残念な山であろうはずがない。神坂峠から恵那山

2020年10月30日(金) [日帰り]

• GPS: 07:53
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,194m
• 下り: 1,178m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:53

4:44 神坂峠
5:02 5:04 千両山
5:12 5:13 富士見台パノラマコース入口
5:21 5:22 千両山
5:43 5:44 鳥越峠
6:28 6:36 大判山
8:24 8:24 恵那山前宮ルートと神坂峠ルート分岐
8:38 8:38 恵那山
8:44 8:45 恵那山頂避難小屋
8:56 8:57 恵那山一等三角点
9:05 9:33 恵那山頂避難小屋
9:38 9:38 恵那山
9:51 9:51 恵那山前宮ルートと神坂峠ルート分岐
11:22 11:22 大判山
11:59 11:59 鳥越峠
12:22 12:22 千両山
12:37 神坂峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中津川インターから林道大谷霧ガ原線で神坂峠へ。
林道はすべて舗装されています。
ここから見える紅葉は今日イチでした。

写真

10/30 4:42

外気温は3度位かな、寒い。
4:43頃の登山口。
標高は1569m。
寝ぼけながらスタート。

10/30 5:03

100m位登って20分で千両山1662m（パノラマ山頂）に到着。
標識が読めない。

10/30 5:03

百万ドルの夜景
闇の中でゆらゆら揺れているピンクテープ。
誘蛾灯のように引き込まれて行き、まさかの道間違い。
なんと林道に出てしまった。慌てて戻る。タイムロス20分。

10/30 5:44

ショックで吐き気。
メンタル弱杉
尻もち×1
鳥越峠にはスタートから1時間で到着。
ここの標高は登山口より低い。

10/30 6:30

鳥越峠からアップダウンを繰り返して45分で大判山に到着。

10/30 6:30

ベンチが白っぽいのは霜です。
うっかり座ったらお尻濡れちゃうから注意だよ。

10/30 7:24

スタートからずーっと稜線歩き。
登山道は安心安全。
すごく気持ちがいい。

10/30 7:36

御嶽山の存在感は圧巻。
でうしろの乗鞍岳と、奥の穂高連峰。
なによここ。こんな贅沢していいんですか！

10/30 7:51

1972地点。
ちょっと平坦になってる。

10/30 8:22

急登をがんばって登ったら分岐に到着。
スタートから3時間39分。

10/30 8:22

分岐の標高は2100m。
ここから先は横移動。
ゆっくり楽しみながら歩ける。

10/30 8:42

「おじゃまします」
手を合わせお辞儀。

10/30 8:44

避難小屋に到着。
お日様が当たって暖かい。
休みたいところだけどまずは山頂を目指す？

10/30 8:45

非水洗と書いてあるトイレ。
きれいに清掃されています。
ペーパーあり。ペーパーはゴミ箱へ。

10/30 8:55

ヤッター！山頂に到着。
百名山45座目。

10/30 8:55

ここに三角点もあります。

10/30 8:56

山頂標識のそばの展望台という展望なし台。
確かに空と木しか見えないけど、ここに来るまでずーっと稜線歩きだったから構わないわ。

10/30 9:08

戻ってきて再び避難小屋。
ここで30分休憩。
小屋の奥の岩場によじ登る。

10/30 9:26

おぉーっ！すごい絶景。
雲海に浮かぶ南アルプスのスター達。

10/30 10:24

復路は景色を観ながらゆっくりいこー。
御嶽山とずっと一緒♩

10/30 10:32

天狗のナギのあたり。

10/30 10:33

この辺りの紅葉は終わってしまったけど、それでも美しい山並み。

10/30 10:58

晩秋の恵那山

10/30 10:59

正面は8月に登った木曽駒ヶ岳、宝剣山、空木岳。
お久しブリーフ。🩲

10/30 11:11

標高が下がるにつれ紅葉がマシマシ。

10/30 11:31

いい日だなー。

10/30 11:36

遠かったけど来て良かったなー。

10/30 11:37

ガッカリ百名山なんて誰が言ったヤツこっちこい。

10/30 11:37

大判山から下は今が盛り。

10/30 11:38

華やかゾーンに入りました。

10/30 11:38

紅葉と青空のコンビは最強。

10/30 11:43

10/30 11:55

うわっうわっ、うわーっ！
山の宝石みたいやー。

10/30 11:55

写真を撮らずにいられない。

10/30 11:55

見返すと同じようなしゃしんばかり。
登山あるある。

10/30 11:57

10/30 11:57

10/30 12:21

笹の道。
朝は濡れるからタイツに染みます。

10/30 12:21

正面は富士見平、奥は中央アルプスオールスター軍。

10/30 12:21

やっぱり御嶽山は圧巻の迫力。

10/30 12:21

振り返って恵那山。
あそこから降りてきたんだね。
山頂は平べったい。

10/30 12:23

千両山からは360度ぐるり。

10/30 12:23

ここから15分くらいで登山口。
登山口ちかなのにこの展望は人生初。

10/30 12:45

12:37無事に下山しました。
あー、楽しかった。
登山口の紅葉もこのグレード。

10/30 13:07

でも今日イチの紅葉はここ。
林道から見えた絶景。
可愛い服のデザインのような山のふもとの裾模様

10/30 13:11

なかなか帰れない。

10/30 13:11

ツーブロック的なデザインも素敵。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

pp151

神坂峠登山口に到着したのは2:10
2:30に寝て4:15に起きる。
寒い。
行くのがためらわれるほど。

しぶしぶ4:45に登山口をスタート。
展望はあるらしいけど暗いから見えず。
熊笹の中を登っていく。

20分ほど登って千両山山頂。
百万ドルの夜景（と思うことにした）

そして闇の中のピンクテープ。
誘蛾灯のように引き込まれて行った。

妖しい夜の蝶にバフパフされたいっていうおっちゃんのように。

着いた先に夜の蝶はおらず、
いや、いたらマジで怖いけど、
そこは真っ暗な林道だった。

ぎゃー、道を間違えた。
ここ、広河原登山口に繋がってる林道だ。
すぐに戻る。
情けない。

千両山まで戻ってタイムロス20分。
地図を確認して正しい道を進む。

鳥越峠までは登りありつつの下り。
道間違えがショックで胃が痛くなる。
メンタルも弱い。
泣きながら（イメージ）到着した鳥越峠の標高は登山口の神坂峠より低かった。(￣^￣)ゞ

この先の大判山までもアップダウンを繰り返して進んでいく。

背中に中央アルプス、右手に御嶽山を望みながら、さっきまで泣いたカラスはご機嫌になる。

大判山はベンチもある休憩ポイント。
そういえば休憩ポイントはここしかない。

大判山から先もアップダウンは続くも少しずつ標高を上げていく。

天狗のナギあたりから勾配がキツくなるが下りはないので許してあげた。

分岐直下も急登だけど長く続かない。

分岐まで登ればこっちのもんだ。
あとは水平移動で山頂へ。

山頂からの眺望はないけど、ずーっと稜線歩きだったのでガッカリ感ははない。

悪名高き展望台はネタみたいに展望ないじゃん台だった。
きっと木の背が高くなったのよね。

復路は往路で見られなかった紅葉三昧。

あー、幸せ。
あー、贅沢。

遠かったけど来て良かったぁ。

素敵すぎるだろ恵那山。

そして今日イチ驚いたのは下山後の林道で見た可愛いお洋服を着たような山肌だった。

＊

百名山の中で「ガッカリ百名山」としで名を馳せている恵那山。

中央アルプス最南端に位置するも日本アルプスらしさはなし、とか、

図体のデカい里山、とか、

長い樹林帯を抜けたと思ったら地味な山頂まで横移動、とか、

見晴らしもなければ感動もない、とか、

山頂にある悪名高き「展望台」からは期待を裏切ることなく空と木しか見えない、とか、

深田久弥のセレクトミス、とか、

色々と良いうわさのない恵那山。

そのガッカリ百名山に登ってきた。

恵那山をガッカリ百名山なんて言ったやつ、
こっちこい。

恵那山がガッカリ百名山であろうはずがない。