盛夏の鹿島槍ヶ岳日帰りピストン

2020年08月29日(土) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,331m
• 下り: 2,317m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:30
• 合計: 9:50

4:00 柏原新道登山口
5:55 6:10 種池山荘
6:40 6:55 爺ヶ岳南峰
7:30 7:30 冷乗越
7:40 8:00 冷池山荘
8:35 8:40 布引山
9:20 9:40 鹿島槍ヶ岳
10:00 10:00 布引山
10:35 10:40 冷池山荘
10:45 10:45 冷乗越
11:50 11:50 爺ヶ岳南峰
12:10 12:20 種池山荘
13:50 柏原新道登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢の無料駐車場(320台)を利用。扇沢駅近くの有料駐車場(400台)もありますが、登山口まで15分ほど歩きます。

コース状況／危険箇所等

登山口から種池山荘まで、片側が崩れて狭い箇所があります。
種池山荘から鹿島槍ヶ岳まではよく整備されており、危険箇所はありません。

写真

8/29 5:00

AM5:00頃、だいぶ明るくなってきました。心配していた天気も、朝はかなり良さそうです。

8/29 5:22

モルゲンロートの針ノ木岳。

8/29 5:25

蓮華岳(左)と針ノ木岳、スバリ岳(右)のモルゲンロート。

8/29 5:25

いい感じに焼ける針ノ木岳とスバリ岳。

8/29 5:26

蓮華岳(左)と針ノ木岳、スバリ岳(右)のモルゲンロート。

8/29 5:56

AM5:55に種池山荘に着きました。ここまで2時間かかりませんでした。予想よりも1時間も早くて自分でもびっくり。

8/29 6:00

種池山荘の真正面には針ノ木岳(中央)と蓮華岳(左)がドカンと見えます。

8/29 5:55

8/29 5:55

雲海の彼方に見えるのは、左の方はおそらく八ヶ岳連峰。右の方は白嶺三山あたり？

8/29 5:59

雲海に浮かぶ針ノ木岳と蓮華岳。

8/29 6:00

針ノ木岳アップ。

8/29 6:01

写真ではあまり色が出ませんでしたが、朝日で虹色に染まる滝雲が見られました。

8/29 6:01

非常に幻想的でした。虹色の滝雲なんて初めてでした。

8/29 6:04

虹色の滝雲と、右奥には立山と劔岳。

8/29 6:05

立山と真砂岳。

8/29 6:05

針ノ木岳も行ってみたいなー。

8/29 6:05

針ノ木岳(中央)とスバリ岳(右)。左奥に頭を出している山はどこだろう。

8/29 6:05

8/29 6:05

8/29 6:10

雄山から別山。

8/29 6:11

朝露でキラキラ光るチングルマの果穂。

8/29 6:10

種池山荘周辺はチングルマが超大量です。花の時期に見てみたくなりました。

8/29 6:13

8/29 6:14

朝露を纏って輝くチングルマの果穂と爺ヶ岳。

8/29 6:16

今日のターゲット、鹿島槍ヶ岳。左の南峰が最高峰、2889Mです。

8/29 6:16

おお！！！劔岳も見えてきた！！

8/29 6:28

種池山荘と奥には劔立。

8/29 6:16

種池山荘、超好立地ですね！

8/29 6:17

8/29 6:20

8/29 6:28

針ノ木岳から劔岳。今回使ったレンズは、フルサイズ換算で24〜400mmという神レンズです。こんな広角から、各山の拡大まで、レンズ交換なしで撮れて凄く便利でした。

8/29 6:37

雄山から別山。来年は子供と室堂に行きたい。

8/29 6:37

カッコ良すぎるぜ劔岳。

8/29 6:37

針ノ木岳は何枚撮ったことか。

8/29 6:37

8/29 6:37

本当に典型的な双耳峰ですね。

8/29 6:40

劔岳。

8/29 6:40

縦構図で。このラスボス感よ。

8/29 6:43

AM6:40頃、爺ヶ岳南峰に到着。ここからの景色は最高でした。

8/29 6:43

爺ヶ岳から見る鹿島槍ヶ岳、カッコいい。

8/29 6:44

左から常念岳、東天井岳、燕岳、大天井岳、前穂高岳、奥穂高岳、槍ヶ岳。

8/29 6:44

8/29 6:44

8/29 6:45

劔立と日本海。

8/29 6:48

蓮華岳から立山。

8/29 6:50

蓮華岳から立山バックに飛んでみた。

8/29 6:57

これから歩く稜線。 遠っっっ！！

8/29 7:01

爺ヶ岳南峰を少し降りたところで雷鳥に遭遇。

8/29 7:04

2羽いました。

8/29 7:02

鹿島槍ヶ岳を見つめる雷鳥。

8/29 7:02

8/29 7:01

バッチリカメラ目線。ありがとな。

8/29 7:19

劔立。この後ガスで見えなくなりました。

8/29 7:22

8/29 7:22

鹿島槍ヶ岳は登頂前にガスに飲まれそうです。

8/29 7:33

AM7:30頃、冷乗越(つべたのっこし)に到着。

8/29 7:40

AM7:40頃、冷池山荘に到着。ここでエネルギー補給をした後、Tシャツが可愛がったので嫁の土産に購入。

8/30 16:58

購入したTシャツ。

8/30 17:00

柄はこんな感じ。ゆるめで可愛い(笑)

8/29 7:59

ミヤマトリカブトがわんさか。山はもう秋の支度を始めています。

8/29 8:00

ヤマハハコ。

8/29 8:05

いい匂いがすると思ったらミヤマシシウドでした。

8/29 8:05

シラネニンジンとイブキトラノオ。

8/29 8:06

タテヤマアザミのお花畑。

8/29 8:07

8/29 8:11

ハクサンフウロの大輪。

8/29 8:45

爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳の間は、イワヒバリが沢山いました。みんなまだ細いけど、これから冬に向け食べまくるんだろうな。ホシガラスも見かけましたが写真は撮れませんでした。

8/29 8:49

爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳の間はトウヤクリンドウがいっぱい。

8/29 9:56

トウヤクリンドウをアップで。秋の訪れを感じます。写真は撮り忘れましたが、タカネマツムシソウも咲いていました。

8/29 8:50

イワツメクサとトウヤクリンドウのお花畑。

8/29 9:15

最後の登り。しんどい。

8/29 9:18

最初クマかと思った。10頭くらいいました。

8/29 9:18

山頂直下の2870M付近でした。こんな高所なのに。。

8/29 9:18

8/29 9:23

親子も。カメラ目線の子ザルが可愛い。親猿は首輪してる？たぶんライチョウ保護活動のためのサルの行動調査用のGPSかなんかかな。

8/29 9:24

AM9:20頃、鹿島槍ヶ岳(南峰)に無事登頂！キツかった！この頃にはすっかりガスってしまいましたが、標識は無事に青空バックで撮れました。

8/29 9:29

三角点。20分ほど待ちましたが、景色はあまり見えなそうでしたし、雨も心配だったので下山します。

8/29 9:52

ヤマホタルブクロ。

8/29 9:56

トウヤクリンドウ。

8/29 10:21

ミヤマアキノキリンソウとハクサンフウロ。

8/29 10:21

ウサギギク(キングルマ)。

8/29 11:44

最終盤ですが、コマクサも残っていました。これが1番綺麗な株でした。

8/29 11:45

8/29 11:45

8/29 11:52

時々ガスが切れるも、遠望はもう見えませんでした。朝早くに種池山荘まで来られて本当に良かったです。

8/29 12:00

爺ヶ岳を振り返る。鹿島槍の日帰りはキツイので、次は日帰りなら爺ヶ岳、鹿島槍なら泊まりで五竜岳とセットにしたいです。

8/29 12:10

チングルマの果穂とフデリンドウ。

8/29 12:09

フデリンドウ。

8/29 12:12

コバイケイソウとチングルマが超大量。花の時期は圧巻だろうな。

8/29 13:52

PM1:50頃、扇沢の登山口に到着。種池山荘から1時間半でした。だいぶ早かった。休憩込みで10時間でした。

8/29 13:53

沢からの風も涼しくない。下山でもだいぶ汗をかきました。今回も新型コロナウイルスが心配なので、温泉は泣く泣く諦めてまっすぐ帰りました。

撮影機器：

OM-D E-M10 Mark II ボディ オリンパス

Xperia XZ1 SOV36 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

ra-men

今年の夏はキレット小屋泊で五竜・鹿島槍の予定でしたが、新型コロナウイルスが心配なので、諦めて日帰りで鹿島槍にしました。
今年は本当に運動不足で、前回の八ヶ岳でもしんどかったので、ペース次第では爺ヶ岳までにしようと思っていましたが、想像よりだいぶペースがよく、無事に鹿島槍ヶ岳のピークを踏むことができました。標準CT15時間のところ、休憩込みで10時間とだいぶ余裕はありましたが、この日は午後から天気が崩れる予報だったので、北峰はお預けとしました。
予報通り、早いうちからガスに飲まれましたが、心配していた雨は結局下山まで降らず、それどころか下界はバッチリ晴れていてなんだよ！！っていう登山あるあるでしたが、ペース良く稜線上まで登れたお陰で素晴らしい眺望を見ることができ、雷鳥、ホシガラス、サル、イワヒバリ、高山植物と、沢山の動植物に会うこともでき、充実した山行となりました。でもやっぱり鹿島槍の日帰りはキツイ(特に下山時の爺ヶ岳への登り返しは天に召されるかと思いました)ので、次は泊まりでのんびりですかね(笑) 眺望最高の種池山荘に泊まってみたいです。