白馬岳 栂池より 白馬大池山荘泊
- GPS
- 12:20
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,604m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
- 山行
- 2:25
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:39
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:32
天候 | 麓は曇りかな?稜線上は雲海の上で晴れ、微風! |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
一日500円。(一泊二日なので1000円でした) 栂池パノラマウェイ https://www.nsd-hakuba.jp/green/tsugaike/panoramaway.html 栂池自然園入場券無しの往復券3380円を購入。※登山保険加入者向けの割引があったようですが、それは入場券込の往復券のみが対象とのこと。 ゴンドラは随時出発。ロープウェイは登り時は20分間隔。下り時はお客さんが多く約10分間隔くらいで運行していました。またどちらも感染症対策で乗車人数を制限しています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて、全般的に歩きやすいルートだと思いますが、天狗原〜乗鞍岳〜白馬大池の区間は大きな岩が積み重なるようなところを岩から岩へ飛び移るような歩き方をする場所があります。 ■栂池自然園〜天狗原 樹林帯の中の我慢のルート。階段等が整備され歩きやすいですが、濡れた木の階段は滑りやすいので気を付けましょう。下山時に滑って転んでいる人を見かけました。 ■天狗原〜乗鞍岳 天狗原の湿原で一息。休憩ベンチがあります。乗鞍岳へは岩の積み重なったところを歩いて行きます。難しくは無いと思いますが足を踏み外さないようにすることと落とし物に気を付けること(岩の間に落ちたら取るのが大変そう)がポイントでしょうか。ここはストック使わずに周りの岩を手で掴みながら歩くのが楽なような気がしますが、結構ストック使う人多いですね。 ■乗鞍岳〜白馬大池 乗鞍岳付近ではかなり平坦な道になりますが、白馬大池に向けてはまた岩ゴロが出てきて、飛び石歩きになります。そういえば「飛び石連休」って最近聞かなくなったなあ・・なんて思いながら歩いてたらコケそうになりました。 ■白馬大池〜船越の頭 ハイマツに囲まれた山の斜面を登って行きます。朝早くにライチョウの鳴き声が聞こえていましたが、姿は見えませんでした。 ■船越の頭〜白馬岳 気持ちの良い稜線を小蓮華山などのピークを登下降しながら白馬岳に向けて登って行きます。白馬岳に近づくにつれ北アルプス〜剣・立山の山々の見え方も間近になってきます。 ○スマホ電波状況 白馬大池山荘はドコモ・ソフトバンクとも電波なし。船越の頭方面に少し登ると電波キャッチすることがありました。そして白馬岳山頂はドコモ・ソフトバンクとも4Gがしっかり入りました。 |
その他周辺情報 | 白馬大池山荘 https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/hakubaooikesanso.html GoogleMapで見つけて行こうと思った日帰り温泉のいくつかが休業(改装中?)みたいで、結局八方バスターミナルの前の八方の湯に行きました。大人800円。 http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ お土産にぶどうを買いたかったのですが、所謂青果店ではぶどうの時期は終わりらしく、りんごが主役になっているようです。なので私はAコープ白馬店に行ってシャインマスカット買いました。ナガノパープルは置いてなかった・・・ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
インナーシーツ
マスク
消毒用アルコール
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感想
台風が来るそうなので、家でおとなしくしていようと思っていました。
しかし予報では上陸可能性は低くなり、日曜には遠ざかる見込み・・・
土曜日は雨が残るかもしれないけれど日曜には台風一過の良い天気になるかもと予想し、金曜に白馬大池山荘を予約しました。
土曜日は白馬大池までの3時間程度の行程なので、可能な限りスタート時刻を遅らせ雨に降られないようにしました。予想通り栂池のゴンドラに乗る時点で雨は上がっていて少し安心。12時に栂池自然園の登山口をスタート。天狗原ではガス、風も出てきて結構寒い。乗鞍岳に上がる途中でガスが取れてきましたが、大池の周りはやはりガスが立ち込めている。天狗原から白馬大池までは山と高原地図の標準コースタイムは2時間ですがそんなにかからず、午後2時半頃には小屋に到着。晴れていれば池の周りを散策というところでしょうが、外は真っ白なので食堂でまったりビールとなりました。
さすがに宿泊者は少ないようで、布団周りのスペースは十分。テントもまばらでした。自炊室も広々として綺麗で良いなあと思いました。夕方になると明るくなってきてガスが取れてきました。周囲の紅葉が少しだけ見れました。
さて日曜朝は4時50分にヘッデンスタート(ひさびさ)です。少し前まで星が見えるほどでしたが出発時には何故かガス。暗闇・ガスの中をまずは小蓮華山を目標に登ります。下山まで10時間行動予定の長丁場なのでペースに気を付けながら登ります。船越の頭に登るハイマツ帯(雷鳥坂)では、いろんなところからライチョウの声がケロケロと聞こえてましたが姿は見えず。そして稜線に出ると見事な雲海。麓の方は曇りで台風一過とはいかないまでも、稜線上の天気は良さそうとホッとしました。日の出は小蓮華山の手前で迎えました。見事な滝雲とご来光のコラボが見れて、登ってきて良かったと思いました。
日が昇ると稜線上は青空。紅葉の山肌の雪倉岳やその向こうの日本海、雲海の上に頭を出す八ヶ岳や富士山などを眺めながら白馬岳山頂へ。眼下に大きく杓子岳、白馬鑓が見え、その向こうに剣岳の雄姿。南に続く後立山連峰の先には槍ヶ岳も見えてまさに圧巻の景色でした(^^v
こんなに良い天気の日に登って来られることはそうそう無いだろうなと思いつつ、次は大雪渓からのルートがいいかなとか、やっぱり今度は白馬三山の縦走をしたいなとか、またこの景色を見たいと思うとても良い登山となりました。
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