谷川岳、秋の絶景縦走 土合〜土樽
- GPS
- 12:37
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 12:28
オキノ耳で昼食休憩
一ノ倉岳、茂倉岳、矢場ノ頭、ブナ林の中の平場で小休止。
18:07の土樽駅発の上り終電で土合へ。
※上りは地上ホームなので例の階段は登らなくてよい(笑)
天候 | 雨→曇り→雪→晴れ→曇り→雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土樽駅へ下山後18:07の上越線上りにのり土合駅へ戻る |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根の岩場は大変滑る 谷川岳から一ノ倉沢覗きまでの岩場がぬかるみ消耗する 矢場ノ頭からの樹林の下りの根っこの道、ブナ林の粘土の坂、スリップ危険 |
その他周辺情報 | 望郷の湯で入浴(580円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
今年の紅葉登山の天気は目下3連敗中。なんとか青空と光の紅葉を見てみたい。そして先週の白毛門を登った時、雨の中でも奇跡的に見えた谷川連峰主脈の稜線をみたら、無性にそこを歩きたくなってしまった。四阿山など上信の山を予定していたが、気持ちが固まり2週連続の谷川連峰を強行。
5:00前に、暗く雨のが降りしきる中、西黒登山口へロードをすすむ。西黒尾根の樹林は岩が露出しており、滑りやすく注意しながら進む。30分ほどで明るくなり、雨も収まってくる。色づきも素晴らしいがまだまだ暗く、急登でなかなか見る余裕がなかった。ラクダの背まではガスが立ち込めており、今回も天気はだめかぁと、気持ちが曇る。しかしラクダの背からザンゲ岩までの西黒尾根の核心部にはいるとガスがとれ、日差しが差し込みやがて青空がのぞく!!そして眼下には光り輝く燃える森が!!おまけに粉雪が10分ほどちらつき、はじめて紅葉の森に雪のがふるのをみた!!!さすが中央分水嶺の谷川連峰、わずか3時間で全天候を経験させられる。
ザンゲ岩から上は灌木に氷がまとわりつき、先週降ったと雪がところどころ残っている。主稜線に到達し、まずはトマノ耳を踏む。万太郎山方面のガスもとれ、雄大な仙の倉までの稜線があらわに。3年前も歩いた道だが、ここまで眺望がよく、かつ紅葉・樹氷とセットの景観は見たことがなかった。本当に素晴らしい光景。
オキノ耳で長い昼食をとったあと、一ノ倉方面への縦走を開始。3年前もそうであったが、疲れ切った体には一ノ倉への最後の急登がきつい。壁のように感じる登山道を1時間ほどかかり一ノ倉山頂へ。そこからの茂倉岳への道は最高の縦走路で30分とあっという間についてしまうのが惜しい。そのとき再びかかっていたガスも取れ、新潟方面が見えるようになった。高速道路が走っているが、あそこまで降りるとおもうと武者震いがする。巻機山や平が岳には雪があった。
茂倉岳から矢場ノ頭までは、笹か灌木で見通しがきき、眼下の谷はまたまた燃えるような紅葉。ここも3年前はガスっていたのでこの眺望に息をのむ。矢場ノ頭からは、稜線に針葉樹が生えていたが、根っこが露出し、ここが一番の難所。それを1時間くらい悪戦苦闘したのち、ブナ林に。傾斜も緩くなり、雨が降ってきたが、幻想的な光景を進みギリギリ暗くなる前に茂倉岳登山口に到達。足元はぬかるんで厳しかった。コース時間の設定ミスもあり15時代の電車には乗れず、18時の終電には間に合った。
今回は天気に恵まれた、というかすごい体験だった。全天候を経験し、すばらしい紅葉と樹氷、稜線の草紅葉、と秋山の妙のすべてがここにあった。厳しい天候が続いたこの10月が本当に報われた。これだから登山はやめられない!
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