甲斐駒ケ岳（黒戸尾根利用、テン泊）

2020年09月05日(土) 〜 2020年09月06日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.8km
• 登り: 2,412m
• 下り: 2,406m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:35
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:40

4:50 尾白川渓谷駐車場
5:00 竹宇駒ヶ岳神社
7:45 刃渡り
8:00 8:05 刀利天狗
8:50 五合目小屋跡
9:30 10:30 七丈小屋
11:10 八合目御来迎場
12:05 駒ヶ岳神社本宮
12:10 甲斐駒ヶ岳
13:30 七丈小屋

2日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:55

6:45 七丈小屋
7:30 7:35 五合目小屋跡
7:35 刃渡り
10:30 竹宇駒ヶ岳神社
10:40 尾白川渓谷駐車場
10:40 ゴール地点

天候

1日目：晴のち曇りのち14時前からときどき雨（夜中は終始雨）
2日目：曇りときどき雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場を利用（金曜日夜車中泊）。
土曜日朝5時前で、奥の駐車場はほぼ満車（手前はたぶんガラガラ）。

コース状況／危険箇所等

梯子、鎖が多くありますが、しっかり整備されているので、落ち着いてゆっくり行けば大丈夫。

その他周辺情報

韮崎にある武田乃郷 白山温泉（大人700円、泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉）を利用。
こじんまりとしていて静か。

写真

駒ヶ岳神社で登山の安全を祈願してスタート。

神社の先にある尾白川にかかる吊り橋を渡ります。

苔むした花崗岩の岩塊にも木が生えている。

途中、木々の間から富士山が見えました。

登山道の周りは苔だらけ。

鳳凰三山も見えました。

これが刃渡り。
高度感がありますが、しっかりした鎖があるので大丈夫。

刃渡りからは八ヶ岳が一望。

刀利天狗。
信仰の山なので、登山道の途中には多くの霊神碑や石碑があります。

苔ときのこを見ながらゆっくり歩きました。

何年かかって、どうしたらこうなるんだろう？

白い苔

五合目鞍部から本格的に梯子や鎖が現れます。

苔ばかりで飽きてきますが、たまに花を見かけます。
これはミヤマダイモンジソウかな？

橋もあります。
踏板に隙間があるので足元を見ながら歩くのですが、その隙間から下が見えるんですよねー。

なんだかすごい。

七丈小屋に着いてテントを設営し、甲斐駒ヶ岳山頂に向けて出発。
ここは八合目御来迎場。

りんどうかな？

山行記録でよく出ている鎖場。

これもよく出ているけれど、すごいねー。

サメと亀？

雷鳥さん、こんにちは。

ガスのなか、山頂が見えてきた。

駒ヶ岳神社本社。

山頂はガスガスで眺望なし。

わずかな時間雲が切れて太陽がのぞき、雲間から鋸岳が見えました。

遠くでゴロゴロいい出したし、予報でも15時くらいから雨なのであまり長居せずに下山します。
振り返ると山頂が見えました。

テント場に着いて小屋へ受付手続きをしに行ったところ、予報より早く雨が降り出しました。
雨はしばらくすると止んで、雲の中からオベリスクが顔を出しました。

たまに晴れ間も広がり、テント場から鳳凰三山がくっきり見えました。

朝、ここの美味しい水を補給して下山しました。

下山後は白山温泉へ。
湯上りの肌がしっとりとして気持ちのいいお湯でした。

久しぶりに小作でかぼちゃほうとう。
山盛りのごぼうの下に大きくゴロっと切ったかぼちゃが二切れ、他にじゃがいも、里芋、にんじん、わらび、しいたけ、白菜、そしてほうとうが入っていてお腹いっぱい。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ グローブ 防寒着上 雨具 帽子 サンダル ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ クッカー カップ ライター 地図 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ ランタン 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 現金 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 腕時計 タオル ストック ナイフ カメラ テント マット シェラフ 携帯イス 携帯トイレ 細引き 耳栓 ゴミ袋 マスク 消毒液 体温計

感想

zumesuke

初めての南アルプスそして甲斐駒ヶ岳。まさに信仰の山でした。
登山口にある駒ヶ岳神社をはじめ、登山道途中にある霊神碑や石碑など、そして山頂の本宮・祠、その都度頭を下げながら歩きました。

また、黒戸尾根はトレランのトレーニングのメッカとなっており、両日とも20名近いランナーに行き会いました。
実は所属するランニングチームの仲間から、日曜日にトレランで甲斐駒ヶ岳に行くことを誘われていましたが、ゆっくり歩きたくて一人だけ土曜日からテント泊で登ったという次第。
なので、日曜日の下山の際には、2チームに分かれた仲間たちと行き会うことができました。

天候はいまひとつで、山頂からの眺望はダメでしたが、七丈小屋の水はとてもまろやかで美味しかったし、登山道の雰囲気や梯子・鎖など変化に富んでいて、また来たいと思いました。