ドン曇りの岩菅山から裏岩菅山まで

2020年10月03日(土) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 12.3km
• 登り: 911m
• 下り: 909m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:54
• 休憩: 1:26
• 合計: 6:20

8:10 岩菅山登山口（聖平登山口）
8:18 8:19 小三郎小屋跡
8:38 8:38 アライタ沢出合
9:12 9:12 岩菅山中間点
9:40 9:41 ノッキリ
10:12 10:24 岩菅山
10:25 10:25 岩菅山頂避難小屋
11:05 11:58 裏岩菅山
12:40 12:56 岩菅山
12:56 12:57 岩菅山頂避難小屋
13:18 13:19 ノッキリ
13:40 13:40 岩菅山中間点
14:05 14:06 アライタ沢出合
14:23 14:23 小三郎小屋跡
14:30 岩菅山登山口（聖平登山口）

天候

曇り
朝8時過ぎに僅かに日が出るも9時以降ずっと曇り空。
風は冷たく山頂気温12℃前後。
神奈川との気温差10℃に凍えてしまう

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口前の駐車スペースは12-13台駐車可能。
朝8時到着時既に12台停っていた。

コース状況／危険箇所等

登山口から新板沢出合まではほぼ平坦な遊歩道。
新板沢出合から中間地点までは急な場所も無く緩い傾斜。
ノッキリまでもたまに急斜面になっても長続きしないので楽。
ノッキリから岩菅山〜裏岩菅山間は急登、足元の悪いガレ場がある。

全体的に水捌けは良くなさそうで雨後はドロドロになるだろう

その他周辺情報

湯田中駅前温泉　楓の湯（大人300円）

写真

10/3 8:10

8時過ぎに登山口到着。
登山口前スペースは満車でギリギリ最後のスペースに滑り込んだ

10/3 8:10

一の瀬（岩菅山聖平登山口）より登山開始。
起床も30分遅れ、高速で眠気に耐えられずSAで寝て寝過ごし当初の予定より大分出発が遅れてしまった…
烏帽子岳まで行くピストンの予定だったが時間的に無理かなー（烏帽子岳ピストンはコースタイムで9時間超）

10/3 8:11

登山口付近は整備され石畳。
先行車が10台以上停まってたし結構山は混んでるのかな

10/3 8:15

石畳はすぐに終わり少し湿り気がある土の道に。斜度は緩め。
本日は午前中に晴れ間が覗くが午後からは曇り予報。
稜線に出たあたりで晴れてくれないかな〜

10/3 8:17

直ぐに小三郎小屋跡の分岐到着。
一ノ瀬の登山口は車でないとアクセスが難しい為、公共交通機関をつかうなら東館山へゴンドラで登ってから寺子屋山方面から岩菅山へ周回する方が良いかも。
下山でこの分岐を右に折れ、ホテル一乃瀬方面へ向かへば周回出来そう。
岩菅山山頂は左に折れる。

10/3 8:18

この時間はまだ日が射しており、天気予報あたったじゃ〜ん♪などと浮かれていたのだが…

10/3 8:19

全然斜度の無い整備された道。登山道というより遊歩道だ。
これがしばらく続く

10/3 8:20

底清水とあるが水場ではない様だ

10/3 8:32

この道の脇の小川も自然のものではないみたい

10/3 8:33

一本目の橋
武右衛門沢との事。
何故この付近の水路が整備されているかといえば水源地だかららしい

10/3 8:37

更に沢沿いの遊歩道を進むとまた橋が…

10/3 8:38

新板沢出合到着。ここまで30分くらい。ずっと平坦な道だった

10/3 8:38

新板沢には2本目の橋が架かっている

10/3 8:38

標識は度々あるのだがどれも痛んでいて読み取りにくい

10/3 8:39

新板沢を超えるとやっと登山道っぽい雰囲気になってきた。
ここからガンガン上るのか！？

10/3 8:57

いや〜全然ガンガン上らないわw
ちょっと坂が急になってもあまり長続きしないし辛くない。
今日はハイキングだね

10/3 9:12

樹林が切れ視界が開けた。看板が落ちているな…

10/3 9:12

ここが岩菅山山頂までの中間地点らしい。
ここまで2組の登山者と遭遇。
ここまでは斜度は緩めだったがこの後はどうかな

10/3 9:15

段々紅葉している葉が増えてきたな。
あと1〜2週間したら紅葉真っ盛りになるかもね

10/3 9:26

おぉ！あれが岩菅山か

というかそろそろ現実と向き合わねばならないな。
今日は晴れないらしい…ほんと登山開始時だけちょっとだけ天気良かっただけだわ。あああ…

10/3 9:40

ノッキリ到着。標高も2,000mを超え稜線まで登り切った。
ここからが本日のメインイベントなのだ。
岩菅山〜裏岩菅山と裏岩菅山〜烏帽子岳の区間は森林限界を超えたなだらかな稜線を楽しめると山と高原地図にあったので今日来ることを決めたのだけれど…

10/3 9:42

空模様はドン曇り、紅葉もまだ。風はあまりないが肌寒い！
今日はレイヤリングをミスったな。すっかり汗冷えしてしまった。
あまり汗をかかないようゆっくり登ったつもりだったのだが

10/3 9:42

岩菅山山頂までは標高差200mほどでコースタイム45分。
そんなに距離があるように見えないがなぁ
寒いのでソフトシェルを羽織るが汗冷えしてしまっているので中々温まらず

10/3 9:49

ちょっと足元悪いな

10/3 9:49

晴れてれば最高の眺めだっただろうな〜
曇り空で寒いしテンションが上がらないわ

10/3 9:51

振り返り見えるのは横手山（らしい）
その後ろ左右には左に浅間山、右に四阿山が頭だけ出していた。
雲よ、晴れ給え〜！

10/3 9:51

クソ、風も全くないし晴れる気配がみじんもしないぞ
こんなかっこいい稜線なのに沈んだ気分で登るのはもったいないと分かっているのだが…

10/3 9:55

お、後ろから他の登山者もやってきたな（写真だとゴマ粒みたいで良くわからないが）

10/3 9:56

稜線ももう少ししたら草紅葉で奇麗になりそう

10/3 9:56

近そうに見えて中々山頂着かないなw

10/3 10:05

最後の登り

10/3 10:10

岩菅山山頂到着。
2時間くらいで着いた。うーん烏帽子岳行けるかなー
などと地図を眺めてみるが烏帽子岳まで行くと下山が18時頃になりそうなんだよね。やっぱ無理はやめておくか〜（もやもや）

10/3 10:10

山頂標識の少し先に三角点。
あれがこれから向かう裏岩菅山かな

10/3 10:11

もっと人がいると思ったんだけど1人しかいなかった。
他の車の人たちはどこへ…？？？
岩菅山山頂で小休止し行動食を齧る。

10/3 10:12

山頂から草紅葉を撮ろうと足を進めると足を滑らせ落ちかけた。
油断大敵だ

10/3 10:24

さて、裏岩菅山へ向け出発。岩菅山から50分程の距離らしい

10/3 10:24

おぉ！カッコ良いじゃ〜ん
稜線歩き気持ちよさそう

10/3 10:29

ちょっと丹沢の稜線っぽいよな

10/3 10:31

稜線上の標識は明瞭

10/3 10:32

えぇー！？
まさか裏岩菅着いたらホワイトアウトとかないよね？

10/3 10:43

振り返って見ると岩菅山もなかなか格好良いね。

10/3 10:46

前方の雲が消えてホッとした

10/3 10:56

浅間がまた雲の上に頭出してる

10/3 11:01

群馬県側。
右端の山って日光白根かなー

10/3 11:01

裏岩菅山山頂に人影見えるな

10/3 11:05

もう一息！

10/3 11:06

裏岩菅山到着。2組の登山者が休憩中だった。
標識は字がかすれてて良くわからないな。

10/3 11:06

この時まで烏帽子岳に行くかまだ迷っていたけど、烏帽子岳を隠す雲を見て（やっぱやめておこう…）と本日のゴールを裏岩菅山とする。
登山開始から3時間、まだ11時だけど…寒いしな（←寒いと途端にやる気が無くなる男）

10/3 11:06

形はめっちゃ良いな烏帽子岳

10/3 11:22

山頂で昼飯。
おにぎりとシーフードヌードル。
休憩中さらに数組の登山者が来る。
今日はこの先へ進む人はいないのかな。

10/3 11:33

裏岩菅山山頂よりの眺望
スキー場だらけの焼額山
その奥には北信五岳の山々が。
右側から妙高火打、真ん中が黒姫、左が高妻と戸隠かな

10/3 11:29

高妻山のアップ
結構平らな形してる。台形の左側が乙妻山か？

10/3 11:33

高妻山の後ろはるか遠くに北アルプス！
中央付近の双耳峰は鹿島槍だと思うが…

10/3 11:33

ぼんやりとだが穂高連峰も見えた

10/3 11:37

いつの間にか姿を現していた烏帽子岳。
その向こうには苗場山も。
その更に向こうは…うーん、巻機山？

10/3 11:48

ちょっとだけ先まで行ってみた。
裏岩菅山の次のピーク、中ノ岳（ニノコブ）と烏帽子岳を繋ぐ稜線がすばらしい

10/3 11:48

中ノ岳の向こうにあるゴツゴツした山は鳥甲山かな

10/3 12:04

結構色づいているところもあるな

10/3 12:06

休憩して1時間経ってしまったしそろそろ下山するか

10/3 12:09

登山道はしっかり刈り払いされている。
しかし烏帽子岳迄はその限りではないらしいというのも今回烏帽子岳へ進むのを躊躇した理由だ。

10/3 12:09

足元はドロドロの場所も結構あり水はけは良くなさそう

しっかしカッコ良い道だわ〜

10/3 12:10

登りとは打って変わってテンションが高めになって歩く
（おそらく身体があったまったから）

10/3 12:10

時々雲が登ってきそうになる
もしかして気温上がってきてる？

10/3 12:16

10/3 12:19

この付近は結構紅葉していた

10/3 12:24

12時20分過ぎ…まさかの雲間から太陽出現。
下山し始めると天気が好転するのはもはや伝統芸能

10/3 12:27

岩菅山ってこちらから見ると凄いとんがってるな

10/3 12:28

振り返って裏岩菅山までの稜線

10/3 12:29

山頂1つ手前の登り
天気良くなりそうだったけど結局青空は出ず

10/3 12:34

山頂北側の草紅葉

10/3 12:34

良い色づき

10/3 12:37

今日の天気はここら辺までが限界かー

10/3 12:40

岩菅山に戻ってきたら大勢の登山者が！
今までポツンポツンとしか人に会わなかったからビックリした。
今まですれ違ったのが20人弱だったのに戻ってきたらいきなり20人以上居るんだもんな。
出発遅い人が多かったのかな？

10/3 12:40

岩菅山山頂標識

10/3 12:42

山頂にはなんとトイレがあった！
しかし所謂フリーダム（垂れ流し）方式のトイレだった。
環境的にヤバくないか？

10/3 12:44

行きはスルーした避難小屋

10/3 12:43

立派な小屋だな。充分に泊まれそう

10/3 12:46

魚野川へ降りて行けそうな尾根だ

10/3 12:46

人多いなぁ

10/3 12:46

ここら辺は10月中旬には紅葉最盛期かも

10/3 12:46

10/3 12:47

裏岩菅山で会った夫婦が下山していく

10/3 12:49

山頂の社は崩れそうでロープ張られていた

10/3 13:01

山頂に20人以上居た登山者だが、そのうち15人は登山ツアーの一行だったようで、彼らが去ると途端に山頂は人が減った

10/3 13:13

こちらはソロなのでツアーの人達を抜かせてもらい先に進んだ

10/3 13:18

何故所沢の中学校！？

10/3 13:31

登りの時はあまり気付かなかったが結構紅葉してるな

10/3 13:36

10/3 13:40

あっという間に中間地点に。

10/3 14:04

この後も黙々と進む。
ピストンだとやはり下山飽きるな

10/3 14:05

新板沢出合まで戻ってきた

10/3 14:06

ここからは平坦な道だ

10/3 14:07

10/3 14:09

10/3 14:18

10/3 14:23

小三郎小屋跡まで戻る

10/3 14:29

無事下山

10/3 14:29

車もすっかり少なくなった。
車で荷物を片付けているとバスが1台やってきた。
どうやら先ほどの15人グループを迎えに来たようだ。
岩菅山のほかに横手山や笠ヶ岳も登る登山ツアーらしい

10/3 15:11

湯田中駅前温泉で汗を流した

10/3 15:12

これが噂の温泉むすめか
苗字が長いな

10/3 15:13

いいお湯でした

10/3 16:20

下山すると晴れる法則。
志賀高原、次は快晴の時に来たいな

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック

備考

陽の差さない標高2,200ｍの気温は12℃。
ミレーのキャスター ウール ジップ ロングスリーブとミレーの網では防寒が足りず汗冷えしてしまった。この時期はもうミレーの網辞めていた方が良いかもしれない

感想

kukaminn

これまであまり行ったことのないエリアに行きたいなと手に取った志賀高原の地図で岩菅山の部分に書かれていた「稜線漫歩が楽しめる」という文に目が止まった。
登り2時間未満で2,000m以上の稜線歩きを楽しめるなんてかなりお得な山なのでは！？
しかも天気予報だと午前中晴れ間もありそう。

しかし問題がないではない。
志賀高原は神奈川からは遠すぎるという事…片道4時間かかるのだ。
もっと早目に調べておけばGOTO利用してホテル泊で早出なんかも考えられたが、何せ今日はもう金曜の夜…調べている時間もない（日曜は土曜より天気予報悪いし）

まぁ嘆いても後の祭りなので天候が良くなることを信じて早出しよう！と11時に寝たが寝れず。3時にも起きれず。途中高速で眠気に耐えられず仮眠などを経て岩菅山登山口に着いたのは朝8時を過ぎていた。
もうロングコースの烏帽子岳ピストンは無理だなーと裏岩菅山までで引き返す事にして登山開始。

急登はあまりないし、距離もそれ程長くないし気楽に登れるコースだが、レイヤリングをミスって汗冷えしてしまったり、晴れていたのが登山開始時だけだったりであまり楽しめないまま裏岩菅山まで来てしまった。
ここまで3時間。あと1時間早く出発していれば烏帽子岳ピストンも可能だったなぁ…などと遠い目をしながら昼飯休憩。

晴れてれば360℃の大展望だし、稜線はこんな曇りの陽気でもテンション上がる気持ち良さではあった。
今回は調査登山と位置付けて今度は烏帽子岳まで行ってみたい。そう、リベンジリスト入りだ！
しかし裏岩菅山より先はちょっと厳しい個所もあるみたいだし油断はできないな。
季節、天候をしっかり見定めねば…