登山口〜大菩薩嶺〜小金沢連嶺〜滝子山縦走
- GPS
- 12:45
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,206m
- 下り
- 2,652m
コースタイム
大菩薩登山口10:05==11:44丸川峠12:12==13:17大菩薩嶺==13:25雷岩14:14==14:50介山荘(素泊)
11月4日 標準タイム10時間25分(今回コースタイム6時間53分)
介山荘6:25==6:44石丸峠==7:30小金沢山7:35==8:02牛奥ノ雁ヶ腹摺山8:10==8:33川胡桃沢ノ頭8:45==9:09黒岳==9:43湯ノ沢峠==10:11大蔵高丸10:21==10:39ハマイバ丸==11:01天下石==11:28大谷ヶ丸11:47==12:37滝子山12:50==14:35初狩駅
天候 | 11月3日 晴れ(但し薄く霞がかかって、クリアな視界は得られず) 11月4日 快晴(クリアな富士山眺望を堪能) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
滝子山からは初狩駅まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●大菩薩登山口 休憩できる茶屋があるので、ここを帰着点にしてもバス待ち時間潰しできます。近くには公衆トイレもあります。 ここから暫くは(丸川峠入口分岐まで)舗装道路歩きです。 ●分岐から丸川峠まで 歩きやすい登山道です。分岐から峠(小屋)までの標高差は650mほど。 ●丸川荘(丸川峠) 一面視界の拓けた笹原に小屋はあり、富士山を一望できます。 小屋では豆から挽く本格コーヒーが名物のようです。 ●丸川峠から大菩薩嶺山頂まで 稜線の北面の樹林帯の道です。急登などはありませんが、日が当らない場所なのでジメッと湿気のある緩く登る道がウネウネと続きます。 ●大菩薩嶺山頂部 山頂標識は展望のない場所にありますが、そこから10分も行かない場所に南に展望の拓けた広い休憩適地があります(雷岩)。南には大菩薩湖と富士山が正面に大きく、甲府盆地の向こうには南アルプスも見ることができます。 ●雷岩から介山荘まで(見晴の良い稜線歩き) 所々にちょっとした岩場がありますが、恐怖を感じるようなものではありません。 ずっと南面が笹原で視界が利くので、眺望の良い日は最高の稜線歩きが楽しめます。 ●介山荘(大菩薩峠にある小屋です) 素泊4600円+冬季割増500円 一部屋4名の相部屋ですが、とてもキレイな小屋でした。自炊スペースも小屋内の玄関(洗面台の横)なので、夜でも明るく暖かい。 宿から富士山は見えませんが、ちょっと歩けば富士山はバッチリ見れます。また、夜には宿のご主人が外で夜景説明をしてくれます。 上日川峠(ここまで車で入れる)から徒歩45分で介山荘まで来れますので、ちょっとしたハイキング気分でもこの景色を手に入れることが出来ます。 ●介山荘から小金沢連嶺縦走 宿に宿泊した人は殆ど大菩薩周遊か、牛の寝通りをゆるゆる下って小菅へ下りるようでした(小金沢連嶺へ行くのは私だけでした)。 このコース、さすがに滝子山まで縦走する人はコースタイム的に殆どいないようですが、湯ノ沢峠で天目山温泉方面へ下りるのであれば無理なく歩けると思います。 富士山など眺望の良いポイントは ・小金沢山(秀麗富岳12景) ・牛奥ノ雁ヶ腹摺山(秀麗富岳12景) ・川胡桃沢ノ頭 ・白谷丸(ここが一番眺望が良くて休憩適地だと思います) ・大蔵高丸(秀麗富岳12景) ・ハマイバ丸(秀麗富岳12景) ・滝子山(秀麗富岳12景) ●下山後の温泉 大菩薩登山口で帰る場合は大菩薩の湯、牛の寝通りで帰る場合は小菅の湯、湯ノ沢峠から甲斐大和方面に帰る場合はやまと天目山温泉、3つとも介山荘で割引券をもらえます。 ●初狩駅 駅入口交差点にコンビニ(ローソン)があるので、電車時間待ちとなる場合はここでお酒やつまみ、弁当などを調達できますね。 |
写真
感想
ずっと週末行動に制限のかかってた高校同窓会幹事も無事終了し、久々に自由に過ごしてOKな週末、これは1ヶ月以上我慢してきた登山しかないでしょう。ということで今回はガッツリのリハビリ山行をしたくてソロ縦走。
行ったのは、大菩薩嶺からぐるっと小金沢連嶺を南下して最後は滝子山からJR初狩駅へと下りるロングコース。特に2日目は標準コースタイムが10時間25分と長いので、ザック重量の軽量化と行動迅速化のために小屋泊(素泊)を介山荘で組み込んでみました。
このコース、とにかく晴れれば、富士山の絶景ポイントがたくさんあって、気持ち良さそう。とにかくポイントは2日目のロングコースをちゃんとこなせるのか? この点だけです。まあ途中でヘバッた場合は湯ノ沢峠で途中下山したり、滝子山へ登り返さずに下りるコースもあるし、とにかく頑張って歩いてみようと出発。
初日は介山荘に入るだけ。せっかくなので、真面目に体慣らしをしようと大菩薩登山口から丸川峠へ登り、そこから大菩薩嶺と稜線ルートで介山荘に入る、大菩薩コースで一番骨のあるルートをチョイス。コースタイムが短いという気楽さもあって、快調に歩けて介山荘に。想像以上にキレイでちゃんとした山小屋(民宿並み)。暖房もしっかり効いてて暖かいし。
そして2日目。
早朝行動開始がポイントだとアラームセットしたものの、すっかり寝坊し(起きたら何と5時半前)、あわてて朝食を作って、6時半前になんとか出発。
しかし、この時点では半分滝子山コースは断念モード。
快晴で爽やか、そして冷え込んだ早朝は、少々ハードに歩いても汗ダクになることが無く、快調に小金沢山に到着(何と山頂にテントが3張りあった)。この時点で当初予定コースタイムに追いついたので、当初の滝子山ルートを目指すことに変更。
夏と違って汗でバテないためか、そえほどペースダウンすることもなく、次々眺望の良いピークを越え、最後の滝子山には当初の予定よりも1時間以上も早く着くことが出来ました。先回の穂高で自分のダメダメさにガッカリだったのに、今回はなかなかやるじゃん。てな感じで、合計1時間ちょっとの休憩時間を入れても8時間でコース完歩。
この間と違って、荷物が軽くてストックがあれば、そこそこは歩けるもんだとひと安心。 あとは山行間隔を空けずに脚を衰えないように気をつければ、冬山から来シーズンの山でも以前の歩きまで戻れるかも。さあ、がんばろう。
コメント
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kazさんこんばんわ。
足慣らしでもハードな縦走ですね〜お疲れ様でした。
大菩薩から小金沢連嶺の縦走はいつかしてみたいと思っていましたが、交通の便がなーと思っておりました。
距離は長いですが滝子山まで縦走すると初狩までこれるんですね。
富士山の絶景スポットたくさんありがとうございます。参考にさせていただきます。
私、塔ノ岳。kazさん大菩薩嶺。
4日の朝は素晴らしかったですえね。
同じ眺めを、なんか嬉しいです。
やはり久々のガッツリ山行、少々無理が祟ったようで、脚の筋肉痛がいまだ癒えてません(>_<)
YAMA555さん、
ずっと富士山を堪能できるこのルート、夏はちょっとツライけど、晴天&クリアな空気のこれから季節におすすめなコースです。
小金沢山頂、牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂でテント泊している人がいたので、同様にテント泊、又は湯ノ沢峠の避難小屋泊とかを考慮すれば、無理のない1泊2日小金沢連嶺縦走を楽しめそうだなと感じました。
滝子山もついつい中央線からのピストン登山しかイメージしにくかったですが、こういうルートも「アリ」だったんだと改めて思いました。
ricalojpさん、
やっぱり晴天の山行はうれしいもんですね。特に泊まりでの山行では夕暮れや日の出を期待してしまうので、日帰り以上に晴天に期待してしまいますもんね。
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