御池岳 (国道歩きと奥ノ平逍遥)
- GPS
- 09:11
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,407m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
藤原簡易PよりR365(R306)を北上し、黄金大橋南交差点を左折。 R306ゲート手前右手に駐車スペースあり。 トイレは、藤原簡易Pと、篠立Pにあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
R306は、冬期・道路崩落により通行止め。 犬返橋までは、ほとんど積雪なし。 日陰に、一部残雪と凍結箇所あり。 コグルミ谷P前は、数センチの積雪。 手前のカープが、道路の半分崩落。 コグルミ谷Pより上の国道の状態は不明。 コグルミ谷右岸尾根・犬返左岸尾根は、積雪少なし。 カタクリ峠付近は、積雪約10cm。 これより上部は、数十cm以上の積雪あり。 テーブルランド上は、多くはないが充分な積雪あり。 |
写真
感想
天気予報は午後から次第に崩れるということだった。
青空は望めないなと思いつつも、雪のある御池岳に行くという意志は変わらなかった。
R306のゲート前に着くと、車は1台も無かった。
準備している間も、誰も来る気配はない。
今の時期、数台は来ているかと思ったのだが。
道が崩落しているからだろうか。
木和田尾の方にいったのかな。
ゲート前は久しぶりだ。
去年は何度も歩いた国道だ。
今シーズン初めての国道歩きだ。
よくかみしめて歩こう。
国道の雪は、犬返橋までほとんど無かった。
橋を過ぎたカーブの所で、法面にネットを張る作業をしている人たちがいた。
工事の車はここまで入っていた。
途中に轍がいっぱいあったので聞くと、昨日の鉄砲組のものだと言う。
今日は入っていないとのこと。
一安心する。
今は狩猟期間で、この辺の山には、休日になると鉄砲組が多数入る。
御池岳では、これがいつも心配のタネとなる。
コグルミ谷Pに着くと、すぐ右岸尾根に取り付いた。
尾根には、雪は少なく、凍ってもいない。
順調にP801に着く。
その頃、焼尾山の方から鉄砲の音が数発聞こえてきた。
重い音で、ライフルだろうか。
しばらくすると、藤原の方からも聞こえてきた。
こっちでなくて良かったと思った。
以前、猟友会の人に、登山者はどうするのが一番安全かと聞いたことがある。
その時の答は、とにかくオレンジ色のものを身につけて欲しいとのことだった。
最悪なのが、白い物で、白いタオルを首に掛けるのはもってのほかということだった。
白い物が動いていると、逃げていく鹿のおしりに見えるらしい。
この時の僕が、バンビちゃんのおしりスタイルだった。
そんなことを思い出しながら、雪の上を歩くようになると、カタクリ峠に着いた。
足跡はいっぱいあったが、長靴以外の足跡は、昨日のもののようだった。
ここから県境稜線までは、直登した。
幻ノ池、道池を通り、北側から回り込んで丸山に到着した。
山頂の東側では、数人のグループが休んでいた。
ここまでは、誰にも会わない静かな御池だった。
風池で食事をした後、ボタンブチに向かった。
ここでNさんに挨拶した。
あれからもうすぐ一年経とうとしている。
去年の冬は特別な冬だった。
幸助ノ池から青のドリーネに向かう途中、Nさんの捜索でお世話になった方と出会った。
今日、山で初めて人に会ったせいか、つい長話をしてしまった。
奥ノ池まで行き、奥ノ平に向かうと、その途中で再びすれ違った。
お互い逆コースの周回だったため、必然的に二度会うことになったのだ。
それが何ともおかしくて、お互い顔を見合わせて笑ってしまった。
奥ノ平からは、真ノ谷に下り、カタクリ峠を経由して、犬返谷左岸尾根を下った。
国道に無事降り立つと、すぐそばでは、まだネット張り工事をやっていた。
ここから、また長い国道歩きだ。
ゲートに近づいた頃、工事を終えた車が背後から来て、抜き去っていった。
ゲート前に着くと、もう辺りは暗くなりかけていた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する