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Yamareco

記録ID: 243887
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

三峰山〜高見山(月出の里〜船戸)

2012年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:04
距離
29.4km
登り
1,881m
下り
1,881m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:30船戸登山口-6:50月出の里案内所-7:20出発-7:30林道ゲート-8:30ゆりわれ登山口-9:35八丁平-9:40三峰山-10:30白髪峠付近-11:30大滝山-12:30請取山-11:50トクマ山左峰-14:35サイメ谷山-15:20高見山-15:45高見大峠-16:30船戸-16:55(自転車)月出の里

歩数計 46,600
天候 薄曇り 稜線上は弱風
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
自転車利用の周回なので、まず国道166号高見山トンネルの近くの飯高町船戸の登山口に自転車配置。

次いで車で月出の里へ向かい駐車。
コース状況/
危険箇所等
月出の里〜ゆりわれ登山口:構造線へのショートカットは通行禁止とのことだったが、車道は長すぎるのでショートカット道へ。1カ所穴が掘られていたが問題無く通れました。(工事は休時)

ゆりわれ〜三峰山〜新道峠:危険箇所はありません。

新道峠〜白髪峠〜請取峠:一般登山道ではないようで道はこれまでに比べ薄いし落ち葉で見づらいが尾根沿い&境界見出し&テープで迷うことは無いと思う。
請取峠付近のみ道迷いで不安に思う箇所があったが大きな問題ではない。
ここらへんまで大体下り基調

請取峠〜高見山:基本登り。後半に登りなので結構ツライ。基本的に稜線なので道は判る。

高見山〜船戸:大峠から船戸はほとんどが林道。林道の分岐で判りづらいかもしれない。
船戸へ自転車配置
船戸へ自転車配置
大峠までの簡単なルート説明。下りは40分少々か 近いな
大峠までの簡単なルート説明。下りは40分少々か 近いな
月出の里案内所に停めさせてもらった。
月出の里案内所に停めさせてもらった。
獣害が発生とのことでゲート 空けられるので車でも問題ありません。
獣害が発生とのことでゲート 空けられるので車でも問題ありません。
しばらく進めば中央構造線への分岐。車道は遠すぎるので中央突破。
しばらく進めば中央構造線への分岐。車道は遠すぎるので中央突破。
中央構造線手前で工事箇所。ここまで全く問題無い舗装路。
中央構造線手前で工事箇所。ここまで全く問題無い舗装路。
月出の構造線に立ち寄る。右と左で岩盤が違う ってことなのか
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月出の構造線に立ち寄る。右と左で岩盤が違う ってことなのか
石段を登れば新道峠の月出登山口。右奥へ林道を進む。
石段を登れば新道峠の月出登山口。右奥へ林道を進む。
朝日がまぶしい
しばらくしてゆりわれ登山口。なんばからの二人組が先行しそれを追い抜く。本日唯一のすれ違い
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しばらくしてゆりわれ登山口。なんばからの二人組が先行しそれを追い抜く。本日唯一のすれ違い
紅葉がまぶしい
なんて花だっけ 沢山咲いてた
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なんて花だっけ 沢山咲いてた
合間から高見山が見える 聳え立ってるなぁ
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合間から高見山が見える 聳え立ってるなぁ
八丁平手前 落ち葉が哀愁を誘う
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八丁平手前 落ち葉が哀愁を誘う
八丁平 だれもいない 見晴らしはよい。
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八丁平 だれもいない 見晴らしはよい。
三峰山山頂 風が冷たい 気温5℃くらいだが風が強いので寒い…
三峰山山頂 風が冷たい 気温5℃くらいだが風が強いので寒い…
三峰山は3回目だが、室生火山群がよく見えたのは初めて。
三峰山は3回目だが、室生火山群がよく見えたのは初めて。
新道峠からは踏み跡薄くなるが
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新道峠からは踏み跡薄くなるが
境界見出しがずっとあるのでだいたい迷わない
境界見出しがずっとあるのでだいたい迷わない
時折この看板が現れる。
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時折この看板が現れる。
落ち葉で道は見えないが 稜線に沿って進めばよい
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落ち葉で道は見えないが 稜線に沿って進めばよい
落ち葉でふかふか 歩きやすい
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落ち葉でふかふか 歩きやすい
植林が多いが その中にも美しい紅葉が見られる場所も
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植林が多いが その中にも美しい紅葉が見られる場所も
三角点のある大滝山。まだ半分以上ある
三角点のある大滝山。まだ半分以上ある
たまに開けたところから迷岳方面の稜線
たまに開けたところから迷岳方面の稜線
ピーク? な感じの奥船山展望はない
ピーク? な感じの奥船山展望はない
合間から高見山が見える と思ったが、あれはトクマ山か
合間から高見山が見える と思ったが、あれはトクマ山か
前後がちょいとわかりにくかった請取峠。直前は青いテープが目印。先は素直に登るだけだ。
前後がちょいとわかりにくかった請取峠。直前は青いテープが目印。先は素直に登るだけだ。
峠付近はこんな感じでガレてる
峠付近はこんな感じでガレてる
山って感じではないのがこの稜線の特徴か
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山って感じではないのがこの稜線の特徴か
急登の斜面を登ればトクマ山
急登の斜面を登ればトクマ山
しばし栄養補給
細尾の稜線を行く
細尾の稜線を行く
ネットがある。右に進む
ネットがある。右に進む
古いワイヤー 林業の名残か
古いワイヤー 林業の名残か
岩も出てくるがなんの問題もない
岩も出てくるがなんの問題もない
サイメ谷山らしい。相変わらずピークがわかりにくい
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サイメ谷山らしい。相変わらずピークがわかりにくい
木々の合間から今度こそ高見山。 えっ 結構まだあるし
木々の合間から今度こそ高見山。 えっ 結構まだあるし
遺産2 てか残骸
請取峠の分岐 久しぶりにまともな看板
請取峠の分岐 久しぶりにまともな看板
綺麗な三角錐の高見山
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綺麗な三角錐の高見山
大崩落地 
これは大きい崩れ 大ガレだ
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これは大きい崩れ 大ガレだ
曇りの山頂
遠望は…
山頂の祠。さすがにこの時間は誰もいない。
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山頂の祠。さすがにこの時間は誰もいない。
避難所を確認しておく。
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避難所を確認しておく。
とにかく峠付近が通れないと強調されているが、船戸へのルートはなんの問題もない
とにかく峠付近が通れないと強調されているが、船戸へのルートはなんの問題もない
明神平への縦走路 大峰山脈とかも天気良ければよく見えるだろう
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明神平への縦走路 大峰山脈とかも天気良ければよく見えるだろう
大峠に降りてきた。 通行止めでなんだか寂しい
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大峠に降りてきた。 通行止めでなんだか寂しい
三重県側に50mも行けば船戸へ降りる林道
三重県側に50mも行けば船戸へ降りる林道
つぶあんの大福はマストアイテムだw
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つぶあんの大福はマストアイテムだw
完全に林道。分岐が多いけど下りを目指せば大丈夫
完全に林道。分岐が多いけど下りを目指せば大丈夫
水準点 なぜこんな山中に…
水準点 なぜこんな山中に…
橋まで降りればあとは
橋まで降りればあとは
自転車で疾走
90%は下りだったがのこり10%の登りがとてもキツイ。
本日終了
90%は下りだったがのこり10%の登りがとてもキツイ。
本日終了

感想

局ヶ岳から三峰山。
迷岳から高見山まではつないだ。
ということで三峰山から高見山をつないでみることにした。


しかし台高山脈はとにかくアクセスが悪い。
しかも高見山大峠は三重、奈良共に車で行くことはできない(道路崩落の為)

だが旧伊勢南街道の船戸へは大峠から下りられそうなのでここを利用することにした。

そして三峰山方面だが、これはあきらめて下の方から歩きで登ることに。そうすれば船戸から自転車で周回することができそうだからだ。

というわけで、朝 船戸に自転車を配置して車で月出の里へ向かう。

あまり車で上まで行っては自転車で苦労するので、林道が始まる前の月出の里案内所に車を置かせてもらった。

準備して出発。

すぐに林道ゲートがあるが鍵は解放されているので開けて進む。

月出の中央構造線への分岐がある。
行程が長いので短い方へ進むが工事で通行止めと書いてあった。
土曜なので休みを期待し登ってゆく。

心配は杞憂に終わり崩壊などは特になく登ってゆけた。
構造線手前で穴を掘った工事箇所があった。脇を通り抜け構造線を見学しに進む。

紅葉が綺麗な中央構造線の露出部をさっと見学し後にする。

しばらく登ると車道と出くわし、さらに登れば月出の登山口だが登りはじめのゆりわれ登山口へは林道を右へ進む。

10分ほどでゆりわれ登山口へ到着。結局月出の里からは1時間ほど。 

ここからは本格的な登山となる。

と言っても斜面に対してジグザグによく整備された道なので不安はない。
道中は紅葉が美しくまたひらけたところでは迷岳方面の尾根が見通せ気分がよい

傾斜がゆるみしばし紅葉の散策路を行くと八丁平に到着。

眼下に広がる展望が素晴らしい。

もう一息登って三峰山 山頂に到着。

3度目の訪問となる今回 室生火山群の山々がよく見通せたのは初めて。
風の強い山頂であったので先を急ぐことにする。
これからいよいよ縦走となる。

山頂から下り三畝峠、新道峠までは一般登山道で登山道は明瞭。

以後は尾根伝いに進みます。

基本的に境界見出しやテープなどがあるため、迷い難いとおもいます。

白髪峠、請取峠までは大体下りでキツイ区間はありませんが、植林ばかりで展望があまりなく黙々と進むだけです。

請取峠周辺だけが一部迷いそうな感覚になりましたが、ここもやはりテープなどが導いてくれます。

請取峠以後は登り 特にこれまでの緩やかな道に比べると急といえる登りが散発的に現れます。

高見山との標高差は500m程度なのですが、感覚的にはもっとある感じで長く感じました。

登るにつれ植林が少なくなり葉の落ちてしまった明るい雑木林にはさまれた道を行くことになります。

尾根道が細くなり左右の景色もよく見えるようになります。
厳しい区間は立ち止まり景観を楽しみ 力を蓄えて先へ進みます。

高見山と天狗山との分岐点を過ぎ、大ガレ違いを超えれば高見山はもう目の前。

美しい三角錐の高見山はその三角形故に最後の登りが結構厳しい。

山頂直前で高見大峠からの道と合流し 祠の建つ高見山に到着。

素晴らしいパノラマ。少々ガスが出てきて遠望は効かなくなっていたがそれでも眺めはよい。

山頂直下の避難所を見学してから自転車を停めた船戸へ向かうため大峠へ下り始める。

なお、高見山周辺通行規制案内図で「大峠から西方面並びに東方面への下山はできません」とはっきり書いてあるが、東方面の船戸へは徒歩なら問題無く降りられるため少々案内不足である。
(以前台高山脈を縦走したときにこのことを知らずに西方面へ無理矢理降りてしまった)

本来であれば最も多くの登山者が通るであろうこの道であるが、道路が通行止めになって以来 さほど人が通らないのであろう、落ち葉に隠れた浮き石で少々歩きづらい。
登山道自体は明瞭ではある。

ベンチのある好展望地で大峠から台高山脈の主脈を見納め 大峠に到着。

三重県側に50mも進めば船戸への下山路である林道がすぐ見つかる。これを降りてゆく。

固められた林道で足の裏が少々痛くなったが下りしかないので気は楽。

林道の分岐や登山道との交差点が何回か現れるが、下るルートを選べば大体どれでも良さそうだ。

案内図にあった下り40分以上かかったが無事に船戸へ下山。

ここから自転車に乗り換えて国道166まではダウンヒル。フロントブレーキパッドがかなり減っていて急制動できないのであまりスピードは出せませんでしたが…

月出の里までの国道部分は下り、とてもラクができる。
登山自体は逆ルートの方がラクかもしれないが、ソロの自転車利用周回なら最後の最後にラクができる反時計回りルートの方がよいだろう。

国道から月出の里方面へ曲がると多少の登りはあるが押し歩きすることもなく月出の里案内所まで向かえます。

案内所でマイカーを見つけたら本日終了。

これでから高見山までつながりました。

高見山─三峰山─局ヶ岳
 │
池小屋山─迷岳

上記のようにCの字に縦走したのでいずれは

池小屋山
 │
大台ヶ原
もつなげたいと思う。

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