石狩岳→音更山→ユニ石狩岳周回（ブヨ沼テン泊）
北海道
yo-sha
体力度について
- GPS
- 28:13
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,957m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:16
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:07
| 天候 | ガスのち稜線は晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
シュナイダーコースは急峻なうえ、泥濘、岩場、ロープ場となかなか危険です。特に濡れた下りでは注意が必要と思います。 あとは音更山からブヨ沼の間。草はぼうぼう、ハイマツ、木の根、ととにかく大変。テン泊装備だったので流石に参りました。。。 |
| その他周辺情報 | 帰りはいつもの層雲峡黒岳の湯。600円でシャンプー、ボディソープ付き。 お昼は近くの登山軒。醤油ラーメン750円でした。まいう〜。 層雲峡にはセコマ、セブンイレブンのコンビニもあります。無料駐車場もあり、とても便利です。 |
写真
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いつものセコマ。久々にソフトカツゲン、いただきました。
レジの横にあったんですよ。ついついカゴに入れちゃった。
装備
| 個人装備 |
テント
グランドシート
ペグ
ウエス
マット
シュラフ
フリース
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジｰテープ
グローブ
予備グローブ
雨具（上下）
日よけ帽子
ストック
登山靴
ゲイター（薄）
ザック70リットル
アタックザック
夜ごはん1
昼ご飯1
朝ご飯1
行動食（チョコ
塩キャラメル）
ハイドレーションキット＋飲料（6リットル)
浄水器
ガス
コンロ
コッヘル
フォーク
スプーン
万能ナイフ
椅子
地形図
計画書
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池（スマホ
携帯
ヘッドランプ用）
GPS
保険証
JRO登録証
高度計付腕時計
カメラ
熊鈴
熊スプレー
タオル
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
マスク
日焼け止め
シート
サンダル
ラジオ
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
着替え
|
|---|
感想
【お山紹介】
今回は石狩岳、音更山、ユニ石狩岳。東大雪の山々として、ニペソツ山と並んで知られてますね。三山とも北海道百名山です（修正）。
高さは石狩岳が標高1,966m(最高点は1,967m)、音更山が標高1,932.1m、ユニ石狩岳が標高1,756mです。
登山道は主に3つ。シュナイダーをメインに、十石峠のルート、ニペの耳を経由して、沼野原方面へ向かうルートです。冬は三国峠から来る人もいるみたいですね。
今回のようにブヨ沼でテント泊する人もいますが、距離が20kmくらいなので、日帰りでもムリではないですね。
すれ違った人は10数名程度。遠いので少な目ですが、それなりに人気のあるお山です。
【地質】
地質図Naviによると、石狩岳は後期白亜紀〜古第三紀始新世の混在岩・付加体、音更山とユニ石狩岳は新第三紀中新世の閃緑岩・石英閃緑岩とあります。石狩岳は古い時代にプレート同士のぶつかり合いでできた岩石のようです。音更山とユニ石狩岳はその後の深成岩（併入）ですね。その後どうやってこんな大きな山になったのでしょうか。不思議です。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#13,43.55114,143.04731
【山行初日】
4連休の天気予報がイマイチで、黒岳〜トムラウシ縦走の予定がどうしても組めない。なので1泊2日テント泊に変更し、「石狩岳周回でしょ」と言うことで前日決定です(奥様に感謝！)。
前日、大雪プラザ273で車中泊。4:00起床の移動開始も、登山口への林道が変わったこと失念し昔の入り口へ。
急いで新林道へ戻るも早々にレンタカーのノロノロ運転に追い付く。砂利道不慣れは仕方ないけど、数度の10km/hはちょい厳しい（涙）。
30分遅れで到着し、ソッコー準備して、登山口にザックをデポ。車を下山口の十石峠側の駐車場に移動させ、そこから登山スタートです。
まずは2kmの林道を空荷で歩く。こりゃ楽だ。この後20kg担ぐんだよなぁ、と考えながら淡々と歩き、シュナイダーコース登山口到着。ザックをしょって、「重てぇ」。
序盤は川沿いを歩く。微妙なアップダウンがあり、荷物が肩に食い込む。
標高950mからは急登が始まり、いつまでも続く急登に、小休止の連続。自分の体重とザックで合計110kg。痩せたいなぁ。
ヒーコラ急登を登りきり、分岐に着くと何と青空出現！高根ヶ原が見えている(嬉)。。。石狩岳はガスが上がり始めており、アタックザックに切り替え、ソッコー向かう。
少し休めば良かったと後悔しながら登っていき、途中お花畑にレリーズモード。シナノキンバイ、トカチフウロ、チングルマがお出迎え。
その後しばし登って、祝、石狩岳登頂〜！。山頂だけガスが残ってたので、すぐに最高点を目指すも10分ほどで登頂〜。ここも視界がなくケルンと写真を撮ってすぐに分岐に戻る。分岐でしばし休憩するも日差しが暑く、さっさと音更山へ向かう。
十勝三股カルデラ側はガスで覆われるが、大雪山側は比較的晴れている。振り替えると石狩岳がどーんっ！途中何度もレリーズモードに(休憩)。
音更山への登りはルートが分かりにくい。途中ルートから外れたガレ場でナッキーの鳴き声？一回しか聞こえず、聞き間違えたかな。
ガレガレの足場を何とか登りきり、祝、音更山登頂〜！いやぁ、いい眺め〜。再びレリーズモードに満足し、本日のテン場のブヨ沼を目指す。
すぐにガスの中に突入し涼しい。やりぃ、と思っていたのもつかの間、荒れかけた登山道に悪戦苦闘。ハイマツが覆い被さり、木の根の連続。また草が覆い繁り地面が見えない。ここを通るときは注意下さい。
途中100mの登り返しにも苦しみ、フラフラになりながら、テン場に到着。すぐにイスを出して座り込んじゃいました。
テントを組み立て終わると、1グループがやって来てここでテン泊とのこと。単独と思ってたので嬉しかったなぁ(実は寂しがり屋)。ご褒美の発泡酒を飲み干し、初日は隣のテントの会話を子守唄に夢の世界へ💤。
【二日目】
朝の4:00に起床。片付けして外に出ると、何と快晴！正面に日の出直前の石狩岳が！。カメラを構えて、見事に御来光ゲットしました。
隣のテント三人組さんは一足先に出発。少し寂しいなぁ、と思いながらまったりしてると、鹿さん登場。逃げないんですよね〜。
乾かしがてらテントを回収し、自分も遅れて出発。さて、行くか。
まずは50mの登り返し。朝露でべちょべちょになりながらも順調に登りきり、振り返ると音更山どーん。雲間にニペソツ山も見えている。目指すユニ石狩岳はいつの間にかガスの中。でもいい眺めだ。その後はガスに入ったり出たり。微妙なアップダウンを繰り返し十石峠到着。
アタックザックを準備し、いざ、ユニ石狩岳へ！200mの登りは流石に昨日の疲れから足が動かない。うぇ〜。でも途中からガスを抜け、ヘロヘロになりながら進んで、祝、ユニ石狩岳登頂〜！
山頂からは大雪山系がおはよう。石狩岳も見えている。ニペソツ山は頭だけ。十勝三股カルデラは雲海の様相。う〜ん、いい眺めだ。10分程度の滞在し、下山開始。次来るのはいつになるかな。
十石峠でザックを回収し下山開始。下りは順調そのもの。草が刈られ、非常に歩きやすい。整備の方々、ありがとうございます！
最後の標高850m以下のだらだら斜面は辛い。高度がなかなか落ちず、「いつ着くんだぁ〜💦」
そんなこんなで何とか無事の下山でした。お疲れ様でした〜。
シュナイダーからのテント装備ザックはなかなかハードでしたが、稜線に上がってから晴れてくれたのが最高でした。お守り忘れたけど、もしかして今年は晴れ男？さてさて、次回は何処に〜。
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連休のテン泊お疲れさまでした🎵単独行でしかもシュナイダーから登るなんてチャレンジャーですね。今回の連休はせっかくの4連休なのに天気が良くなくて皆さん苦労したようですね。私もどこも期待出来なかったので北海道100名山をぼつぼつ登ろうかと斜里岳、雄阿寒岳など道東遠征して来ました。1000mより標高が高いと晴れてましたが、下界のずっと降り続く小雨には参りましたね。
MKOTO123さん、おはようございます。コメントありがとうございます！
テン泊装備では逆回りの人が多いので、じゃあ自分はシュナイダーから登ってみようかな？と思ったのが間違いでした
本音は2泊〜３泊での大雪縦走を狙っていたのですが、あの予報では流石に諦めますよね。レコを見ててもみんな諦めたみたいですし。
斜里岳、雄阿寒岳だったんですね。雲海がすごかったのではないでしょうか。両山とも久しく登ってないので、行きたくなってきました。でも遠いですよね...
シュナイダーからの登り、テン泊荷物で登るのは大変だったと思います。
私は昨年の今頃、ユニからのブヨ沼泊で同じコースを歩きました。
ユニと音更付近はコマクサが良かったです、音更のガレ場ではナッキーも鳴いてて立ち止まって写真を撮ろうとしたら、速攻で岩の間に逃げられました。
ブヨ沼ではテント設営中に数箇所刺されました。
歩き堪えが有ったと思います、ご苦労様でしたm(__)m
Padkunさん、おはようございます。コメントありがとうございます！
歩き堪え、MAXでした
ナッキー見られたのですね。うらやましい！。鳴き声を一度聞いただけで、その後は気配がなく、少しがっかりでした。
ブヨ沼の虫はひどいですね。奇跡的に刺されなかったですが、濡れたフライシートの裏側に多数の虫が...さすがに帰りがけにコインランドリーに行っちゃいました
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