記録ID: 2650
全員に公開
沢登り
日光・那須・筑波
日程 | 2007年07月29日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー |
, ![]() ![]() |
天候 | 曇り時々晴れのち雨 |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|
地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
大清水7:08-7:35物見橋7:50(大薙沢入渓)-7:554m滝8:05-8:105mナメ滝8:25-9:001390m右9:15-9:231440m右-9:371440m左9:50-9:573段10m滝-10:005mナメ滝-1550m右-10:151640m右10:40-11:08四郎峠-11:161891m-11:20左俣下降点11:30-11:5520mナメ滝12:30-13:151390m13:25-14:25物見橋-15:00大清水
コース状況/ 危険箇所等 | ■携帯調査 ドコモSO902iwp+(FOMA) ・大清水駐車場 3本 通話OK ・物見橋(大薙沢出合) 1本 通話OK(不安定) ・大薙沢全般 圏外 通話不可 ドコモ(mova) ・大清水駐車場 3本 通話OK ・四郎峠 圏外 通話不可 |
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ファイル |
2650.xls
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過去天気図(気象庁) |
2007年07月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by kamog
尾瀬の玄関口の一つでもある大清水に深夜着。
さすがに大清水休憩所前の第1駐車場は混んでおり
空いている第3駐車場に移動し小宴会のあと就寝。
休憩所手前から根羽林道を歩くこと25分程度で
今回目指す大薙沢出合でもある物見橋に着く。
小振りではあるが最初から赤い沢床のナメが続き
なかなか遡行感度はよさそうだ。
すぐにあるF1(4m斜瀑)は左岸から高巻く。
長めのスリングをつないで一応お助け紐とした。
続く1m釜滝は右岸をへつって越す。
上を見上げると鉱山軌道の橋が架かっており
往時の栄華を垣間見る。
そこからしばらくずーっとナメナメナメ。
1:1の二俣を右俣に予定通りルートを取る。
さらに延々きれいなナメの連続。
それもほとんど平坦なので、きれいなのだけれど
何かこう、次第に飽きもくる頃
ようやく3段10m滝登場。
水流中を結構しっかりとしたスタンスを拾いながら直登できる。
沢幅は次第に狭まるが結局かなり上部までナメは続いていた。
ようやくゴーロ帯に入り最後の急斜面を木登りすれば
藪漕ぎもなく四郎岳と燕巣岳の間にあるコルにどんぴしゃ。
しっかりした登山道が伸びていて快適であった。
燕巣方向に一つピークを越して再びコルになった所から
大薙沢左俣へ下降を開始。
最初は腰程度の笹藪漕ぎであったが
少しで沢状となり、右から左俣源頭本流と合わさり
またもやナメ帯を快適に下った。
1650mの等高線が混んだ所で20mナメ滝が行く手を阻む。
右岸の藪をトラバース気味に下り、10m行ったところから
ブッシュを掴みながら直に下るとそれ程苦労もせずに
滝下に降りられた。(念のためFIXを張った)
その下の10m滝は左岸に明瞭な踏み跡があり
これを追いながらフリーで下降。
その次の8m滝も同じく左岸を下降した。
再び二俣を通り往路のナメをひた歩く。
F1を懸垂で処理すれば物見橋。
沢から上がったと同時に大粒の雨が降り出す。
まるで我々の下山を待っていたかのようなタイミング。
山の神様に感謝をしつつ14時過ぎには大清水へ戻れた。
総じて最近雑誌に載っていた「渓流ウォーキング」なる単語が
ピッタリの沢だった。
ただし下山は登山道を大回りするか
沢を下降しなくてはいけないので
下降用ロープと技術は必要。
グレード:1級
さすがに大清水休憩所前の第1駐車場は混んでおり
空いている第3駐車場に移動し小宴会のあと就寝。
休憩所手前から根羽林道を歩くこと25分程度で
今回目指す大薙沢出合でもある物見橋に着く。
小振りではあるが最初から赤い沢床のナメが続き
なかなか遡行感度はよさそうだ。
すぐにあるF1(4m斜瀑)は左岸から高巻く。
長めのスリングをつないで一応お助け紐とした。
続く1m釜滝は右岸をへつって越す。
上を見上げると鉱山軌道の橋が架かっており
往時の栄華を垣間見る。
そこからしばらくずーっとナメナメナメ。
1:1の二俣を右俣に予定通りルートを取る。
さらに延々きれいなナメの連続。
それもほとんど平坦なので、きれいなのだけれど
何かこう、次第に飽きもくる頃
ようやく3段10m滝登場。
水流中を結構しっかりとしたスタンスを拾いながら直登できる。
沢幅は次第に狭まるが結局かなり上部までナメは続いていた。
ようやくゴーロ帯に入り最後の急斜面を木登りすれば
藪漕ぎもなく四郎岳と燕巣岳の間にあるコルにどんぴしゃ。
しっかりした登山道が伸びていて快適であった。
燕巣方向に一つピークを越して再びコルになった所から
大薙沢左俣へ下降を開始。
最初は腰程度の笹藪漕ぎであったが
少しで沢状となり、右から左俣源頭本流と合わさり
またもやナメ帯を快適に下った。
1650mの等高線が混んだ所で20mナメ滝が行く手を阻む。
右岸の藪をトラバース気味に下り、10m行ったところから
ブッシュを掴みながら直に下るとそれ程苦労もせずに
滝下に降りられた。(念のためFIXを張った)
その下の10m滝は左岸に明瞭な踏み跡があり
これを追いながらフリーで下降。
その次の8m滝も同じく左岸を下降した。
再び二俣を通り往路のナメをひた歩く。
F1を懸垂で処理すれば物見橋。
沢から上がったと同時に大粒の雨が降り出す。
まるで我々の下山を待っていたかのようなタイミング。
山の神様に感謝をしつつ14時過ぎには大清水へ戻れた。
総じて最近雑誌に載っていた「渓流ウォーキング」なる単語が
ピッタリの沢だった。
ただし下山は登山道を大回りするか
沢を下降しなくてはいけないので
下降用ロープと技術は必要。
グレード:1級
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この記録へのコメント
投稿数: 3286
私は2000年の夏に、下降にカラノマタ沢を使って、遡行してきましたが、獣以外には何も出会いませんでした。
http://trace.kinokoyama.net/
ひと気がなくて、とっぷりひたれる感じがいいですね。
投稿数: 679
tanigawaさんの記録、
『燕巣山――大薙沢遡行、カラノマタ沢下降』
は事前に拝見しておりました
我々は獣には出会いませんでした。
沢歩きを楽しめる癒しの沢で、
同じ山域の他の沢にも行ってみたくなりました