赤城山〜曙とアケボノソウ・榛名山〜サギソウとレンゲショウマ
- GPS
- 05:04
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 732m
- 下り
- 743m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 7:04
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
覚満淵:赤城山ビジターセンター駐車場 黒檜山駒ヶ岳:黒檜山登山口前路駐 榛名山:榛名山ビジターセンター駐車場 ゆうすげの道:松ノ沢グラウンド前 相馬山:ヤセオネ峠付近路駐 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・覚満淵、榛名山、ゆうすげの道、相馬山のログは記録していません。 ・湿原地帯の立入禁止区域は厳守。湿原地帯や希少植物保護のため、撮影場所は明かせません。 |
写真
感想
9月、長月。残暑厳しい日々が、暦をめくった朝、玄関を出ると空気が違った。秋の空気を胸いっぱい深呼吸して、昨日行った赤城山を眺める。ガスで何も見えなかった。私には昨日の時間が止まったままだった。
四阿山根子岳米子瀑布周回を行く予定だったが、午後から悪天候のため延期。裏山赤城山と少し近所の榛名山へ、アケボノソウを観賞へ行くことにした。ただ行ってもつまらないので、正真正銘の「曙、あけぼの」から見に行くことにした。
深夜2時に起床、2時30分に自宅を出発。3時過ぎに八丁峠駐車場に到着。3時45分山頂に到着。気温14℃半袖半パンではやや寒い。ガスが雲海となり平野部に漂っている。
夜空にもガスが流れ、切れ間を狙って星空撮影。天空は全くダメなので、東へ移動し夜景撮影。宝石箱を見ながらの朝食。まさしくBreakfast at Tiffany's。猫はいないが。
東の地平線には雲が多く、日の出が臨めないので、黒檜山の朝焼けを追うことにした。星空から夜明け、時々刻々と変化する空。漆黒から色彩が増す朝焼け。一日の始まり。独り静かに染まり行く空を眺めていた。下山して月曜の男たちが待つ覚満淵へ向かう。
鳥居峠で道草を食い、ビジターセンターに移動、見知った車の横に停める。鳥居峠で朝焼けを見ていたirohaさんと合流し歩き出す。ベンチにはkijimunaさん。月曜の男たち集合。kuzumさんは所用があり来られず無念。
挨拶を交わし、思い思いの絵を描いた撮影ポイントへ。そこにyasubeさんが居た。嬉しいバッタリ。天候がいまいちなので、来られたとの事。朝霧の覚満淵を撮影していた。
移動してアケボノソウをみんなで撮影。曇る朝の弱い光の中で、それぞれの撮影技術が試される。色彩が乏しく、華やかでない小さな花の撮影は非常に難しい。背景の玉ボケで逃げるか、逆に解像度重視で寄るか、撮影者なりのやり方があると思うし、それが個性的な画像だと思う。
私はいい加減な適当設定で人間が愚弄なので、ソフトで誤魔化す。新しいカメラで悪戦苦闘するirohaさん。オートで撮るならコンデジに戻るほうがマシ。下手なりに設定し自分の画像を求めて経験を積むと、逃げ口を見つけて狡猾になるから大丈夫です。焦ることはなく今はシャッターをひたすら押すのみ。私も撮影させてもらったが、EVFの自然さに驚いた。ああ、金さえあればZ7が。
ビジターセンターでirohaさんにコーヒーをごちそうになり、しばし歓談。北アルプスと厳冬期谷川の話で盛り上がった。月曜の男たちで厳冬期谷川山頂からの朝日を見たいと意見が合致した。
昼食を食べるため、腹を空かせないとなり黒檜山登ることにした。移動していつもの場所へ路駐。三台揃うとまさしくオフ会だな。kazumさんのISISが揃うと完璧。
久々の黒檜山登山口から、地元民の私が切り込み隊長で先行して行く。雨後で滑りやすい岩稜を注意しながら、いつもの調子でガンガン行く。トレーニングモード。気温22℃だが蒸し暑い。
猫岩の展望台で一休み。後続を待つ。富士山は見えないが、大沼にリフレクトする美しい景色を眺める。夏らしい赤城山の景色。5分も待たずに二人が到着。ちなみに登山口から絶景ポイントまで55分でいつも行っている。
汗を拭きながら、青空が大沼に映る美しい景色をみんなで眺めていた。ソロでは味わえない同調と共有感。申し訳ないがスイッチが入ってしまいここから独走。霧氷時期なら遅いが、夏時期はそそくさと足早に。
駒ヶ岳分岐で再び待機。やはり仲間とビクトリーロードは歩みたい。爽やかな空気をまとい、irohaさんkijimunaさんも汗だくで合流、雨予報が近く蒸し暑い。仲間と歩く夏の黒檜山のビクトリーロードも悪くない。
誰もいない山頂で記念撮影。月曜の男たちで決める絵面が最高。kazumuさんがいらっやれば完璧。絶景ポイントでは平野部しか見えなかったが、心の目で山座同定。
大タルミから駒ヶ岳へと移動し、ガスガスなので湖畔で昼食をとることにした。久々の鉄階段を下りて、県道を北上し路駐場所へ。着替えてキャンプ場へ移動。そこから湖畔へと歩く。
水が少ない大沼。湖畔のスペースからはガスが漂う山麓と鳥居峠が見える。開放的な湖畔での昼食。irohaさんは香ばしいか香りのナポリタン。kijimunaさんはだし香る鍋焼きうどん。二人ともとても美味しそう。調理をするので匂いが良い。
私は夏季限定手抜きの、ザンキ乗せのとろろそば、ネギトロ太巻き。厳冬期四阿山でも、このメンバーで私は恵方巻食っていた。夏は冷たく、みなさんに車載冷蔵庫でキンキンに冷やしたコーラを振舞う。最高のひと時だった。
月曜の男たちと別れて午後は榛名山へ。
渋川市へ下りると32℃となりエアコン全開。再び標高を上げ榛名山公園ビジターセンターへ停める。涼しく26℃。湖畔の木道は藪刈りされ、小さなアケボノソウも刈られていた。来年の復活に期待したい。
今日は奥地から藪漕ぎして湿原地ヘ向かう。湿原地に見知った顔、E-gunmaさん。嬉しすぎるバッタリ!Eさんは浅間四阿、草津志賀情報に誰よりも詳しく、私も非常に勉強になっている。
激務のお仕事のお昼休みで寄られたそうだ。聞くところによると、サギソウ開花情報があったとのこと。私も見たいので一緒に探すことにした。
捜索から5分ほどすると、Eさんから見つけたよ!あったとの歓声。すぐに向かう。行って見ると白いサギが羽を広げていた。日当たりが良いので、今後増えることを願う。月曜の男たちにはLINEした。clear-skyさんにも、お見せたくなった。
遠くでE-gunmaさんがお帰りになる声を聴き、お別れの挨拶をして藪漕ぎ上等で戻る。半パンなので足が傷だらけ。移動してゆうすげの道へ。マツムシソウが素晴らしかった。曇る午後でチョウも居ないので、相馬山へ。
ヤセオネ峠脇へ路駐し、ガスなので鳥居のレンゲショウマ開花場所まで。もう終盤のレンゲショウマ。残り少ない花を観賞して戻る。イニシャルDの聖地を巡礼する若者がバス停を下りていた。
帰宅し荷物を整理する。ザックから出したゴミを出す。潰れたコーラのペットボトルが出てきた。潰れた空間を眺める。月曜の男たちだけが見える、楽しい想い出も凝縮されていた。
growmonoさん 今晩は。
赤城ではいつものメンバーとばったりそして今回はヤスベイさんも加わるご褒美付き。
榛名山ではEさんとサギソウ探し・・・あるとは思っていませんでしたが咲いているのですね、秘密に場所には。
いいですね、又サギソウを見てみたいですよ!!
こんばんは、yasioさん。
天候が悪くとも、いい景色と花、そして良い仲間に巡りあえました。覚満淵、大沼共に水量が少なく、今年の夏は異常だなと思いました。アケボノソウは小ぶりながらもきれいでした。
榛名も、たまには北側から藪漕いで行ってやろうと、半パンですが、藪漕ぎ上等でガンガン行きました。開けた場所には先日あったばかりの顔、E-gunmaさん。話もそこそこに一緒にサギソウ探しました。チョウを見るとどうしても追ってしまう習性ですが、西側の水分多い方へ行きました。すぐにEさんが見つけてくれて嬉しかったですね。
米子瀑布は、まだ通行止と思われます。
以前行きましたが、かなり長距離で滝見物までしたら帰りは真っ暗になりました。
サギソウ私も見たいですね。
こんばんは、tomoさん。
まだ通行止めなんですか。秋に延期したのですが、ダメかな。12時間程度は予想しているので、暗いスタートゴールは了解済みです。
サギソウはE-gunmaさんから聞いて、一緒に探しました。群馬県内ではあまり見ないですよね。私も確かな記憶がないほどです。伊勢崎に個人でやられているサギソウ園がありますが、園芸では趣向が異なりいまいちかなと。
もう少しで紅葉シーズンですね。tomoさんとお会いした苗場山を思い出します。良い景色でしたね。
growmonoさん
こんばんは
流石です。行動範囲が広い!
沢山のお友達にも会えてすばらしい
サギソウにも会えましたね。
我々も遅まきながら今日yamayuriさんと見に行ってきました。
思ったより大きく真っ白できれいでした。
また何処かでお会いできることを楽しみにしています。
こんばんは、iiyuさん。
E-gunmaさんと見つけた時は喜びましたね。白く飛び立つサギのような花。球根と地中茎で増えるランですので、来年以降も楽しみですね。ただ植生を荒らすように行為だけは慎むべきです。周辺のアケボノソウが無残に踏まれて少し残念な気持ちになりました。
growmonoさん、こんばんわ。月曜日の集い、あちこちで大盛況だったようですね。月曜日は夜半にパラパラと雨の落ちる音がしてちょっと心配しましたが、そんな心配をものともしない夜景。群馬も町灯りが宝石箱みたいになるんですね。もちろん、星空も素晴らしい。そんな曙の空を凝縮したかのような花、アケボノソウ。どんどんと咲き進んでいるようですね。榛名山のサギソウも意外でした。赤城にしろ榛名にしろ、庶民的な山なのにあるところにはある。群馬の山は奥が深いなぁ・・・
こんばんはぐろうものさん 昨日は榛名で熊とバッタリ!(失礼)かと思いきやヤブのなかからこんにちは 嬉しかったです。食後の昼寝からの出来事でしたのでとてもビックリしました。
「今日は奥地から藪漕ぎして湿原地ヘ向かう」の一言に ぐろうものさんの男気を感じました。あそこは遠くて片道1時間くらいかかりましたから・・・。
でも共に喜びを共感できてとても素敵時間に感謝です。
因みに今日の食後散歩は嬬恋万座奥地営林署のヤブ林道でした。霧の中、猿の群れに囲まれました。紅葉始まりの林道でした。
ありがとうございました!
こんばんは、E-gunmaさん。
やはりクマと見間違得られましたか!黒いですからね。shilokoさんも良く言ってますし、実際、赤城山のつつじが峰から軽井沢峠の藪漕ぎで、猟友会の方に間違えられました。ザック背負ったクマはいないよねが、危うい判定でした。
レコ最後の写真の通り、半パンで強引な藪漕ぎですから、ノイバラとアザミでの擦過傷は想定内でガシガシ行きました。湿地でヘビもクマいませんからね。無敵です。
サギソウ情報は頂き、一緒に探しましたが、チョウを見るとどうしても追う習性があり、気付けば西側の水没帯や、背丈以上のササヤブと格闘してました。あったよ!の歓声に急いで戻りましたよ。嬉しかったですね。共有できる喜びは、何をおいても代えがたいものがあります。
嬬恋万座奥地営林署のヤブ林道と言えば、鳥居峠の方でしょうか。うらやましい。またお会いしたいですね。clear-skyさんにもよろしくお伝えください。
grownomoさんこんにちは。
曙からアケボノソウ、黒檜に登ってサギソウで〆る。
流石というスケジュールです!
ISISがあれば駐車場は月曜の男たちで独占だったのですね〜
惜しいチャンスを逃しました(^^;
赤城での復帰を目指し、いつでも行けるように準備をしておきます!
こんばんは、kazumさん。
新型コロナで大変だとは思いますが、もう少しの辛抱ですね。明けない夜はありません。
普通に行っては単なるアケボノソウ観賞になるので、本当のあけぼのを見てから行くことにしました。覚満淵での再会は最高でしたね。やはり対面して話すと、心がほっとするんですよ。irohaさんとは以心伝心的で、ビジターセンターで再会した時から、3月の守門岳以来とは思えない親密さです。
経緯的に整理すると、谷川で何度もバッタリして友好があったirohaさんを介してkijimunaさんと親しくなれました。kazumさんとは一度しかお会いしていませんが、お二人とのヤマレコ繋がりで友好を深めれてています。LINEでいつも繋がっていますから、四人の絆は強いですね。
本来は黒檜山駒ヶ岳周回は計画外で、湖畔を一周する予定でした。ですが、皆さんと歩く方が楽しいだろうと思い、同行させてもらいました。そう言いつつも、行き慣れた猫岩からとなるとスイッチが入ってしまい、ガシガシ行ってしまいました。
kazumさんの山復帰は赤城が良いねと、湖畔で話していました。黒檜駒周回して湖畔でテント泊、深夜に地蔵岳で天体撮影して、早朝は鳥居峠で雲海と日の出撮影。朝霧の覚満淵を撮影して帰る。良いプランですよね。実現できることを願っております。
growmonoさん、こんにちは!
初めまして❗に、なります。
こちらのレコを拝見する前に、kijimunaさん、irohaさんと順に(偶然なんですが)見させていただき、最後にgrowmonoさんのレコに辿り着きました。
『月曜の男たち』
いいですね〜かっこいいです。
これ、女だとちょっと雰囲気変わりますが、男ばかり、みんな写真好き、自然に同じ場所に集まるってところがなんともいいですね😊
そして皆さん、もちろん写真が素晴らしい!
それぞれに個性があると思います😃
これからも楽しみに皆さんのレコを見つけて見させていただきます。
こんばんは、grindelさん。
コメントお寄せ頂きありがとうございます。ニックネームを伺うと、どうしても白馬のお店を思い出してしまうのは、私の猿倉へ向かう頻度が影響しています。
私が入笠山に行った次ぐ日に、行かれたのですよね。もちろんレコを拝見しております。その日訪れたmakibitoさんmomonyanさんとは、白馬でお会いしたんですよ。
実は三人登山部としてirohaさんkijimunaさんkazumさんが活動していました。私がirohaさんと谷川でよく合うので、そこの流れからkijimunaさんkazumさんと交流が始まり、LINEで月曜の男たちとして始まりました。
kijimunaさんkazumさんは天体や風景のスペシャリストです。私は天気予報の知識と体力だけはあるので、色々行った山で偶然良い風景が撮れているだけです。撮影技術より一期一会の風景にこだわっています。irohaさんは三人に感化され、昨年ミラーレスを購入し、嵌まっています。今一番壁にぶつかったりして面白い時期だと思います。
今後も野郎四人を優しく見守ってやってください。
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