ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 236538
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

鍋割山(寄沢〜雨山峠〜後沢乗越〜VR後沢左岸尾根)

2012年10月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
7.8km
登り
934m
下り
858m

コースタイム

登り:6:00 寄大橋〜8:05雨山峠〜鍋割峠〜9:35鍋割山(鍋割山荘)

降り:10:30鍋割山〜後沢乗越〜(ヴァリエーション・ルート)〜12:00寄大橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大井松田IC〜寄大橋
林道どん詰まり。ここから登山道。
1
林道どん詰まり。ここから登山道。
雨山峠で大休憩。FFF氏エスビット初使用。
1
雨山峠で大休憩。FFF氏エスビット初使用。
鍋割峠のお地蔵さん。
2012年10月21日 09:13撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/21 9:13
鍋割峠のお地蔵さん。
鍋焼き日本一
2012年10月21日 09:41撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
10/21 9:41
鍋焼き日本一
2012年10月21日 10:10撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/21 10:10
フデリンドウ?
2012年10月21日 10:15撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/21 10:15
フデリンドウ?

感想

日曜日FFF氏とどこかへ日帰り登山する計画でいた。
取り付きまで1時間程度のところにしないと、月曜からの仕事が辛い。
となると、やはり丹沢となってしまう。
思えば、FFF氏を促して登山に誘ったものの、今まで登頂した丹沢山系のピーク、鍋割と大山はどちらも雨〜濃霧で展望がまったくきかなかったのだった。
今度こそは、あの壮大な景色をFFF氏の目に焼き付けたい。

という思考の流れで、鍋割再チャレンジと決まった。しかし、前々日に私がギックリ腰に・・・これではいつもの10kgガソリンタンク歩荷は不可能。騙し騙しゆっくり登るしかない。
となれば、何も二股〜後沢乗越経由のスタンダードルートに固執する必要はなくなった。
山行5回目のFFF氏には少々はやいかもしれないが、氏の登山ポテンシャルはすでに初級者を超えているので、登山に必要な別スキル、「ニゴイチ地図読み」のトレーニングを兼ね、私が大好きな「川床歩行コース」で行く事となった。

雨山峠まで、ゆっくりニゴイチから沢の分岐、出会い、尾根や見えるピークの同定などトレーニングしながらゆっくり登る。運良く強い腰痛はない。
雨山峠のテーブルで大休憩。この気の抜ける時間帯、座りながら右手に持ったシェラカップを身体の左側に置くため腰を捻った瞬間、激痛が襲った。
「これはマズイ。」

雨山峠〜鍋割山頂は脂汗の山行。高低差のある階段を上がる瞬間が最悪。意外なことに鎖場は鎖持たずに3点支持のフリースタイルで登ると、腰はさして痛まずに済んだ。

幸運なことに今日は雲のない快晴。FFF氏に初めて丹沢ピークから雄大な富士を見せることができた。

降りはWストックで、前傾姿勢をとらない、鉛筆のように腰を伸ばした姿勢で降下。ギャップがあっても、この姿勢だと腰の爆弾はおとなしい。
寄大橋へは、1000m地点から右へはいるバリと、後沢乗越先から右へはいるバリのどちらかで降りられるのだが、「ビックリ」の仕掛けがあるのは後者なので、後者を選んで降る。
後沢左岸尾根を降りきり、後沢の左右股合流地点の砂防ダムから、FFF氏に先行してもらった。例の「高高度空中梯三連チャン」で立ち止まり、足がすくむかどうかを見ようと思ったのだ。
しかし、FFF氏は何の躊躇もなくズンズン進んでいった。これには正直驚いた。

今降りてきた後沢の突き上げからの斜面から、こんなにたくさんの水が集まるのか、と思うほど、透明で美しい川の流れに感激。しゃがめない私に、FFF氏が空きペットボトルに川の水を汲んでくれた。顔を洗ってさっぱりに。

山行5回目で寄沢〜雨山峠とか、バリルートとか、早すぎるかなあと心配していたが、それは杞憂に終わった。

 本日5回目の登山、ALFAROMEO氏と共に鍋割山に再チャレンジ、前回は雨のため視界が悪く周囲の景色は見えなかったが本日は晴れ。「今回は県民の森駐車場でなく寄大橋からの別ルートで行きましょう!」との提案にて6:00スタート、今回は2万5千分の1地図を持ち読み方を教わりながら歩き始める、いきなり「経験者向きの沢沿いコースです」、「注意、熊出没」と何やら前回と雰囲気が違う…、すぐに意味が解る、初心者1人でいきなり入ってしまったら迷うこと間違いないだろうと思う。沢づたいの道のため登山道が解りにくくどちらにでも進める雰囲気、よく見ると対岸に標識が見える、あくまで周囲を見回し地図を確認して初めて方向が見えてくる、地図読みの大切さを理解する。日常では車でも携帯でもナビを見ながら何処へでも行ける、情報も前もって入手し、「たどり着いた、見つけた!」といった感動よりも「予定どおり着いた、やはりあった。」とあたりまえの様に完全に技術を信じきっている。私生活や仕事でも随分と便利になりいつしか「考える」ことを忘れ「苦労」が減ってきた。山登りは面倒くささ、苦労を思い出させてくれる、などとくだらないことを考えながら付いて行く、途中様々なバリエーションがあったが中でも沢の底を歩く地点が幻想的で印象深かった、雨に流された標識を見つつ油断すれば滑落しそうなポイントを緊張感を持ちながら進む。そして再び鍋割山荘!富士山をバックに「鍋焼きうどん」が映える、「苦労」して食材を運んでくれた人の作ったうどんはやはり「苦労」して登ってきたからこそ旨い!(運んだ人程苦労していないが)。下山はバリエーションルートを辿りこれもまた緊張感漂うポイント(とてもよく滑りそうな丸太橋など)をクリアしながらようやくゴール。
都内にもどりヤマレコになれるためと忘れないために間違えながら書き込む。
そろそろ反省会に行きます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1635人

コメント

ゲスト
こんばんわ
この日カウンターにおりましたものです。

>、「苦労」して食材を運んでくれた人の作ったうどんはやはり「苦労」して登ってきたからこそ旨い!

本当にうれしいお言葉です。苦労してボッカしたかいがあります。

暖かいお気遣いの言葉ありがとうございました。
2012/10/22 23:40
metabo_manさん
はじめまして。

日曜日に歩荷と営業のお手伝い、ご苦労さまです。

普段ウィークデイに見慣れない男性がいらっしゃるので「?」と思っていましたが、まさかヤマレコユーザーの方が手伝っていらしたとは思いませんでした。

皆さんのご協力を得て、小家主さんはさぞかし心強いことだと思います。

一際美味しい鍋焼きでした。ありがとうございました。
2012/10/23 7:33
鍋焼きうどん
metabo_manさんこんにちはFFFです、シャケおにぎりも美味しかったです 。次回はガソリンは無理ですが水持って登ります。( おそらく、たぶん…イヤ絶対)。またお願い致します。
2012/10/23 9:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
4/5
体力レベル
3/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
丹沢鍋割山等
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
沢登り 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
沢登り 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
沢登り 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら