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記録ID: 244860
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳-白銀の山々と紺碧の空-

2012年11月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:33
距離
12.7km
登り
1,539m
下り
1,524m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:32 第一駐車場
8:41 登山口(登山届提出)
9:20 第1ベンチ
9:50−9:58 第2ベンチ
10:30 第3ベンチ
11:04−11:22 富士見ベンチ(朝食休憩)
11:52−12:00 合戦小屋
12:22−12:32 合戦沢の頭(用足しで休憩)
13:24−13:30 燕山荘
14:03−14:20 燕岳山頂
14:55−15:00 燕山荘
15:33−15:50 合戦小屋(6本爪アイゼン装着、富士見ベンチ下で外す、膝痛み出す)
17:35−17:43 第1ベンチ
18:29−18:35 登山口
18:43 第一駐車場
天候 霧のち晴れ。
tenki.jp(日本気象協会)12日の長野過去天気
http://tenki.jp/past/detail/pref-23.html?year=2012&month=11&day=12
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の7分ほど下に駐車場有り。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし。北アルプス三大急登らしいですが、自分的にはごく普通の勾配の登山道に感じました。登山道はよく整備されてます。
第一駐車場。午前8時、気温5度。風もなく温かい。朝食を食べずに8:32に出発する。車は他に2台有り。
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第一駐車場。午前8時、気温5度。風もなく温かい。朝食を食べずに8:32に出発する。車は他に2台有り。
10分弱で登山口の中房温泉につく。登山ポストが有ります。
10分弱で登山口の中房温泉につく。登山ポストが有ります。
霧の中、カラマツの紅葉が浮かび上がる。
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霧の中、カラマツの紅葉が浮かび上がる。
霧の第一ベンチ。水場は未確認です。
霧の第一ベンチ。水場は未確認です。
時折、青空も見えてくる
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時折、青空も見えてくる
第三ベンチ。昨日の雨で、この辺の積雪は溶けたみたいです。
第三ベンチ。昨日の雨で、この辺の積雪は溶けたみたいです。
富士見ベンチ。富士山は見えませんでした。ここで朝食のコンビニ弁当を食べる。
富士見ベンチ。富士山は見えませんでした。ここで朝食のコンビニ弁当を食べる。
富士見ベンチ。写真7と同じ時刻に露出を変えて撮ったのもです。
2012年11月12日 11:06撮影 by  NIKON D60, NIKON CORPORATION
11/12 11:06
富士見ベンチ。写真7と同じ時刻に露出を変えて撮ったのもです。
おお!新雪に輝く稜線が見えてきた、大天井岳か?眠気も覚め、一気にテンションが上がる!
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おお!新雪に輝く稜線が見えてきた、大天井岳か?眠気も覚め、一気にテンションが上がる!
合戦小屋。
展望が開けてくる。
展望が開けてくる。
紺碧の空に向かって登る。
紺碧の空に向かって登る。
合戦沢の頭。正面に燕山荘、右に燕岳が見えてきた。
合戦沢の頭。正面に燕山荘、右に燕岳が見えてきた。
夏道らしいトラバースルートにロープが張られていた。冬道は尾根道のようだ。
夏道らしいトラバースルートにロープが張られていた。冬道は尾根道のようだ。
竿まであって、視界不良時には心強い。
竿まであって、視界不良時には心強い。
富士山が見える。たぶん[元サイズ]をクリックしないと見えないと思います。
富士山が見える。たぶん[元サイズ]をクリックしないと見えないと思います。
奥の山の頂きは、まだ雲が取れてないが、これだけの景色でも十分だ。
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奥の山の頂きは、まだ雲が取れてないが、これだけの景色でも十分だ。
燕山荘と燕岳。13:24。
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燕山荘と燕岳。13:24。
燕山荘前にある横に長い標識。
燕山荘前にある横に長い標識。
燕山荘前のベンチ。
燕山荘前のベンチ。
燕山荘のテン場。意外に狭いです。
燕山荘のテン場。意外に狭いです。
燕岳。雪がほとんど着いてないです。
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燕岳。雪がほとんど着いてないです。
この図体のでかい山はなんて山だ?槍か?
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この図体のでかい山はなんて山だ?槍か?
燕岳山頂。14:03。
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燕岳山頂。14:03。
山頂から北燕岳方面。
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山頂から北燕岳方面。
燕岳から大天井に向かう稜線。
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燕岳から大天井に向かう稜線。
雪を纏った山は美しい。
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雪を纏った山は美しい。
北燕岳。
午後2時を過ぎ、光線状態はよくないが十分綺麗だ。今日、登って良かった。
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午後2時を過ぎ、光線状態はよくないが十分綺麗だ。今日、登って良かった。
気温はマイナス2度位。この時期としては温かい。ダウンジャケットを着ることもなかった。
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気温はマイナス2度位。この時期としては温かい。ダウンジャケットを着ることもなかった。
積雪は多いところでこのくらいです。
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積雪は多いところでこのくらいです。
定番のイルカ岩。
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定番のイルカ岩。
おお!逆光の中、槍が見えてきた!
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おお!逆光の中、槍が見えてきた!
唯一残っていた、霧氷と槍。
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唯一残っていた、霧氷と槍。
下山にかかります。正面は有明山?
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下山にかかります。正面は有明山?
雲に覆われ始めた槍。午後5時過ぎにヘッデンを点け、真っ暗になった午後6時30分過ぎに駐車場に着きました。富士目ベンチあたりだろうか、左膝の裏が痛くなってきた。下山後、体力は十分に残っていたが、左の膝が心配だ。あすは金峰山の予定だが、山は逃げないので無理はしないでおこう。
雲に覆われ始めた槍。午後5時過ぎにヘッデンを点け、真っ暗になった午後6時30分過ぎに駐車場に着きました。富士目ベンチあたりだろうか、左膝の裏が痛くなってきた。下山後、体力は十分に残っていたが、左の膝が心配だ。あすは金峰山の予定だが、山は逃げないので無理はしないでおこう。
山頂からのパノラマ。
2012年11月12日 14:09撮影 by  EX-Z3000 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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11/12 14:09
山頂からのパノラマ。
赤枠は当方が注視したところ。11日は高度が高い方が風が弱くなっている。12日は、なぜこんなに強く吹くのかなと思ってました。13日は実際これだけ吹いたら敗退だなと思い。12日に行くことに決めたデータです。これは常念ですがよく見たら燕岳も有りました、データはほぼ同じでした。
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赤枠は当方が注視したところ。11日は高度が高い方が風が弱くなっている。12日は、なぜこんなに強く吹くのかなと思ってました。13日は実際これだけ吹いたら敗退だなと思い。12日に行くことに決めたデータです。これは常念ですがよく見たら燕岳も有りました、データはほぼ同じでした。

感想

11月12、13日と連休が取れたので、燕岳と金峰山に行くことにしました。悩んだのはどっちを先に登るかでした。

当日帰宅が午前1時30分といつもより1時間近く遅くなった。出発も予定より1時間遅くなった。13日は曇りの予報、12日は曇り後晴の予報だったので、12日を燕岳登山にあてた。到着が遅くなり下山中に日が暮れてもかまわなかった。日本気象協会の燕岳高度3100m(現在は2900mになってます)付近の数値計算結果が12日で20.0m/s位、13日は25.0m/s位だったのも決め手になりました。25.0m/sは風が強すぎて登山不可です、突風で35m/sが予想されます。35m/sは立っていることさえできない強さです。実際、12日は山頂でも10.0m/s位でした。

12日、午前4時に自宅を出る。東京は気温12度で霧雨が降っていた。安曇野は濃霧でした。中房温泉も時折霧がかかったりしていて、気温も5度と暖かかった。中房温泉に向かう車中、時折雲間から真っ白な稜線が見えた。ヤッター!真っ白だ!俄然、テンションが上がってきた。

雪は第三ベンチから上で、昨日の降雪も2000Mから下は雨だったみたいだ。特にひどく凍っているところもなく登りではアイゼンは使わなかった。下りで合戦小屋から富士見ベンチの少し下まで6本爪アイゼンを使用しました。

当日、登山者は登り時に5人くらい下山者と会い、下山時に山荘手前で3人位と会いました。山頂は私一人だけでした。

風は稜線で10m位、気温は山頂でマイナス2度位で、ラッセルもなく快適な登山でした。ただ、下山時に左膝の裏の外側に痛みが出て、翌日の登山のことを思い、かなりゆっくり降りました。

左膝の裏の外側の痛みは、今回が初めてではなく、この時点で翌日の金峰山は、ほぼ諦めていました。そして、下山後、車を運転中に寝不足とヘアピンカーブの連続で吐き気+頭痛で安曇野の街に出る前に、車を路肩に停めて運転席で仮眠を取りました。1時間30分ほど仮眠したら、吐き気と頭痛が和らぎ、予約をとっていた塩尻北IC近くのビジネスホテルに午後10時頃着きました。この間の車の運転がすごく辛かったです。

翌日の13日に金峰山に登るには、塩尻からだと4時起きになる。これ以上寝不足を続けてまで登山するのは辛いし危険なので金峰山は諦めました。とりあえず、朝8時過ぎまでゆっくり寝て、それから大弛峠まで車で行くことにしました。ぬるめのお風呂に入り、午前0時ころ寝ました。

13日の大弛峠からの国師ヶ岳と北奥千丈岳のレコです。大弛峠までの雪道がヤバかったです。一度スタックしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-245012.html

山頂でグルッと回ってみました。予備のコンデジで撮影、再生時間は50秒ほどです。






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技術レベル
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体力レベル
3/5

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