金峰山 - 御岳道クラシックルートを歩く＠アコウ平

2020年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 7.9km
• 登り: 956m
• 下り: 530m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 1:51
• 合計: 7:19

距離 7.9km 登り 956m 下り 536m

7:06 アコウ平登山口（アコウの土場）
8:09 K.K分岐
8:24 8:45 御室小屋跡
8:54 8:59 鎖場
9:21 9:27 片手廻し岩
11:00 12:17 金峰山
13:25 13:26 朝日岳
13:55 13:56 朝日峠
14:25 大弛峠

歩行距離：7.9km
最低高度：1796m(荒川渡渉点)　最高高度：2595m(金峰山山頂)
累積標高差(登り)：991m
累積標高差(下り)：584m

天候

6/27：晴れ　北西の風7〜10m/s

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆自家用車
アコウ平(林道脇に約6台)
大弛峠駐車場(山梨側は約30台−無料)
※週末は林道片側に縦列駐車の列が続く

コース状況／危険箇所等

◆荒川の渡渉点
雨後は増水注意、渡渉後はピンクテープを追う

写真

アコウ平(標高:1945m)
林道脇に6〜8台ほど

まず荒川へ150mほど下る

森林軌跡の残骸
造林活動の軌跡だろうか

シラビソの静かな原生林
踏み跡は明瞭に続いている

荒川出合(標高:1800m)
水量は少ないが流れが速い
雨後は渡渉注意

ロープの補助はあるが
安全な渡渉点を探すと良い

平岩尾根取り付き点
鉄山へのバリエーション
上部はシャクナゲの藪漕ぎ

KK分岐(標高:1860m)
黒平御岳道と合流

ケイオウ谷を詰めていく

テープに誘われ斜面を登る
見落とさないように注意

御室小屋跡(標高:1940m)
かつて信仰登山の中継基地

ネズコ林の標識
静かな美林が続く

シャクナゲの急登

1つ目のハシゴ

露岩の鎖場
当ルートの核心部

目指す五丈石が見える

振り返ると富士山
雲上に浮かぶ霊峰

片手廻し岩がハッキリ見える

良く落ちないものだと感心

ハクサンシャクナゲ
開花は近そうだ

アズマシャクナゲ
ほぼすべて蕾の状態

露岩を梯子で越えていく
とても良く整備されている

片手廻し岩(標高:2100m)
確かに良く回りそうな岩

アズマシャクナゲ
二輪だけ開花していた

森林限界が近付く

コイワカガミの群落

ハイマツ帯に入ると
金峰山山頂は近い

金峰山(標高:2595m)
週末の賑わい
絶景地で憩う登山者たち

八ヶ岳連峰が明るい
手前には瑞牆山

朝日岳へ続く縦走路
奥秩父銀座とも言える
好天の稜線漫歩だ

シラビソ林の
緩やかな道が続く

朝日岳(標高:2579m)

朝日岳大ナギ(標高:2530m)
眺望がとても良い

朝日峠(標高:2425m)

縞枯帯
若木の世代交代が見られた

いきなり牡鹿
大勢の登山者が行き交うのに
良い度胸をしている
…また人間かよ
みたいな目で見られた

大弛峠(標高:2365m)
避暑に訪れるライダーも多い

川上牧丘林道
長野県側は災害通行止
駐車スペースも減っている

感想

Hassie2999

クルマ2台作戦で金峰山の黒平御岳道クラシックルートを歩いて来ました。
奥秩父らしい静かなシラビソ美林や渡渉、岩登りなどが続き
アルペンムードの金峰山稜線漫歩を楽しみました。

川上牧丘林道は通行に支障なく、昨年までの凹凸は新たな舗装が敷いてありました。
週末は早い時間に満車となり路肩駐車となります。
(前日金曜23時の時点で駐車場6割埋まっていました)
満天の星空の下で涼しい夜を車中にて過ごしました。
前夜から入られる場合は道路上の落石と鹿の飛び出しにご注意ください。
雨後は倒木や枯れ枝の垂れ下がりも出てきます。
長野県側は2019年台風の影響で災害通行止となっており、ゲートが閉じています。
その分、長野県側の駐車スペースが減っていました。