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Yamareco

記録ID: 255362
全員に公開
沢登り
塩見・赤石・聖

信濃俣河内から光岳、大根沢山

2012年09月15日(土) 〜 2012年09月17日(月)
 - 拍手
toshi-17 その他3人
GPS
--:--
距離
---km
登り
---m
下り
---m

コースタイム

9/15
5:05駐車地―5:10吊橋への下降点―5:25河原―6:20堰堤―8:40三俣―10:20オリタチ沢出合
―11:40第二ゴルジュ終―14:10第三ゴルジュ終―15:05西沢出合幕営
9/16
5:35幕営地―8:40難場終り1950m―10:30縦走路(途中休み計45分)―12:15光岳―13:10百俣沢の頭
―14:50幕営地(P2101m)
9/17
5:35幕営地―6:40信濃俣―11:30大根沢山11:40―16:20駐車地(途中ロス、休憩計90分)
天候 9/15 晴れ
9/16 晴れ のち雨
9/17 雨
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
信濃俣林道の途中に広いスペースがあります。
大根沢山北東尾根の末端に当たる所で、ここには古い作業小屋があります。
なお、ダムからここまでの林道はかなり荒れています。
コース状況/
危険箇所等
(GPSの電池切れと谷間での受信不良および一部手入力のルートのため高低グラフが大根沢山以降は
正確ではありません。)

上部の西沢コースは登攀性が高い沢で、なかなか手ごわい滝場が3ヶ所ほどあり苦しい高巻きなどを
強いられてしまいました。
光岳からの縦走コースには赤布などが付いていますが道が薄い所が何ヶ所かあります。
(特に注意する個所)
大根沢山への登りは各人がいろいろな所を登っているためか乱れています。
大根沢山頂上付近は平坦なため天気が悪い日は方向間違いをしないように気をつけましょう。
(赤布あり)
大根沢山の下り2050m付近、肝心な所に赤布がありません。ここは右の尾根に少し方向を変える
のではなく、まっすぐに進むと古い赤布が見つかります。
さらに下った所の尾根屈曲点、1650m、1510mあたりは赤布などが付いています。

感想

信濃俣河内は上部で本流ともいえる大春木沢から仁田岳に向かうのが一般的ですが、メンバーのうち3人が
以前に登ったことがあることから、今回は西沢から光岳に向かう、という計画をしました。
さらに信濃俣、大根沢山を経由して北東尾根をとれば駐車ポイントにピッタリ下れるというわけです。

駐車地をヘッドランプをつけて出発、すぐに吊橋へ下る下降路があります。
そこから降りて吊橋を渡るわけですが、バックウォーターははるか下流で真下に水はありません。
これなら下りた方が良いと河原を歩くことにしました。
遡行スタイルになったのは堰堤跡の下流600mほど手前でした。
水量が少ないのでスイスイと進んだのですが、やはりゴルジュはたやすくというわけにはいかず
手こずった場面もありました。
(第3ゴルジュを抜けるのに1時間以上もかかってしまった。)
しかし明るいうちに西沢出合に着きテントを張りたき火をした。
この時間が沢登りでは何とも言えない。

翌16日、幕営地を後に道の西沢に進んだ。なかなか急な沢だ。
やがて滝が出始めた。すっきりと立った滝で高巻くしかないがなかなか手ごわい。
こんな場面がさらに3ヶ所ほど続き随分と時間がかかってしまった。
これは想定外で、この先のことが思いやられた。
縦走路に出たところでやっとヤレヤレな感じだった。
あとは勝手知ったる光岳、さらに信濃俣方面は比較的新しい何年か前に大無間山まで歩いたコース、
また大根沢山からダムへと下ったこともあるので一安心したが、天気が怪しくなりそうなので
それがちょっと不安だった。
この日は2102mピークにテントを張った。疲れも出始めたのでこの先に延ばすのは少し無理と判断したのだ。
夕方からやはり雨が降り始めた。

17日、雨は降り続いていたが、とどまるわけにはいかず出発する。
秋の雨で冷たい。休むのも嫌になってしまうくらいだった。
時間が自由人になってから天気の悪い日には出掛けていないので、こういう場面は久しぶりだった。
大根沢山の登りは尾根が広くなるので踏み跡が勝手な方向に行きいろいろ付けられている。
われわれ4人でもそれぞれ違うのだから・・・。
大根沢山頂上からの下りでは2050m付近でルートロストしてしまった。
ここは赤布が無かったので右手の方向の尾根に向かったのだが道は途中で消えていた。
かなりいろいろと手分けして探しまわり時間を費やしてしまった。
以前は簡単に通過したような記憶があるのにどうしたことだろうかと思った。
ここは右手でなく今まで来た方向を変えずに尾根というよりも浅い谷へと突っ込んでいくような感じで
下ると赤布が見つかり一安心した。
あとは尾根を外さないように慎重に下った。
時間のロスはあったものの早い時間に下ることができ山行の終わりはピタリ駐車地点だった。

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