焼岳を越え、歩いて上高地に入る楽しさ

2020年08月21日(金) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 10.5km
• 登り: 956m
• 下り: 1,066m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:28

6:40 新中の湯登山口
7:42 7:42 広場
7:44 7:44 下堀沢出会
8:45 9:15 焼岳北峰
9:54 10:00 中尾峠
10:04 10:06 焼岳展望台
10:10 10:17 新中尾峠
10:17 10:17 焼岳小屋
10:34 10:36 長ハシゴ
11:08 11:08 峠沢梯子場
11:38 11:38 上高地焼岳登山口
11:48 11:49 西穂高岳登山口
11:53 11:53 上高地温泉ホテル
12:03 12:03 上高地公園活動ステーション
12:07 12:07 無料トイレ
12:08 ゴール地点

天候

晴れ後一時雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

意外に人は少なく、焼岳小屋下の垂直梯子ほか、幾つかの梯子もスムーズに通過できました。

その他周辺情報

上高地一帯で人はだいぶ少な目。適度な賑やかさでした。

写真

8/21 7:41

中の湯の上の登山口駐車場に着いたのは朝6時半過ぎ。
でも区画内に止められました。空いているようです。

8/21 7:47

登山口から1時間少々で樹林帯を抜けて、焼岳本峰、穂高岳、霞沢岳などが見えてきます。今日は午後は雨予報ですが、早朝にかかっていた雲は全て消えました。

8/21 8:06

北峰南峰の鞍部が見え始めると、急な上りのギアが2段くらいアップ。太陽の直射が厳しく、急斜面に喘ぎながらも水分補給が欠かせません。

8/21 8:38

鞍部が近づくと、南峰の岩壁の迫力が一段と！

8/21 8:38

北峰は今日も硫黄臭と蒸気が盛ん。

8/21 8:42

ほぼ2時間で鞍部到着。ここの火口湖は雪解け後も消えませんね。6月に来た時と大きさはあまり変わらないようです。

8/21 8:43

ここから仰ぐ南峰は、まさにオベリスクといった感じで天に向かって屹立。

8/21 8:43

北峰の岩稜の向こうには笠ヶ岳。

8/21 8:48

鞍部から5分位、北峰直下の乗越に来ると、朝もやの中に穂高連峰と上高地が登場。

8/21 8:59

笠ヶ岳はいつも雲が湧きやすい。画像にはありませんが、今日は白山まで見えてました。

8/21 9:02

ただただ気持ち良い北峰山頂。焼岳小屋の緑の屋根がチョコンと見えて。6月の時は上高地への登山道が未開通で、今日はリベンジ。

8/21 9:17

さぁ、北峰の岩峰を振り返りつつ、上高地に降り始めます。

8/21 9:22

この岩稜の上にさっきまで居たんだなぁ。

8/21 9:17

お昼くらいには上高地に着けるかな。

8/21 9:47

焼岳小屋に下りる道は、火山特有の崩れやすい道。下りのほうが気をつかいます。振り返ると、もう焼岳はあんな上に。

8/21 9:58

山の花は、秋に向かって進み始めたようです。アザミを始め、紫色の花が目立つようになってきました。

8/21 10:05

中尾峠付近より焼岳北峰。焼岳小屋側からこの光景を見ながら登るのも楽しいだろうなぁ。

8/21 10:06

穂高連峰側も前山に隠れるようになり、だいぶ下りたことを実感。

8/21 10:13

焼岳小屋の分岐点まで下りてきました。標高が下がって暑さが！

8/21 11:37

名物の梯子も無事クリアし、大正池方面から伸びる林道に合流。でもここから遊歩道がなにげに長い。

8/21 12:15

河童橋に着く頃には、雷が鳴り始めました。天気予報は当たりのようです。お土産を買って食事をしたら、タクシーで焼岳登山口に戻ります。

8/21 12:14

焼岳を振り返る。あらためて思う、3時間前まであの上に居た！

8/21 20:03

今日の戦利品。
焼岳小屋と五千尺ホテル。上高地の皆さん、頑張って！

撮影機器：

EOS M2 CANON

装備

個人装備

防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 行動食 非常食 飲料 ライター コンパス 笛 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

atov

中の湯上の登山口駐車場に、朝6時半でまともに止められるとは思っていませんでしたが、タクシーの運ちゃんによれば、例年の3分の1くらいの人出だそうで、登山道も、上高地全体も空いていました。
春先のコロナの影響でなかなか解除されなかった焼岳小屋⇔上高地ルート。バスで入るのではなく、歩いて山を越えて上高地に入るワクワク感を味わいたくて、今回はこのルートを選びました。
装備バリバリの汗臭い状態の登山者と、白い日傘をさした女性が混在する不思議空間の河童橋付近・・・これもまた現在の上高地のありのままの姿・・かな。