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Yamareco

記録ID: 2600634
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

尾鈴山トレッキング(尾鈴キャンプ場in/out)

2020年09月25日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:10
距離
15.2km
登り
1,645m
下り
1,631m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:55
合計
6:10
9:41
113
尾鈴キャンプ場
11:34
11:40
5
11:45
12:22
43
13:05
13:06
10
13:16
13:16
10
13:26
13:29
54
14:23
14:23
25
14:48
14:56
55
白滝下渡渉点
15:51
尾鈴キャンプ場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
元々は大崩山に登るつもりで、前夜は宇土内登山口の最寄りコンビニ(30kmほど手前)で車中泊。当日早朝、大崩山の天候が晴れ→曇りに変わったので、急遽晴れ予報の尾鈴山へターゲット変更し、尾鈴山キャンプ場まで当日朝に乗りつけ。
コース状況/
危険箇所等
尾鈴キャンプ場から正面登山口までは、車も通れる舗装路。

正面登山口から尾鈴山までは600mほどの標高差で最初は急登。危険箇所や迷いポイントはない。

尾鈴山から尾鈴瀑布群を経由して尾鈴キャンプ場まで下るトレイルは、所々迷うポイントあり。特に矢筈岳は、正規登山道は巻いて進むため、意図的に登らないとピークは踏めない。尾鈴山・長崎尾側から矢筈岳へ登頂すると、正規登山道へ戻るための下り道が見当たらず、ヤマレコMapとGPSを頼りに急な斜面を適当に直滑降。不安なら、Uターンして正規登山道へ戻ることをお薦めします。

写真にも詳細を記載したが、白滝を下りきった辺りで、鉄橋が外れ、10m以上の渡渉(本当に川を歩くしかない)を強いられる箇所がありました。転倒しないよう、細心の注意が必要。この他、1m以上ジャンプしないと越えられない沢もあり。着地に失敗すると、大きな打撃を負うこと必至。後半の沢越えはアドベンチャラスな要素が数多・・・。
その他周辺情報 登山口に近い木城温泉を利用!たまたまプレミアムフライデー(月最後の金曜)で、入浴料&指定ディナーとセットで1000円でした!
当日朝、これから望む尾鈴山をうっすら雲の奥に見つけた!
2020年09月25日 08:23撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
9/25 8:23
当日朝、これから望む尾鈴山をうっすら雲の奥に見つけた!
道の駅つの、の近くで端正な形の尾鈴山を眺める!
2020年09月25日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 8:38
道の駅つの、の近くで端正な形の尾鈴山を眺める!
今から行くぜ、尾鈴山!
2020年09月25日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
9/25 8:39
今から行くぜ、尾鈴山!
飲料込み4.5kgの最低重量。誰もいない尾鈴キャンプ場より、アタック開始!
2020年09月25日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
9/25 9:38
飲料込み4.5kgの最低重量。誰もいない尾鈴キャンプ場より、アタック開始!
キャンプ場近くには無名の滝!
2020年09月25日 09:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 9:42
キャンプ場近くには無名の滝!
すぐに登山道へのアクセス道へ合流。ここから登山道まで4kmは緩やかな舗装路歩き!(車でもアクセスできるようだが、周回登山したいため、敢えて歩き!)
2020年09月25日 09:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 9:46
すぐに登山道へのアクセス道へ合流。ここから登山道まで4kmは緩やかな舗装路歩き!(車でもアクセスできるようだが、周回登山したいため、敢えて歩き!)
道中の小滝には虹!幸先よいスタート♪
2020年09月25日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 9:55
道中の小滝には虹!幸先よいスタート♪
尾鈴山の正面登山道へ到着!ここから標高差600m強をハイクアップ!
2020年09月25日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 10:31
尾鈴山の正面登山道へ到着!ここから標高差600m強をハイクアップ!
「火の用心」と書かれた合目標識が山頂まで等間隔で続く!
2020年09月25日 10:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 10:37
「火の用心」と書かれた合目標識が山頂まで等間隔で続く!
ピンクテープ代わりに、赤い「火の用心」テープ!
2020年09月25日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 10:39
ピンクテープ代わりに、赤い「火の用心」テープ!
九州イチ群生していたミヤマママコナ!
2020年09月25日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
9/25 11:21
九州イチ群生していたミヤマママコナ!
日向市越しの日本海!
2020年09月25日 11:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 11:35
日向市越しの日本海!
日向市中心部!右の突端は、柱状節理の断崖絶壁で有名な馬ヶ背!
2020年09月25日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 11:36
日向市中心部!右の突端は、柱状節理の断崖絶壁で有名な馬ヶ背!
山頂直下、鳥居を通過!
2020年09月25日 11:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 11:43
山頂直下、鳥居を通過!
祠も通過!
2020年09月25日 11:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 11:44
祠も通過!
眺望がない山頂と聞いていたけど、山頂直下に北方面の展望がきくスポットを発見!
2020年09月25日 11:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 11:47
眺望がない山頂と聞いていたけど、山頂直下に北方面の展望がきくスポットを発見!
中央は本当は今日登ろうと思っていた二百名山・大崩山!その2つ左が三百名山・傾山!
2020年09月25日 11:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 11:47
中央は本当は今日登ろうと思っていた二百名山・大崩山!その2つ左が三百名山・傾山!
九州上陸から7日目。7日連続登山で、名のあるピークは11座目!(うち阿蘇根子岳、経ヶ岳を除く9座は百・二百・三百名山)
2020年09月25日 12:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 12:04
九州上陸から7日目。7日連続登山で、名のあるピークは11座目!(うち阿蘇根子岳、経ヶ岳を除く9座は百・二百・三百名山)
尾鈴キャンプ場から2時間弱で頂点へ!青空登山は、疲労を忘れさせてくれる最高のご褒美!
2020年09月25日 12:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 12:06
尾鈴キャンプ場から2時間弱で頂点へ!青空登山は、疲労を忘れさせてくれる最高のご褒美!
山頂から周回する形で下山開始。天城山でよく見かけるヒメシャラかな!
2020年09月25日 12:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 12:24
山頂から周回する形で下山開始。天城山でよく見かけるヒメシャラかな!
大崩山が見える最後のスポット!
2020年09月25日 12:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 12:52
大崩山が見える最後のスポット!
山のあちこちに群落しているミヤマママコナ!
2020年09月25日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 12:56
山のあちこちに群落しているミヤマママコナ!
振り返ると左に尾鈴山!右には日本海!
2020年09月25日 13:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:00
振り返ると左に尾鈴山!右には日本海!
日本全国どこへでも輸出できそうな、超汎用性高い標識(笑)。
2020年09月25日 13:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:05
日本全国どこへでも輸出できそうな、超汎用性高い標識(笑)。
本日第二のピーク長崎尾(ながさきお)!面白い名前。長崎県でも尾っぽでもないのに・・・。
2020年09月25日 13:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:05
本日第二のピーク長崎尾(ながさきお)!面白い名前。長崎県でも尾っぽでもないのに・・・。
九州の山に、必ず1,2輪だけ見かけるグロテスクなマムシグサの実!
2020年09月25日 13:06撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
9/25 13:06
九州の山に、必ず1,2輪だけ見かけるグロテスクなマムシグサの実!
長崎尾を過ぎ、正面登山口へ戻れる分岐路!ここはまっすぐ矢筈岳経由で白滝方面へ向かう!
2020年09月25日 13:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:16
長崎尾を過ぎ、正面登山口へ戻れる分岐路!ここはまっすぐ矢筈岳経由で白滝方面へ向かう!
本日第3(最後)のピーク、眺望のない矢筈岳山頂!正規登山道だと巻いちゃうので、意図的に登る必要あり!
2020年09月25日 13:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:26
本日第3(最後)のピーク、眺望のない矢筈岳山頂!正規登山道だと巻いちゃうので、意図的に登る必要あり!
矢筈岳から少し下った辺りで、本当は霧島連峰が見える唯一の樹間!今日はガスってて残念賞!
2020年09月25日 13:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:31
矢筈岳から少し下った辺りで、本当は霧島連峰が見える唯一の樹間!今日はガスってて残念賞!
秋の足音が少しずつ聞こえる・・・かな!?
2020年09月25日 13:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:33
秋の足音が少しずつ聞こえる・・・かな!?
今日初めて、沢とクロス!ここからは頻繁に給水可能!
2020年09月25日 13:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:48
今日初めて、沢とクロス!ここからは頻繁に給水可能!
他の人のレポでこれ以降の給水容易性を知っていたので、今日の持参はペットボトル1本のみ!
2020年09月25日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:51
他の人のレポでこれ以降の給水容易性を知っていたので、今日の持参はペットボトル1本のみ!
下り基調かと思ったら、突如として鬱蒼とした登りが!(短距離ですが)
2020年09月25日 13:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:53
下り基調かと思ったら、突如として鬱蒼とした登りが!(短距離ですが)
少し歩くと、トレラン適地に出た!
2020年09月25日 13:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 13:55
少し歩くと、トレラン適地に出た!
今日一番の景勝地、白滝展望台へ到着!
2020年09月25日 14:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:23
今日一番の景勝地、白滝展望台へ到着!
青空に映える白滝全貌!
2020年09月25日 14:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:23
青空に映える白滝全貌!
白滝ドーン!
2020年09月25日 14:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:24
白滝ドーン!
下っていくと、橋が途切れ、1m以上のジャンプを余儀なくされる場所も!
2020年09月25日 14:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:33
下っていくと、橋が途切れ、1m以上のジャンプを余儀なくされる場所も!
なんとなく、ジブリの世界へ入っていく橋のよう♪
2020年09月25日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:39
なんとなく、ジブリの世界へ入っていく橋のよう♪
白滝を下りきった辺りで、橋が外され、ガチな渡渉が必要なポイントが!!!
2020年09月25日 14:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:48
白滝を下りきった辺りで、橋が外され、ガチな渡渉が必要なポイントが!!!
覚悟を決めて、登山靴を脱ぎ、素足へ!
2020年09月25日 14:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:51
覚悟を決めて、登山靴を脱ぎ、素足へ!
水流に気をつけながら、素足で10m以上渡渉します!
2020年09月25日 14:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:52
水流に気をつけながら、素足で10m以上渡渉します!
渡りきった。この鉄橋、敢えて外してあるのか、台風で外れてしまったのか?真相不明。
2020年09月25日 14:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 14:54
渡りきった。この鉄橋、敢えて外してあるのか、台風で外れてしまったのか?真相不明。
雰囲気のある手掘りトンネル!ここを掘ってくれた方がいるので周回登山ができるんです。感謝しかない!
2020年09月25日 15:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:07
雰囲気のある手掘りトンネル!ここを掘ってくれた方がいるので周回登山ができるんです。感謝しかない!
手彫り感満載!
2020年09月25日 15:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:08
手彫り感満載!
トンネルを超えると、"さぎりの滝"の鑑賞スポット!
2020年09月25日 15:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:09
トンネルを超えると、"さぎりの滝"の鑑賞スポット!
と言いつつ、木々が邪魔で"さぎりの滝"の全貌は見えない!
2020年09月25日 15:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:09
と言いつつ、木々が邪魔で"さぎりの滝"の全貌は見えない!
少し進むと、今度は"すだれの滝"。やはり木々が邪魔で全貌は見えない・・・。
2020年09月25日 15:12撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
9/25 15:12
少し進むと、今度は"すだれの滝"。やはり木々が邪魔で全貌は見えない・・・。
カツラの大木!
2020年09月25日 15:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:18
カツラの大木!
6時間ピッタリで、尾鈴キャンプ場までの分岐路まで帰還!
2020年09月25日 15:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:47
6時間ピッタリで、尾鈴キャンプ場までの分岐路まで帰還!
朝も見た無名の滝をバックに、疲労を忘れ、渾身の笑顔をひねり出した(笑)!
2020年09月25日 15:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:50
朝も見た無名の滝をバックに、疲労を忘れ、渾身の笑顔をひねり出した(笑)!
尾鈴キャンプ場へ帰還!休憩除きで、5時間15分で周回完了!
2020年09月25日 15:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 15:51
尾鈴キャンプ場へ帰還!休憩除きで、5時間15分で周回完了!
下山後は、近くの木城温泉へ!日没前の入浴、サイコーです!
2020年09月25日 17:01撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/25 17:01
下山後は、近くの木城温泉へ!日没前の入浴、サイコーです!
なんと、今日はプレミアムフライデー(死語?)でした!入浴&メシ込みで1000円!安っ♪
2020年09月25日 17:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/25 17:45
なんと、今日はプレミアムフライデー(死語?)でした!入浴&メシ込みで1000円!安っ♪
おいしゅう頂きました!
2020年09月25日 17:27撮影 by  Canon PowerShot SX730 HS, Canon
9/25 17:27
おいしゅう頂きました!

感想

(九州山旅Day7)
九州上陸から1週間。毎日登り続けてますが、今日も当然登ります!

本当は今日は祖母山系の二百名山・大崩山に登るつもりで、前夜、宇土内登山口に一番近いコンビニ(30km近く手前)で車中泊していましたが、起床してみると大崩山は曇り予報に変化。一方、比較的近い尾鈴山は晴れ予報のため、急遽ターゲットを変更し、早朝に大崩山の麓から尾鈴山の麓へ移動し直し。

かれこれ10時前に、尾鈴キャンプ場より登山開始。平日だからか、好天なのに、到着時、キャンプ場には車は停まっておらず、今日も誰にも会わない予感。(実際に、今日は人にも動物にも会いませんでしたw)

舗装された正面登山道までのアクセス道を緩やかに登っていくと、小滝の上には小さい虹が!幸先よい感じです。右手側は甘茶本谷が続き、ずっと川の水流が聞こえ、太陽が照りつけ、牧歌的なハイキングです。

正面登山道の標高が800m弱。山頂が1405mなので、標高差は概ね600m。登山口からいきなり急登が始まり、一気に標高を上げていきます。標高差にして60〜70m感覚で、「火の用心」と書かれた合目標識が設置されており、ピンクテープ変わりの「火の用心」赤テープも随所にあり、迷う要素はありません。

正確には覚えていませんが、標高1000m位を境に、随所にミヤマママコナが群落してます、すごい規模感で。九州の山あちこちで見かけた花ですが、尾鈴山がその密集度・量からして圧倒的なミヤマママコナ山です(笑)。

元々山頂眺望がない残念ピークと聞いてたので、期待してなかったのですが、9合目を過ぎ、山頂直下の鳥居や祠(尾鈴神社)の近くで、北方面、そう大崩山・傾山などの祖母山系が見える樹間がありました!9/20、晴天時に360度眺望を得て、尾鈴山も見渡せた肝心の祖母山は厚い雲の中でしたが。大崩山はスッキリ、傾山は何とか見えました。でも祖母山系の周囲は雲が多く、本日の登山を大崩山→尾鈴山へチェンジしたのは、よい判断だったと思います。

山頂へは、尾鈴キャンプ場から起算すると2時間弱で到着。眺望がないので、ランチに集中できます(笑)。ランチ後、心残りなく下山開始。今日の楽しみは山頂より、白滝を始めとした尾鈴瀑布群の鑑賞トレッキングなんです♪。

面白い名前のピーク、長崎尾を越え、その後は巻かずに道を探して矢筈岳へ。どちらの小ピークも、尾鈴山同様、山頂眺望はありません。ただ、矢筈岳のちょっと先には、霧島連山(韓国岳〜新燃岳〜高千穂峰)を見渡せるスポットがあります。ただ、今日はあいにくの雲で何も見えませんでしたが・・・。(翌日、九州最終日、市房山から霧島連山はバッチリ見え、リベンジできましたが♪)

他の方のレポで、反時計回りに周回すると、後半は沢が多く、いくらでも給水できると知っていましたがその通りでした。なので、今日は長い道中ですが、670mlのペットボトル麦茶一本で十分に足りました。(麦茶飲み終えた後は、随時冷たい水を補給)

白滝は展望台標識もあり、全貌も見えて圧巻の規模感でした!それより下部の滝は、規模は大きいものの、木々が邪魔で、全貌は見えない滝だらけで、瀑布群鑑賞という意味では白滝以外は欲求不満が残りましたね。

そうそう、白滝を一通り下りきった辺りで、鉄橋が流され?外され?10m程度ガチな渡渉を迫られる場所がありました。他の人のレポでは触れられておらず、事前には知りませんでした。仕方ないので、トレランシューズを脱いで素足になり、ヌメった水中の石と水流に気をつけながら、慎重に対岸に渡ります。今日は太陽がポカポカ照っていたので、水温は冷たいですが、寒いことはなかったですね♪。

その後、手彫りのトンネルを潜ります。50m位はあったかなー。ここを掘るのに、どれほどの時間と労力が掛かったのだろう。先人に感謝しかありません。トンネルをすぎると、あとは緩やかに尾鈴キャンプ場まで下っていく形となり、トレランにも適した走りやすいトレイルです。正規登山道はつづら折りになってますが、すぐ下を見ると次の登山道が見えるので、適宜直滑降しながらショートカットします。この直滑降は自己責任で。手袋をつけ、つかまれるものには何でもつかまりながら下りることをお薦めします。

結局休憩除きだと5時間15分程度で周回登山完了。正面登山口まで車で乗りつけてピストン・・・じゃ、この尾鈴山は全く楽しめません。山頂眺望もないですし。この山は、今日のような好天日に、尾鈴キャンプ場から周回し、尾鈴山とあわせ尾鈴瀑布群
も含めて、楽しみ尽くすことがお薦めです!

Day8 市房山へ続く)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2600684.html

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