鹿島槍 爺が岳 （2＋1＋3）耳峰の絶景お花畑ロード（2天泊）

2025年07月28日(月) 〜 2025年07月30日(水)

• GPS: 19:59
• 距離: 23.8km
• 登り: 2,575m
• 下り: 2,530m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:20

距離 9.1km 登り 1,540m 下り 422m

4:02 スタート地点
4:09 4:10 柏原新道登山口
5:24 5:25 ケルン（柏原新道）
5:43 5:44 駅見岬
6:40 水平岬
7:27 富士見坂
7:53 8:10 種池山荘
9:04 9:16 爺ヶ岳南峰
9:34 爺ヶ岳中峰
9:58 爺ヶ岳北峰
10:35 10:49 冷乗越
11:05 11:11 冷池山荘
11:22 冷池山荘テント場

2日目

• 山行: 4:51
• 休憩: 2:08
• 合計: 6:59

距離 6.2km 登り 642m 下り 642m

4:07 冷池山荘テント場
4:56 5:03 布引山
5:52 6:19 鹿島槍ヶ岳
7:06 7:18 鹿島槍ヶ岳北峰
7:56 8:44 鹿島槍ヶ岳
9:40 10:14 布引山
11:06 冷池山荘テント場

3日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:43
• 合計: 5:39

距離 8.5km 登り 393m 下り 1,466m

5:24 冷池山荘テント場
5:27 5:36 冷池山荘
5:52 冷乗越
6:25 爺ヶ岳北峰
6:59 爺ヶ岳中峰
7:13 7:14 爺ヶ岳南峰
7:54 8:18 種池山荘
8:36 富士見坂
9:12 水平岬
9:49 9:58 駅見岬
10:11 ケルン（柏原新道）
11:03 柏原新道登山口

天候

晴れ　晴れ　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢の柏原新道登山口駐車場（無料、仮設トイレ）すぐにいっぱい。早朝到着一番奥の狭い1区画発見　ラッキー！

コース状況／危険箇所等

全体によく整備されたお花畑巡りの登山道。道迷いの心配の無さそう。当日は、種池下の雪渓をわたるところが切れてしまって、泥のがけを這い上ることになった。しかしそのあと種池スタッフさんがすぐに対応。下山の時は安心でした。鹿島槍南峰の山頂北側が岩場。鎖やはしごもないので注意。長くなないですが。

その他周辺情報

下山後の温泉は「薬師の湯」登山客が多い。ザック置き場も用意してくれています。

写真

7/28 4:28

ヘッデンでも歩きやすい柏原新道。

7/28 4:37

夜が明けてきます

7/28 4:42

大町の方向に太陽が昇ってきそう

7/28 4:49

オオバギボシ

7/28 4:53

扇沢駅の駐車場が見言えます

7/28 5:03

ゴゼンタチバナ

7/28 5:09

7/28 5:10

針の木　モルゲンロート

7/28 5:14

慎重に行きます

7/28 5:17

ひと休み

7/28 5:20

視界が開けます

7/28 5:40

7/28 5:43

扇沢駅が見えます

7/28 6:11

種池山荘に朝日が当たっているのが見えました

7/28 6:43

水平道　長いトラバースに入っていきます

7/28 6:45

針の木を見ながらトラバース

7/28 6:52

ゴゼンタチバナがたくさん　この道に群生しています。キイチゴ、クロマメノキもたくさん。足元にヘビイチゴ。売っているのと同じ種類。ちょっとつまみ食い。うまい。

7/28 7:06

7/28 7:06

7/28 7:20

雪渓をわたりました。途中道が壊れてがけのぼり。

7/28 8:05

種池山荘。

7/28 8:12

どこまでも広がるチングルマのお花畑

7/28 8:19

圧巻の剣岳

7/28 8:19

翌日登る鹿島槍ヶ岳の秀麗な猫耳

7/28 8:55

チングルマのわたげがつゆで光っています

7/28 9:05

爺が岳南峰に登頂　剣のギザギザもくっきり

7/28 9:23

北尾根に群生するコマクサ

7/28 9:50

ホタルブクロも数種類

7/28 10:15

立山、剣が並べばm広い空も覆われそうです。

7/28 10:15

最高の空中散歩道。種池山荘から爺が岳に伸びる美しい曲線は。奇跡。

7/28 10:38

赤岩尾根との分岐。早く到着しそうなのでここで休憩して幸せに浸ります。

7/28 11:23

テン場到着1人2000円　山荘から15分上り坂。この道で会ってるのかなと思うほど遠い。

7/28 11:24

天場から夢のような景色。

7/28 19:42

夕焼けショー　三日月が輝き始めました

7/29 4:52

朝日

7/29 4:58

剣が赤く燃えます

7/29 5:00

鹿島

7/29 5:06

7/29 5:11

7/29 5:18

7/29 5:32

7/29 5:42

7/29 5:59

7/29 6:31

7/29 6:34

7/29 6:47

7/29 6:47

7/29 7:04

7/29 7:06

7/29 9:06

7/29 9:08

7/29 9:10

7/29 9:11

7/29 9:12

7/29 9:12

7/29 9:14

7/29 9:15

7/29 9:18

7/29 9:21

7/29 9:21

7/29 9:22

7/29 9:27

7/29 9:40

7/29 9:59

7/29 9:59

7/29 10:42

7/29 10:46

7/29 10:49

7/29 10:51

7/29 10:51

7/29 10:52

7/29 10:53

7/29 11:03

7/29 19:03

7/30 5:34

7/30 5:49

7/30 5:57

7/30 6:05

7/30 6:51

7/30 8:37

7/30 11:05

撮影機器：

WP20 Pro OUKITEL

感想

yoshi

　「猫耳」。鹿島槍の双耳峰とそれらをつなぐ美しい吊り尾根は、長野県南部以外のほとんどどこからも見える。その美しさは槍ヶ岳と信州人の人気を分け合っている。そしてその隣には、耳を3つもピョコンと爺が岳。多くの人が愛着を込めて「お爺さん」という。3つの耳と2つの耳。これを往復する幸せ。
　天上に浮かぶごとき信州人憧れのこの道は、また山々に花々に山の人々に囲まれる世界でもある。剣立山を眼前に、行く峰々を美しくつなぐ登山道は、針ノ木から五竜へ。その線の上に私が立つ。花畑に囲まれながら遠く槍穂高連峰、浅間山、飯縄山、戸隠連邦と妙高連山。語り尽くせぬ絶景。朝日から夕暮れと流星群の夜と移り変わる時間。そして、この幸せに酔いしれる登山道で出会う人。皆笑顔。水だけ持って小屋からピークを往復する人。次の小屋を目指す人。キレットに挑む人。仲間でワイワイとお喋りのご婦人方。楽しみながらも人間関係を調整し無事山歩きを遂行する中高生の部活。鳥たち。メボソムシクイは早起き。日の出を待っているウグイスは日が暮れるまで忙しい。まるで登山者。ホシガラス、イワヒバリ、カヤクグリ、イワツバメ、ヤマゲラ。そしてライチョウ。みんな人間を仲間だと思っている。熊の親子は、小屋のすぐ近くで遊んでいる。こちらは怖い。
　憧れの猫耳は、憧れをずっとずっと超えた幸福の世界でした。

☆　冷池テント場は開けた尾根で見晴らしがよいが、とても暑い。
☆☆☆　冷池山荘のレギュラーコーヒーは3時まででとてもおいしい。おすすめ。絶対飲んだ方がいいです。ちゃんとお花の模様のカップがソーサーに乗っています 。最高です。