大峯奥駈道縦走 逆峯34時間踏破

2020年08月11日(火) 〜 2020年08月13日(木)

• GPS: 56:00
• 距離: 93.5km
• 登り: 7,577m
• 下り: 7,703m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:30

10:30 近鉄吉野駅
10:45 10:45 吉野山駅
11:00 11:00 金峯山寺
11:05 11:05 上千本口バス停
11:10 11:10 花矢倉展望台
11:15 11:15 吉野水分神社
11:50 11:50 高城山
12:00 12:00 奥千本口バス停
12:20 12:20 金峯神社
12:30 12:30 青根ヶ峰
12:40 12:40 試み茶屋跡
13:00 13:00 四寸岩山
13:10 13:10 足摺の宿跡
13:30 13:30 九十丁石
14:00 14:00 二蔵宿小屋
14:40 14:40 大天井ヶ岳
15:00 15:00 五番関
15:20 15:20 今宿跡
15:30 15:30 洞辻茶屋
15:40 15:40 陀羅尼助茶屋
15:50 15:50 松清店
16:00 16:00 鐘掛岩
16:50 16:50 西の覗岩
17:00 17:00 山上ヶ岳
17:20 17:20 投地蔵辻
18:00 小笹ノ宿

2日目

• 山行: 39:50
• 休憩: 7:35
• 合計: 47:25

4:30 小笹ノ宿
4:50 4:50 阿弥陀ヶ森
5:30 5:30 脇ノ宿跡
5:55 5:55 大普賢岳
6:20 6:20 水太覗
6:35 6:35 弥勒岳
6:50 6:50 サツマコロビ(薩摩転び)
7:00 7:00 国見岳
7:05 7:05 内侍落し(屏風横駈)
7:10 7:10 稚児泊
7:20 7:20 七つ池
9:00 7:30 七曜岳
9:20 7:35 無双洞・和佐又山分岐
9:50 7:45 みなきケルン碑
9:55 7:50 行者還岳分岐
10:00 8:00 行者還岳
10:15 8:05 行者還岳分岐
10:20 8:20 行者の水場
10:25 8:45 行者還小屋
10:30 9:00 天川辻
11:00 9:05 R309 90番分岐
11:15 9:10 しなの木出合
11:25 9:15 一ノ垰
11:30 9:30 一の垰プレート
11:45 9:40 奥駈道出合
11:55 9:45 弁天ノ森
12:20 9:50 聖宝ノ宿跡
12:30 10:15 弥山小屋
10:15 10:40 大峰山
10:40 11:00 明星ヶ岳
11:00 11:05 禅師ノ森
11:05 11:15 五鈷峰
11:15 11:45 舟ノ垰
11:45 12:00 楊枝ノ森
12:00 12:10 楊子ノ宿
12:10 12:25 孔雀岳
12:25 12:40 両部分け
12:40 12:50 橡の鼻
12:50 12:55 馬の背
12:55 13:00 釈迦ヶ岳
13:00 13:45 かくし水
13:45 14:25 深仙ノ宿
14:25 14:30 大日岳
14:30 15:00 太古の辻
15:00 15:10 仙人舞台石
15:10 15:15 石楠花岳
15:15 15:30 天狗山
15:30 15:50 奥守岳
15:50 16:00 嫁越峠
16:00 16:15 天狗の稽古場
16:15 16:30 地蔵岳
16:30 16:50 般若岳
16:50 17:00 滝川辻
17:00 17:10 乾光門
17:10 17:20 涅槃岳
17:20 17:30 証誠無漏岳
17:30 17:40 鎖場
17:40 17:50 阿須迦利岳
18:00 持経の宿

3日目

• 山行: 0:20
• 休憩: 12:40
• 合計: 13:00

4:30 持経の宿
4:30 4:45 持経千年檜
4:45 4:50 両又分岐
4:50 4:55 平治ノ宿
4:55 5:00 転法輪岳
5:00 5:15 倶利伽羅岳
5:15 5:30 水場まで10分
5:30 5:50 行仙岳
5:50 6:00 行仙宿山小屋
6:00 6:15 笠捨山
6:15 6:40 葛川辻
6:40 7:05 地蔵岳
7:05 7:25 水場
7:25 8:00 四阿之宿
8:00 8:10 東屋岳
8:10 8:20 拝み返し
8:20 8:35 檜之宿跡
8:35 9:00 巻道分岐
9:00 9:15 香精山
9:15 9:35 塔ノ谷峠
9:35 9:55 古屋の辻
9:55 10:20 如意宝珠岳
10:20 11:00 蜘蛛ノ口
11:00 11:10 稚児ノ森
11:10 11:20 水呑金剛
11:20 11:30 花折塚
11:30 11:35 玉置山展望台
11:35 11:40 玉置山
11:40 11:45 玉置神社
11:45 12:30 玉置辻
12:00 12:40 大平多山分岐
12:40 12:55 大森山
12:55 13:15 大水ノ森
13:15 13:35 切畑辻
13:35 14:00 五大尊岳（北峰）
14:00 14:25 五大尊岳
14:25 14:40 金剛多和
14:40 14:50 大黒天神岳
14:50 15:00 山在峠
15:00 15:15 吹越山
15:15 15:35 吹越宿跡
15:35 16:00 吹越峠
16:00 16:15 展望台
16:15 16:30 七越峰広場
16:30 16:40 七越峰
17:00 熊野本宮大社

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

近鉄線六田駅

コース状況／危険箇所等

大普賢岳〜国見岳、孔雀岳〜釈迦ヶ岳、地蔵岳はかなり険しい。
鎖場、鎖の無い急登など。コース上の水場は小笹の宿(水量豊富、絶対枯れない)、行者還避難小屋手前(水量少ない、枯れる可能性)、鳥の水(水量少ない、枯れる可能性)、釈迦ヶ岳下の隠し水(水量豊富、絶対枯れない)、南奥駈道は持経宿、平治宿、行仙宿、玉置神社。それ以外はコースを離れないと無い。

その他周辺情報

コース上の飲食ができる場所は、弥山小屋、玉置神社駐車場(神社から徒歩で20分、自販機、軽食あり)。
熊野川を渡る時はサンダルがあったほうが良い。熊野本宮周辺には複数の温泉あり。
飲食できる店は16時頃に閉店する。1か所だけ熊の子食堂は21時頃まで営業。
コンビニはヤマザキショップが19時まで。

写真

8/7 10:28

スタートの柳の渡し。登山道は吉野駅が近いけど、奥駈道の起点から10時30分出発。

8/7 10:46

奥駈道の説明書き。感慨深い。

8/7 11:25

登山道入り口。

8/7 11:26

縦に全長100km。改めて見ると長い。

8/7 13:48

コースの至るところに奥駈道の標識が。テンションが上がる。

8/7 15:39

山上ヶ岳入り口。女性は通れないらしい。

8/7 15:40

こんな標識も随所に。道迷いしない。

8/7 17:01

山上ヶ岳にて。

8/7 18:17

1日目は7時間30分、28km走って18時に小笹の宿で宿泊。すぐ裏が水場で便利。

8/8 5:36

2日目は4時30分出発、朝日が綺麗。

8/8 5:48

こんな所がコースに。険しい。

8/8 6:44

大峰山脈が綺麗に見える。

8/8 7:50

遠くに弥山が。

8/8 9:34

弥山小屋でコーラとカップラーメン。荷物軽量化のために水でレトルト食品を作って食べるので温かいものが嬉しい。

8/8 9:50

奥駈道2番目の標高。

8/8 10:07

人馴れしてるのか近づいても逃げない。

8/8 10:31

100名山の八経ヶ岳登頂。

8/8 12:55

鳥の水、水量少ないけど嬉しい。

8/8 13:54

釈迦ヶ岳にて。

8/8 14:21

釈迦ヶ岳の隠し水。水量豊富、南奥駈道のために、め一杯汲む。

8/8 14:39

今日の宿、持経宿までまだ9km。時間は14時…

8/8 14:56

ついに南奥駈道へ。

8/8 17:57

2日目、34km、13時間30分走って18時に持経宿に到着！　水や布団、毛布もあって有難い。

8/9 7:51

3日目、9km走ってついにゴールの熊野本宮の標識が。まだ27km先。

8/9 11:22

玉置神社手前、テンションが上がる。

8/9 11:52

玉置神社、無事ゴールできるようにお参り。

8/9 12:12

玉置神社でサンマのお寿司。

8/9 12:15

同じく椎茸うどん。美味しかった。

8/9 12:28

ここでジュースも購入し最後の休憩。お世話になりました。熊野本宮まであと16km。

8/9 16:41

遠くに大斎原が。ゴールはもうすぐ。

8/9 16:51

熊野本宮まで3km。

8/9 17:12

ついに熊野川に到着、これから裸足で渡ります。

8/9 17:13

川に降りるためにロープも常設。

8/9 17:18

スリッポンという軽いサンダルを持参。

8/9 17:32

川を渡るこの瞬間をずっと楽しみにしてきた。気持ち良い。

8/9 17:37

大斎原の鳥居、本宮までもう少し。

8/9 17:43

3日目、12時間30分、37km走って17時に無事ゴール！
総距離99km、総時間は34時間。

撮影機器：

Xperia 5 SO-01M docomo SONY

装備

個人装備

ソフトシェル タイツ 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） GPS 携帯 時計

共同装備

ソフトシェル タイツ 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） GPS 携帯 時計

備考

混雑時期を除けば山小屋に泊まれるのでテント不要。
夏でも夜は15度くらいに下がるので就寝時の寝袋や防寒具は必須。
水は、水場と水をどれだけ消費するか計算して過度に持たないほうが良い。
長時間の移動では荷物が軽いと疲労度が全然違う。
水の不安を過度にして常に4リットル以上持ち歩いたことで非常に疲れた。

感想

takesicsi

修行の場だけあってアップダウンが多く、鎖場や鎖の無い急登も多くて難解なコース。
ただ、随所に史跡や奥駈道の標識もあって歴史あるコースを歩いていると実感し頑張る気持ちになれる。