鎌ヶ岳 1day ファミリー - 木曽川から望んだ竿向こうの山へ

2020年09月22日(火) [日帰り]

• GPS: 02:52
• 距離: 3.0km
• 登り: 364m
• 下り: 355m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:21
• 休憩: 0:25
• 合計: 2:46

10:47 武平トンネル西登山口
10:56 11:00 武平峠
11:49 11:50 三ッ口谷分岐
12:12 12:13 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐
12:21 12:31 鎌ヶ岳
12:43 12:49 鎌ヶ岳山頂登山道・巻き道分岐
12:51 12:52 三ッ口谷分岐
13:24 13:25 武平峠
13:32 13:33 武平トンネル西登山口
13:33 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

武平峠（トンネル西）駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

花崗岩のザレ場に注意

写真

9/20 7:09

前々日の20日、子供2人と一緒に木曽川へ魚釣りに行きました。

9/20 7:09

以前から行きたいと言っていた「鎌ヶ岳(標高1,161m)」が見え、この連休中に行ければ良いね、と言うことになりました。

ちなみに魚釣りの狙いはハゼ、釣果は150匹でした。捌くのが大変です。

9/20 22:07

大きめのサイズは開いて中骨をとり、天麩羅にして頂きます。
この織部釉のお皿は、河の流れをイメージし、群れるハゼの姿を表すために求めた逸品。

ハゼ天丼ってとても美味しいですよ。お好みによりポン酢と塩で味付けし、頂きます。

小さめのサイズは焼き干しにし、これからの季節に必須の焼酎お湯割りを入れる際、骨酒にします。まろやかで上品な味わいとなります。

さて当日、装備はこんな感じです。総重量7.74kgは軽い。
ザック：4.86kg、ウエストポーチ系：1.57kg、ミラーレスデジカメ系：1.31kg

9/22 9:59

助手席の妻にお願いし、目指す「鎌ヶ岳(標高1,161m)」とその周辺の山々をこのアングル・構図で撮影してもらいました。

9/22 10:37

この時間はアクセス路の渋滞なし、早発早着の下山者がそろそろ車を移動する頃なので、駐車も非常にスムーズでした。ただし夕方頃から天気が崩れる予報なので、14時頃の下山を目指して山行開始。

9/22 10:41

武平トンネル西口からの武平峠へ向けた登山口。

9/22 10:42

ただし我家は今回、こちらの尾根道からショートカットします。

9/22 10:42

不明瞭なルートですが、それなりに踏み跡はあります。

9/22 10:49

ミヤマママコナ(深山飯子菜 Melampyrum laxum var. nikkoense)かと。花期は8-9月。

9/22 10:55

ミヤマママコナは今回のルートの全域で咲いていました。シコクママコナ（四国飯子菜 M. laxum var. laxum）との区別が難しいです。

9/22 10:59

木漏れ日のさす登山道に吹き抜ける風が涼しい。カメラをかなり絞って木漏れ日を撮影することで、太陽がウニウニになります。ウニウニ(雲丹雲丹？)はある写真家の表現のパクリです。

9/22 10:59

花崗岩質の乾いた道をひたすら登ります。

9/22 11:03

たまに岩場のクライミング要素あり

9/22 11:04

通る人を選ぶ隙間をクライミング

9/22 11:05

雨乞岳（標高1,238m）が背後から見守り。

9/22 11:11

菰野町・四日市市・桑名市方面の眺望

9/22 11:13

親子の交流。
センチコガネ触った後は、ちゃんと手を洗って欲しいんですけど、、、。

9/22 11:12

オオセンチコガネ（大雪隠金亀子、雪隠黄金虫 Phelotrupes auratus、属名をGeotrupesとする記載もあり）には、このように緑色の光沢の個体(系統)が鈴鹿山系に生息していて、ミドリセンチコガネと表記されることもあります。

9/22 11:26

たまにチラッと御在所岳(標高1.212m)。
こうしてみると山上エリアが結構広いです。

9/22 11:26

御在所ロープウェイが運行しています。

9/22 11:29

こちらは今回本命の鎌ヶ岳のピーク(標高1,161m)

9/22 11:36

たまにはこんなのも許して欲しい。南からの風が強くなりつつあり、予報通り夕方には天気が崩れそうでした。

9/22 11:37

アキノキリンソウ（秋の麒麟草 Solidago virgaurea subsp. asiatica）
花期は8-11月

9/22 11:40

アキノキリンソウは、今回の山行で最も多く見かけた花でした。

9/22 11:41

秋の麒麟が来る

9/22 11:44

オオセンチコガネ

9/22 11:44

近づくにつれ次第に荒々しい表情を見せる鎌ヶ岳

9/22 11:47

振り返るとそこに御在所岳

9/22 11:47

長い時間をかけ、山のカタチが変わって行く。

9/22 11:48

ケルン越しに望む御在所岳

9/22 12:22

無事、鎌ヶ岳の頂上(標高1,161m)へ到達しました。全員の集合画像はなしです。

ササ原越しに宮妻峡、そして四日市市・鈴鹿市・伊勢湾方面

9/22 12:22

馬の背尾根の向こうに、新設の「湯の山かもしか大橋」が見えます。

9/22 12:24

鎌尾根（三重-滋賀の県境縦走路）が延々と続く

9/22 12:26

デジカメのズームを使うと、イワクラ(磐座)尾根の仏岩がみえます。

9/22 12:30

入道ヶ岳(906m)-イワクラ尾根-宮越岳・水沢岳(1,029m)-鎌尾根-鎌ヶ岳(1,161m)までの縦走は、かなり起伏が激しくハードだった記憶があります。もう二度と、、、やりたい！

9/22 12:40

雨乞岳(標高1,238m)の懐の広い山容。右側の平らな大地はイブネ(標高1,160m)。

9/22 12:50

急な勾配をこなし、無事このケルンまで戻ってきました。空には徐々に南からの雲が広がりつつありました。

9/22 12:59

そろそろゲザーンで、山にお別れを告げているとのこと。鈴鹿セブンに興味があるとのことです。これまで入道ヶ岳と御在所岳に登っているので、今回新たに1つ増えました。次はどこへ？

9/22 13:19

往路の登りはあんなにゆっくりだったのに、我家の女性陣は下りの方が圧倒的に得意なようでした。また一緒に行けることを願い、今回の山行は無事終了です。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

OM-D E-M1 Mark III ボディ オリンパス

装備

個人装備

ザック22L ミッドカットブーツ トレッキングポール コンプレッション系タイツ ショートパンツ 靴下 日除け帽子 保護手袋 レインウェア上下 ツェルト一式 ウエストポーチ 携帯電話 デジカメ2 ハンディGPS 紙地図 コンパス 筆記具 タオル チタンDWマグ 保温ボトル500mLお湯 行動食 アルファ化米2 ペットボトル飲料1 ハイドレーション1L スポーツドリンク粉末 ビクトリノックスナイフ 保険証 ファーストエイドキット

備考

装備総重量：7.74kg（ブーツ・トレッキングポール含まず）
不使用装備：日除け帽子,保護手袋,レインウェア上下,ツェルト一式,紙地図,コンパス,筆記具,チタンDWマグ,保温ボトル500mLお湯,行動食,アルファ化米2,ペットボトル飲料1,スポーツドリンク粉末,ビクトリノックスナイフ,保険証,ファーストエイドキット

感想

aramasa

9月の連休最終日、家族5人で鈴鹿の鎌ヶ岳(標高1,161m)へ日帰り山行へ行ってきました。

山行の前々日、愛知県と三重県の県境を流れる木曽川へ、子供2人と魚釣りに出かけた際、左岸（愛知県側）の釣り場から見えた鈴鹿の峰々が美しく、以前交わした「鎌ヶ岳へ行こう」との約束を果たすことに。

武平峠（武平トンネル西登山口、標高806m）からの標高差が355mとのことで、簡単そうに思えますが、風化した花崗岩がガレガレとザレザレで、所々で難所が待ち構えていました。おおよそ登り2時間、下り1時間のゆったりペースにて、無事登頂・下山となりました。

天気は夕方に向け南から雨雲が迫ってくる気配の中、眺望を妨げられることもなく、また直射日光の悪影響もなく、初秋の涼しさを感じながらの非常に良いコンディションの中、連休最終日を家族揃って過ごし、締めくくることができました。
このご時世、県境を跨いでの我家の訪問を、穏やかに迎え入れてくれた鈴鹿山系に、大々感謝です。