山伏-大谷嶺(ショートカット周回) / 2012y最終



- GPS
- 09:11
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
(総休憩時間1時間程度)
■出会い
一般登山道の蓬峠で夫婦1組、男性パーティ3名1組、山伏頂上で1名、山伏の先でスノーシュー1名、その先は誰にも会いませんでした。
■沿面距離、行動時間
GPS元データの沿面距離は14.3km、行動時間は9時間12分です。
天候 | 曇り のち 晴れ ■気温 大谷崩れ登山口駐車スペース2℃、蓬峠0.9℃、山伏-2.1℃、大平沢ノ頭1.1℃、新窪乗越0.9℃、大谷嶺-1.1℃、扇の要1.3℃、大谷崩れ登山口駐車スペース1.9℃ ■風 新窪乗越付近13時頃南風強い 新窪乗越-大谷嶺14時頃北風に変わり強風 ■積雪 ・蓬峠-山伏: 5-20cm ・山伏-新窪乗越: 15-40cm、吹き溜まり50cm以上 ・新窪乗越-大谷嶺:15-40cm、雪屁(せっぴ)あり注意 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マップコード:483 787 209*55 ※すべり止め(スタッドレス)は必須です。 ■帰りの渋滞 東名、大和トンネル付近を先頭に交通集中で秦野中井付近まで15Kmの渋滞。 +40分でした。先週よりも交通量が少ないです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
===================================== 2014年12月27日追記 写真5の箇所は崩れてしまい、そのまま通行するには危険な状態となっています。 我が隊はここを通行するのは断念しました。 ===================================== ★重要 治山林道終点から蓬峠までは、 一般登山道ではなく、国土地理院の地形図にも記載がありませんのでご注意願います。 通行には様々なリスクが生じます。 the uncharted trailです。(いわゆるVRです。) ===================================== ★様々なリスクを十分承知の上、完全自己責任においてUncharted Trailの通行を考える場合 ・初めての場合、登りで使うのが鉄則です。そもそも下りには適さない場合も多いですし、 下りで使うのは、登りよりも道迷い、滑落、落石など、更に危険度が増します。 ・積雪、降雨、強風などの天候条件によっても、更に危険度が増すことがあります。 ・コンパス、詳細な地形図(山と高原地図では不可)、進むべきルート参考資料など持ち、 現在位置やルート、地形などを度々確認しながら通行するのが原則です。 コンパス、詳細な地形図を持たずに通行するのは非常に危険な行為です。 ・Uncharted Trailを使う場合でも、登山計画書は必ず最寄の登山ポスト等に提出願います。 ・私有地で立入禁止、入山禁止の表示がある場合、通行は止めるべきです。 ===================================== ■注意点 治山林道は、国土地理院の地形図に全てが記載されている訳ではなく、ゲートから1km余りしか記載されていません。 治山林道のゲートにある注意書き全文(左の看板から) ・工事関係者以外立入禁止(工事業者が置いたとみられる立て看板) ・一般通行禁止 1.この道路は国有林の治山事業実行上必要な道路です。許可なく車両及び歩行者の通行を禁止します。2.許可なく通行したときは事故があっても責任は負えません。静岡森林管理署長 ・駐車厳禁 事業実行車両や緊急車両等の通行の妨げになりますのでゲート前には駐停車しないで下さい。静岡森林管理署 ・ご注意下さい ここは梅ヶ島国有林です。樹木、土石、きのこなどを許可なく採取等することは出来ません。森のエチケットを守りましょう。静岡森林管理署 ちなみにゲートは一般車両が通行できないように施錠されていますが、人の通行は右側から簡単にできてしまいます。 ■参考にした情報 まこすけ氏、安倍奥山歩き http://yabukogi.digi2.jp/index.html http://yabukogi.digi2.jp/yama/20090510yanbushi/2009-5-10yanbushi.html ■危険箇所(一般登山道) このルートで危険な場所は、大谷嶺頂上直前のキレット状の箇所です。 雪の場所に足をつくと、底なし状態の箇所がありますので、地面が露出している場所やその付近を通行しました。 アイゼンは、治山林道終点より上、大谷崩れ水場より上まで使いました。滑り止めは必携です。 |
写真
もっと時間がかかると思いましたが、あっけなく蓬峠に到着です。
<字に交差していて右上に鋭角に行くと山伏です。
そのまま行くと蓬峠のベンチで、反対側に行くと西日影沢です。
大谷嶺(おおやれい)方向には、踏跡が全くありません。
朝、駐車スペースに居た他の3台の車の方々は、いったいどの山へ登られたのでしょうか?
大平沢ノ頭までは踏跡がありましたが...
2人で16本を食べ960円でした。(どれでも1本60円)
モツ、いける〜!
白鳥食堂(月曜定休)
静岡市葵区牛妻3249−2
電話:054-294-0015
これまで山で拾った松ぼっくりなどでリースを作りました。
キリスト教徒じゃないので、正月飾りです。
※国立・国定公園の特別保護地区では、許可がなければ、落ち葉1枚すら持ち帰ることはできません。
感想
今日は、先週の「しぞーかおでん」が忘れられず(笑)、再び安倍奥へ出かけました。
行ったことない山として大谷嶺、八紘嶺を考えました。ルートもVRを取り入れてみることにしました。
さて、そのVRですが、
行ってみると、踏み跡もしっかりあり、ところどころトレイルの保全も人の手でされている様子でした。
西日影沢から山伏への一般登山道に(蓬峠で)合流するので、周回するには凄いショートカットになり、逆に少し拍子抜けするくらいでした。(治山林道終点から蓬峠まで40分)
山伏までは風も穏やかで寒さもあまり感じずに順調に登りましたが、さすがに山伏山頂から先は寒く、ダウンとニット帽着用へ切り換えました。
山伏から大谷嶺方向へ向かった足跡は、少し前を先行していらしたスノーシューの方以外になく、その方もすぐにルートをはみ出し、スノーシュー遊びを楽しむご様子でしたので、結局大谷嶺へ向かったのは私たちだけだったようですね。
山伏からしばらくはズボズボと軽いラッセル状態が続き、足が冷えてしまい、曇って風も吹いて、寒かった〜。
もう、気分はほとんど「第五連隊(八甲田山)」。悲壮な面持ちで進軍しました(笑)。
しかし、途中風を避けられる場所を探し、栄養補給をして使い捨てカイロも取り出して暖をとり、一命は取り留めました(笑)。
とにかく、さぶかったー。足回りの防水、防寒対策をなんとかしなくてはいけませんねぇ。
しかし、その後11時頃からは晴れてきたため、一気に気分は「爽快モード」へ。
大谷嶺へ向かう稜線はほとんど樹林帯になっていて、すっきりとした展望のある場所は少ないですが、林の切れ間から南アルプスが見えかくれして、とても綺麗でした。
大谷崩れに近づくにつれ、踏み跡も見え始めたので、大谷崩れから登ってきた人はいるようでした。しかし新窪乗越まで来てみると、そこから先の大谷嶺方面の足跡は再び「ゼロ」に。
朝、大谷崩れの駐車スペースには我々以外に3台の車があり、内、2台はたしかに大谷崩れを上がっていらしたように見受けられましたが。大谷嶺へは行かず、いったいどこへ登られたのか??
なんとなく狐につままれた気分でしたが、その真新しい雪道へズボズボと再びラッセル開始!
といっても新雪ではありませんが、ところどころでは雪がやわらかく深い場所があり、膝まで埋まるところもありました。
強風で寒いものの晴れており、気分よく大谷嶺を目指しました。
大谷嶺の山頂は少し広めで平ら、南アルプスの展望も最高!とっても爽快な場所でした。
しかし「大谷崩れ」がすごいです。特に上部は、「崩れ」の壮絶さを物語る山肌もあらわで、いまだに落石があり、雪もついていない箇所がありました。
新窪乗越から扇の要(←崩れが山頂にむかって扇状に広がって見える、その根元部分にあたることからついた名称)に向かって下っていくのですが、落石が気になり、思わず足早になりましたね。
そんな私達を尻目に、大谷崩れの真ん中でのんびりと食事するカモシカを発見!
食べるもの、少ないんでしょうね。枯れた草木の皮をかじっているようでしたが。
私達にはま〜ったく警戒心ない様子、ただただ食べることに夢中のようでした。
仔牛みたいで、とってもかわいかったです。
途中では第五連隊気分を味わいつつも、結局最後は楽しく、今日も無事帰着できましたー。
おいしくおでんにかぶりつけるよう、ハイキング中の栄養補給は1回っきりにしたため、取るものもとりあえず、お腹をすかせておでん食堂へ直行!
しかし、今日は運転者に遠慮してビールを自粛したため、おでんのおいしさは残念ながら「8掛け(80%)」という感じでした。
こんどはビール飲んじゃーおっと。
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2012年は、この山行で最後になります。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
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コメント
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mikipomさん、こんばんは
早速山伏と大谷嶺に行かれたのですね
天気も良くて南アルプスもくっきりでよかったですね
また是非安倍奥に遊びに来てくださいね
ええ、さっそくおすすめの通り、
山伏→大谷嶺へ行ってまいりましたー
途中は寒くて踏み跡もなく、凍傷にでもなってしまうんじゃーないかと(←大げさ
晴れ間が出たら、あーら、現金なもので(笑)、すっかりいい気分になってしまいました。
人が少なく、大谷嶺は独り占めでしたー!
カモシカもじっくり観察できたし、大谷崩れも満喫(?)
あ〜おでん・・・シゾーカ?おでんが食べたいです。
ししょー、こんばんは!
運転?私、免許は持ってますよ
乗ってみます?私の運転で。15年以上運転してませんけど。
ということで、いつも助手席なんですよ。でも助手席って、やることがないから、山の後はねむくなっちゃうんです
ただでさえ眠いのに、酒がはいったらねぇ
「しぞーかおでん」の初回はビールあり、2回目はビールなしでいただいたんですが、圧倒的に美味しかったのは初回です(断言)
「感動の逓減の法則」なのかと思いましたが、「いや、酒がなかったせいだ」と思い直したわけなんです。
ということで次には一杯いただきつつ、おでんをつつこうとおもっていまーす
ししょーもご一緒にいかがですか?
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