釈迦ヶ岳(太尾登山口より往復)
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- GPS
- 03:52
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 600m
- 下り
- 602m
コースタイム
天候 | 曇り☁️のち雨☂️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 太尾登山口にトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
■太尾登山口〜古田の森 太尾登山口から階段を登り、細尾根の登山道に入り、緩やかに登る。1434ピークから先、しばらくすると笹原の中を進む。アップダウンを繰り返しながら古田の森に至る。 ■古田の森〜山頂 古田の森から緩やかに下り、鞍部から笹原の中を登る。千丈原で一旦緩む。再びガレた道を登り、さらに笹原を登ると大峯奥駈道に合流する。さらに笹原登りあげて奥に進むと山頂に到達する。 |
その他周辺情報 | 大塔温泉夢乃湯 ¥660 |
写真
感想
奈良遠征第3弾は、釈迦ヶ岳。八経ヶ岳の南に位置する200名山です。釈迦ヶ岳という名前の山はこれまでいくつも登ってきましたが、今回が一番由緒正しそうです。しかし登山口が遠い。登山口へは国道168号線から見通しの悪い道を19km走ります。ただ八経ヶ岳の登山口の行者環トンネル西口に向かう国道309号線よりは幅が広いのでその点はましです。目が回るようなヘアピンカーブの連続でようやく太尾登山口に到着しました。
翌日11:00くらいから崩れる予報だったので、早めに出て戻る計画とし、6:00前のまだ暗いうちからスタートしました。夜は月が出ていたのにスタートする頃にはガス模様。本日も展望なしを覚悟しました。
1434ピークから先は笹原の中の道が続き、晴れていたらさぞかし気分が良かったろうと思いながら歩きました。アップダウンが続く道でしたが、ガスのため目標をうまく掴めず、傾斜が急になると、ランドマークが近くかなと思うしかなかったです。
山頂部に取りかかり、ガレた道から笹道に変わり一歩一歩登っていくと山頂にたどり着きました。予想通りガスのため眺望はありませんでした。途中雨が降るかもと心配しましたが、天気はもってくれました。静まり返った山頂に立つ釈迦像は荘厳に見えました。
山頂部を下っているところで本日初めて他の登山者に会いました。太尾登山口で車中泊していた方で、前年に心臓の手術をされ、久しぶりの登山だとか。道中の安全をお互いに祈りました。
古田の森に差し掛かった頃、急に辺りが明るくなり、ガスが晴れ始めました。往路では想像するしかなかったアップダウンの道が眼前に現れ、テンションが上がりました。釈迦ヶ岳の山頂部にかかっていた雲はなかなかとれなかったのですが、古田の森を過ぎた辺りで完全にとれ、独特のフォルムを現しました。今日はガスのままと思っていただけにサプライズの喜びとなりました。
途中雨に降られることなく無事に太尾登山口まで帰ってくることができました。登山口を離れる頃にはポツポツと降り始めていたので、早出して正解でした。帰路にお釈迦様から思いがけないプレゼントをいただくことができ、遠路はるばる来てよかったと思いました。
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