七倉岳 急登のトレーニング
- GPS
- 07:26
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,482m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:25
4:51 七倉山荘手前駐車場到着 14℃
5:17 七倉登山口出発
5:36 [1/10]到着
5:48 [2/10]到着
6:08 [3/10](唐沢のぞき)到着
6:34 [4/10]到着
6:51 [5/10]到着
7:17 [6/10]到着
7:35 [7/10]到着
7:54 [8/10]到着
8:10 天狗の庭到着
8:19 天狗の庭出発
8:25 [9/10]到着
8:52 [10/10]到着
8:55 船窪小屋到着
9:03 船窪小屋出発
9:15 七倉岳山頂到着
9:33 七倉岳山頂出発
9:46 船窪小屋到着
9:51 [10/10]到着
10:00 [10/10]出発
10:26 天狗の庭到着
10:39 天狗の庭出発
12:34 七倉登山口到着
登り歩行時間
七倉登山口〜船窪小屋:3時間29分
下り歩行時間
船窪小屋〜七倉登山口:2時間26分
平面距離 9.2km
沿面距離 9.9km
記録時間 07:26:28
最低高度 1,059m
最高高度 2,508m
累計高度(+) 1,526m
累計高度(-) 1,462m
平均速度 1.3km/h
最高速度 7.8km/h
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木の根、丸木のハシゴが滑りやすいので下山時注意 4度コケて1度膝を擦りむきました |
その他周辺情報 | 七倉山荘 ソフトクリーム \390 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
笛
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
前回の山行後、次は急登でのトレーニングのために七倉岳に登ろうと決めていた。
4連休は連日の雨天で出かけられずにいたが、ようやく梅雨明けして山行日和になった。
七倉岳は人が少ないので、駐車場に車が2,3台しかないのではと思っていたが、タクシーで高瀬ダムに入りブナ立て尾根を登る人達もあり、工事関係車両を除いて20台程駐車されていた。
めいっぱい駐車したら何台駐車可能かはわからないが、駐車に困ることがないのはここの良いところ。
車内で朝食をとり、いざ出発。
半袖Tシャツだけでは少し寒く感じるが、歩き初めて5分もすれば必ず脱ぐはめになるので、腕組みで寒さをこらえて出発した。
登山口の手前には常駐の指導員の方がいて、親切丁寧に対応していただいたが、コロナに関する特別な対応はなかった。
唐沢のぞきまでの急登は岩や木の根が乾いていて滑りにくく、快調に登ることが出来た。
隣に駐車されて、先に出発したソロ男性はここで休憩をとっていたようだ。
ここまで日陰で、特別暑く感じることもなく、汗の量もいつも通り。
だが、案内板には七倉まで1時間、船窪小屋まで4時間となっている。
素直に七倉登山口までの下りに1時間かかり、船窪小屋までの登りに4時間かかると考えれば良かったが、「七倉登山口からここまで1時間で来られなかった」とがっかりしてしまった。ほぼ下りのコースタイムで登れることが多いので、結果的にここまではまあまあ良いペースで来ていた。
少し下った所で大きめのザックを背負った2名の男性パーティーに道をゆずっていただき、しばらく下りと水平歩きが続いてから再び急登が始まった。
ここの急登は木の根を階段のようにして登る箇所が多くその段差が大きい。木の根は滑りやすく常に足の置く位置に注意が必要だ。
さらに急な所は直径15cm程の丸木を半分にして組まれたハシゴ登りになる。
手を使って登ることも多く、時に4つばいに近い姿勢になることもある。
樹林帯を抜けて視界が開けると、既にガスが高い位置にあった。山頂での眺望は期待出来ないかもしれないと思いつつ歩を進める。
【天狗の庭までもう少し】の看板を見た時に胸が少し苦しく、足を止めて呼吸を整えても軽いめまいがして前に進めなくなってしまった。立ったまま膝に手を置いて休む。
ここで撤退なんてとても考えられないが、ここ数年なかった現象に「4連休雨でさぼっていたのがいけなかったのか?」「今から下山してもあの急坂下りに耐えられるのか?」と、とまどいしばらくフリーズした。
水分も十分にとり、塩分タブレットも口にしている。以前に美ヶ原であった酸欠現象とも違う。
「体力不足」だと自身に言い聞かせて、天狗の庭まで行って休憩をとることにした。
天狗の庭ではザックを降ろしてベンチに腰掛けて行動食をとった。
ここではガスがなければ七倉ダムと高瀬ダムを同時に見られる絶好のビューポイントだが、高瀬ダムのダム湖の後方の一部しか見えなった。
再び歩きだして回復しなければ撤退しようと思ったが、ゆっくりなら問題なさそうなので、トレーニング目的を一旦棚上げして船窪小屋を目指すことにした。ただし、見上げる行き先ははるか上にあり気持ちは高まらない。
3年前に来た時には初めてだったので船窪小屋までが遠く感じたが、「前回はここに雪渓が残っていたな」、「ちょっとしたお花畑がある」などと思いながらなんとか船窪小屋に到着出来た。
小屋前のテーブルには誰もおらず、歓迎の鐘もさみしそうにしていた。これがコロナの影響なのか時の流れなのかはわからないが、ザックを降ろしてしばし休憩をとる。
しばらくしたら小屋の方が出てこられ、少し会話をした。女性客の予約が複数入っているとのことだが、今日はまだ女性には会っていない。
七倉岳山頂には1名の先客がいた。
半袖Tシャツのみでは寒かったので、防寒してここでもしばし休憩をとった。
船窪小屋に戻ると道をゆずっていただいた3名の方達がテーブルにいたので、そのまま通過して下山することにした。
[10/10]を過ぎると船窪小屋が見えなくなってしまうので、ここでmavic miniを飛行させてみたが、ガスに包まれつつありもっと早い時間に撮影しておけば良かったと後悔した。
[10/10]を過ぎると稜線の東側を通るので、お花畑もガスに覆われはじめ、天狗の庭では前回と同様に展望なしとなってしまった。
ここでこれから先の急な下りに備えて少し早い昼食をとり、再びトレーニング目的の山行モードに入った。
登り時に手を使った段差の大きな箇所やハシゴはとても滑りやすく、足の置く位置に注意していても4度コケてしまい、膝近くに擦り傷や軽い打撲痕を作ってしまった。
また、前回もそうだったが下りにもかかわらず、ずっと息が切れていて汗の量も相当のものだった。
「トレーニングにしてもキツ過ぎる」「七倉岳を選択したのは失敗だった」「もう七倉岳は来たくない」「こんな調子じゃしばらく山行は無理か?」と、弱音ばかりが頭に浮かぶ。
前回は[2/10]より下くらいから膝に違和感があって、下山後両膝に痛みが出てしまった。
今回は膝に問題はないので少しの進化はあったが、ネガティブな気持ちしか出てこない自分がとても情けない。
登山は下りが登りより重要と言われるが、下山がとてもつらかった。
2日経過してもほぼ筋肉痛はないので、トレーニングの成果は徐々に出ていると思う。
今月下旬までコロナ・長梅雨で山行出来なかった分を取り戻すように、チャンスがあれば背伸びせず、トレーニングだと気負わず、山行を繰り返すようにしたい。
七倉登山口から七倉岳山頂を経由して蓮華岳、針ノ木岳への登山ルートをGoogleストリートビューで見ることが出来る。
Googleストリートビューで見られる数少ない登山道の1つ、ぜひご覧あれ。
http://urx.blue/vJjV
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