鴨沢〜雲取山ピストン


- GPS
- 07:41
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,651m
- 下り
- 1,637m
コースタイム
08:21 小袖乗越(登山口)
09:25 堂所(〜9:33)
10:06 七ツ石山下分岐
10:39 ブナ坂
11:08 奥多摩小屋
11:37 小雲取山
11:58 雲取山(〜12:46)
13:15 奥多摩小屋
14:25 堂所
15:15 小袖乗越
15:33 鴨沢バス停着
(歩行時間6時間45分)
天候 | 晴れ 7時時点で小河内は-3℃、最高気温は14時の11℃ 雲一つない快晴、風の強い1日でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バスは数本程度しかありません。帰りも同様なので気をつけてください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 雪があるのは7〜8割程度。この2週間でずいぶん溶けました。 登山道をたどれば、雪が深いところはなく、足が埋まることもありません。 雪用のボトム(私はレインウェアで代用)、ロングスパッツ、軽アイゼン(6本で十分)があれば結構です。 ◆鴨沢〜小袖乗越 一部凍結しているところがあります。 ◆小袖乗越〜堂所 最初は雪があったりなかったりします。よく踏まれており歩くのに支障はありません。 上に登っても雪が増えるわけではなく、薄く乗っている感じです。 ただ段差があるところなどは滑りやすくなっています。 ◆堂所〜雲取山 ここから雪が増えるのかと思いきや、むしろ少ないという印象でした。 防火帯など日が当たるところは雪がないところも多かったです。 ただし完全に氷になっている部分もあります。 ◆下り 気温が上がると雪が溶けます。特に上の方は泥濘になっていました。 むしろ後半の方が日が当たらないだけ溶けておらず、行きと同じでした。 |
写真
感想
雲取山は8回目、前回は2012年7月16日でした。
今回は以前と比べてずいぶんきつかったなあという印象があります。とにかく疲れました。
1月15日にリタイアした経験があるので、今回はできる限りのことをしました。1時間ウォーキングを3回できましたので、体力的な上積みはあったと思います。1週間前から酒を飲まずに摂生しました。ただどうも体調は上向かないのです。ウォーキングでもバテるし翌日に疲れは残るし、だから本当は27日に行きたかったのですが、前日の夕方にドッと疲れが出て取り止めました。それで振休をとる30日に延期しました。
この日はずいぶん寒かったのではないかと思います。ただ山に登るときはあまり寒さを感じません。気持ちが入っているからでしょうか。凍結している奥多摩湖を見ながら準備体操をして、まずは足にはなにもつけずに歩き始めました。当然ながらいつものとおりシャツ1枚です(笑)ただ登山道に入ってすぐに凍結路がありました。滑ることはなかったのですが、気を遣って歩くのは嫌なので、すぐにリバーシブルグリッパー(モンベル)を装着しました。これで登りはほとんど滑ることなく歩くことができました。
今回は「とにかく登り切る」ことが目標でしたので、スピードは気にしませんでした。特に堂所までは楽に行こうと決めていました。そのとおり歩けたと思います。そこからも奥多摩小屋の下までは特にきついとも思いませんでしたが、歩行時間を見るといつもより徐々に遅れています。奥多摩小屋からはかなり体力的にきつかったので、やはりまだ本調子ではないなと感じました。
写真をかなり多く撮りましたので、道の状況などはよく分かっていただけると思います。アイゼンは必携とまでは言わないものの、やはりあった方が安心です。一部は完全に氷になっていましたので、アイゼンがないと転倒する可能性があります。雲取山はこのルートの場合、ほぼ滑落する危険性はありませんが、何せ転倒すると痛いですし精神的にもダメージがありますので、この時期歩く場合は装備を良く選んで使うと良いでしょう。
防火帯に入ると素晴らしい景色を堪能することができました。写真でもそれはある程度伝わると思います。でもやはり直接見た方が良いですね。特にアルプスが最高に美しく見えました。相当天気に恵まれないとあれだけきれいには見えないと思います。実は空がきれいに見える時季はもうすぐ終わります。ひょっとしたら今シーズン最後かもしれないなと思いながら歩きました。
山頂に着くと、たまたまではありますが誰もいませんでした。いつもより静かな雲取山。つかの間山を独り占めした気分になりました。避難小屋には何人かいらっしゃいました。さすがは百名山だなと。今日の昼食はおでんとうどんでした。温めれば良いだけなので楽なのです。消化が良いというのもプラス材料です。難点は重いことです。持参するならもう少し低い山の方が良いかもしれません。でもかついできた甲斐あっておいしかったです。
下りに入ると気温が上がっているのが分かります。雪も溶けてきました。それでも凍結している箇所があり、アイゼンをつけて良かったと思いました。この時期は足回りの選択も重要になります。登りにアイゼンをつけなかったのは「重いから」であり、下りにつけたのは「安心して歩くため」でした。これは当たったと思います。ただ疲れがあって思うようにペースは上がらず、バテバテでした。結果はピークに比べると約1時間も遅く、体力的には課題を残しました。まぁ何事もなかったので良しとしましょう。
今後は仕事の関係もあって予定を組みづらくなりますが、まずは20キロ程度をしっかり歩けるようにしていきたいと思います。
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