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Yamareco

記録ID: 240374
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ハイキング
奥秩父

日帰りはバスとの格闘・雲取山を南から北へ(鴨沢→三峰神社)

2012年10月31日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
23.4km
登り
2,021m
下り
1,493m

コースタイム

深山橋 8:08
鴨沢 8:31
小袖乗越 8:52
堂所 9:57-10:03 (お祭から上がってきた人と談笑)
七ツ石山下 10:33
ブナ坂 10:58
奥多摩小屋 11:23
雲取山山頂 12:00-15 (昼食)
雲取山荘 12:33-39 (バッジ購入)
大ダワ 12:52
芋の木ドッケ 13:29-39 (レインウエア着る)
白岩小屋(休業) 13:58
お清平 14:54
霧藻ヶ峰 15:08-15(レインウエア脱ぐ)
地蔵峠 15:21
三峰神社登山口 16:11

鴨沢→三峰神社CT9:30
行動時間6:56(休憩0:44含む合計7:40)+深山橋→鴨沢 0:23
天候 終始曇り 雲取山ってくらいだから仕方なし。
前日は晴れてたみたいなのに・・・
秩父側は一時霰(あられ)。
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:西東京バス 奥多摩駅7:33発小菅行き→深山橋→徒歩20分程度で鴨沢
※小菅行きのバスの車内では、実際鴨沢への徒歩を促すアナウンスをしていた

復路:西武観光バス 三峰神社16:45発最終西武秩父駅行き(三峰口駅下車可)
コース状況/
危険箇所等
・鴨沢ルート(上りに使用)
よく踏まれています。これほど登りやすい登山道は珍しいくらい。
集落からの出だしの急登と、雲取山山頂手前の稜線上の登りが少し厳しい。

・三峰神社ルート(下りに使用)
同じ山にして一転、奥秩父のMの本性を出します。
アップダウンの繰り返し、登山道への岩と木の根の露出。
※無雪期に限っては危険なルートではありません

ラクさで言うと、三峰神社→鴨沢ではないかと想定されます。
いい時間に鴨沢まで行くバスがないので小菅行きに乗ります。
いい時間に鴨沢まで行くバスがないので小菅行きに乗ります。
深山橋で下車。他にも2組が鴨沢方向へ。
深山橋で下車。他にも2組が鴨沢方向へ。
鴨沢の集落が見えてきました。右の橋が都県境です(鴨沢は丹波山村)。
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鴨沢の集落が見えてきました。右の橋が都県境です(鴨沢は丹波山村)。
鴨沢バス停。すぐ隣りに小さなトイレがあります。
鴨沢バス停。すぐ隣りに小さなトイレがあります。
集落の軒先の舗道を上りますが、この登山口までが一番の急登だったかも。
集落の軒先の舗道を上りますが、この登山口までが一番の急登だったかも。
駐車場のある小袖乗越でいったん車道を歩き、再度登山道へ。
駐車場のある小袖乗越でいったん車道を歩き、再度登山道へ。
堂所。お祭からここへ直接、水道局の道で上がって来た登山者がいました。登山地図には載っていません。
堂所。お祭からここへ直接、水道局の道で上がって来た登山者がいました。登山地図には載っていません。
天気がわるいとこうもイマイチ。
天気がわるいとこうもイマイチ。
近道ではなさそうですが・・・
近道ではなさそうですが・・・
うーん、晴れない。
うーん、晴れない。
時間優先で今回、七ツ石山は巻きます。左へ。
時間優先で今回、七ツ石山は巻きます。左へ。
よく踏まれた歩きやすい道が続きます。晴れた日に時間をかけて歩きたい。
よく踏まれた歩きやすい道が続きます。晴れた日に時間をかけて歩きたい。
ブナ坂まで到着。「頂上2度、2m先も見えねえよ〜」と朝6時に登り始めた方が下りてきました。
ブナ坂まで到着。「頂上2度、2m先も見えねえよ〜」と朝6時に登り始めた方が下りてきました。
広〜い稜線上の道です。
広〜い稜線上の道です。
この子たちがいっぱい。
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この子たちがいっぱい。
天気のいい日は気持ちいいだろな〜
天気のいい日は気持ちいいだろな〜
広くて平ら(デーロ)なところに出ました。
広くて平ら(デーロ)なところに出ました。
ヘリポートが設置されています。幕営禁止の立て札も。
ヘリポートが設置されています。幕営禁止の立て札も。
奥多摩小屋に到着。稜線上はここまでなだらか、この先は登ります。
奥多摩小屋に到着。稜線上はここまでなだらか、この先は登ります。
尾根道とある方はヨモギの頭に登ります。時間優先で右の巻き道へ。
尾根道とある方はヨモギの頭に登ります。時間優先で右の巻き道へ。
奥多摩から奥秩父へと移ろいゆく気配を感じます。
奥多摩から奥秩父へと移ろいゆく気配を感じます。
富田新道分岐。
けっこう登りが激しくなってきました。
けっこう登りが激しくなってきました。
頂上手前最後の分岐。ここで右の「まきみち」に行くと雲取山頂上に行けません!
頂上手前最後の分岐。ここで右の「まきみち」に行くと雲取山頂上に行けません!
最後の急登です。
最後の急登です。
避難小屋が見えてきました。まもなく頂上です。
避難小屋が見えてきました。まもなく頂上です。
着いた!東京都設置の山頂標。地味。
着いた!東京都設置の山頂標。地味。
こちら埼玉県。断然めだってます。埼玉は栄誉を求め、東京はこの山に水だけを求めているようです。
こちら埼玉県。断然めだってます。埼玉は栄誉を求め、東京はこの山に水だけを求めているようです。
流行の三角点タッチ。
流行の三角点タッチ。
原三角測点という測量の歴史上重要なものもありました。
原三角測点という測量の歴史上重要なものもありました。
それにしても雲。
それにしても雲。
いそいそとランチ。
いそいそとランチ。
晴れそうにないので速やかに下山します。三峰神社方面へ。
晴れそうにないので速やかに下山します。三峰神社方面へ。
道の雰囲気が変わります。名実ともに奥秩父。
道の雰囲気が変わります。名実ともに奥秩父。
木々が苔むす濃厚な樹林を急降下します。
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木々が苔むす濃厚な樹林を急降下します。
年間1万人の訪問があるという雲取山荘が見えてきました。ここでバッジ購入。
年間1万人の訪問があるという雲取山荘が見えてきました。ここでバッジ購入。
入口横の温度計、気温5度。
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入口横の温度計、気温5度。
彩の国に入ってから標語が目に付きます。国策でしょうか。
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彩の国に入ってから標語が目に付きます。国策でしょうか。
男坂はパスして「大ダワ・三峰神社」と書いてある女坂方面へ。
男坂はパスして「大ダワ・三峰神社」と書いてある女坂方面へ。
歩きやすい道でした。
歩きやすい道でした。
大ダワ。大弛峠と同じ意味だそう。
大ダワ。大弛峠と同じ意味だそう。
ここから道が険しくなります。冬季はアイゼンを携帯とのこと。
ここから道が険しくなります。冬季はアイゼンを携帯とのこと。
下山してるつもりでしたが、先の方に見える階段は上りです。
下山してるつもりでしたが、先の方に見える階段は上りです。
ぐんぐん登ってます。オイっつ。
ぐんぐん登ってます。オイっつ。
芋の木ドッケに到着。ヤレヤレ。
芋の木ドッケに到着。ヤレヤレ。
ドッケは突起がなまったもので、尖った峰を意味するそうです。
ドッケは突起がなまったもので、尖った峰を意味するそうです。
雨かと思ったら霰(あられ)。裸の稜線じゃなくてまだよかった。
雨かと思ったら霰(あられ)。裸の稜線じゃなくてまだよかった。
樹林帯のアップダウンが何キロも続き、なかなか家に帰らせてもらえない。
樹林帯のアップダウンが何キロも続き、なかなか家に帰らせてもらえない。
下って休業中の白岩小屋。すっかり寂れてしまっています。
下って休業中の白岩小屋。すっかり寂れてしまっています。
前白岩山。また登ったぞ。
前白岩山。また登ったぞ。
高度が下がると少しガスが取れてきました。
高度が下がると少しガスが取れてきました。
お清平。晴れてたら紅葉綺麗だろうなあ。
お清平。晴れてたら紅葉綺麗だろうなあ。
たぶん最後の登りです。
たぶん最後の登りです。
霧藻ヶ峰に到着。
霧藻ヶ峰に到着。
ようやく眺望らしい眺望が楽しめました。
ようやく眺望らしい眺望が楽しめました。
両神山の斜面に日が差しています。
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両神山の斜面に日が差しています。
和名倉山(白石山)は雲の中。秩父側の破線道は道迷いの名所のようですが、行ってみたくなります。
和名倉山(白石山)は雲の中。秩父側の破線道は道迷いの名所のようですが、行ってみたくなります。
正面は、甲武信ヶ岳から北に伸びる稜線のようです。
正面は、甲武信ヶ岳から北に伸びる稜線のようです。
休憩所は本日休み。ここまでは登山、ここから三峰神社までは観光ルートという位置づけの模様。
休憩所は本日休み。ここまでは登山、ここから三峰神社までは観光ルートという位置づけの模様。
この峰の名付け親、秩父宮と妃殿下のレリーフがあります。カメラの顔認識が作動。
この峰の名付け親、秩父宮と妃殿下のレリーフがあります。カメラの顔認識が作動。
地蔵峠。ここから急降下。まだ山道っぽい。
地蔵峠。ここから急降下。まだ山道っぽい。
炭焼平まで下りてくると、歩きやすい道になります。周囲は強烈なスギ花粉発生地帯。
炭焼平まで下りてくると、歩きやすい道になります。周囲は強烈なスギ花粉発生地帯。
三峰奥宮への入口です。山名は妙法ヶ岳です。
三峰奥宮への入口です。山名は妙法ヶ岳です。
「ご注意」こんな山って・・・かなり大きな山ですけど。
「ご注意」こんな山って・・・かなり大きな山ですけど。
鳥居が見えました。ここに登山届の箱がありました。
鳥居が見えました。ここに登山届の箱がありました。
登山口到着。バスの時間まで30分の余裕を残してたどり着きました。よかった〜。
登山口到着。バスの時間まで30分の余裕を残してたどり着きました。よかった〜。
三峰神社。山より紅葉が綺麗。
三峰神社。山より紅葉が綺麗。
神社の前の食堂でみそおでん。バスの時間まで休憩させていただきました。
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神社の前の食堂でみそおでん。バスの時間まで休憩させていただきました。
何だバス乗り場の紅葉が一番見事じゃないか(終)。
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何だバス乗り場の紅葉が一番見事じゃないか(終)。

感想

雲取山を奥多摩から秩父に抜けてみようと思いました。そうなるとマイカーは使えず、公共交通機関すなわちバスの時刻にスケジュールが大きく制約されます。

まず奥多摩サイド、奥多摩駅から鴨沢へのバスは7:00発があるものの、我が家からの始発では間に合わない!(立川5:26発の青梅線に乗る必要があります)その次の奥多摩駅8:42発のバスでは鴨沢に着くのが9時半近くに。これでは遅すぎるので、他の方の記録も参考に、7:33発の小菅行きに乗り2キロほど手前の深山橋から歩くというプランが浮上。これなら鴨沢から8:30に登山開始出来ます。

一方の秩父サイド。鉄道(西武秩父か三峰口)と三峰神社を結んでいるのは数年前から西武観光バスのみのようですが、始発便でも三峰神社に到着するのが10:20。そんな時間から登り始めてはこの時期ヘッ電下山必至のため却下。日帰りの場合には、必然的に下山路としての選択肢しかなくなりました。逆に三峰神社発の最終が16:45。これに間に合うよう鴨沢から上がって下りてくるということに決定。

コースタイム通りに歩くと、三峰神社に着くのが18:00。もちろんアウトなので、バスの時間から逆算して途中のポイントでの通過予定時刻を設定し、雲取山山頂の時点で通過予定時刻をオーバーしていたら鴨沢に戻る、という計画にしました。

その場合、鴨沢からは17:06、これに乗れない場合は深水橋発18:39というバスがあります。最悪シナリオとして、三峰神社側に下ってしまってから16:45のバスに乗れなかった場合、神社から表参道を国道沿いの大輪まで下りると最終18:14のバスがあることがわかりましたが、神社から1.5hかかるためこれにも乗れない可能性が。そうなると三峰口駅まで1時間ほど国道を歩くことになります(さすがにタクシーを呼ぶことになるかと)。

今回は思った以上に早く山頂に到着したため、三峰神社に下り計画通りのバスに乗ることができました。しかしルートだけを考えると、三峰神社側から上った方が(先に縦走路を済ませたほうが)ラクだったような気が。それをやるなら日の長い季節ですかねえ。

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コメント

はじめまして
この山行記録を僕の山行記録にて紹介させて頂きました。
バスの時間等、詳しく記載されててとても参考になりました。
不都合の際にはすぐに修正させて頂きますのでご連絡をお願い致します。
2012/11/4 1:44
>Sankawさん
ご丁寧にありがとうございます。とんでもないです。記録を拝見しましたが、私が雑に書いていたのをSankawさんは丁寧にまとめられていらして、素晴らしいと思います。お天気も良かったようで何よりでしたね。

ちなみに川崎市内にお住まいのようですが、自転車等で武蔵中原まで出れるようであれば、武蔵中原始発4:43が5:22に立川着、接続4分で5:26発の青梅線に乗ることが出来ます。そうすると奥多摩に6:50に着くので平日7:00発の丹波行きに乗ることができます・・・もしまた来年でも行かれる機会があれば。
2012/11/5 21:56
プロフィール画像
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