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Yamareco

記録ID: 265876
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

小沢峠から蕎麦粒山へ県境を歩く

2013年02月02日(土) 〜 2013年02月03日(日)
情報量の目安: A
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
GPS
32:00
距離
30.0km
登り
1,988m
下り
1,890m

コースタイム

6:25さわらびの湯−7:00小沢交差点−7:25小沢峠トンネル−7:40小川峠−10:00棒ノ折山−(コースミス30分ロス)−11:00槙ノ尾山−11:40長尾丸山−(シャーベット状の積雪に悪戦苦闘)−14:26日向沢の峰−15:30蕎麦粒山−仙元峠の積雪量の多さに鞍部で戦意喪失→16:00ビバーク
6:40ビバーク地−6:50蕎麦粒山−7:30有間山分岐−9:10タタラノ頭−9:40有間山−10:15滝入の頭−11:00鳥首峠−11:30登山口−12:00名郷
天候 1日目:暑いくらい晴れ
2日目:寒いけど晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは名郷→さわらびの湯をバスで移動
コース状況/
危険箇所等
標高1000mを越えると、積雪量がつぼ足レベルに。
この日は暖かく、午後になると解け始めてシャーベット状で
足元が濡れて冷たく、踏み込むたびに足がめり込み思うように高度が稼げなかった。
また、シャリバテと暑さにより、体力も浪費させられた
コースタイムの130〜140%にもなってしまった。
稜線の積雪量はやはりひざ下まで、日向沢の峰−蕎麦粒山の間にある迷い注意のピーク北斜面はひざ上まで埋まる。
蕎麦粒方面から来ると、正面に尾根らしきものがあり、
そこに引き込まれるようなので注意が必要

2日目は、気温は氷点下だったのでサクサク歩けて
1日目と違い、コースタイム短縮できました。
有間峠と有間山の間は、藪コースは避けて、明瞭な尾根伝いを歩きました。
雪の上には鹿のトレースしかありませんでしたが、
露出した地面には確実に踏み跡はありました。
鳥首峠手前はザレた急傾斜なので、下りには不向きです。
早朝のさわらびの湯、誰も居ない
早朝のさわらびの湯、誰も居ない
小川峠は飯能と青梅を繋ぐ
小川峠は飯能と青梅を繋ぐ
トンネルの左側に登山道有
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トンネルの左側に登山道有
ここで多くのハイカーと合流すると予想していたが、今朝の踏み跡は見当たらない
ここで多くのハイカーと合流すると予想していたが、今朝の踏み跡は見当たらない
そして、朝10時なのに、誰も居ない棒ノ折
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そして、朝10時なのに、誰も居ない棒ノ折
遠望は凄い良いのに、誰も居ない
遠望は凄い良いのに、誰も居ない
谷川岳だって見えるのに、誰もいない
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谷川岳だって見えるのに、誰もいない
トレースを頼りにしていたら、南の尾根を下りてしまい、そんなことに気づかずにキツツキの跡をパチリ
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トレースを頼りにしていたら、南の尾根を下りてしまい、そんなことに気づかずにキツツキの跡をパチリ
こんなに散らかしています。
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こんなに散らかしています。
登山のヤル気を失わせる林道が右手に見える
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登山のヤル気を失わせる林道が右手に見える
ここを登らずに巻き道らしき道を歩いたら、作業道ですぐ上に見える稜線をよじ登る
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ここを登らずに巻き道らしき道を歩いたら、作業道ですぐ上に見える稜線をよじ登る
はい、ここまではコースタイム順調でした。ここからがボロボロ
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はい、ここまではコースタイム順調でした。ここからがボロボロ
こう見えて、結構な傾斜です
こう見えて、結構な傾斜です
やっと鉄塔
日向沢の峰でビバークしたい気持ちもあるが、まだ時間が早いので、先に歩を進める
日向沢の峰でビバークしたい気持ちもあるが、まだ時間が早いので、先に歩を進める
蕎麦粒山まで来たら、一杯水避難小屋まであと1時間チョット。行くぞっと気合を入れたが
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蕎麦粒山まで来たら、一杯水避難小屋まであと1時間チョット。行くぞっと気合を入れたが
仙元峠の積雪量にビビリ戦意喪失で、ビバーク地を偶然見つけツエルト泊。鹿はうるさいし、風は強いし、朝は氷点下5度以下だったのでは?
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仙元峠の積雪量にビビリ戦意喪失で、ビバーク地を偶然見つけツエルト泊。鹿はうるさいし、風は強いし、朝は氷点下5度以下だったのでは?
意外にも昨日の10時間行動の疲れは無く、気温が低いので、雪も締りがよく、歩きやすい。
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意外にも昨日の10時間行動の疲れは無く、気温が低いので、雪も締りがよく、歩きやすい。
蕎麦粒山にてご来光
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蕎麦粒山にてご来光
富士山も良く見えました。
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富士山も良く見えました。
有間山への分岐点です、一気に下ります
有間山への分岐点です、一気に下ります
一旦林道を1キロ弱歩いて、有間峠から再び登山道へ。藪ルートには赤テープがいっぱい、でも尾根ルートは明瞭なのに、赤テープなし、鹿のトレースのみ。私は尾根ルートで十分歩きやすかった。
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一旦林道を1キロ弱歩いて、有間峠から再び登山道へ。藪ルートには赤テープがいっぱい、でも尾根ルートは明瞭なのに、赤テープなし、鹿のトレースのみ。私は尾根ルートで十分歩きやすかった。
自分の影を入れ込んでしまった、どこかの8000m峰17座制覇みたい
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自分の影を入れ込んでしまった、どこかの8000m峰17座制覇みたい
何とかの頭、っていうピークがふんだんにあります。
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何とかの頭、っていうピークがふんだんにあります。
昨日のビバーク地が丁度真ん中にあります。
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昨日のビバーク地が丁度真ん中にあります。
最後の大きなピーク、頭多すぎです
最後の大きなピーク、頭多すぎです
鳥首峠、かなりザレているので、有間山方面からのコースはオススメできません。上り口に大量に積雪があり、グズグズです。
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鳥首峠、かなりザレているので、有間山方面からのコースはオススメできません。上り口に大量に積雪があり、グズグズです。
登山口の砕石工場、噂通りの敷地内通過です。トイレは使えないけど、自販機は使えそう
登山口の砕石工場、噂通りの敷地内通過です。トイレは使えないけど、自販機は使えそう

感想

反省点
1.シャリバテになるな(1日目のオニギリが少なかった)
2.アイゼンは早めにつけろ(アイゼン無しの歩行訓練は控えめに)
3.エスケープルートを珍しく考えなかった
4.平凡な小ピークでトレースに惑わされるな
  (私のトレースのせいで、後続のトレランの方も惑わしてしまった)

良かったこと
1.避難小屋泊予定でもビバーク装備を持っていた
2.寝るときは寒かったので、防寒対策がバッチリだった
3.ビバーク地の選定が良かった。夜中ずっと風が強く、
  うるさくて眠れなかった。


装備
ダブルストック、6本爪アイゼン
インナータイツ、コロンビア冬用パンツ、レインウエア上下
ソフトシェル、フリース、ダウンジャケット(就寝時の足首に)
バラクラバ(2日目朝)、ニット帽、冬用グローブ
ツエルト、シュラフ(−6度)、シュラフカバー

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コメント

おつかれー
すげー距離歩いてますねー
ツェルト持ってて良かったですね。
俺も買っておこうかな。
人けの無い山は慎重に歩きましょう〜
2013/2/5 1:04
いやいや
こう見ると確かに結構な距離ですけど
ほぼ同じ距離をトレランの方は日帰りしてますから。

ツエルトは必須アイテムだ!と、
最初の頃に父親に買わされた。
本体の他に、ポール2本とペグ8本も忘れずに
そんなに高いものではなかった・・・かな?

日帰りの時でも6時間以上歩く時は持って行きます。
2013/2/5 21:20
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