屋久島縦走（淀川口〜荒川口）

2012年04月28日(土) 〜 2012年04月30日(月)

• GPS: 46:30
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,134m
• 下り: 1,799m

コースタイム

28日　14:25紀元杉バス停-14:55淀川登山口-16:10淀川小屋
29日　5:15淀川小屋-7:15花之江河-8:10黒味岳-9:30投石平-12:00宮之浦岳
　　　　-12:45焼野三差路-15:00新高塚小屋
30日　7:00新高塚小屋-8:20縄文杉-10:50ウィルソン株-13:10小杉谷-13:45荒川登山口

天候

28日晴れ時々曇り
29日晴れのち時々曇り夕方より雨
30日雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

6：10博多発の始発の新幹線さくらにて鹿児島中央へ（7：57）
大事を取ってタクシーで南埠頭に向かう。
8：30鹿児島から屋久島へは「フェリー屋久島2」で（12：30）
到着が5分遅くなっても紀元杉への12：40発バスは全く待たない。
船を飛び降りてダッシュでバスに乗る。（14：20）

南福岡から登山口への8時間半は運動会のようであった。
それでも僕はこのフェリーが大好き。イルカの大群にも会えたし。

コース状況／危険箇所等

さすが世界遺産、拍子抜けするほどの完ぺきな整備状況。森林限界より下の部分は殆ど木道を歩くので全く靴に泥すらつかない。
しかしその上は砂地と大岩の混じった気持ちのいい道を行く。

今回は大雨に祟られて危険な思いをするなんてこともなかったが実際は毎年遭難者を出す山域であることを忘れてはいけない。

登山口に携帯トイレを売っているが持っていたから買わなかった。
トイレは避難小屋にあるが大変な事になってることもあるらしいので持っておこう。

下山後は安房で原付バイクを3000円で借りて海辺のキャンプ場に一泊。
お風呂はお気に入りの尾の間温泉。
海中温泉もならではのものだが湯上りはこちらの方が断然いい。

写真

4/28 10:14

フェリーで錦江湾を行く。開聞岳のシルエットは本当に美しい。

4/28 11:47

イルカの群れとともに屋久島へ。あの雲の上に浮かぶ宮之浦岳、あそこに行くのだ。

4/28 13:42

港からバスで淀川へ向かう。うっひょー、高ぇぞ！

4/28 14:39

紀元杉バス停から淀川登山口まで歩く。道端の川上杉。デカイ！

4/28 14:57

淀川登山口。今日はここから小屋まで1時間ばっかり歩くだけ。

4/28 15:34

森の中は木道がどこまでも。でもこの森の中の木道で色んなものを思い浮かべる。ドラクエの世界樹、ドンキーコングjr、アバター…

4/28 15:38

日差しが優しい

4/28 16:19

淀川小屋。ここにテントを張って「赤」をチビチビ。

4/28 16:36

ここがかの有名な清流、淀川かあ。

4/28 16:37

美しい、こんなきれいな川があるんだ。

4/29 6:19

翌日、縦走開始。赤く染まる高盤岳のトーフ岩。

4/29 6:54

雲の上に出ました

4/29 7:05

小花之江河。本当に庭園のよう。

4/29 7:07

枯存木

4/29 7:18

憧れの花之江河。バックは黒味岳。

4/29 7:56

黒味岳を登って行く、再び雲海が見えてくる。

4/29 8:13

黒味山頂から宮之浦岳と永田岳

4/29 8:15

黒味山頂から栗生方面。雲の下は海。
カッコいい岩峰が見える。

4/29 8:17

黒味岳山頂より

4/29 8:18

4/29 9:17

森の上に出ました。投石平です。

4/29 9:31

黒味岳をバックに

4/29 10:08

奥岳の山々

4/29 10:51

稜線に湧水、しかもビックリの青さ！透明度！

4/29 10:52

さあ、1936mの頂を目指して！

4/29 11:16

おっ！なんだこれは。

4/29 11:18

かの有名な「ロボット岩」ラピュタの世界そのものだ。

4/29 11:20

どうやったらこんな形になるんだ？

4/29 11:25

シュールレアリスムやねえ。

4/29 11:28

栗生岳山頂。

4/29 11:35

翁岳と安房岳

4/29 11:40

宮之浦岳

4/29 12:04

おお、永田岳！！かっこよすぎるじゃないか！

4/29 12:24

宮之浦の山頂につきました

4/29 12:44

焼野三差路。ここから永田歩道が始まります。
今回は永田岳には行きません。

4/29 13:01

あの岩山を越えるとこの気持ちいい原っぱの道は終わります。

4/29 13:06

永田岳とネマチ

4/29 13:12

平石岩屋。この辺が一番シャクナゲが多い。

4/29 14:22

再び森へ。雨が降ってきたので先を急ぎます。
辺りはヒメシャラの林。

4/29 18:47

新高塚小屋のデッキは満員寸前。既に小屋はパンパン。

4/29 18:48

急に暗くなってきました。結構降ってきたよ。
翌朝起きたらテントは全て無くなって、鹿が一匹餌を探してるのみでした。

4/30 8:09

翌朝も雨。徐々に高度を下げる。僕の良く知っている屋久島の森っぽくなってきました。

4/30 8:09

名は無くとも巨木。

4/30 8:14

高塚小屋到着。何だこの異様な根っこは。

4/30 8:25

森の王様、縄文杉です。

4/30 8:29

ばんざーい。タイミング良く人も3、4人しかいません。

4/30 8:39

この木道が、この杉を目指す人の多さを物語る。
このあと、どんどん上ってくる人の波に苦戦することになる。

4/30 8:42

この木は何の木？

4/30 9:01

夫婦杉

4/30 9:08

大王杉

4/30 10:33

ちょっとわき道に入ると非常に深い森。

4/30 10:53

ウィルソン株

4/30 10:55

お約束の一枚。

4/30 11:12

登山道は終わり。トロッコ道が始まります。

4/30 11:27

今でもトロッコが走ってきそう

4/30 11:38

4/30 11:53

ヤクシカ。人など気にしない。

4/30 12:45

楠川分かれ。左に曲がると辻峠を越えて白谷雲水峡へ。

4/30 13:05

小杉谷。多くの人が住み、劇場などの娯楽まであったといいます。

4/30 13:05

小杉谷の学校の跡。校庭には大穴があいています。ここも徐々に自然に帰って行くのでしょう。

4/30 13:16

また来るよー。

4/30 13:26

こんな渓谷に村作るんだからなあ。

4/30 13:46

荒川登山口から屋久杉自然館までバス。とんでもない人です。膝に60リッター抱えて補助席は辛かった。

5/1 7:02

その日の晩は安房にて。海っぺりのキャンプ場の隣はレストランでトビウオつまみに生をキューっと。

5/1 9:30

最終日。原付で軽く島観光。
千尋の滝です。ダイナミックー！！

5/1 9:53

モッチョム岳、カッコいい

5/1 9:53

モッチョム岳と尾根続きの岩山群

5/1 9:55

紺碧の海

5/1 10:46

屋久島一の呼び声高い名湯、尾の間温泉。

撮影機器：

FinePix XP10 富士フイルム

コメント

hayashiya

nisihajimeさん
わわっ！なんと！！

宮之浦岳〜投石岩屋でクロスしてるじゃないですか

にしはじめ

e-hayashi
ホントだ！！

反対からの方が日程がタイトになりがちなのと、縄文杉登山にペースを乱されるという理由でオーソドックスな淀川からのルートを選択しました。
同じ理由だと思いますが同じように歩く方が圧倒的に多く、すれ違う方はあまりいなかったように思います。
その数少ないお一人だったんですねー。

それにしてもヤッパリ健脚だー。レベルが違いますね。