【奥多摩】汗だくの川苔山〜本仁田山 大休場尾根のリベンジならず
- GPS
- 07:39
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:39
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし |
写真
感想
えーと、久々に奥多摩へと行ってきました。
自粛明けで、県またぎがようやく可能になりましたが、まだまだ日帰りが推奨されてますので、行けそうなところを…と、いろいろ考えた結果、向かった先は川苔山。
自分でもよくわからないのですが、なぜか川苔山にはよく登っており、少なくとも1年に1度は訪れているんですよね。なので、いっつも同じようなコースを通っていても芸はないので、今回は鳩ノ巣山から川苔山へ登頂したのちは、本仁田山へと縦走し、奥多摩駅へと下ることにしました。
このコースは数年前に通ったことがあるのですが…その際に“奥多摩三大急登”の大休場尾根でヒザ外側の痛み(おそらく腸脛靱帯炎)に襲われて、ひどく苦しんだ思い出があります。
そして、もう2年以上ヒザ外側痛は出ていませんので、あのときのリベンジとして、大休場尾根にアタックしようと思った次第です。
というわけで、鳩ノ巣駅をスタート。
登山口から大根ノ山ノ神までは、そこそこ傾斜がありますが、路面はよく整備されていて歩きやすいのでグングン高度を稼げます。
30分ほどで大根ノ山ノ神に着いてしまったので、へたれハイカーのアタシとしてかなりのハイペース。歩きながら自分でも早いかなーと思ったのですが、どうもペースを緩めることができませんでした…コレは2カ月半も山行をしていなかったため、ペース配分がうまくとれなくなったためでしょうか? ともかく、経験上スタート直後にハイペースで歩くと、後半でろくなことにならないことが多いのですが…案の定今回もそうなった次第。
ともあれ、さらに大ダワに向かって進みます。
杉ノ尾根の北側斜面をトラバースする植林帯の中を通る細い道で、路面はこちらもよく整っていて歩きやすい。傾斜は緩くはないけど、キツいというほどではないので、グングンとハイペースで足を運んでいきます。
ただ、さすがにこの時期の低山ですからとにかく暑かった( ̄д ̄;)
自分は汗っかきな方なので、スタートから1時間ほどなのに、もう汗だく。この日のトップスはアミシャツ+吸汗即乾シャツですが、汗ヌケが追いつくことなくビッショリ。キャップもひさしから汗がしたたるくらい。
そんなこんなでハイペースなまま大ダワに到着。
この先は鋸尾根を進まず、巻道を通ります。
この巻道はトラバース路のハズなのに案外アップダウンがあり、危険箇所ってほどではないですが、道幅が狭いところもあります。道標にあった“悪路”ってのはオーバーな気がしますが、油断はできない感じでしたね。
巻道を過ぎると、舟井戸に向けの登りです。この傾斜はちょっとキツいものの、それでも30分ほどで舟井戸到着。ようやくペースが落ちて、CT並になったもよう。
舟井戸から先は樹林帯の中を進みます。
水場との分岐を過ぎ、沢を越えると、傾斜がキツクなります。ただでさえ急角度なのに、昨日までの雨のためが路面がスリッピー。登りではさほど問題ではないのですが、下りの際はちょっとシンドイ感じでした。
そして東の肩を経由を過ぎて川苔山の山頂へと到着しました。
スタートから3時間を切ってますので、CTより30分くらい巻いた感じ。やっぱりハイペースだったかなぁ。
川苔山の山頂からの見晴らしは、木々に覆われていて視野が狭いためそんなに良好というわけではありません。そのうえ周囲の緑が濃くなってますので、ますます視野は狭くなってます。
そしてアタシが登頂したときには天気も曇ってしまいまして…それでも長沢背稜や石尾根方面を眺めることができました。
さて、川苔山の山頂で昼食をとったのちは、来た道を大ダワまで戻り、本仁田山へ向かいます。
大ダワからの道は、途中木々の葉が茂って道を覆うような箇所もありますが、こちらも基本歩きやすくなっていました。
ただ、登り返しの傾斜がちょっとキツい箇所などあり、汗だくかつヒーヒーいいながら登って行く途中で、ヒザの外側に違和感を感じるようになりました。
コレは久しく症状が出なかったヒザ外側痛(腸脛靱帯炎)なのでは? と思いつつコブタカ山を通過します。
コブタカ山の先は、フラットで穏やかな感じ道です。へたれハイカーのアタシが多いに好むシチュエーションでしたが、すぐまた登りになってしまいました(´・ω・`)
そして本仁田山に到着。
記憶では山頂スペースの一角の視界が開けていたハズですが…その方向は葉が茂って見晴らしはナシ。山頂からちょっと離れたところの方が伐採のおかげで視界は開けてました。
そして迎えた大休場尾根へのリベンジ。
花折戸尾根との分岐の先は、記憶どおり…いえいえ、それ以上の急斜面が待っていました。さすが奥多摩三大急登。恐ろしいばかりの急降下っぷりです( ̄д ̄;)
そして、そんな難所に挑むのに、アタシの脚ときたら、ヒザ外側痛が出てしまいまして…痛みをこらえつつ下った結果、かなり時間がかかってしまいました。
道そのものは、急傾斜ではありましたが、荒れたところもなくむしろキレイな感じです。楽とはいいませんが、けっして歩きにくいことはありません。ヒザ外側痛がなければ、下りが苦手なへたれハイカーのアタイといえども、そんなにキビシイ感じではなかったかな〜( ̄д ̄;)
結局、この大休場尾根を下るのにCTの倍の時間がかかりまして、舗装路に着く頃には前半で巻いた分はすべてはき出してしまった次第でした。
ヒザ外側痛(腸脛靱帯炎)はオーバーユースで発症します。今回前半戦のペース配分ミスがキーとなったと思います。
そして今回はテーピングもしませんでした。暑いからムレるとイヤだな〜と思ったからで、これもよくなかったですかね。
ってなわけで、大休場尾根へのリベンジは失敗orz
ヒザ外側痛が出なかったら、いい山行になったと思うんですがねぇ…残念です。
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