割山(寄沢〜雨山峠〜後沢乗越〜VR後沢左岸尾根)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 934m
- 下り
- 858m
コースタイム
降り:10:30鍋割山〜後沢乗越〜(ヴァリエーション・ルート)〜12:00寄大橋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日曜日FFF氏とどこかへ日帰り登山する計画でいた。
取り付きまで1時間程度のところにしないと、月曜からの仕事が辛い。
となると、やはり丹沢となってしまう。
思えば、FFF氏を促して登山に誘ったものの、今まで登頂した丹沢山系のピーク、鍋割と大山はどちらも雨〜濃霧で展望がまったくきかなかったのだった。
今度こそは、あの壮大な景色をFFF氏の目に焼き付けたい。
という思考の流れで、鍋割再チャレンジと決まった。しかし、前々日に私がギックリ腰に・・・これではいつもの10kgガソリンタンク歩荷は不可能。騙し騙しゆっくり登るしかない。
となれば、何も二股〜後沢乗越経由のスタンダードルートに固執する必要はなくなった。
山行5回目のFFF氏には少々はやいかもしれないが、氏の登山ポテンシャルはすでに初級者を超えているので、登山に必要な別スキル、「ニゴイチ地図読み」のトレーニングを兼ね、私が大好きな「川床歩行コース」で行く事となった。
雨山峠まで、ゆっくりニゴイチから沢の分岐、出会い、尾根や見えるピークの同定などトレーニングしながらゆっくり登る。運良く強い腰痛はない。
雨山峠のテーブルで大休憩。この気の抜ける時間帯、座りながら右手に持ったシェラカップを身体の左側に置くため腰を捻った瞬間、激痛が襲った。
「これはマズイ。」
雨山峠〜鍋割山頂は脂汗の山行。高低差のある階段を上がる瞬間が最悪。意外なことに鎖場は鎖持たずに3点支持のフリースタイルで登ると、腰はさして痛まずに済んだ。
幸運なことに今日は雲のない快晴。FFF氏に初めて丹沢ピークから雄大な富士を見せることができた。
降りはWストックで、前傾姿勢をとらない、鉛筆のように腰を伸ばした姿勢で降下。ギャップがあっても、この姿勢だと腰の爆弾はおとなしい。
寄大橋へは、1000m地点から右へはいるバリと、後沢乗越先から右へはいるバリのどちらかで降りられるのだが、「ビックリ」の仕掛けがあるのは後者なので、後者を選んで降る。
後沢左岸尾根を降りきり、後沢の左右股合流地点の砂防ダムから、FFF氏に先行してもらった。例の「高高度空中梯三連チャン」で立ち止まり、足がすくむかどうかを見ようと思ったのだ。
しかし、FFF氏は何の躊躇もなくズンズン進んでいった。これには正直驚いた。
今降りてきた後沢の突き上げからの斜面から、こんなにたくさんの水が集まるのか、と思うほど、透明で美しい川の流れに感激。しゃがめない私に、FFF氏が空きペットボトルに川の水を汲んでくれた。顔を洗ってさっぱりに。
山行5回目で寄沢〜雨山峠とか、バリルートとか、早すぎるかなあと心配していたが、それは杞憂に終わった。
本日5回目の登山、ALFAROMEO氏と共に鍋割山に再チャレンジ、前回は雨のため視界が悪く周囲の景色は見えなかったが本日は晴れ。「今回は県民の森駐車場でなく寄大橋からの別ルートで行きましょう!」との提案にて6:00スタート、今回は2万5千分の1地図を持ち読み方を教わりながら歩き始める、いきなり「経験者向きの沢沿いコースです」、「注意、熊出没」と何やら前回と雰囲気が違う…、すぐに意味が解る、初心者1人でいきなり入ってしまったら迷うこと間違いないだろうと思う。沢づたいの道のため登山道が解りにくくどちらにでも進める雰囲気、よく見ると対岸に標識が見える、あくまで周囲を見回し地図を確認して初めて方向が見えてくる、地図読みの大切さを理解する。日常では車でも携帯でもナビを見ながら何処へでも行ける、情報も前もって入手し、「たどり着いた、見つけた!」といった感動よりも「予定どおり着いた、やはりあった。」とあたりまえの様に完全に技術を信じきっている。私生活や仕事でも随分と便利になりいつしか「考える」ことを忘れ「苦労」が減ってきた。山登りは面倒くささ、苦労を思い出させてくれる、などとくだらないことを考えながら付いて行く、途中様々なバリエーションがあったが中でも沢の底を歩く地点が幻想的で印象深かった、雨に流された標識を見つつ油断すれば滑落しそうなポイントを緊張感を持ちながら進む。そして再び鍋割山荘!富士山をバックに「鍋焼きうどん」が映える、「苦労」して食材を運んでくれた人の作ったうどんはやはり「苦労」して登ってきたからこそ旨い!(運んだ人程苦労していないが)。下山はバリエーションルートを辿りこれもまた緊張感漂うポイント(とてもよく滑りそうな丸太橋など)をクリアしながらようやくゴール。
都内にもどりヤマレコになれるためと忘れないために間違えながら書き込む。
そろそろ反省会に行きます。
この日カウンターにおりましたものです。
>、「苦労」して食材を運んでくれた人の作ったうどんはやはり「苦労」して登ってきたからこそ旨い!
本当にうれしいお言葉です。苦労してボッカしたかいがあります。
暖かいお気遣いの言葉ありがとうございました。
はじめまして。
日曜日に歩荷と営業のお手伝い、ご苦労さまです。
普段ウィークデイに見慣れない男性がいらっしゃるので「?」と思っていましたが、まさかヤマレコユーザーの方が手伝っていらしたとは思いませんでした。
皆さんのご協力を得て、小家主さんはさぞかし心強いことだと思います。
一際美味しい鍋焼きでした。ありがとうございました。
metabo_manさんこんにちはFFFです、シャケおにぎりも美味しかったです 。次回はガソリンは無理ですが水持って登ります。( おそらく、たぶん…イヤ絶対)。またお願い致します。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する