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Yamareco

記録ID: 2562338
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

三ツ瀬明神山 ↑障子岩↓栃ノ木沢 〜遠州白熊・夏海老根とヤマビルの猛攻

2020年09月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:00
距離
9.0km
登り
900m
下り
897m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

林道脇の駐車スペース - 砥沢沿いの林道 - 北西尾根登山口(馬の背沢登山口) - 馬の背岩(障子岩) - スズガタ林道合流点 - 明神の肩 - 明神山(西峰) - 明神山 - 明神山(西峰) - 明神山と西峰との鞍部 - (栃ノ木沢コース) - 乳岩口(鬼岩)との分岐点 - 栃ノ木沢登山口 - 石楠花の里 - 林道脇の駐車スペース
天候
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・砥沢沿いの林道と栃ノ沢ルートの中腹より下部でヤマビルが大量出没
・往路はアップダウンがありバリーエーションルートで道標が整備されていました
・復路はマイナールートでほぼ単調な下り、難所にはハシゴが整備されていて、足場の悪い場所があるものの、他のルートと比べると歩き易そう
宇連ダム
ダムの上の歩道は閉鎖されていました、今年流行中のアレの影響かな?
鳳来湖沿いの県道は道幅が狭く、すれ違い不可の場所が多い
宇連ダム
ダムの上の歩道は閉鎖されていました、今年流行中のアレの影響かな?
鳳来湖沿いの県道は道幅が狭く、すれ違い不可の場所が多い
鳳来湖に映る愛知県民の森方面の山
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鳳来湖に映る愛知県民の森方面の山
上臈(じょうろう)岩
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上臈(じょうろう)岩
鳳来湖に映る上臈岩
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鳳来湖に映る上臈岩
栃木沢林道の始点付近の砥沢にかかる橋からの北側の展望
栃木沢林道の始点付近の砥沢にかかる橋からの北側の展望
右:栃ノ木沢口方面への林道は綺麗に舗装されています
左:砥沢沿いの林道
右:栃ノ木沢口方面への林道は綺麗に舗装されています
左:砥沢沿いの林道
砥沢沿いの林道を1/3ほど進むと施錠されたチェーンゲートがあり、自転車・バイク侵入禁止となっていました
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砥沢沿いの林道を1/3ほど進むと施錠されたチェーンゲートがあり、自転車・バイク侵入禁止となっていました
ハンミョウ
雨上がりの湿った林道で尺取虫のように移動中のヤマビルが目に入りました
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雨上がりの湿った林道で尺取虫のように移動中のヤマビルが目に入りました
足首をチェックすると靴下の上から侵入または吸血しようとしていました
糸のように細いヤマビルも沢山登っていました
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足首をチェックすると靴下の上から侵入または吸血しようとしていました
糸のように細いヤマビルも沢山登っていました
靴に登っていたヤマビル
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靴に登っていたヤマビル
膝の上まで登っていたヤマビル
次から次ヘとヤマビルがヒルクライムしていて、除去しながらの雨上がり決死隊状態でした
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膝の上まで登っていたヤマビル
次から次ヘとヤマビルがヒルクライムしていて、除去しながらの雨上がり決死隊状態でした
障子岩への尾根上にあった倒木の太い幹が切断されていて歩き易くなっていました
障子岩への尾根上にあった倒木の太い幹が切断されていて歩き易くなっていました
稜線部の樹間からの南側の弓張山地の富幕山-扇山
本日の候補だった富幕山ですが、高温が予想されていたのでもう少し高い、お気に入りの三ツ瀬明神山にしました
稜線部の樹間からの南側の弓張山地の富幕山-扇山
本日の候補だった富幕山ですが、高温が予想されていたのでもう少し高い、お気に入りの三ツ瀬明神山にしました
稜線部の樹間からの北側の萩太郎山と重なる愛知県の最高峰の茶臼山方面
稜線部の樹間からの北側の萩太郎山と重なる愛知県の最高峰の茶臼山方面
明神山の北西尾根の最初のピーク(標高約710m)を振り返ります
最初のこの稜線部の岩場の足場は幅が広く安定感があります
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明神山の北西尾根の最初のピーク(標高約710m)を振り返ります
最初のこの稜線部の岩場の足場は幅が広く安定感があります
明神山の西峰
山腹にスズガタ林道、西尾根の上部でこの林道を少しだけ下ります
明神山の西峰
山腹にスズガタ林道、西尾根の上部でこの林道を少しだけ下ります
次に登場する稜線部の一枚岩(通称:障子岩)の最初のナイフリッジが最大の難所で、今回はこの頂点部付近のみ両手両足で通過しました
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次に登場する稜線部の一枚岩(通称:障子岩)の最初のナイフリッジが最大の難所で、今回はこの頂点部付近のみ両手両足で通過しました
障子岩の南面は絶壁でかなり下まで岩壁が続いています
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障子岩の南面は絶壁でかなり下まで岩壁が続いています
振り返る最初のナイフリッジ
左奥に宇連山
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振り返る最初のナイフリッジ
左奥に宇連山
障子岩上の歩行部の東端方面から振り返る障子岩
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障子岩上の歩行部の東端方面から振り返る障子岩
明神山の西尾根の樹間からの平山明神山
山頂部は三ツ瀬明神山以上に岩場のジャングル
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明神山の西尾根の樹間からの平山明神山
山頂部は三ツ瀬明神山以上に岩場のジャングル
明神山の西尾根の上部の樹間からの障子岩
この稜線の頂点が上ってきた北西尾根のルート、乳岩口からのルートの馬ノ背の岩場とはスケールが桁違い
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明神山の西尾根の上部の樹間からの障子岩
この稜線の頂点が上ってきた北西尾根のルート、乳岩口からのルートの馬ノ背の岩場とはスケールが桁違い
樹間からの中央アルプス
北側の木曽駒ヶ岳方面の上部には雲がかかっていました、南側が空木岳と南駒ヶ岳
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樹間からの中央アルプス
北側の木曽駒ヶ岳方面の上部には雲がかかっていました、南側が空木岳と南駒ヶ岳
明神山の西尾根の上部の樹間からの鹿島山-大鈴山と手前に重なるように平山明神山
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明神山の西尾根の上部の樹間からの鹿島山-大鈴山と手前に重なるように平山明神山
東海自然歩道が通る岩古谷山
東海自然歩道が通る岩古谷山
明神の肩
明神の肩の展望地からの鳳来湖
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明神の肩の展望地からの鳳来湖
浜松アクトタワーと太平洋
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浜松アクトタワーと太平洋
明神山西峰の山頂の高い電波塔
スズガタ林道からここまでメンテナンス用のモノレールが設置されています
近くの西側にキリの高木がありました
遠くから三ツ瀬明神山を眺める時のランドマークとなります
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明神山西峰の山頂の高い電波塔
スズガタ林道からここまでメンテナンス用のモノレールが設置されています
近くの西側にキリの高木がありました
遠くから三ツ瀬明神山を眺める時のランドマークとなります
明神山西峰の山頂
ここで栃ノ木沢口からの南西尾根及び直登尾根からのバリエーションルートが合流
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明神山西峰の山頂
ここで栃ノ木沢口からの南西尾根及び直登尾根からのバリエーションルートが合流
明神山の山頂の展望台
南アルプスと富士山は雲に隠れていました
高木が成長していて、展望がある方角が限られてきたようです
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明神山の山頂の展望台
南アルプスと富士山は雲に隠れていました
高木が成長していて、展望がある方角が限られてきたようです
明神山と西峰との鞍部から栃ノ木沢コースを下りました
乳岩口への鬼岩方面と栃ノ木沢口との分岐点
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明神山と西峰との鞍部から栃ノ木沢コースを下りました
乳岩口への鬼岩方面と栃ノ木沢口との分岐点
栃ノ木沢口の登山口付近の栃ノ木沢に架かる橋
この近くの林道終点付近に2台駐車してありました
栃ノ木沢口の登山口付近の栃ノ木沢に架かる橋
この近くの林道終点付近に2台駐車してありました
栃ノ木沢の一枚岩の河床
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栃ノ木沢の一枚岩の河床
栃ノ木沢口から林道を1kmほど下った地点にある駐車スペース
栃ノ木沢口から林道を1kmほど下った地点にある駐車スペース
駐車地点で靴を脱いでヒルチェックを行うと吸血中(献血中)でした
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駐車地点で靴を脱いでヒルチェックを行うと吸血中(献血中)でした
足首の傷口
愛知県道424号振草三河川合停車場線の八石橋からの鳳来湖と明神山西峰へと続く南西尾根、右側が標高点706mのピーク
水量は少なめで川岸に日傘の二人の釣り人がいました
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愛知県道424号振草三河川合停車場線の八石橋からの鳳来湖と明神山西峰へと続く南西尾根、右側が標高点706mのピーク
水量は少なめで川岸に日傘の二人の釣り人がいました
■明神山の花など
イワタバコの花は終わっていました
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■明神山の花など
イワタバコの花は終わっていました
キンミズヒキ
実生したと思われるコウヤマキの若い木
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実生したと思われるコウヤマキの若い木
ハシカグサ
イチヤクソウ
イチヤクソウの花後
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イチヤクソウの花後
マルバノイチヤクソウ
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マルバノイチヤクソウ
ヒオウギ
今回は花は見られず
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ヒオウギ
今回は花は見られず
ヒメハギ
季節外れの開花
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ヒメハギ
季節外れの開花
ヒメハギ属のカキノハグサの花後
葉は沢山見られましたが、結実した状態のものは見られず
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ヒメハギ属のカキノハグサの花後
葉は沢山見られましたが、結実した状態のものは見られず
エンシュウハグマ
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エンシュウハグマ
エンシュウハグマの花と蕾
生育する場所と開花時期が拮抗するキッコウハグマはまだ蕾でした
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エンシュウハグマの花と蕾
生育する場所と開花時期が拮抗するキッコウハグマはまだ蕾でした
ツルリンドウ
シコクママコナ
アキノタムラソウ?
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アキノタムラソウ?
ヤマジノホトトギスの蕾
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ヤマジノホトトギスの蕾
ナツツバキ
マメヅタ
あちこちの大岩に着生していたウラボシ科のシダ植物
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マメヅタ
あちこちの大岩に着生していたウラボシ科のシダ植物
マメヅタラン
岩に着生していたラン科の多年草
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マメヅタラン
岩に着生していたラン科の多年草
オオバノトンボソウ
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オオバノトンボソウ
クモキリソウ
コクラン
ナツエビネ
花は下から開花し、一部が若い果実となっていました
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ナツエビネ
花は下から開花し、一部が若い果実となっていました
ナツエビネの花の細部
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ナツエビネの花の細部
ミヤマウズラ
■定点観察
愛知県道424号振草三河川合停車場線の八石橋からの鳳来湖の水量
背後に明神山西峰へと続く南西尾根、右側が標高点706mのピーク
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■定点観察
愛知県道424号振草三河川合停車場線の八石橋からの鳳来湖の水量
背後に明神山西峰へと続く南西尾根、右側が標高点706mのピーク

感想

藤原岳の山頂からのダイヤモンド富士が見られそうにもない天気が予想されていたので、三ツ瀬明神山に向かうことにしました。さった峠からの富士山ライブカメラをチェックすると夕方の時間帯のみ富士山が見えていたようでした。山中湖側からは終日雲覆われていたようでした。
まだ真夏のような蒸し暑い日でした。明神山西峰への北西尾根を登っているうちに汗をかいて背中がビショビショになってしまいました。障子岩の稜線部では涼しい風があり少しクールダウウンできましたが、その後は樹林帯となりほぼ不風で再び下山時まで汗だくでした。雨上がりの足元ではヤマビルの活動中で、のんびり散策とはなりませんでした。下山時の後半は足元のヤマビルが気になって、生き物観察どころではなくなりました。
山中では、各地で定着している外来種のソウシチョウの群れや、カケス、ヒヨドリ、アカゲラ、アカハラのような野鳥を見かけました。
コース上ではシダ類が足元を隠すようなことはなく、全くヤブごぎがない状態でした。湿った岩や木の根などでスリップ注意でした。下山ルートは谷部と斜面のトラバースの道で展望なし。


【バックナンバー 明神山の周辺】
・5月22日 (2018年)『明神山〜乳岩峡・富幕山のカキノハグサ32とイナモリソウ64の写真集』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1473228.html
・5月28日 (2020年)『三ツ瀬明神山 〜障子岩はロックダウンでノックダウン(落ちたら即死)』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2363910.html
・6月1日 (2019年)『明神山 ~カキノハグサに魅せられて↑恐怖の北西尾根↓南西尾根』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1875878.html
・6月8日 (2019年)『鳳来寺山 〜ぐるぐるコース・カキノハグサの写真集とササユリ』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1885574.html
・7月20日 (2020年) 『鳳来寺山のアオキラン・ウチョウラン・ヤマユリ』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2444548.html
・8月1日 (2020年) 『鳳来寺山 ↑瑠璃山西尾根↓表参道〜自然の宝庫で観察』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2464832.html
・8月21日 (2019年)『三ツ瀬明神山 〜障子岩よりも恐怖な吸血生物の猛攻↑北西尾根↓南西尾根』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1985849.html
・9月12日 (2020年)『三ツ瀬明神山 ↑障子岩↓栃ノ木沢 〜遠州白熊・夏海老根とヤマビルの猛攻』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2562338.html
・9月24日 (2018年)『宇連山 ↑東尾根↓西尾根〜岩尾根の稜線を周回』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1595479.html
・11月20日 (2018年) 『明神山↑乳岩峡↓西峰直登尾根 〜鳳来湖畔散策』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1655904.html

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