記録ID: 2454291
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊連峰主脈縦走〜老夫婦が登る百名山
2020年07月23日(木) 〜
2020年07月25日(土)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 28:56
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 3,100m
- 下り
- 2,870m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:58
距離 9.3km
登り 1,584m
下り 197m
2日目
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:33
距離 13.9km
登り 1,080m
下り 966m
3日目
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:30
距離 13.0km
登り 445m
下り 1,737m
14:22
ゴール地点
天候 | 23日 曇り後雨 24日 快晴後曇り後雨 25日 雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山 当初予定の御沢登山口(川入)からの登山バスはコロナの影響で運行停止。本山小屋で知り合った地元山岳会の方に小白布沢登山口からJR山都駅まで送っていただいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道自体は、よく整備されていて(刈り払いも万全)、歩行障害になるようなところはない。 雪渓があちこちに残っており、朝一だと注意が必要。また、飯豊全般に言えることだが、道標が少ないし、あっても古くなっていて朽ち果てる寸前のものもあって、道迷いには注意。 今回は、雨模様のこともあって、御秘所や剣ヶ峰は、岩が滑りやすく緊張した。 |
その他周辺情報 | 足の松尾根登山口からの入山に当たって、奥胎内ヒュッテに前泊したが、非常に快適。しかも、平日は3000円(素泊り)、休前日3500円。 |
写真
頼母木山の水場。ドバドバ出ている。湧水を引いているらしい。とても美味しい。右は管理人小屋で2人いた。今日から数日間、付近の登山道の整備と巡回をしてくれるらしい。ご苦労様です。
門内小屋からの日の出。昨夜からの宿泊者は私達を入れて7名。私達は、2階を独占する。管理人が、ストーブに火を入れてくれ、濡れ物を乾かすことができた。暖かく快適。昨夜は、物凄い風が吹いていたが、夜中にトイレに起きた時は、満天の星で天の川もくっきり見えた。
管理費用2,000円/人を支払う。
管理費用2,000円/人を支払う。
3日目風雨の中を私達が一番に出発。
昨夜は、御西小屋に宿泊。コロナのため管理人は不在。16人が宿泊。小屋内のトイレは使用出来ず、外トイレの使用。大日岳の帰りから雨が降り始め、夜には本降りになった。ここの水場は、小屋の南東方向に5分ほど下った所。湧水が大量に出ている。管理費は、2,500円。
昨夜は、御西小屋に宿泊。コロナのため管理人は不在。16人が宿泊。小屋内のトイレは使用出来ず、外トイレの使用。大日岳の帰りから雨が降り始め、夜には本降りになった。ここの水場は、小屋の南東方向に5分ほど下った所。湧水が大量に出ている。管理費は、2,500円。
マツムシソウ。
飯豊山本山小屋で、一休みのため中に入って、管理人に御沢(川入)からの登山バスの運行状況を尋ねたところ、コロナのため今シーズンの運行はしないとのこと。じゃあタクシーを呼ぶかと話していたところ、居合わせたTさんから、「小白布沢に降りるから、一緒に降りて、その後途中まで乗せていってあげる」と声を掛けてもらい、ご好意に甘えることにした。その後、Tさんと同行のHさんと4人で下山を始めた。
Tさんは、地元の山岳会のメンバーで、本山小屋と三国小屋の管理を喜多方市から委託されており、ご本人も管理人をしていたとのこと。Hさんも単独で飯豊他の山に単独で登っているベテラン。
飯豊山本山小屋で、一休みのため中に入って、管理人に御沢(川入)からの登山バスの運行状況を尋ねたところ、コロナのため今シーズンの運行はしないとのこと。じゃあタクシーを呼ぶかと話していたところ、居合わせたTさんから、「小白布沢に降りるから、一緒に降りて、その後途中まで乗せていってあげる」と声を掛けてもらい、ご好意に甘えることにした。その後、Tさんと同行のHさんと4人で下山を始めた。
Tさんは、地元の山岳会のメンバーで、本山小屋と三国小屋の管理を喜多方市から委託されており、ご本人も管理人をしていたとのこと。Hさんも単独で飯豊他の山に単独で登っているベテラン。
感想
家内の百名山登山のため、45年振りに飯豊山に登る事にした。どうせなら、お花畑を心ゆくまで楽しもうと2泊3日の縦走を計画。しかし、今年は天候が全くの不順。日程も遅らせたのだが、回復の兆しは見えず、やむなく悪天候も覚悟の上で決行することにした。案の定、初日と3日目は雨。それでも、2日目は、嬉しい誤算。朝から快晴の天気。飯豊山や大日岳はもとより、会津の山々や佐渡ヶ島、朝日、月山、蔵王等が思いのまま。来てよかった。しかも道中、登山道脇で熊とのご対面!熊も逃げるそぶりも見せず、悠々と何かを食べていた。
高山植物も期待に違わなかった。天空の楽園とは正にこの事を言うのだろう。特に、ニッコウキスゲは、全山に咲き誇り、感動の連続。今までの山行の中でも、実に記憶に残るものになった。
地元の山岳会のTさんとHさんには、とても世話になった。しかも、下山後、途中までの約束が、電車の時間に間に合わないということで、JR山都の駅まで送り届けてくれた。何という好意。本当にありがとうございました。我々とは、ほぼ同年輩だったが、足腰は鍛えられており、アルコールが入っても何のその。彼らの飯豊を愛する姿勢に改めて敬意を表するとともに、飯豊の貴重な自然がいつまでも保たれる事を切に願う次第。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2683人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
「老夫婦」とのことですが、私よりお若いですよ〜。(笑)
飯豊には達者な先輩方がたくさんおられ、60代なんてひよっこです。
2日目が恵まれ、何よりでした。
kamoshiqua様
コメントありがとうございます。
ほぼ半世紀ぶりの飯豊でしたが、小屋は皆新しくなったものの豊かな雪渓と高山植物、たおやかな山稜は変わらぬ姿を見せてくれ、本当に感動しました。また訪ねる事ができるように、まだまだ頑張ります!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する