信越トレイルSec-5 関田峠〜牧峠〜花立山〜宇津ノ俣峠 小熊に遭遇((((゜д゜;))))

2020年07月27日(月) [日帰り]

• GPS: 05:19
• 距離: 14.3km
• 登り: 785m
• 下り: 769m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:19

7:15 関田峠
8:42 8:48 牧峠
9:18 9:19 花立山
9:51 10:07 宇津ノ俣峠
10:33 10:37 花立山
10:59 11:07 牧峠
12:34 関田峠

天候

曇り後小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯山市街から県道409号線を経由
県道95号線に入り、道なりに走ると関田峠
道路左脇に5台位の駐車スペースがあり、
トイレ（洋式、水洗）は手前の茶屋池ハウス横にあります

コース状況／危険箇所等

連日の雨で、粘土質の斜面が滑りやすくなっています
特に危険個所はありません

花立山の北で、小熊に遭遇しました
今の時期、母熊も必ず近くに居る筈です
熊鈴は必携と思いました

その他周辺情報

まだらおの湯
https://www.furusato-toyota.com/madaraonoyu
ゆっくりくつろげるので、帰りの定番です

写真

7/27 6:57

大神楽展望台から鍋倉山。どうか今日は天気が少しでも長く持ってくれますように！

7/27 6:58

雲海
中央に小さな三角形の笠ヶ岳

7/27 6:58

苗場山
平らに長く伸びる特徴的な稜線はテーブルマウンテン

7/27 7:14

関田峠
また来ましたよ♪

7/27 7:14

登山口
北へ北へと向かって歩いてきました。思えばもうセクション5に入り、いつの間にやら！と感慨一入。

7/27 7:16

いきなり急坂
でも僅かです！

7/27 7:24

光ヶ原分岐

7/27 7:29

ブナ林とブナ林の間の湿原を通過（と言ってもかなり草地化してきている様子）

7/27 7:32

見上げる爽快感はいつも新鮮、来て良かったと思う瞬間(^.^)

7/27 7:46

梨平峠
新潟県に下る道は標識より僅か先にありました

7/27 7:47

標識と長野県側に下る道
草の茂り具合はどんなでしょうか？歩くなら晩秋、或いは早春が無難かも。

7/27 7:47

新潟県に下る道
先は分かりませんが入口は明瞭

7/27 7:58

大神楽三角点
山頂標識なく、信越トレイル標識にも名前はありません

7/27 7:58

三等です！

7/27 7:58

ツルアリドオシ
至る場所で見かけた花

7/27 8:22

牧ノ小池

7/27 8:23

牧峠まで1kmを切りました

7/27 8:36

日本海と米山

7/27 8:42

牧峠から振り返った歩いて来た道

7/27 8:42

新潟県側
通行止めのゲートがありました

7/27 8:43

ほんの少し新潟県側に歩くと大展望が得られました。左の峰が米山、右の峰は刈羽黒姫だと思います。

7/27 8:44

すっきり晴れた日には遠く能登半島の影も望めるのではないかと思います。晴れた日に来てみたい場所ですが、残念ながらどちらの県からも現在車では来られません(:_;)

7/27 8:44

峠に戻り、左の稜線へ向かいます

7/27 8:46

牧峠から
長野県側の車道と信越トレイル案内板

7/27 8:46

いざ、宇津ノ俣峠へ

7/27 8:49

イワウチワ大群落
花の咲く頃に来てみたい場所♪

7/27 8:53

旧牧峠の案内板

7/27 8:53

旧道は見た感じからしても廃道状態に思われます

7/27 8:53

宇津ノ俣峠迄往復すると6km

7/27 9:03

多分、花立山でしょう

7/27 9:13

上越市街と日本海

7/27 9:18

花立山に到着しました

7/27 9:18

三等三角点
山頂を後にして数分後、前方を行く黒い動物を発見、振り向いた顔は何と子熊(*_*)大慌てで走り去りましたが、子熊の傍には今の時季、必ずや母熊がいる筈なので、それに気づいた瞬間、自分も大パニック(T_T)しばらくその場を動けず、熊鈴を思い切り鳴らしました！

7/27 9:36

気を取り直し、熊鈴を思い切り鳴らしながら前進。見通しの良い場所は良いのですが、曲がり角は母熊が現れるのではないかと怯えながら通過。

7/27 9:51

宇津ノ俣峠に到着
熊の恐怖やら、又も怪しい気配の空模様に気が急きます。熊は人に出会った場所にその日は近づかないと聞いたことがありますけれど…

7/27 10:05

長野県側に下る道
少し下ってみましたが、やはり先は草に埋没(T_T)

7/27 10:05

下山開始
エスケープルートを使えばとんでもなく遠回りになり、
怖いですが、再び思い切り鈴を鳴らしながら来た道を戻りました。

7/27 10:36

何とか無事、花立山に帰還

7/27 10:45

やれやれ、牧峠が見え、少し落ち着きました(^^;

7/27 11:00

牧峠を横断
後で聞くと、長野県側は遥か山裾で通行止めになっているようです

7/27 11:24

牧ノ小池
湖面に雨粒が当たりだしていました。樹林帯内は、雨が気にならず有難いです。

7/27 11:50

大神楽三角点

7/27 12:18

樹林帯が途切れると雨が激しくなったのが分かります

7/27 12:34

有難うございました！
無事帰還しました！山に一歩踏み込めば何が起こるかわかりません。その恐ろしさに気付かされ、気を引き締めなければと強く思う山行でした。

7/27 13:00

グリーンパル光原荘へ初めて寄りました。晴れていれば、妙高、火打、黒姫の大展望台なのですね(*_*)

7/27 13:01

牧場跡と上越市街
上越市街もこんなに近く見えるのにびっくり！グリーンパル光原荘の方に、子熊を見たと報告すると、いろいろお話を伺えました。信越トレイルでは、熊による事故は起きていないそうです。

7/27 14:01

晴れていれば、素晴らしい山並みが見られます。館内に閉ってあった展望案内板を見せて頂きました。いつか、実際にこんな絶景を眺めに来たくなります。

7/27 14:02

居並ぶ山の名前にわくわく♪

7/27 14:08

大毛無山、不動山
見せて頂いた案内板のおかげで同定できました。ご親切に感謝です。

感想

kyom4

前日から、天気予報をちらちらと見ては思案し、
夜になってから、出かけようとようやく決意。
信越トレイルも二回目の走破で、未踏のコース探しに興味が湧き
地図を見ては楽しむ内に、今回セクション5に入りました。
結果としては前回同様、昼から雨になりましたけれど、
初めて訪れたグリーンパル光原荘では雨は降っておらず
高曇りの空の下、予想外に妙高方面の展望が楽しめました。

花立山を後に歩き出して小ピークの登り返しに差し掛かった時、
目の前を黒い動物が歩いており、振り返った顔は子熊でした(*_*)
そして、この時期、付近に絶対母熊がいると気付き、フリーズ！
熊鈴を思い切り鳴らし、その場で撤収も考えましたが
しばらく様子を見て縦走再開、母熊に出くわすことなく
無事、関田峠に帰還した時は膝の力が抜けそうになりました。
熊は遠くから何回も見ていますが、今回のような至近距離で
しかも、同じ道を歩いている熊に出くわしたのは初めてです。

帰りにグリーンパル光原荘を一度訪ねたいと思ってもいたので
高原荘の管理人の方に子熊の目撃を報告、
そしてこの辺りの熊についての情報を色々伺うことができました。
信越トレイルでは、今まで熊に関する事故が起きておらず
根曲り竹の季節も終わり、稜線に熊はいない筈というお話でした。
しかし、運悪く、縦走路で熊と鉢合わせしない為に
熊鈴を絶対鳴らして、存在を知らせるべきと改めて思います。