ジンギスカン山行@苗場山(祓川登山口ピストン)
- GPS
- 08:05
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,218m
- 下り
- 1,211m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 8:06
天候 | 快晴のち雨のち晴れ。稜線上は風強し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨で滑りやすい個所多数。コースは大変良く整備されている。 |
その他周辺情報 | 前泊:お風呂カフェビバーク@熊谷。毛布を借りて仮眠室でゆっくり寝られる。持ち込みNGだが、22時ごろまではレストランが使える。アルコールの自動販売機はナシ。 |
写真
感想
きっかけは3月、急なメンバ減員で余ってしまった冷凍ジンギスカン(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2250725.html)。まぁ、BC山行では年中ジンギスカンやっているし、そのうち使うだろうと思ってたら、コロナ渦で春のツアースキーが完全キャンセルになってしまった。わりと高級食材だし、一人で食べるのもアレだな・・・と寝かせることちょうど6か月。やっとジンギスカン山行が催行できた。(7月にも計画するものの、雨で中止になったのよね。。。)
といっても、直前まで催行できるかどうかは微妙だった。天気予報はコロコロ変わり、日曜日催行に決定したのは金曜日。それも、谷川連峰以南は完全に雨、苗場でギリギリか?という微妙な状況。
前夜は私の希望でおしゃれ系日帰り温泉で前泊。土曜日集合なので出発時間を早めたけど、睡眠時間は増えずに前夜祭の時間が長くなっただけ?翌日は前夜の雨が残っていることを警戒して遅めの前泊地5時出発としたが、関越トンネルを抜けた瞬間に快晴。思わず歓声。
が。天気が良かったのは麓だけ。出発直後の8時ごろには山頂方向に雲が湧き、かなり嫌な予感。予感はしっかり当たり、途中から霧雨、そして本格的な雨。これはジンギスカンは背負って下ることになりそう??と半分覚悟していたら、山頂が近づくころには雨が奇跡的に止んでくれた。これならジンギスカンできる!!
山頂では写真だけを取り、風を避けて交流センター裏の見晴らし台でジンギスカン。相変わらず山でのジンギスカンはウマイ!!ノンアルビールも最高!
下山開始する頃にまた雨が強くなったものの、下山するに従って良い天気に。まぁ、ずっと雨よりはいっか!
すでに冷凍庫の中で賞味期限が切れてたジンギスカン(山頂で気付いた)の消費山行にお付き合いいただいたEuropaさん、kojiさん、本当にありがとうございました!前夜祭も含め、久々に山行ご一緒出来て嬉しかったです。またのんびり縦走にお付き合いいただけると嬉しいです〜。
【備忘録】
・3人分のジンギスカンの分量:タレ入りジンギスカン(500g)1袋、モヤシ1袋、ニラ1把、玉ねぎ1/3個、うどん2玉。これにキュウリ2本でゆかり和えを作って、分量的にはちょうどいいくらい。冬のBCツアーでは5人で4袋が当たり前なんで、ランチとの分量の違いに驚いた。(単純にBCスキーメンバーが異常に食べる人々だからかも。。)
・ゆかり和えを作るときに隠し包丁を入れてからカットすると、味が染みて美味しい。さすがEuropaさん!
・風除けに100円ショップで風防を購入していったのが大正解。これがなかったら、調理は厳しかったかも?というくらい風が強かった。風のせいもあってか、1時間半近くランチ停滞していたらメンバの体が冷え切ってしまったので、慌ててお湯を沸かして中から体を温める。霧雨程度でも体温は奪われること、フライパン料理でもお湯が必要になることを考慮してコッヘルはあったほうが良いことを再認識。
・SCWで傾向を見ると台風による南風で谷川連峰以南は雨が降るものの、山で雲が堰き止められるのではないかと予想。その予想は麓の天気としては完璧だったが、山頂付近がどうなるか?までは予想しきれなかった。やはり山の天気は難しい。
・下山時にスリップして前からコケた。こんなこと、登山歴10年で初めて。幸い倒れたところが地面だったから良かったものの、下手したら大ケガになるところだった。降雨時は細心の注意が必要だな。一般道だからと慢心があったかもしれないので、気を引き締めないと・・・!
関越トンネルを抜けると、そこは青空だった。
今回は、平標や谷川や武尊山から見えた、あのテーブルマウンテン苗場山へ、会の先輩お二人と。kojiさんとはお初ご一緒。
台風の影響か、予報どおり山頂にガスが掛かっているのは、見ないフリして駐車場を出発。
雨は降らない予報だったのに、1時間も登らないうちに雨が。ほどなくガスで景色もなくなり、風も強くなってきて、果たして今回のメイン目的、ジンギスカンは食べられるのか。。そんなことを考えながら、山頂に到着。
ガスの中に浮かぶ池塘の数々。尾瀬とはまた違う魅力を醸し出していた。晴れていたら、周囲の山々とも相まって、とても素晴らしい景色が広がるだろうことは、ガスの中でもわかった。山頂は別天地と言われる納得の百名山。初めてここを発見した人は、さぞ驚き、感動したことだろう。また来てもいいかなと思った。今度来るときは赤湯温泉込みで来たい。
山頂ヒュッテの北西側にある、晴れていれば日本海が見えるという、周囲の藪で風の影響の少ない小さな展望ポイントを見つけ、そこで意地のジンギスカンランチ!賞味期限切れでも、とても美味しかったです。ご馳走様でした。
ランチ中に、手が震えるほど体が冷えてしまったので、暖かい飲み物を飲んで、相変わらず強風ガスガスの中を下山開始。登山道はゴロゴロした石と木道がほとんどで、石は湿っていると滑りやすいので注意が必要です。
神楽ヶ峰まで戻る頃、ガスが一瞬晴れて、雄大な山並みや遠くの日本海が。中ノ芝あたりからは田代湖(カッサダム)のターコイズブルーの水面も見えました。下界は、やはり群青色の秋空が広がっていて、和田小屋前では虹も見れました。静かでポワーンとした、無雪期の湯沢町の雰囲気は昔から好きです。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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・コロナ渦で車で出かけることがほとんどなくなり、土曜日夕方の渋滞をまったく予想せず、kojiさんを荻窪駅で約1時間もお待たせしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。
・前泊宿のお風呂カフェビバークは、洋風アウトドアな雰囲気で落ち着けて、なかなか良かったです。
・登りの石ゴロゴロ道でバランスを崩して横倒れした私を、ダンディーkojiさんが手を貸してくれました。ありがとうござました。
・tertletさんの安定したCLぶりと、下山の無駄のない、疲れにくそうな歩き方は見習いたい。
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