平日休みの前日に雪が降ったら行くしかない!(大倉〜塔ノ岳〜丹沢山ピストン)


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,643m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは花立山荘でアイゼンを付け、ストックを取り出しました。 下りは花立階段下あたりでアイゼンを外し、ストックの石突にキャップを付けました。 |
写真
感想
19日に振替休日を取る予定が急遽20日に変更になったと思ったら、19日に関東で降雪、、、なんという幸運、これは山に行くしか無い!
この頃、ネクタイ尾根とヨモギ平が気になっているものの、まだ下調べもしていなかったので、大倉から塔ノ岳・丹沢山ピストンに決定!
前日の雪は夕方には止んで朝から晴れとばかり思っていたのに、電車を降りると小雪が舞っていて、大倉バス停で降りるなり合羽を着ての登山開始となるが、暑さに耐え切れず見晴茶屋で衣類調整に悩んだ結果、これ以上強く降らないだろうという判断で合羽を仕舞うが、幸い予想が当って再度合羽を着ることにならずヤレヤレ。
登山口辺りからうっすら積もっていた雪も、一本松を過ぎる頃には大分本格的に積もっていたが、アイゼンを付けようかな?と考え始めるのはやはり花立山荘辺りから。それでもいつもは、塔ノ岳までは付けずに済ませてしまうが、今日はどうせ丹沢山まで行くのだから塔ノ岳の寒風吹きすさぶ頂上で付けるよりはいいだろうと、花立山荘の陰で風を避けながらアイゼン装着し、ついでに最近めっきり背中から降ろすことのなくなったストックに冬用バスケットを取り付け、石突のキャップを外して準備万端の体で進む。
塔ノ岳の頂上に着くと、案の定山頂標あたりには人っ子1人いず、風を避けるかのように尊仏山荘あたりに人影が集まっていたが、その中に駒止茶屋と堀山の家の間で、スポーツバッグをたすき掛けにして颯爽と私を抜いて行った青年がいたので、「健脚ですね」と声をかけ一言二言言葉を交わして丹沢山に向かった。
しばらくすると先ほどの青年が追いついて来て、ちょっと迷ったが無理そうだったら引き返すつもりで、とりあえず丹沢山に向かうことにしたとのことで、しばしの間一緒に話しながら歩いたが、とにかく脚が速いので先に行ってもらった。
塔ノ岳から先、ますます雪山らしくなり、あいにくガスに覆われているものの、時折ガスの切れ間から見える日高や竜ヶ馬場からの眺望と、雪の彫刻と化した木々を楽しみながら丹沢山に到着する。
今日の目当ての1つは、昼ごはんはみやま山荘でカレーライスを食べるということで、そのためいつも持ち歩くコンロとクッカーは持たずに来たが、あいにく午前中に作業で山に入った人達が訪れて、ご飯が品切れになってしまったそうで、残念ながらお茶だけ頼んで、用心のために持って来たおいなりさんとおにぎりを昼食とした。
カレーライスは次回の楽しみになってしまったが、山荘の方といろいろな話が出来てとても楽しい時間を過ごし、山荘と健脚の青年に別れを告げて帰途につく。
塔ノ岳への帰路は思いの外楽に感じられ、景色を楽しみながら歩いているとあっという間に尊仏山荘の横に着いた。
今朝は大倉から丹沢山までほとんどノンストップで行ってしまったが、まだ時間があるし、今月8日に尊仏山荘で飲んだコーヒーがやたらと美味しかった事と、ストーブの脇でまどろむネコ君の姿が見たくて山荘に立ち寄り、のんびり休んでから下山開始。(我ながら、今日は山荘でのんびりしてばかりいると思った。)
大倉バス停に着くと、丁度バスが来ていて先ほどの青年もすでにどんぐりハウスのベンチからバスに乗ろうかというところだった。私は足元の片付けがあるので、次のバスに乗ることにし、青年を見送った。
素晴らしい景色と心地よい疲労感、人とのふれあい 今日も山から沢山の恩恵をいただきました。
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