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Yamareco

記録ID: 2415550
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山縦走(青木鉱泉駐車場から周回)

2020年06月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:05
距離
16.5km
登り
2,114m
下り
2,096m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:10
休憩
1:55
合計
11:05
4:35
2
青木鉱泉駐車場
4:37
0:00
53
5:30
5:33
30
(休憩)
6:03
6:13
24
6:37
6:42
21
7:03
7:07
29
(休憩)
7:36
7:44
24
8:08
8:16
49
9:05
9:22
54
10:16
10:25
13
10:38
10:40
35
11:15
11:17
13
11:30
11:47
13
(昼食休憩)
12:00
12:11
17
12:28
12:38
38
13:16
13:18
8
13:26
13:29
66
(休憩)
14:35
14:37
28
15:05
15:07
32
15:39
0:00
1
15:40
青木鉱泉駐車場 ゴール!
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉駐車場(林道沿い) 青木鉱泉は休業中。
その他周辺情報 日帰り温泉:武田乃郷 白山温泉 600円 0551-22-5050
午前4時半頃。青木鉱泉の駐車場(林道沿い)には、他に8台の車。青木鉱泉は休業中。
2
午前4時半頃。青木鉱泉の駐車場(林道沿い)には、他に8台の車。青木鉱泉は休業中。
夜明けの4時35分出発。数組の登山者が同じように歩き始めている。
夜明けの4時35分出発。数組の登山者が同じように歩き始めている。
青木鉱泉前を通り、
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青木鉱泉前を通り、
登山boxを横目に歩を進める。最近、コンパスを利用し始めたので、計画書を投函する事もなくなった。ちょっと寂しい。
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登山boxを横目に歩を進める。最近、コンパスを利用し始めたので、計画書を投函する事もなくなった。ちょっと寂しい。
砂防ダム?の工事中で、迂回路を通って行くのだが、この後前を歩くグループ共々道を間違え、ドンドコ沢の隣の沢沿いを歩いてしまう。
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砂防ダム?の工事中で、迂回路を通って行くのだが、この後前を歩くグループ共々道を間違え、ドンドコ沢の隣の沢沿いを歩いてしまう。
道を間違えた皆さんと一緒に、ドンドコ沢沿いの登山路に戻る。急登が続く。
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道を間違えた皆さんと一緒に、ドンドコ沢沿いの登山路に戻る。急登が続く。
渡渉ポイント。手で掬った沢の水が冷たくて気持ちいい。
3
渡渉ポイント。手で掬った沢の水が冷たくて気持ちいい。
渡渉してすぐ岩場。
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渡渉してすぐ岩場。
こんな小さな沢が至る所にある。沢の水が清々しい。
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こんな小さな沢が至る所にある。沢の水が清々しい。
南精進ヶ滝に寄って行く。ドンドコ沢を歩くなら、滝めぐりは見逃せない。
南精進ヶ滝に寄って行く。ドンドコ沢を歩くなら、滝めぐりは見逃せない。
南精進ヶ滝。水量が多く、迫力のある滝だ。
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南精進ヶ滝。水量が多く、迫力のある滝だ。
南精進ヶ滝から登山路に戻り、歩を進める。渡渉ポイント。
南精進ヶ滝から登山路に戻り、歩を進める。渡渉ポイント。
渡渉ポイントは、このように記されているので、判りやすい。
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渡渉ポイントは、このように記されているので、判りやすい。
オシダの群生を眺めながら、更に登って行くと、
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オシダの群生を眺めながら、更に登って行くと、
今度は鳳凰の滝。登山路を離れ、鳳凰の滝展望所に向かう。
今度は鳳凰の滝。登山路を離れ、鳳凰の滝展望所に向かう。
鳳凰の滝。少し滝から離れているので、滝の臨場感は少ない。
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鳳凰の滝。少し滝から離れているので、滝の臨場感は少ない。
次は白糸の滝。鳳凰の滝から白糸の滝へ向かう途中、道を間違えてしまった。わずか数分の距離であったが、これで一挙に疲れが出る。
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次は白糸の滝。鳳凰の滝から白糸の滝へ向かう途中、道を間違えてしまった。わずか数分の距離であったが、これで一挙に疲れが出る。
白糸の滝。少し遠めに眺めるので、滝壺が見えないのが残念。標高2,000m程にある滝ではあるが、水量は多い。
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白糸の滝。少し遠めに眺めるので、滝壺が見えないのが残念。標高2,000m程にある滝ではあるが、水量は多い。
標高2,000mを越える前から、身体が重く、脚に疲れが溜まり前へ進まない。体調は悪くはなかったのだが。。立ち止まって休む事が多くなる。
標高2,000mを越える前から、身体が重く、脚に疲れが溜まり前へ進まない。体調は悪くはなかったのだが。。立ち止まって休む事が多くなる。
大きな岩を横目に、ゆっくりと歩を進める。
2
大きな岩を横目に、ゆっくりと歩を進める。
タカネスミレ。
シロバナノヘビイチゴ。
2
シロバナノヘビイチゴ。
ドンドコ沢最後の滝は五色の滝。滝の近くまで降りて行く。
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ドンドコ沢最後の滝は五色の滝。滝の近くまで降りて行く。
五色の滝は落差があり、水量も多い。近く見る事が出来るので、滝の迫力を感じさせてくれる。岩肌の色が五色なのだろうか?
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五色の滝は落差があり、水量も多い。近く見る事が出来るので、滝の迫力を感じさせてくれる。岩肌の色が五色なのだろうか?
miwama5さんのヤマレコ写真にもあった瘤のある木。シラビソかな。
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miwama5さんのヤマレコ写真にもあった瘤のある木。シラビソかな。
広い沢(ドンドコ沢上部)に出た。地蔵岳のオベリスク!地蔵ヶ岳を正面に、沢筋を進む。
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広い沢(ドンドコ沢上部)に出た。地蔵岳のオベリスク!地蔵ヶ岳を正面に、沢筋を進む。
沢から少し林に入った所に鳳凰小屋。多くの登山者が休憩中。小屋の人達が、登ってくる人達一人一人に声をかけてくれている。ここで大休止後、美味しい水を調達して、出発。
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沢から少し林に入った所に鳳凰小屋。多くの登山者が休憩中。小屋の人達が、登ってくる人達一人一人に声をかけてくれている。ここで大休止後、美味しい水を調達して、出発。
標高2,500mを越えると、コイワカガミの群生が多くなる。
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標高2,500mを越えると、コイワカガミの群生が多くなる。
地蔵岳直下のザレ場。身体は重く、両脚の疲労感も強いが、なんとか一歩づつ踏み出していく。
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地蔵岳直下のザレ場。身体は重く、両脚の疲労感も強いが、なんとか一歩づつ踏み出していく。
左側には観音岳(鳳凰山)。
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左側には観音岳(鳳凰山)。
地蔵岳。左がオベリスクだが、ここから見えるオベリスクはあまり威厳が無いような。。
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地蔵岳。左がオベリスクだが、ここから見えるオベリスクはあまり威厳が無いような。。
オベリスクの下で大休憩。5年前に来た時は、オベリスクの中段まで登ったが、今日はその余裕無し。疲れた〜。
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オベリスクの下で大休憩。5年前に来た時は、オベリスクの中段まで登ったが、今日はその余裕無し。疲れた〜。
西北側には甲斐駒ヶ岳(右)とアサヨ峰(左)。
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西北側には甲斐駒ヶ岳(右)とアサヨ峰(左)。
アサヨ峰の更に西側に仙丈ヶ岳。
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アサヨ峰の更に西側に仙丈ヶ岳。
甲斐駒はやっぱりカッコイイ。手前に摩利支天があるがわかりずらい。左に駒津峰。右に黒戸尾根が続く。
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甲斐駒はやっぱりカッコイイ。手前に摩利支天があるがわかりずらい。左に駒津峰。右に黒戸尾根が続く。
オベリスクの下で休憩後、アカヌケ沢の頭に向かう。鞍部のザレ場に地蔵岳の標識。山梨百名山の標柱も。ここから見る地蔵岳は良く写真で見る構図だね。
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オベリスクの下で休憩後、アカヌケ沢の頭に向かう。鞍部のザレ場に地蔵岳の標識。山梨百名山の標柱も。ここから見る地蔵岳は良く写真で見る構図だね。
鞍部のザレ場には、駒ヶ岳をバックに多くの地蔵が設置されている。何故地蔵ヶ岳をバックにしていないのだろう?
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鞍部のザレ場には、駒ヶ岳をバックに多くの地蔵が設置されている。何故地蔵ヶ岳をバックにしていないのだろう?
鞍部のザレ場からひと登りでアカヌケ沢の頭。
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鞍部のザレ場からひと登りでアカヌケ沢の頭。
稜線に出ると、白根三山が鎮座する。右から北岳、間ノ岳、農鳥岳。この山々を見て、ヤル気が沸いた。一旦は此処から下山する事も考えたが、何とか鳳凰三山を完歩しよう!
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稜線に出ると、白根三山が鎮座する。右から北岳、間ノ岳、農鳥岳。この山々を見て、ヤル気が沸いた。一旦は此処から下山する事も考えたが、何とか鳳凰三山を完歩しよう!
稜線の先には高嶺(左)。
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稜線の先には高嶺(左)。
アカヌケ沢の頭から見るこのオベリスクが、一番カッコイイ!
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アカヌケ沢の頭から見るこのオベリスクが、一番カッコイイ!
北東には八ヶ岳。
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北東には八ヶ岳。
そして鳳凰三山の最高峰、観音岳。観音岳との鞍部まで一旦下った後、登り返すことになる。
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そして鳳凰三山の最高峰、観音岳。観音岳との鞍部まで一旦下った後、登り返すことになる。
稜線の右側にはいつも北岳。バッドレスと大樺沢の雪渓がハッキリと。
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稜線の右側にはいつも北岳。バッドレスと大樺沢の雪渓がハッキリと。
稜線上は別世界。鳳凰三山は花崗岩の山である事を実感出来る。
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稜線上は別世界。鳳凰三山は花崗岩の山である事を実感出来る。
コイワカガミ。
コバイケイソウの群生。
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コバイケイソウの群生。
人面岩?人の横顔に見えない??
5
人面岩?人の横顔に見えない??
稜線上の至るところにコイワカガミの群生。目を楽しませてくれる。
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稜線上の至るところにコイワカガミの群生。目を楽しませてくれる。
岩場、ザレ場を下り、振り返ってアカヌキ沢の頭。
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岩場、ザレ場を下り、振り返ってアカヌキ沢の頭。
アカヌケ沢の頭と観音岳との鞍部。鳳凰小屋から直接ここに登って来る事が出来る。
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アカヌケ沢の頭と観音岳との鞍部。鳳凰小屋から直接ここに登って来る事が出来る。
さあ、観音岳への登り。まずはザレ場をゆっくりと。登りに使う脚は、もう余力が少ない。休み休み登って行く。
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さあ、観音岳への登り。まずはザレ場をゆっくりと。登りに使う脚は、もう余力が少ない。休み休み登って行く。
ハクサンイチゲ?ハクサンイチゲというと、お花畑に群生のイメージなのだけど、花はこの株だけ。違う花かな?
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ハクサンイチゲ?ハクサンイチゲというと、お花畑に群生のイメージなのだけど、花はこの株だけ。違う花かな?
タカネスミレ。
観音岳の山頂は近いのだけど、脚の疲れも大きい。観音岳山頂で昼食とする予定だったが、大休止を兼ねて、この先の岩場で昼食休憩。
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観音岳の山頂は近いのだけど、脚の疲れも大きい。観音岳山頂で昼食とする予定だったが、大休止を兼ねて、この先の岩場で昼食休憩。
クモマナズナ。
観音岳にもオベリスク?
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観音岳にもオベリスク?
観音岳の山頂直下。あとひと登り。。
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観音岳の山頂直下。あとひと登り。。
薄くではあるが、薬師岳(手前)の奥に富士山!
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薄くではあるが、薬師岳(手前)の奥に富士山!
観音岳山頂。山梨百名山標柱。後ろの岩に登り、腰を下ろして暫し眺望を楽しむ。
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観音岳山頂。山梨百名山標柱。後ろの岩に登り、腰を下ろして暫し眺望を楽しむ。
北岳。山頂左側から手前に池山吊尾根。右に小太郎尾根。右端に小太郎山。
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北岳。山頂左側から手前に池山吊尾根。右に小太郎尾根。右端に小太郎山。
薬師岳。観音岳から続く稜線。
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薬師岳。観音岳から続く稜線。
地蔵岳(右)とアカヌケ沢の頭(左)。アカヌケ沢の頭から観音岳へ続く稜線を歩いてきた。
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地蔵岳(右)とアカヌケ沢の頭(左)。アカヌケ沢の頭から観音岳へ続く稜線を歩いてきた。
アカヌケ沢の頭の後ろには甲斐駒ヶ岳。
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アカヌケ沢の頭の後ろには甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳。
そして白根三山。
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そして白根三山。
地蔵岳のザレ場。あのザレ場を登って来た。上から見ると結構急だね。
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地蔵岳のザレ場。あのザレ場を登って来た。上から見ると結構急だね。
観音岳を後にして、薬師岳へ。この稜線はアップダウンが殆ど無く、歩き易い。
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観音岳を後にして、薬師岳へ。この稜線はアップダウンが殆ど無く、歩き易い。
薬師岳。(山梨百名山標柱)
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薬師岳。(山梨百名山標柱)
薬師岳の山頂は、たぶんあの岩の上?但し立入禁止。
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薬師岳の山頂は、たぶんあの岩の上?但し立入禁止。
薬師岳からは中道を下って青木鉱泉まで戻る。標高差1,650m程の道を只管下る。
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薬師岳からは中道を下って青木鉱泉まで戻る。標高差1,650m程の道を只管下る。
今日初の雪。わずか数mの幅だが、登山路上でここにだけ雪が残っていた。
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今日初の雪。わずか数mの幅だが、登山路上でここにだけ雪が残っていた。
最後に、薬師岳から観音岳を望む。
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最後に、薬師岳から観音岳を望む。
薬師岳の山頂?を裏側(中道側)から。
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薬師岳の山頂?を裏側(中道側)から。
まずは、ハイマツ帯を下って行く。
まずは、ハイマツ帯を下って行く。
ナナカマド(ウラジロナナカマド)の花。ハイアマツ帯に、群生して花を咲かせている。
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ナナカマド(ウラジロナナカマド)の花。ハイアマツ帯に、群生して花を咲かせている。
シャクナゲの群生。ハクサンシャクナゲだろうか。花はこれから。
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シャクナゲの群生。ハクサンシャクナゲだろうか。花はこれから。
このような道を只管下る。急で歩きにくい。転倒に注意。
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このような道を只管下る。急で歩きにくい。転倒に注意。
御座石。ひじょうに大きな岩。庇の下には、10名程は十分に入れそう。
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御座石。ひじょうに大きな岩。庇の下には、10名程は十分に入れそう。
薬師小屋と南御室小屋の案内。観音岳の稜線で出会った登山者(夜叉神等から鳳凰三山縦走ピストンをされていた)から、両小屋とも営業している気配もなしと話があったが。。
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薬師小屋と南御室小屋の案内。観音岳の稜線で出会った登山者(夜叉神等から鳳凰三山縦走ピストンをされていた)から、両小屋とも営業している気配もなしと話があったが。。
標高2,000mを切った辺りから、登山路は急な下りから笹原のやや緩やかな下りとなる。歩き易い!この後、林道出合を経て更に下って行く。
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標高2,000mを切った辺りから、登山路は急な下りから笹原のやや緩やかな下りとなる。歩き易い!この後、林道出合を経て更に下って行く。
薬師岳から2時間半程で、やっと中道登山道入口。長い下りであった。
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薬師岳から2時間半程で、やっと中道登山道入口。長い下りであった。
後は、青木鉱泉まで林道歩き。
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後は、青木鉱泉まで林道歩き。
最後は林道を離れ近道をして、川を渡渉し青木鉱泉へ。やっと駐車場にゴール!本当にお疲れ様でした。
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最後は林道を離れ近道をして、川を渡渉し青木鉱泉へ。やっと駐車場にゴール!本当にお疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

今日は鳳凰三山。
5年前に、夜叉神峠から縦走して以来の鳳凰三山となる。
前々回の山行にて、千頭星山の展望所から鳳凰山を眺めた。その時、青木鉱泉からの周回コースを歩きたいなと思い、早速の実行である。
結構ハードなコースなので、体力面を心配し、夜明けとともに出発し、日没まで時間の余裕を持たせることとした。

薄明の青木鉱泉駐車場(林道沿い)は、すでに8台の車。数組の登山者が出発の準備をしている。まだ休業中の青木鉱泉を横目に、早々と出発。やや寝不足気味ではあるが、体調は悪くない。

まずは、ドンドコ沢沿いに、南精進ヶ滝を目指す。
途中、砂防ダム工事による迂回ルートの先にて、先を行くグループ共々、隣の沢沿いに入ってしまい道間違い。これは、先を行く方々が戻るルートを探してくれた。

ドンドコ沢を歩くからには、滝巡りが楽しみだと、鳳凰の滝展望所に寄った後、2回目の道間違い。これは一人でルートを外れて数分歩いてしまった。足元だけを見ながら歩いていたからかもしれない。
目印が無い事に気付き、直ぐに元のルートには戻れたが、この辺りから身体がが重く、脚が前に進みにくくなってきていた。

まだ、標高2,000mにも達していないのだが、いつもより疲れが大きい。
この先まだまだ長いのに、大丈夫かなと不安になる。
とりあえず、何とか地蔵岳までは頑張って歩き、その先は状況に応じて戻る事も視野に入れておこうと、休み休み歩を進める。

白糸の滝、五色の滝と滝ごとに休む時間を長くし、なんとか鳳凰小屋に辿り着く。
やはりドンドコ沢ルートはキツい。
明るく爽やかなスタッフの鳳凰小屋で少し元気を取り戻し、地蔵岳直下のザレ場をゆっくりと登って行く
オベリスクの下で、この先戻るか、予定通り頑張るかまだ迷っていた。

アカヌケ沢の頭まで登って、白根三山を始めとした山々を眺めて、気力が沸いてくる。時間的にはまだ余裕があり、予定通り薬師岳まで行こうと決める。
観音岳への登りを、ゆっくりと立ち止まる回数も多くなったが、なんとか熟して山頂へ。
立ち止まった時に見る白根三山を始めとした山々の景色や、コイワカガミやタカネスミレ等の高山の花々が、萎える気持ちを前向きにしてくれた。

不思議なもので、いつもよりゆっくりと立ち止まる回数も多くなっても、頑張って歩き続ける事で、三山最後の薬師岳に着く頃には、大分調子も回復してくる。
薬師岳からの長くて急な中道登山路の下りは、いつもとほとんど変わらない調子で歩き続ける事が出来た。

こうして、今回の山行も無事、安全に楽しんで終える事が出来た。
ありがとうございました!
でも、やっぱり疲れたなあ。ドンドコ沢ルートはキツい!!

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コメント

お久しぶりです
ドンドコ沢から中道のハードコースお疲れ様でした。

ドンドコ沢は急登、下山の中道は長く大変な道を良いペースで歩いて来ましたね。さすが相変わらずお元気ですね。

私も早く体調、体力を戻してご一緒させていただきたいと思っています。
これからの夏山シーズンが楽しみですね。
2020/6/29 21:28
Re: お久しぶりです
miwama5さん、コメントありがとうございます。
ヤマレコの記録を何度も参考にさせて戴きました。ありがとうございます。
結構ハードなルートでしたね。
でも苦しんで登った後の、北岳を始めとする山々の眺望、高山の花々の可憐さは格別なものです。

体力を回復され、また御一緒出来ることを楽しみにしています。
私も、自粛期間中に増えた体重を減らしたい!!
2020/6/30 6:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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