☆南アルプス「鳳凰三山・アサヨ峰・甲斐駒ヶ岳・全山日帰り縦走」
- GPS
- 11:40
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 3,596m
- 下り
- 2,908m
コースタイム
03:43 夜叉神峠
04:20 杖立峠
05:08 苺平
05:23 南御室小屋
06:22 薬師岳
06:33 観音岳「二等三角点」
07:13 地蔵岳
07:30 高嶺 「三等三角点」
07:50 白鳳峠
08:30 早川尾根ノ頭「三等三角点」
09:35 アサヨ峰「三等三角点」
10:07 栗沢山
10:30 仙水峠
11:20 駒津峰
11:58 甲斐駒ヶ岳「一等三角点」
13:00 休憩
13:45 双児山
14:52 北沢峠 下山
天候 | 一日中雲一つない快晴。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
夜叉神峠登山口に無料駐車場あります。 *南アルプス市営バス 北沢峠-広河原 (11/4・日曜日で終了) 広河原-夜叉神峠(11/9・金曜日まで )一日4便 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*夜叉神峠-鳳凰三山-広河原峠 ダイナミックですばらしい眺めが得られ、季節問わず人気のあるコース。 登山道も整備されて歩きやすく初心者にもやさしい。 危険箇所はありません。 夜叉神峠付近の紅葉が見頃となっていました。 南御室小屋・薬師岳小屋は11月第三週まで変則営業(ホームページで確認) *広河原峠-早川尾根-アサヨ峰-仙水峠 鳳凰山の縦走コースと比べ少しだけ道が細くなりますが、歩くのに全然問題はありません。 早川尾根ノ頭よりアサヨ峰間は森林限界を越えて、ハイマツに覆われてる箇所があり少しだけ厄介だ。 雪は登山道に無く日影の部分にだけありました。 危険箇所は、栗沢山より仙水峠の激下り時転倒とスリップに注意。 早川小屋は営業終了し冬季小屋になります(水場は撤去していた) *仙水峠-甲斐駒-双児山-北沢峠 甲斐駒へ登るメインルートで整備されています。 道標もあり迷う心配はありません。 危険箇所は岩稜直登コースで落石や転倒に注意です。安全に登りたい方は巻き道コースを。 北沢長衛荘、ホームページは無いので電話確認。 夜叉神峠、北沢峠ともに登山届け、トイレあります。 日帰り入浴・夜叉神の森(\600円)と芦安周辺にあります。 コンビニ、スーパー・甲府市か南アルプス市周辺で。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
今回はmaieさん一押しのモルゲンロートを早朝暗い時間に登り見ること、早川尾根を縦走しアサヨ峰に登り、今年の南アの名山をすべて登ってしまうこと、さらに北沢峠最終便のバスに間に合いそうならば甲斐駒ヶ岳まで登ってしまうこと。
第一のモルゲンロート、第二のアサヨ峰までなら早朝暗い時間に出て達成する自信はあった。
第三の甲斐駒は、とりあえずアサヨ峰まで登ってから考えよう!ということで夜叉神峠を出発しました。
バスの便が今週末が最期とあって、夜叉神峠駐車場は南アに入山する登山者のマイカーで約三分の一は埋まっていた。
でも最盛期の時と比べると少ないですね!
さあ、今日はロング縦走になり時間との勝負だ!!!
昨日休養日にしたので脚力、体調とも絶好のコンディション。
鳳凰山までならば暗くてライト点けて歩いていても、どこに何があるか何となく覚えているので余裕で行けた。
ペースも順調で予想してた時間通りに歩を進めた。!
薬師岳まで来ると日の出はもうすぐで、昨晩山小屋、テントで泊まった人たちが日の出を待ち望んでいた。
そして、待ちに待った日の出の瞬間! 周りで感激と感動で登山者の歓声が湧き上がった。
白根三山を真っ赤に染めたモルゲンロートに俺も感動したぜ!!!
maieさんの記録参考にさせてもらい、ありがとうございます。
さて、あんまりゆっくりはしていられない! アサヨ峰まで行かないと。
観音岳まで来ても、今日の足取りは軽く全然疲れを感じないどころか、勝手に脚が前へ進んで行ってくれる感じ。
超トップスピードだ!
高嶺より広河原峠までズドーンと標高を落とし、早川尾根からアサヨ峰まで、またでっかい登り返しに少しだけテンションダウン。
アサヨ峰まで小さなアップダウンと距離があってけっこう疲れるところ。
でも俺は全然平気だったぜ!
森林限界を越えたところで、ちょっとしたハイマツが道を覆って厄介だったが、前方に見える甲斐駒とアサヨ峰を望みながらの展望ルートは超サイコー。
アサヨ峰に着くと、北沢峠から登ってきた女性2名の登山者がいるだけでほとんど独占状態。
女性と記念撮影を撮りあいっこし、少しだけお話して互いに違うルートへ。
そして時間を確認してみると、予想してた時間よりも1時間早く着いていた。(09:35)
広河原行き最終便は15:30、あと6時間とたっぷりとある。
即座に甲斐駒へ行くことに決定!
もう余裕です。
仙水峠までズドーンと激急坂で標高500m落としますが、俺の脚はまだ元気でルンルン気分トレラン走り(^0^)
あっという間に仙水峠。
今までほとんどガスっていた仙水峠、やっとド迫力ある摩利支天と甲斐駒を見上げることができた。
さあ、ここから駒津峰まで標高差500mの登り返しだー!
ペースも崩さず順調に来たので良い感じで登れた。
中間地点まで登りながら、甲斐駒から降りてくる人は居ないなあ!と思っていると女性の単独の方が下りて来た。
お声をかけ、今回夜叉神峠から甲斐駒まで来たことや山頂の混み具合などを聞きながら少しの間お話、そして彼女は「ヤマレコとかやっているのですか」聞いてきました。
「やってるよ!」と返し名前がばれるのが嫌なので、「下山したあとお互いヤマレコ出したら判るでしょ」聞き返しました。
彼女はなにか感づいたようで「ひょっとしてtomoさん」と聞かれました。
心の中でわー!バレタ!!と思い、観念して名前を言ってしまった。
女性の直感力は鋭いぜー!!!!!恐ろしやー(汗)
浮気したら絶対ばれるぜ!
偶然の出会いに彼女は感激したようで、いつものキャップと欠かせないサングラスを装着し、どんなもんじゃい!ポーズを披露した。
「これで完璧にわかったでしょ!」
彼女はさらに感激し、お互い写真の撮りあいっこし甲斐駒のレコを楽しみにお別れ。
年頃でいうと俺より若いかな! 名前はsionさん、超べっぴんだったぜー!!!!!!
さあ! ゆっくりしてはいられない甲斐駒目指すぞー!
ヤマレコのべっぴんさんに出会い、さらにパワーアップじゃー!!!
あっという間に駒津峰に到着。
ここから日影になった登山道に雪と凍結箇所が出てくる。
つるつるの靴はさすがに怖かった!
慎重に歩を進め、巻き道と直登分岐点に着く。
直登コースを楽勝で登り待望の甲斐駒に頂にたった。
今日はお昼が過ぎても雲一つない青空、すべての山々が全部見渡せて超感動したぜ!
山頂にいた登山者もたったの5人ほどで静寂に包まれていた。
まあ、下りで1時間半もあれば北沢峠に下りれると、山頂で久しぶりに1時間も休憩してしまったぜ!
下りは超楽勝で一般の登山者のようにゆっくり歩いて下山しました。
今回は色んなことが偶然にも積み重なり、感動と出会いの充実した山行になりました。
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