雲取山
- GPS
- 29:21
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,556m
コースタイム
6:17雲取山荘−6:45〜7:50雲取山−9:45七ツ石山−10:25〜51七ツ石小屋−11:25堂所−12:28小袖乗越上登山口
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
30日はまむし岩から上で雪道となりました。 軽アイゼン付けている人もいましたが私は雲取山荘までなしで・・・ 天気は雪予報でしたが雨となり夜半まで降り続きました。 雨のお陰でかなり雪が解けましたが雲取山荘から山頂までと奥多摩小屋付近までは 朝の冷え込みでツルツルの滑り台状態でありました。 |
写真
感想
帰省のついでに懐かしの雲取山へ・・・^^
多摩地区の実家を暗いうちに出て埼玉のE君と鳩ノ巣駅無料駐車場にて
6:00に待ち合わせ。ここから私の車で登山口へ向かう。
青梅街道は随分久し振りに走る。10年ぶり?
E君と高校生の時に初めて雲取山に来たときは電車、バスを乗り継いで
来たのだっけ・・・ それ以来10回以上来ていると思うが今回は20年ぶり。
山梨県に入って鴨沢集落から林道を上がり、小袖乗越の駐車場を過ぎた登山道
入り口に車を置く。天気は予報通り雨(笑)
少し行くと廃屋がある。20年前と変わらない風景。小さな祠には一輪の花。
ここは人は住まなくなってもまだ生活の匂いがする。
石垣は炭焼き釜の跡だろうか・・・ 小さな畑も残っている。
廃屋地帯を抜けると杉林。良くも悪くもこれが奥多摩の風景で懐かしい^^
一登りで堂所。ここまで来る前日に積もった雪が出てくる。
すれ違う人たちも軽アイゼンを履いている。
天気が悪いので今日は七ツ石山はパスして巻き道を行く。
ブナ坂は20年前と変わらない風景。懐かしい・・・
ここからは横殴りの雨とガス。枯れたマルバダケブキが沢山あった。
風が強いので町営奥多摩小屋にて休憩させてもらう。休憩料は無料。
高校生の時初めて雲取山に登った時にお世話になったなあ。その頃は後に
岡部仙人と呼ばれる管理人さんに暖かく迎えてもらった記憶がある。
厳しい事を言われる人も多い様だが私らには優しかったなあ^^
山小屋はあの頃と全く変わらない佇まいだった。
さて、標高が2000に近くなっても雨が雪に変わる気配がない(^^;)
小雲取山からは山頂には行かず、巻き道経由で雲取山荘へ向かう。
意外と長い(笑)
雲取山荘は2回目に雲取山へ行った時に泊まったが建てかえられて
奥秩父では最新設備で大規模の山小屋になっていてびっくり。
トイレは水洗だった。今日は我々が一番乗りで二階の端の部屋に案内された。
コタツ完備で汗と雨に濡れて冷えた身にはありがたい。客室の一つは乾燥室
になっていた。今日の宿泊者は45人との事。大晦日は250人だそう。
小屋の人たちは大変だーと言っていた。この時期なので水の確保に苦労して
いる話をしてくれた。
早く着いたので暇つぶしに廊下にある本を見てみる。
1968年の山と渓谷があった。アイゼンメーカーの若き梶田氏の記事に目が
とまる。最近廃業する話しがあったが今ではその技術がモンベルに引き継がれる
ことになったのはいい事だ。
あとびっくりしたのが当時の北岳山頂の様子。ゴミの山になっていたらしい。
今はその頃に比べて登山者のマナーはかなり良くなったのだね。
とは言え、自然保護レンジャーでゴミ拾いするとそれなりに集まるのだが
当時だったらとても一人じゃ集めきれないね・・・(笑)
夕食はハンバーグ。ご飯はお代わり自由だった(^^)
夜はずっと雨の音が続いていた。夜半頃に止んだのか静かになり気温が急激に
下がった様子。こりゃ朝は滑り台状態だな(笑)
朝食は5:30.正しい山小屋の朝ごはんである(笑)でも1泊2食付で7500円
は安いよね。北アルプスは9000円だもんなー・・・
外を見ると月が輝いて見える。
さっきまで日の出なんかいいやと思っていたのがやる気出てきた(笑)
慌てて準備してダッシュで山頂へ向かう。雨のお陰でツルツル(笑)
山頂着6:40。本日一番乗りである。
富士山はやはり最初に目が行く。東京方面は朝日に東京湾が輝いているのが
見えてビル群や橋、大型船まで見える。千葉の富津岬や神奈川の三浦半島も!
西には奥秩父の山並、南アルプス・・・
昨日の天気を思えば最高でしょう。続々と登山者が上がってきて賑わってきた。
山頂の避難小屋にも15人くらい泊まっていた様だ。
山頂に1時間以上滞在してあとはのんびり下る。
昨日白かったブナ坂は雨で雪がすっかり消えて晩秋の様相(笑)
行きにスルーした七ツ石山にも寄る。山頂直下にある七ツ石神社は鳥居も含めて
かなり老巧化が激しい。調べてみたら平将門が祭られているらしい。
下の堂所の地名もここに関係しているんだね。
七ツ石小屋にも寄り道(笑)ここも昔と変わらない佇まい。
経営者が変わったらしい。登山者への食事の提供やお土産も売っている。
雲取山は奥多摩と言うより奥秩父の雰囲気だけどこっちは奥多摩らしい^^
奥の広場は自由に休憩できる様になっていて南に面しているのでポカポカ
暖かかった。E君はバッチを購入。
年越し登山者が続々と登ってくる。堂所の雪もすっかり消えて落ち葉の上が
暖かそう。ここは休憩適地ですな。
ここからは1時間ちょっとで登山口まで下る。
杉林と明るい雑木林が交互に出てくる。落ち葉が敷き詰められた明るい雑木林
は懐かしい奥多摩の風景だ。信州では冬は見られない風景なのでかえって新鮮
だった^^
下山後は小菅村まで足をのばして温泉でさっぱり!入浴料600円。
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