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Yamareco

記録ID: 244914 全員に公開 沢登り 丹沢

本谷川水系 三角沢〜寿尾根

情報量の目安: S
-拍手
日程 2012年11月15日(木) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
塩水橋
・現在塩水橋のヤビツ峠側路肩はポールが張られてしまい
 以前よりも路肩に駐車できる台数は限られています。
 また塩水橋脇のスペースも工事用の柵があり駐車できません。
 塩水橋の宮ケ瀬側脇は2台程度のスペースがありますが
 ポール内も含めせいぜい12〜3台といった感じです。
 間違っても林道ゲート前は工事車両が入りますので駐車しないでください。
・トイレ、登山届はヤビツ峠へ。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...

コースタイム [注]

塩水橋8:55−
9:40本谷川林道終点9:55−
10:21三角沢出合−
11:55標高855m変形三俣状小河原12:05−
13:55標高1030m−
左岸尾根を登り寿尾根へ−
14:11寿尾根/標高1080m−
14:38キュウハ沢出合−
15:11塩水橋
コース状況/
危険箇所等
■三角沢

 遡行グレード:2級
 クライミンググレード:元蕁椶泙燭5.8

 短い流程だが登り応えのある滝が連続する登攀系の沢。
 前半の滝は3〜8mくらいだが、濡れている部分はややヌメリもあり
 また一部岩が脆い。
 残置支点もないのでクライミング力のあるメンバーがいないとだめだ。
 標高885mから右側の唯一水流のある連続した滝を登ってしまうとだめで、
 本流は水流のある2m滝を登ってから左のガレたスラブ沢へ移る。
 すぐに15mの涸棚が2つ連続している。
 この2つの登攀が核心で元蕁椶らいの楽しいクライミングだ。
 ただし残置ハーケン類は一部を除きゆるゆるなのでテンションは絶対不可。
 下山は最後のガレ場を詰めるか、ガレ手前で左の支尾根に逃げてから
 寿岳(1331m)経由で日高、丹沢山、天王寺尾根下降だが長い。
 ガレ手前標高1030mあたりで右の支尾根を登れば寿尾根へ上がれる。
 寿尾根には森林作業用径路が付いており、多少の読図でこれを下れば
 キュウハ沢出合で往路の林道に出られる。

)榁川林道終点から適当に本流に降りる。
 対岸には7m滝の架かる大棚沢が合わさっている。
 本谷川を遡行しだすとゴルジュとなり1番目の堰堤。右から越える。
 左岸沿いに行き残置スリングの架かったスラブ岩をA0でトラバース。
 2番目の堰堤も右から越えると、少しでガレた3m滝状で合わさるのが
 三角沢。

▲レた沢を進むと僅かで2条4m滝が出てくる。
 いろいろ登り出しを試したが、右隅から流芯に取り付くのがよい。
 (卦蕁棔
 一部脆いので要チェック。

次の6m滝は朽ちた倒木のある右側チムニーを登り、途中から左のカンテへ
 出た。(元蕁檗
 左側にもチムニーはあるが上部が脆い。
 すぐの8m滝は右の浅いルンゼ状(卦蕁檗法⊆,4m滝も右の浅いルンゼ状
 (卦蕁砲鰺動廚鳳曚后

ぞし間を開けてやや寝ている8m滝。
 一見易しそうに見えるがヌメリがあるため少し苦労する。
 右側から登ると小テラス状となり、そこからは右寄りの乾いたフェイスよりも
 濡れている左寄りの方がスタンスがある。(ヌメリはあるが)
 (卦蕁棔
 その後も2m、3m、2段(4×6m)、1m、3m、2条4mCSと続くが
 容易に越せる。

イ垢襪叛橘未涸れた8m棚になった標高885mの小河原状。
 水量のある沢は右に曲がって、2m、2m、トイ状10×20mとなっているが
 この水量のある沢は北向きで本流ではない。
 トイ状滝を登っていると左隣りに涸れた沢が見えるので「アレ?」と思うであろう。
 標高885m河原からは判りにくいが、水流のある北向きの沢に入ってすぐに
 さらに二俣になっているのだ。
 この左側に見える涸沢が本流で、先の方に高い涸棚が見えるであろう。
 過去の記録ではこの二俣からが5段43m滝とされているが、下の方の段は
 ガレスラブ岩といった印象で、15m+15m+4mのせいぜい三段棚。

 この涸棚のクライミングが本日のメインディッシュとなる。
 一番目の15m棚は中央から取り付く。
 岩質も今までの滝より安定しており、ガバやカチを拾っていく。
 途中残置ハーケンが6つほど目に付いたが、2つ以外は緩んでいるから
 カムやハーケンを自身で決めた方がよい。
 最後は右側の倒木が上からせり出したバンドへトラバースしてから直上した。
 (元蕁棔5.8)

 10mほどあけて二番目の15m棚。
 やや左寄りフェイスから取り付き中央を登った。
 この棚は10m上にハーケン1つしか見つけ出せなかった。
 落ち葉に埋まっていたから他は見つけ出せなかったかも。
 最後の4mはちょっとスラブ壁になるので、心許ないが右側の細いブッシュに
 ランニングを取り、斜度は緩いスラブ壁の水平カチを利用して登る。
 (元蕁棔5.8)

 少しあいての4m棚は卦蕁櫃罵動廚鳳曚┐襦

Εレ沢を進めば3mCS棚。右側倒木の右手を登る。(卦蕁檗
 次の4m+5mCS2段棚は直登は脆そうなので、左側のガレ混じりの斜面を
 登るが脆いので慎重に。
 落ち口に向かって最後はトラバースして乗り越す。(卦蕁

Г修寮茲砲呂海梁瑤梁腟模なガレ場となるので、今回はCS2段棚の上部、
 標高1030m二俣状手前の右側支尾根を木頼りに登って、寿尾根上標高1080m
 に最後は右側に水平移動して出た。

┝尾根(キュウハ沢と三角沢の界尾根)には植林作業径路が付いているので
 ひたすら東方向へ降りればキュウハ沢出合で本谷川林道へ下れる。

今年は少なかったが夏季はヤマビル棲息域なので、今回くらいの時期が
紅葉時期で一番よいであろう。(今回は皆無だった)
ファイル 20121115sankakusawa.xls (更新時刻:2012/11/15 05:58)
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図 [pdf]

写真

リーダーから誕生日プレゼント(*⌒▽⌒*)
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塩水橋周辺はポールが設置され以前より駐車台数が限られている。
平日なのにもうほぼいっぱいだ。
2012年11月15日 08:52撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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塩水橋周辺はポールが設置され以前より駐車台数が限られている。
平日なのにもうほぼいっぱいだ。
塩水橋脇も柵が出来ている
2012年11月15日 08:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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塩水橋脇も柵が出来ている
本谷川林道
2012年11月15日 09:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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本谷川林道
marinechan(´д`)3才最後の沢登り♪
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林道終点で本谷川へ降りる
2012年11月15日 09:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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林道終点で本谷川へ降りる
この時期はぜったい★濡れたくない!
ってヘツる。
2012年11月15日 10:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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この時期はぜったい★濡れたくない!
ってヘツる。
1番目の堰堤
2012年11月15日 10:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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1番目の堰堤
残置スリングの架かったスラブ岩をトラバース
2012年11月15日 10:07撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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残置スリングの架かったスラブ岩をトラバース
2番目の堰堤
2012年11月15日 10:14撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2番目の堰堤
先に三角沢が小滝とガレで出合う
2012年11月15日 10:18撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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先に三角沢が小滝とガレで出合う
三角沢へ入る
2012年11月15日 10:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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三角沢へ入る
2条4m滝は右隅から
2012年11月15日 10:28撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2条4m滝は右隅から
6m滝は右の倒木から登りカンテへ抜ける
2012年11月15日 10:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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6m滝は右の倒木から登りカンテへ抜ける
8m滝は右を
2012年11月15日 10:58撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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8m滝は右を
8m滝の右を登る
2012年11月15日 11:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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8m滝の右を登る
4m滝右を登る
2012年11月15日 11:07撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4m滝右を登る
一見楽そうな8m滝
右から登るが上部が見た目よりやや悪い
2012年11月15日 11:10撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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一見楽そうな8m滝
右から登るが上部が見た目よりやや悪い
400+240cmスリングでお助け紐
2012年11月15日 11:22撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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400+240cmスリングでお助け紐
3m滝は右から
2012年11月15日 11:30撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3m滝は右から
左から。ヌメリあり。
2012年11月15日 11:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左から。ヌメリあり。
1m、3m滝は左のカンテを登る
2012年11月15日 11:40撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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1m、3m滝は左のカンテを登る
左正面が8m棚の少し開けた標高885m
2012年11月15日 11:46撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左正面が8m棚の少し開けた標高885m
水のある沢は885mで右から流れている。
が、これは本流ではない。
写真左脇から伸びるガレスラブ状が涸れてはいるが本流で、下からは見分けにくい。
2012年11月15日 12:03撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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水のある沢は885mで右から流れている。
が、これは本流ではない。
写真左脇から伸びるガレスラブ状が涸れてはいるが本流で、下からは見分けにくい。
水のある右側の(実は)支沢はトイ状10×20m滝
2012年11月15日 12:04撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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水のある右側の(実は)支沢はトイ状10×20m滝
こちらが本流で早速15m涸棚が登場
中央を登る
2012年11月15日 12:13撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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こちらが本流で早速15m涸棚が登場
中央を登る
2
15m涸棚
中央の草付き沿いを登り、上部で右の草付きバンドへトラバースして越えた
2012年11月15日 12:16撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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15m涸棚
中央の草付き沿いを登り、上部で右の草付きバンドへトラバースして越えた
1
続けざまに15m涸棚第2段
やや左寄りから中央を突破
2012年11月15日 12:49撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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続けざまに15m涸棚第2段
やや左寄りから中央を突破
1
2番目の15棚を登る
上部はちょっとしたスラブ壁だ
2012年11月15日 13:12撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2番目の15棚を登る
上部はちょっとしたスラブ壁だ
2
さらに4m棚
これは容易
2012年11月15日 13:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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さらに4m棚
これは容易
倒木のある3mCS棚
2012年11月15日 13:28撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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倒木のある3mCS棚
4m+5mCSの2段棚
これは脆そうなので左側斜面から脆い岩屑に注意して登り落ち口へトラバースした
2012年11月15日 13:31撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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4m+5mCSの2段棚
これは脆そうなので左側斜面から脆い岩屑に注意して登り落ち口へトラバースした
奥の方に大規模なガレ場が見える
2012年11月15日 13:44撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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奥の方に大規模なガレ場が見える
標高1030mで右の尾根に取り付く
2012年11月15日 13:46撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高1030mで右の尾根に取り付く
紅葉すばらしい★★★
2012年11月15日 14:05撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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紅葉すばらしい★★★
1
下山は寿尾根を使う
2012年11月15日 14:13撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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下山は寿尾根を使う
1
キュウハ沢出合に着く
2012年11月15日 14:37撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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キュウハ沢出合に着く

感想/記録
by kamog

夜は登山インストラクターズ協会の会議が東京であるため
短い三角沢へGO。
6年ぶりくらいかな。

登攀系好きな沢屋さんにはとても面白い沢だ。
6年前の記憶は断片的で、標高885m二俣で一時間違って
唯一水の流れている支沢へ入ってしまったが
左手に一本涸沢が見えたのですぐにリカバリーした。

するとすぐに立ちふさがる大滝。
『丹沢の谷110』等過去の記録では5段43mとなっているところだ。
下の段はあまり滝としては判然としないので
15mが2つ連続した計30mといったところ。
雰囲気は沖ノ源次郎沢F1、F2みたいな感じ。
5.8くらいの快適なクライミングだが、ランニングはあっても
あまり信用できないので5.8のソロクライミング的で非常に面白かった。

上流の2ヶ所のCSを越え、あとはガレになるので
標高1030mから右の尾根によじ登り
寿尾根の森林作業路を快適に下山。

marinechan駅まで送り、一旦家に帰ってシャワー浴び
急いで電車で都内へ向かう。
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