記録ID: 258046
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰
望岳台〜十勝岳
2012年07月22日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
8:00望岳台〜登山開始
8:30十勝岳・雲ノ平美瑛岳分岐
8:50避難小屋
10:00昭和火口
11:10十勝岳山頂(1時間休憩)
12:10下山開始
13:30避難小屋
13:50雲ノ平美瑛岳分岐
14:20望岳台
8:30十勝岳・雲ノ平美瑛岳分岐
8:50避難小屋
10:00昭和火口
11:10十勝岳山頂(1時間休憩)
12:10下山開始
13:30避難小屋
13:50雲ノ平美瑛岳分岐
14:20望岳台
天候 | 曇り〜ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【望岳台〜雲の平分岐〜避難小屋】 望岳台駐車場はそこそこ広いが、夏山シーズン中は満車になることもしばしばあるようです。 ちょっとした食堂と売店(営業時間は不明)もあり、自動販売機が設置されているのは嬉しい。 目立つ所に登山ポストが設置されており、大雪山国立公園の案内板もあります。 スタートから雲の平分岐までは緩やかで明瞭な踏み跡を辿り、ウォーミングアップには丁度いい傾斜が続きます。 20分〜30分程で雲の平分岐標識が見え、休憩するには丁度よい平坦な場所がある。 分岐から避難小屋までは約10分程で、ここまでは危険な箇所も少なく目印も明瞭で迷う心配は少なそう。 【避難小屋〜昭和火口】 避難小屋からは大岩が目立ち始め、この辺りからガスが発生し視界が悪くなる事もしばしばあるようです。 溶岩石地帯に入ると、傾斜も一気にキツくなりジグを切りながら登る。 黄色のペンキで目印が付けられているが、視界が悪い日は見落とさないよう注意が必要。 急坂を登りきると、眼前に美瑛岳と昭和火口の迫力有る景色が広がる。 【昭和火口〜十勝岳山頂】 昭和火口から暫くは緩やかなコースを歩く。 同じような景色が続くため、視界の悪い日は特に注意しながら歩く。 山頂直下からこのコースで一番の難所を登る事になります。 真上を見上げるような急坂で、所々に浮石もあり大変危険な個所でもあります。 雨天時には転倒して滑落した登山者もいたようなので一層気を引き締めて挑みたい所です。 十勝岳山頂はそれほど広くはなく、混雑している事が多いのでお互いに譲り合いながら気持ちよく過ごしたい所です。 |
写真
撮影機器:
感想
2012年7月22日。
今年から始めた登山も3回目を数え、目標にしていた十勝岳へ登る日が来た。
雨の心配はなさそうだが、どんよりとした曇り空で展望は期待できなさそう。
前回に登った雌阿寒岳・・・ガスってなーんにも見えなかった記憶が蘇る。
今回もまたガスって展望も何もあったもんじゃなくなるのだろうかと心配でした。
避難小屋からは予想通り濃いガスに包まれ視界がきかない。
そんなガスの中、半ば諦めにも似た気持ちで必至に急坂を登る。
だが、昭和火口までもう少しうという所で状況が一変した。
うっすらと見える十勝岳山頂のシルエット。
さらに標高を稼ぐと巨大な扇風機で吹き飛ばされたかのようにガスがどんどん消えていく。
ついには十勝岳山頂がハッキリとした姿で現れた。
昭和火口に到着と同時に一望出来た美瑛岳は感動そのものでした。
ガスも晴れそこからは気持ちも高揚して足取り軽く・・・とは行かない。
頂上直下のまるで壁のような急坂。(少々大袈裟な表現(笑))
真上を見上げるようにして一歩一歩と登る。
本当にしんどかった。
11:10ようやく十勝岳山頂に到着。
しんどかった分、感動も大きく成し遂げた気持ちがこみ上げてきた。
諦めていた絶景にも恵まれ、本当に登山を始めて良かったと思った瞬間でもあった。
そこから見えた美瑛岳はそれはそれは魅力的で次回登ってやろうと決めた瞬間でもあった。
12:10頃下山開始。
その頃には昭和火口もガスの中。
雲海を堪能しながら下山しました。
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