雪山始めは爺ヶ岳。南峰で敗退（行こう！歯科健診登山部）

2020年11月03日(火) [日帰り]

• GPS: 10:42
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,536m
• 下り: 1,542m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:02
• 休憩: 1:39
• 合計: 10:41

8:36 扇沢駅
8:47 8:51 柏原新道登山口
10:05 10:09 ケルン（柏原新道）
10:22 10:26 駅見岬
11:25 11:25 水平岬
11:56 12:03 富士見坂
12:44 13:08 種池山荘
14:37 14:51 爺ヶ岳南峰
15:26 15:52 種池山荘
16:16 16:23 富士見坂
17:04 17:05 水平岬
17:46 17:51 駅見岬
17:56 17:58 ケルン（柏原新道）
18:59 19:00 柏原新道登山口
19:17 扇沢駅

写真

11/1 14:55

今回の装備。
当初はテント泊を予定していました。
天候が崩れてきたので、日帰りに変更。

11/2 13:34

水500mlとガス、食料込みで10.9キロ。
普段は冬山のテント泊は12キロ前後ですが、ザックをリッジ40（1.7キロカリマー。）からバーサライトパック（710グラム）に変更したことで、1キロほど削れました。

11/2 21:38

マットは側面に外付け。

11/2 21:38

だいぶ人が戻ってきたバスタ新宿から、バスで松本まで。

11/2 21:41

バス内は「除菌イオン」なるものも噴霧中。
厚生労働省は「消毒薬の噴霧は推奨しない」としています。

良かれと思ってやっていることとは思いますが。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html

11/3 1:31

深夜1時に松本バスターミナル着。
gotoトラベルで安くなったホテルに泊まります。

11/3 1:31

一泊3500円。
gotoトラベルで国から2000円ほど補助が出ているので、実際には5500円の部屋です。
ありがたいような、申し訳ないような。

11/3 1:33

しかも、地域で使えるクーポン1000円分まで頂きました。

11/3 5:12

泊まったいろはグランドホテル。

11/3 5:15

gotoクーポンで朝食を購入。

11/3 5:24

大糸線でまず信濃大町まで。

11/3 5:29

松本駅のコロナ対策。
ありがとうございます。」

11/3 5:29

gotoキャンペーンのポスター。

11/3 5:29

車両のコロナ対策。

11/3 5:29

飛沫対策として、ホイッスルから電子ホイッスルへ。
へえー。

11/3 5:29

空気清浄機？

11/3 5:45

始発で信濃大町へ。

11/3 5:46

gotoクーポンで買った朝食。

11/3 7:05

信濃大町駅到着。

11/3 7:05

バスで扇沢へ。

11/3 7:20

後立山の稜線には雪が。

11/3 7:40

扇沢到着。
ガスガス…

11/3 8:34

ノーマスクで出発。
このご時世、ノーマスクで咎められない数少ない場所が山です。

11/3 8:47

水が流れる方の扇沢。

11/3 8:48

登山ポストあり。

11/3 8:48

種池山荘と冷池山荘は、10月6日まで。
冷池山荘の冬期小屋は、今シーズンはコロナの影響で閉鎖とのこと。残念。

11/3 8:48

豚コレラウイルス対策の消毒液。へえー。

11/3 8:51

柏原新登山口の標高は1350m。
爺ヶ岳中峰が2670mなので、1300m程登ることになります。

11/3 8:56

気温は約11℃。

11/3 9:08

落ち葉たくさん。
秋山の雰囲気です。

11/3 9:23

暑くなってきたので、上着を脱ぎます。

11/3 9:37

冬枯れ。

11/3 9:42

針ノ木岳方面…で、合ってるのかな？

11/3 10:03

ケルン。

11/3 10:30

2000m付近から雪が。

11/3 10:34

種池山荘が見えました。

11/3 10:52

一枚岩の看板。
どこが一枚岩なのかはわかりませんでした。

11/3 11:01

針ノ木岳？方面。

11/3 11:05

雪が出てきては。

11/3 11:11

消えるの繰り返し。

11/3 11:11

チェーンスパイク装備。

11/3 11:12

日陰は雪があります。

11/3 11:21

石畳の標識。

11/3 11:21

そう言われると石畳にも見えます。

11/3 11:33

斜面をトラバースする登山道。

11/3 11:35

雪が出ては、消えるを何度も繰り返します。

11/3 11:38

冬枯れ。

11/3 11:39

いつも履いているクールメッシュトランクス（モンベル）を忘れたので、タイツ直穿きです。
（写真はありませんが）

クールメッシュトランクスが、歩くごとにケツに食い込んで不快だったのですが、タイツ直穿きだと食い込まなくなりました。今後はタイツ直穿きに切り替えます。

11/3 11:54

真ん中の切れ込みが針ノ木雪渓？
一番高い中央のピークが針ノ木岳で、右がスバリ岳？

11/3 11:58

狭いトラバース。

11/3 11:58

再びチェーンスパイク。

11/3 11:58

動物の足跡。

11/3 12:03

嫌な感じのトラバース箇所。

11/3 12:33

疲労で背中が丸くなると、すぐ右の肋骨が痛くなります。
意識して胸を張るようにしています。

11/3 12:33

種池山荘直下。

11/3 12:41

冬季閉鎖中です。

11/3 12:42

約9℃。

11/3 12:42

半分凍っている池。

11/3 12:44

登山道の南側にある種池。
こっちも凍っています。

11/3 12:45

テン場には設営跡が。

11/3 12:57

種池山荘の裏口？
三方を壁に囲まれて、ここなら風でテントをふっとばされる心配なく設営できそうです。

結局、テン泊はせずに下山することにしましたが。

11/3 13:11

テン泊の荷物をデポし、爺ヶ岳へ。

11/3 13:20

剱岳の西側に嫌な色の雲が迫っています。
風は西から吹いてきているので、天候は今後悪化してくるでしょう。

11/3 13:21

東側の爺ヶ岳は青空。

11/3 13:26

北側の鹿島槍ヶ岳には、雲がかかっています。

11/3 13:27

冷池山荘。

11/3 13:27

灌木の間を歩きます。

11/3 13:27

枝からつららが。

11/3 13:29

爺ヶ岳南峰。
左のピークが中峰？

11/3 13:42

アイゼン装備。

11/3 13:44

風も強くなってきたので、バラクラバとサングラス装備。

11/3 14:28

ピッケル装備。

11/3 14:28

トレースなし。今日の一番乗りのようです。
この日は、登って降りるまで誰にも会いませんでした。
ソーシャルディスタンス！

11/3 14:28

ありゃ。剱岳が雲で覆われました。

11/3 14:36

爺ヶ岳南峰（2660m）到着。
最高地点（2670m）の中峰までは250m程ですが、天候が悪化してルートを見失うリスクを考え、今日はここで敗退とします。

11/3 14:40

爺ヶ岳南峰でミラノール（フッ素うがい）。

フッ素うがいさえやれば虫歯にならない訳ではないですが、大きく虫歯リスクを低下させます。
フッ素うがいは、お近くの歯科医院でお求めください。

11/3 14:40

爺ヶ岳南峰で歯科健診！

歯科健診の目的は
✕早期発見早期治療。
○問題点を把握し、セルフケアや生活習慣の改善によりなるべく虫歯や歯周病の進行を遅らせる。
「チェック+教育と指導の繰り返し」

11/3 14:42

中峰は目と鼻の先ですが、天気予報でもこれから明日にかけて風雪となっています。
安全第一。今回は積雪期のルートである南尾根、積雪期バリルートの東尾根を見ておくことが目的なので、無理はしません。

11/3 14:43

剱岳を覆う雲が、みるみる濃くなっていきます。

11/3 14:43

針ノ木岳方面。

11/3 14:43

信濃大町方面は、まだ青空が見えます。

11/3 14:44

爺ヶ岳南峰から伸びる南尾根。

11/3 14:44

爺ヶ岳中峰から続く、積雪期バリルートの東尾根。
雪がついたらチャレンジしたいものです。

11/3 14:45

風も出てきて、温度は急激に低下。
0℃。

11/3 14:46

手前が中峰、左が北峰。

11/3 14:47

扇沢駅が見えます。

11/3 14:56

ルートが見えるうちに、まずは種池山荘に戻ります。
膝まで踏み抜く箇所も。

11/3 15:00

太陽も雲の中に。

11/3 15:45

種池山荘に戻ります。
最初はこのまま一泊し、明日下山するつもりでしたが、少し考えます。
天気予報だと、夕方から明日朝にかけて後立山では40センチ程度の積雪。行きに通過した嫌な感じのトラバース箇所を、その状態で通過するリスクはいかほどか。

安全策を取り、下山することに。
明るいうちにトラバース箇所さえ通過してしまえば、後はヘッデン下山ができるでしょう。

11/3 15:53

雪がついたらリベンジします。

11/3 15:54

下山開始。

11/3 16:20

トラバース箇所通過。

11/3 16:53

雪が降ってきました。

11/3 16:53

暗くなってきたので、ヘッデン装備。

11/3 16:57

下山まで、チェーンスパイクはつけっぱなしでした。

11/3 17:30

石の上にうっすらと雪がつもり、滑りやすい状態に。

11/3 17:50

塩ビパイプで滑って転びました。

11/3 17:52

雪が積もっていなければ滑る箇所ではなく、雪がすっごく積もっていればこれまたそうそう滑る箇所ではありません。
うっすら積もっているというのが、一番滑ります。

11/3 17:56

雪の中を降りていきます。

11/3 17:56

扇沢の明かり。

11/3 17:59

ケルン通過。

11/3 18:02

枝に帽子のつばを引っ掛けてしまいました。
疲労と気の緩みから、何度かバランスを崩します。

こーゆう時に事故が起こることを自覚し、ゆっくり確実に歩きます。

11/3 18:07

これまた滑りやすそうな、うっすら雪の積もった木の階段。

11/3 18:58

登山口に戻りました。

11/3 18:58

デポしていた荷物を回収。

11/3 19:26

扇沢駅に戻りました。
電話でタクシーを呼びます。

今日は七倉岳、明日は爺ヶ岳に登るという若者二人に、ウイスキーを頂きました。ありがとうございます。

横浜の妻にも下山の報告。
「バイデンさん圧勝って言われてたけど、大接戦になってるのよ！トランプさん勝つかも！」
アメリカ大統領選挙に大興奮していました。

11/3 19:46

今からだと横浜には戻れないので、今夜は松本に泊まることに。
タクシーの中から、スマホで松本のホテルを予約。

11/3 20:09

信濃大町駅。

11/3 20:09

松本行きの電車は、1時間50分待ち。

11/3 20:28

待合室は貸し切り。

11/3 20:29

待合室での迷惑行為禁止、とのこと。

十数年前、歯科大の卒業旅行でこの待合室を利用したのですが、近所の不良老人？数人がお酒を飲んでたむろし、売店のおばちゃんにしつこく話しかけていました。
不良老人？のたまり場になっていたのかな？
今はどうなっているのでしょうか。掲示があるということは、時々出没するのかな？

11/3 20:50

駅近くのお店で夕食。

3、4日の天気予報。
下山して正解だったのかな？

11/3 21:37

電車で松本へ。

11/3 22:56

松本バスターミナルの隣、アルピコプラザホテルで宿泊。
アルピコグループは、ホテル経営もやってるんですね。

11/4 6:30

翌朝。松本駅前は晴れ。

11/4 6:38

朝食バイキング。
入り口で手の消毒と、利き手にはビニール手袋の着用を指示されました。

11/4 6:49

小皿はすべてラップがかかっていました。

感染対策として正しいのか、それとも過剰なのかはなんとも言えません。まあ、欧米が第二波で再ロックダウンになっているのを見ると、日本の「おそらく過剰な感染対策」も無駄とは言えないのでしょう。

11/4 7:25

松本バスターミナルへ。

11/4 7:27

バスの時刻表。
コロナの影響で、運休が多いです。

11/4 7:27

アルピコさん大変な時期かとは思いますが、なるべく利用するようにしますので、頑張ってください。

11/4 7:27

11/4 7:28

営業時間短縮のお知らせ。

11/4 7:28

アルピコさんの頃な対策。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

wakodental

積雪期の下見に爺ヶ岳へ。
種池山荘より上は、アイゼン、ピッケルが必要でした。

当初は中央峰まで行く予定が、天候悪化の兆しで南峰まで。
当初はテン泊の予定が、種池山荘直下のトラバース箇所を降雪直後に通るのに不安がでて日帰りに。

とはいえ、テン泊装備+冬靴で長時間歩くという、積雪期に向けての慣らしになりました。今シーズンはどれくらい登れるかな？