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Yamareco

記録ID: 267745
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

笹尾根(下川乗〜トヤド浅間〜浅間峠〜土俵岳〜丸山〜数馬峠〜仲の平)

2013年02月10日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 山梨県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:34
距離
15.8km
登り
1,276m
下り
1,004m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:20下川乗から登山開始
11:50トヤド浅間
12:20-13:10浅間峠
14:10土俵岳
15:10丸山
16:20数馬峠
17:10仲の平バス停
天候 終日快晴
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●往路
8:11 JR立川駅(ホリデー快速あきがわ1号)→8:48 JR武蔵五日市駅
9:00 西東京バス 武蔵五日市駅バス停→9:35頃 下川乗バス停

●帰路
17:31 西東京バス 仲の平バス停→18:25頃 武蔵五日市駅バス停
18:38 JR武蔵五日市駅→18:55 JR拝島駅 19:01→19:13 JR立川駅
コース状況/
危険箇所等
全体的に積雪しており、浅間峠以降は行程の7割程度が雪道でした。積雪量は5〜10cm程度で歩きにくさは感じませんでした。気温が高め(浅間峠で3℃)だったため雪質は柔らかく、アイゼンを着用しませんでしたが滑ることもなく快適に歩けました。ただし、気温があと数度下がると凍結すると思いますので、アイゼンは必携です。滑落等の危険を感じる場所はありませんでした。

下川乗からの登山道は、「山と高原地図」の2011年度版登山地図において破線で表記されている難路です。雑木林の伐採で倒木が多く、伐採が部分的にルートを寸断してしまっており、ルートが不明瞭になっています。登山口も正しい場所が結局わからずに、伐採現場から強引に尾根上のルートに入りました。全体的に踏跡も薄く、赤テープも少ないです。今日は、ルートが特に分かりにくいと感じた麓の方で積雪が無かったので、薄い踏跡などを頼りに何とかルートを辿れましたが、積雪があると道迷いの危険が高まると感じました。
下川乗のバス停で降りた後、来た道を少し戻り、写真の清水商店の手前を右に入ります。
2013年02月10日 10:15撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:15
下川乗のバス停で降りた後、来た道を少し戻り、写真の清水商店の手前を右に入ります。
この小さな橋を渡ります。
2013年02月10日 10:16撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:16
この小さな橋を渡ります。
ここに2〜3の墓があります。一番奥の墓の右に踏跡があったので、そこから山に入りました。他の方の記録を見ても、ここまでは正しいようです。
2013年02月10日 10:26撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:26
ここに2〜3の墓があります。一番奥の墓の右に踏跡があったので、そこから山に入りました。他の方の記録を見ても、ここまでは正しいようです。
この伐採現場に出ました。登る尾根は伐採現場の奥に見えているので、ここを突破することにしました。この尾根の上にサルがいたのですが、写真を撮る前に逃げられました。
2013年02月10日 10:29撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:29
この伐採現場に出ました。登る尾根は伐採現場の奥に見えているので、ここを突破することにしました。この尾根の上にサルがいたのですが、写真を撮る前に逃げられました。
尾根に登ると、そこからは上に登る踏跡がありました。写真は伐採現場の上から見下ろして撮ったもの。右端の尾根部分を登って来ました。
2013年02月10日 10:37撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:37
尾根に登ると、そこからは上に登る踏跡がありました。写真は伐採現場の上から見下ろして撮ったもの。右端の尾根部分を登って来ました。
伐採現場を抜けると、このようなしっかりとした道がありました。他の方の日記を読むと、伐採の為の作業道のようです。
2013年02月10日 10:37撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:37
伐採現場を抜けると、このようなしっかりとした道がありました。他の方の日記を読むと、伐採の為の作業道のようです。
ここで、写真右下から登ってくる道を発見。自分は後ろから登ってきて写真左奥へと進んでいたので、この右下からの道はつづら折ということになります。この先がしばらくは同様につづら折でしたので、右下からの道が正しいのだと思います。どこで間違えたのか???。ここを降りてみれば確かめられたのですが、既に登ってきた100m近くの標高を無駄にする気にならず。
2013年02月10日 10:42撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:42
ここで、写真右下から登ってくる道を発見。自分は後ろから登ってきて写真左奥へと進んでいたので、この右下からの道はつづら折ということになります。この先がしばらくは同様につづら折でしたので、右下からの道が正しいのだと思います。どこで間違えたのか???。ここを降りてみれば確かめられたのですが、既に登ってきた100m近くの標高を無駄にする気にならず。
ここの分岐に注意。赤テープが無ければ写真左端の道へ進むところでした。正解は右上。
2013年02月10日 10:52撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:52
ここの分岐に注意。赤テープが無ければ写真左端の道へ進むところでした。正解は右上。
赤テープのアップ。矢印が右上に進めと指しています。
2013年02月10日 10:52撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 10:52
赤テープのアップ。矢印が右上に進めと指しています。
先の赤テープを過ぎた後のトヤド浅間へ向けた登りでは、このような急斜面が続きました。赤テープは少なく、写真のような白いビニール紐やピンクのビニール紐が随所にありましたが、これらはたぶん伐採の目印だと思われます。
2013年02月10日 11:32撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 11:32
先の赤テープを過ぎた後のトヤド浅間へ向けた登りでは、このような急斜面が続きました。赤テープは少なく、写真のような白いビニール紐やピンクのビニール紐が随所にありましたが、これらはたぶん伐採の目印だと思われます。
トヤド浅間の少し手前。一面の雪ですが、柔らかいのでアイゼン無しで快適に歩けました。踏跡は動物のもののみ。
2013年02月10日 11:48撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
1
2/10 11:48
トヤド浅間の少し手前。一面の雪ですが、柔らかいのでアイゼン無しで快適に歩けました。踏跡は動物のもののみ。
トヤド浅間
2013年02月10日 11:52撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 11:52
トヤド浅間
相変わらず動物の踏跡のみ
2013年02月10日 11:54撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 11:54
相変わらず動物の踏跡のみ
浅間峠の東屋。ここで昼食休憩を取りました。東屋の中と周辺にベンチがいくつか有り。トイレは無し。
2013年02月10日 13:11撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 13:11
浅間峠の東屋。ここで昼食休憩を取りました。東屋の中と周辺にベンチがいくつか有り。トイレは無し。
土俵岳
2013年02月10日 14:11撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
1
2/10 14:11
土俵岳
笹尾根の上は、この程度の積雪のところが多かったです。ところどころ雪が解けていて、浅間峠と土俵岳の周辺では泥濘と化している箇所もありました。
2013年02月10日 14:31撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 14:31
笹尾根の上は、この程度の積雪のところが多かったです。ところどころ雪が解けていて、浅間峠と土俵岳の周辺では泥濘と化している箇所もありました。
丸山
2013年02月10日 15:12撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 15:12
丸山
木の向こうに槙寄山と三頭山?バスの時間を考えて、槙寄山はパスすることに。
2013年02月10日 15:22撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 15:22
木の向こうに槙寄山と三頭山?バスの時間を考えて、槙寄山はパスすることに。
笹尾根という名称ですが、浅間峠以降では笹は多くても写真程度。トヤド浅間〜浅間峠の区間には笹が腰近くまでのところがあり、冬仕様の大きなバスケットを付けたトレッキングポールが引っかかって難儀しました。
2013年02月10日 15:57撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 15:57
笹尾根という名称ですが、浅間峠以降では笹は多くても写真程度。トヤド浅間〜浅間峠の区間には笹が腰近くまでのところがあり、冬仕様の大きなバスケットを付けたトレッキングポールが引っかかって難儀しました。
数馬峠(というらしい)。ここからの下りは快適そのもの。しばらくは柔らかい雪質の緩やかな下りが続き、アイゼンを装着していないので雪面を舐めるように足を動かして快調に下れました。その先の下りで地肌が出ている箇所も、落ち葉が多いので泥濘は無く、滑る心配はありませんでした。
2013年02月10日 16:21撮影 by  FinePix F200EXR, FUJIFILM
2/10 16:21
数馬峠(というらしい)。ここからの下りは快適そのもの。しばらくは柔らかい雪質の緩やかな下りが続き、アイゼンを装着していないので雪面を舐めるように足を動かして快調に下れました。その先の下りで地肌が出ている箇所も、落ち葉が多いので泥濘は無く、滑る心配はありませんでした。
撮影機器:

感想

RFの練習の為に、下川乗からの破線ルートにチャレンジ。結果、登山口を探すだけで30分以上をロスすることに。バス停近くの下川橋を渡ったのが失敗だった。地形図と山の形を見比べて登る尾根を確認し、その周辺を探索して、写真に載せた墓の所へと行き着いた。この登山口を探している様までがGPSログに記録されてしまっているが、行動記録としてその部分を削除せずにそのままアップ。

トヤド浅間へのルートは急な斜面をそのまま登るので、登りやすいように適度な傾斜で道が作られている一般登山道と比べると、登るのに時間を要した。また、ルート確認の為に小まめに立ち止まって地図と方位磁針を確認したので、余計に時間が掛かった。この登り(と最初の登山口の探索)で予定外に時間を消費したので、結果的に、バスの時間に間に合うように最後で槙寄山をパスすることになった。

全体的には雪山ハイクなのだが、アイゼンは付けなかった。このルートには危険な箇所は無いので、滑って歩きにくくなったらアイゼンを付けようと考えて歩き続けていたら、結果的に付ける必要を感じることなく終わった。他の登山者は、アイゼンを付けている人と付けていない人がいたが、この日に限っては付けない方が正解だったと思う。ただ、丸山前後で雪が少し硬めになっていたので、あと気温が数度低かったらアイゼン必須になっていたかもしれない。

時間の制約で槙寄山を諦めたが、結果的に選んだ下山路がすこぶる快適だったので、これはこれで結果オーライだった。楽に下りたい方にはお勧めのコース。

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