ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 271339
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

厳冬期の鎌ヶ岳(鎌尾根〜カズラ谷)

2013年02月23日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:20
距離
8.0km
登り
994m
下り
993m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:45宮妻キャンプ場-11:55水沢峠-16:55鎌ヶ岳-17:40カズラ谷分岐-19:00宮妻キャンプ場
天候 積雪量:
週始めの寒波のせいか、
全体的に予想以上に雪がめちゃ多かったです。
ラッセルは少なくても膝上、吹き溜まりでは胸辺りまで来てました。

天気:
その日も気圧は冬型で、予報でも北日本は雪ともいってました。
曇り時々粉雪で、途中から青空も見え隠れして比較的穏やかでした。
18時から晴れとなっていたのがやや早まったとも取れます。

鈴鹿山系の中でも鎌ヶ岳の天気はやや太平洋側の影響を受けるようです。
雨乞岳・御在所岳はガスっていてもこちらはまだ持ちこたえていました。
標高も2つより幾分低いからマシなのかなと思います。

雪質:
水沢峠まではやや湿雪、稜線上は乾雪でした。

風:コルの吹き抜ける箇所は非常に強く、立っておられない時がありました。
でもコルから外れるとましになります。
いうても森林限界以下なので全然マシです。

気温:
それほど低くなかったです。-5度くらいじゃないかと思います。
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宮妻キャンプ場に駐車。十分なスペースあり。

トイレもキャンプ場内にあるがそこまでそこそこ距離があるので
できればコンビニで済ましておいたほうが良いと思います。

登山ポストは見当たりませんでした。
コース状況/
危険箇所等
#ここでのPeak.NOは私が整理のために付けたものです。
#詳細は下のほうにある「ファイル」のjpg を参照してください。
#写真にもルート状況のコメントをつけています。

■林道から水沢峠
 林道からの入り口には、立派な標識がありました。
 この登山道は地形が難しいので迷うかな?と思っていましたが
 幸い今回はトレースがあり助けられました。

 トレースがない場合、要所要所には赤テープありますが基本少な目で
 必要最小限に感じました。見失ったら多少探す必要あると思います。
 でも2万5千地形図の登山道は概ね正しく着いていました。

 トレースの主は先行者の女性お一人だったようです。すごい!
 鎌ヶ岳が好きでしょっちゅう登っておられるようです。
 でも沢の詰め始め手前までいって雪が深かったので諦められたようです。
 途中ですれ違いました。(途中まで楽をさせていただき感謝です。)

 水沢峠手前の沢の詰めは雪が深くなります。
 氷瀑を右に見て右岸の巻き道(夏道どおり)から詰めました。
 ここのトラバースは夏道でもそうですが少し緊張感を求められます。
 ただ今回は新雪だったので滑ることもなく一歩一歩新調に行けば大丈夫でした。
 雪の高さは、だいたい腿辺り、峠手前では吹き溜まってガッツリ胸辺りまでありました。(~~;

■水沢峠から鎌尾根稜線上
 水沢峠からPeak.9 水越山 までは馬ノ背のような箇所があり
 人によると少し緊張するかもです。

 水越山からのガレた急な下りは風の吹きさらしで雪は着いていませんでした。
 でも砂も凍り付いていてアイゼンはあった方が安心です。

○Peak.8(1028峰)辺りからPeak.7
 稜線はなだらかでラッセルも深かったです。
 途中、風の通り道の間だからか、吹き溜まりの山が出来ていました。

○Peak.7は滋賀県側からの登山道の出合いとなるピーク
 特にピークらしくなく、赤・黄テープがやたらと目立つのでそれと分かりました。

 急な下りの道なき道を行く感じで一歩踏み出すまで勇気が必要でした。
 この辺りからダブル ピッケル(アックスではない)使用して降りました。

 Peak.7からPeak.6へのコルへの地形は稜線というより山腹の下りで、
 視界が悪かったらコンパスで方角を確かめながら降りたほうが良いと思います。
 私も降りてみると右手により大きな稜線が見えたのでルートをずらしました。


○Peak.6(双耳峰)の手前の岩場は左手から巻いて稜線上へ上がります。
 ここは雪量が相当多い急な傾斜でラッセルに苦労しました。

 Peak.6 の西峰から東峰へは稜線上は傾斜が急で怖そうだったので、
 北側をいったん降りてからトラバースしました。

 Peak.6〜Peak.5の稜線上は雪庇が貼り出していて危険でした。
 雪が高過ぎるせいで稜線上を歩こうにも覆いかぶさる樹林帯の枝が
 低くなって雪庇側に迫り出して歩けないので、結局雪庇の上を歩いていました。
 2本のピッケルを各々肩たすきのシュリンゲから何本かで長めに繋ぎ、
 樹林帯との境にピッケルを差し込んでは移動しをを繰り返しました。
 ひやひやものでした。

○Peak.5は岩峰でした。岩場の稜線で怖そうですが、
 稜線を避けてトラバース気味に行くと岩壁のような斜面が出てきて、
 エライことになりそうなので頑張って忠実に稜線上を歩くほうがよかったです。

 たしか、気づいたら主稜線から外れて降りていたので、途中からトラバースを
 試みた結果が、先に述べた事態になり、まずかったことになったと思います。

 雪に隠れていて良く分かりませんでしたが、稜線は割と大きな岩で構成されているようでした。
 岩の形や、岩の境目があるのでどこが安定して体重を預けられるかを見つけるのに、
 一歩一歩慎重にピッケルで足場を探してました。一番神経を使った場所だと思います。

 Peak.5〜Peak.4 特に問題なし。Peak.4手前の登りは雪も吹き飛んでいました。
 確かPeak.4手前に小ピークがあり直降はできなかったので一度左手に進路をとって
 急なザレを下ったように思います。その後、稜線上に戻れました。
 この辺りも、雪がないにも関わらず夏道ルートがどうなっているのか?
 良く分からなかったです。
 まあ、無事降りれたのでよしでしょう。(^^;

○Peak.4からPeak.3は相変わらず雪庇が激しく、急な角度で突き上げていました。

○Peak.3からの下りは、いきなり崖っぷちの行き止まりとなっていました。
 焦りました。ここは特にロープあったほうが良かったと感じました。

 しばらく回りを見回した結果、左の少し下から細いルンゼがあり、
 そこを下ることに仮決定。15〜20m位の下りだったと思います。
 その先のルートを探すと、岳峠に向かえそうなので、Peak.2はスキップすることにしました。

 ルンゼ下りはあまりに傾斜が急で危険を感じましたが、
 踏み入れてみると割と雪質は安定していたので何とか下れました。

 アドレナリンでまくりでしたが、こんなときこそ落ち着いて、
 ただただ一つ一つの動作を淡々とこなすよう心がけていたら、
 あっちゅう間にそこそこ降りていました。

 後から調べると、Peak.3からのルートはどうやらピークの右手から鎖かなんかで降りて、
 カニの横ばいをするようです。
 #当然、私が行ったときは雪庇側だったこともあり全く気づきませんでした。(^^;

○岳峠(Peak.1〜2のコル)から鎌ヶ岳(Peak.1)ルンゼ上の地形を登りますが、
 そんなに危険は感じませんでした。雪もそこまで深くなくひざ下くらい。
 Peak.1はすぐです。
 雪も安定していて楽チンで登れました。
 #それまでが大変だったからそう感じたのかもしれません。

■鎌ヶ岳から帰り
 カズラ谷登山道へは岳峠へ行かず、いったん長石谷に下り、
 ある程度下って谷に下りてから一つ目の支尾根を登り返しました。
 岳峠からPeak.2への夏道はブッシュの中を行くのでイメージがよくなかったため
 あまり気が乗らなかったからです。
 ちょうど、長石谷からの踏み跡があったため頂戴しました。
 支尾根の登り返しは、雪こそ深かったもののそこまで危険もなく
 時間をかければ問題ありませんでした。冬道ならではの良さを実感した次第です。(^^)

○雲母尾根へ出てからカズラ谷への登山道は、今回は踏み跡があり楽チンでしたが、
 もしも踏み跡がない場合は難しいルート取りを要求されそうです。
 結果オーライでしたが、迷うくらいなら雲母峰への尾根を行くか、
 それとも鎌まで上り返して武平峠へ行くかを求められたと思います。
ファイル
鎌尾根には地形図には出ていない隠れピークが多いので、整理のため解析して勝手に番号を付けてみました。
(更新時刻:2013/02/25 08:33)
山麓の道路から見上げる鎌の稜線です。
本日の目的が思わず見えたので車を止めて撮ってしまいました。(^^;
2013年02月23日 09:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:19
山麓の道路から見上げる鎌の稜線です。
本日の目的が思わず見えたので車を止めて撮ってしまいました。(^^;
宮妻キャンプ場の駐車場。
この下にもさらに駐車スペースあり。
2013年02月23日 09:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 9:44
宮妻キャンプ場の駐車場。
この下にもさらに駐車スペースあり。
林道からの水沢峠への登山道入り口。
標識完備です。
あれ?登山ポストは見当たらなかった。
2013年02月23日 10:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 10:22
林道からの水沢峠への登山道入り口。
標識完備です。
あれ?登山ポストは見当たらなかった。
ここからラッセル開始!
先行者のおばちゃん、ココまでありがとう!!
2013年02月23日 11:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 11:14
ここからラッセル開始!
先行者のおばちゃん、ココまでありがとう!!
沢はコル手前で深くなります。
雪、ふかっ。
2013年02月23日 11:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 11:32
沢はコル手前で深くなります。
雪、ふかっ。
なんとりっぱな氷瀑☆
ここを右に見て、左手巻き道へ進路を取りました。夏道どおりで赤テープあり。
2013年02月24日 00:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
2/24 0:45
なんとりっぱな氷瀑☆
ここを右に見て、左手巻き道へ進路を取りました。夏道どおりで赤テープあり。
そこを登ってきたところ。
そこそこな傾斜です
2013年02月24日 00:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 0:45
そこを登ってきたところ。
そこそこな傾斜です
トラバース箇所はこんな感じでした。
想像していたより怖くなかった。(^^;
2013年02月23日 11:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 11:44
トラバース箇所はこんな感じでした。
想像していたより怖くなかった。(^^;
トラバース2。
ここはさらに慎重に。。。
落ちると振り出しへ戻るです。
いやいや、もっとエライことになるわっ。
2013年02月23日 11:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 11:47
トラバース2。
ここはさらに慎重に。。。
落ちると振り出しへ戻るです。
いやいや、もっとエライことになるわっ。
トラバース箇所終了。
沢を見下ろす。
2013年02月23日 11:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 11:50
トラバース箇所終了。
沢を見下ろす。
霧氷とはるか奥に入道ヶ岳☆
2013年02月23日 11:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 11:54
霧氷とはるか奥に入道ヶ岳☆
お〜!
着いた〜、水沢峠。
風の弱い稜線手前に戻り、腹ごしらえしながら装備を整える。。。
ゆくぞ! p(^^)q
2013年02月23日 11:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 11:55
お〜!
着いた〜、水沢峠。
風の弱い稜線手前に戻り、腹ごしらえしながら装備を整える。。。
ゆくぞ! p(^^)q
やっと稜線に出たのに、、、踏んでみるとコレがけっこう沈みます。↓
ワカンあった方がよかったかな?
でも、重いしな。(~~;
2013年02月23日 12:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 12:35
やっと稜線に出たのに、、、踏んでみるとコレがけっこう沈みます。↓
ワカンあった方がよかったかな?
でも、重いしな。(~~;
馬ノ背のような箇所。
てか、雪で岩もほぼ隠れてるしっ。 (^^;
2013年02月23日 12:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 12:40
馬ノ背のような箇所。
てか、雪で岩もほぼ隠れてるしっ。 (^^;
馬ノ背からの展望。
今日も入道ヶ岳へはたくさん入っておられる様子。
お〜い!
2013年02月23日 12:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 12:42
馬ノ背からの展望。
今日も入道ヶ岳へはたくさん入っておられる様子。
お〜い!
ツッパリ雪庇が出てきた。(^^)
2013年02月23日 12:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/23 12:48
ツッパリ雪庇が出てきた。(^^)
水沢岳。標高差およそ150m。
は〜、着きました。。。
この先は初めてのルート。
どこまで行けるかな?
2013年02月23日 12:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 12:58
水沢岳。標高差およそ150m。
は〜、着きました。。。
この先は初めてのルート。
どこまで行けるかな?
出た、ザレ場の下り。
ここはアイゼン練習だな。。。(^^)
2013年02月23日 13:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 13:06
出た、ザレ場の下り。
ここはアイゼン練習だな。。。(^^)
お〜鎌ヶ岳に雪煙が、
吹いとる、吹いとる♪
やる気が出てきます!!!
2013年02月23日 13:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 13:10
お〜鎌ヶ岳に雪煙が、
吹いとる、吹いとる♪
やる気が出てきます!!!
下ってきました。
強風で体があおられて、なかなか手ごたえありました。
でも岩場は稜線上に程よいホールドが多いので怖くはなかったです。
2013年02月24日 00:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/24 0:48
下ってきました。
強風で体があおられて、なかなか手ごたえありました。
でも岩場は稜線上に程よいホールドが多いので怖くはなかったです。
目指す鎌へ、まっしぐらー!
2013年02月23日 13:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 13:16
目指す鎌へ、まっしぐらー!
だんだん近づくも、、、
まだ遠い。
(P1028付近より)
2013年02月23日 13:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 13:45
だんだん近づくも、、、
まだ遠い。
(P1028付近より)
稜線が広いなだらかな箇所は、風によって「雪の山」が出来ています。
胸まであるラッセルをただ黙々とこなす。
2013年02月23日 13:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 13:51
稜線が広いなだらかな箇所は、風によって「雪の山」が出来ています。
胸まであるラッセルをただ黙々とこなす。
でも、青空が!
よ〜し、まだまだ頑張るゾ〜!
2013年02月23日 13:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 13:52
でも、青空が!
よ〜し、まだまだ頑張るゾ〜!
うわ〜お、こっからが鎌尾根の本番。
槍ヶ岳の北鎌尾根に近い景観。
もちろんあそこまでのスケールはないが、
うむ。なかなかイイ。
2013年02月23日 13:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 13:53
うわ〜お、こっからが鎌尾根の本番。
槍ヶ岳の北鎌尾根に近い景観。
もちろんあそこまでのスケールはないが、
うむ。なかなかイイ。
木の模様を踏みわけながら、前へ進む。
いい景色に、幾分 気分もまぎれる。
2013年02月23日 13:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 13:56
木の模様を踏みわけながら、前へ進む。
いい景色に、幾分 気分もまぎれる。
滋賀県側からの登山道合流地点
(Peak.7)からの下り。
えっ、ココ下るの!?っちゅう角度。
2013年02月24日 00:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/24 0:48
滋賀県側からの登山道合流地点
(Peak.7)からの下り。
えっ、ココ下るの!?っちゅう角度。
稜線は雪庇が発達しすぎて、歩きづらいです。
ナゼって、積雪が高いので本物の稜線を歩こうとすると木の枝に絡まります。
でも雪庇の上は歩けません。
木の枝と向き合って頑張るか、風上側の樹林帯の中に降りて、合間を抜けるか(これまたしんどい)を絶えず見極めてました。
2013年02月23日 14:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:18
稜線は雪庇が発達しすぎて、歩きづらいです。
ナゼって、積雪が高いので本物の稜線を歩こうとすると木の枝に絡まります。
でも雪庇の上は歩けません。
木の枝と向き合って頑張るか、風上側の樹林帯の中に降りて、合間を抜けるか(これまたしんどい)を絶えず見極めてました。
「衝立岩」などと呼ばれているらしい(双耳峰Peak.6)手前の岩場は左からトラバースしました。
です。
2013年02月23日 14:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:20
「衝立岩」などと呼ばれているらしい(双耳峰Peak.6)手前の岩場は左からトラバースしました。
です。
ある程度登って振り返る。
黄テープが一つ見えたのでルートも合ってると思いますが、この登り、けっこう激しいです。
(>_<)
2013年02月23日 14:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 14:27
ある程度登って振り返る。
黄テープが一つ見えたのでルートも合ってると思いますが、この登り、けっこう激しいです。
(>_<)
伊勢湾がみえます。
太平洋側は晴れてきたみたいです。
2013年02月23日 14:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 14:33
伊勢湾がみえます。
太平洋側は晴れてきたみたいです。
稜線にもどりました。
まだピークはまだ上にあるようです。
2013年02月23日 14:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 14:33
稜線にもどりました。
まだピークはまだ上にあるようです。
右から巻くか、左から巻くか?
一度右に行って断念し、左に進路をとりました。
2013年02月23日 14:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:34
右から巻くか、左から巻くか?
一度右に行って断念し、左に進路をとりました。
Peak.6西峰からの眺めです。
雨乞岳
2013年02月23日 14:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/23 14:39
Peak.6西峰からの眺めです。
雨乞岳
入道ヶ岳方面
2013年02月23日 14:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 14:39
入道ヶ岳方面
南側の展望。
歩んできたPeak.7。
はるか奥は仙ヶ岳でしょうか?
(まだ行ったことない)
2013年02月23日 14:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:39
南側の展望。
歩んできたPeak.7。
はるか奥は仙ヶ岳でしょうか?
(まだ行ったことない)
Peak.6西峰から東峰を覗く。
どっから行くねん?って感じでしたが、確かいったん北側に降りてから少しトラバース。ほぼほぼ忠実に尾根をたどりました。
2013年02月23日 14:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:43
Peak.6西峰から東峰を覗く。
どっから行くねん?って感じでしたが、確かいったん北側に降りてから少しトラバース。ほぼほぼ忠実に尾根をたどりました。
Peak.6西峰への登り。
夏道ルートと合ってるかな?
2013年02月23日 14:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:45
Peak.6西峰への登り。
夏道ルートと合ってるかな?
発達した雪庇1
2013年02月23日 14:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:48
発達した雪庇1
発達した雪庇2
なんこの角度(苦笑)
2013年02月23日 14:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 14:54
発達した雪庇2
なんこの角度(苦笑)
どこ歩くねん!?って稜線。(涙)
・・・覚悟を決めて仕方なく雪庇の上を歩きました。
まあ落ちても樹林帯の中なので死ぬことはないだろうけれど、稜線にあがってこられるか?
あと捻挫が怖い。
意味あるか分かりませんがピッケルを樹林帯側に差し込んでは移動し、差し込んでは移動し。
精神的にトホホでした。(;_;)
2013年02月23日 15:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 15:02
どこ歩くねん!?って稜線。(涙)
・・・覚悟を決めて仕方なく雪庇の上を歩きました。
まあ落ちても樹林帯の中なので死ぬことはないだろうけれど、稜線にあがってこられるか?
あと捻挫が怖い。
意味あるか分かりませんがピッケルを樹林帯側に差し込んでは移動し、差し込んでは移動し。
精神的にトホホでした。(;_;)
Peak.5。
ここ辺りは実に怖かったです。
恐らく下は巨岩の稜線、一歩一歩をピッケルさしては慎重に。
たまにピッケルさしたら穴が見えたり(笑)
早く抜け出したい、一心でした。

次のピークはザレ場が見えて安心そう。
2013年02月23日 15:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 15:19
Peak.5。
ここ辺りは実に怖かったです。
恐らく下は巨岩の稜線、一歩一歩をピッケルさしては慎重に。
たまにピッケルさしたら穴が見えたり(笑)
早く抜け出したい、一心でした。

次のピークはザレ場が見えて安心そう。
Peak.4からPeak.5を振り返る。
日差しも暖かく、ホッと一息つけた所。
2013年02月23日 15:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 15:34
Peak.4からPeak.5を振り返る。
日差しも暖かく、ホッと一息つけた所。
同じくPeak.4からみた鎌ヶ岳。
いよいよ本丸が大きく近づいてきた。
2013年02月23日 15:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 15:35
同じくPeak.4からみた鎌ヶ岳。
いよいよ本丸が大きく近づいてきた。
雨乞岳が顔を出す♪
2013年02月23日 15:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 15:35
雨乞岳が顔を出す♪
御在所岳も顔を出す♪
2013年02月23日 15:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 15:35
御在所岳も顔を出す♪
切り抜けてきた輝く雪庇たち。
今やあの忌々しいツッパリも美しく思える心境。
現金だな〜。。。
2013年02月24日 00:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 0:52
切り抜けてきた輝く雪庇たち。
今やあの忌々しいツッパリも美しく思える心境。
現金だな〜。。。
久しぶりに見た赤テープに、何故か少し安堵。
(Peak.4山頂にて)
2013年02月23日 15:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 15:39
久しぶりに見た赤テープに、何故か少し安堵。
(Peak.4山頂にて)
もうココからは安心かな?
と思いきや。
2013年02月23日 15:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 15:50
もうココからは安心かな?
と思いきや。
また出てきた〜。
歩き難い。
2013年02月23日 15:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 15:53
また出てきた〜。
歩き難い。
どこ歩くねん!?(パート2)
樹林帯側を踏み踏みしました。
2013年02月23日 15:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 15:58
どこ歩くねん!?(パート2)
樹林帯側を踏み踏みしました。
うむ。最後までこんなだかな。
(やっと会得)
2013年02月23日 16:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:06
うむ。最後までこんなだかな。
(やっと会得)
Peak.3手前
お〜、久しぶりに歩きやす〜い。
コレ、俺の得意のやつだ。♪
2013年02月23日 16:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:09
Peak.3手前
お〜、久しぶりに歩きやす〜い。
コレ、俺の得意のやつだ。♪
と思ってたら、行き詰まってしまった。
崖で降りれん!こりゃロープが必要だっ。と思った箇所。(Peak.3)
2013年02月23日 16:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:22
と思ってたら、行き詰まってしまった。
崖で降りれん!こりゃロープが必要だっ。と思った箇所。(Peak.3)
行き詰ったところを見上げる2
2013年02月23日 16:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:22
行き詰ったところを見上げる2
自分的にはココからなら何とか降りれそうかな?と思った箇所。
Peak.2(キララ峰の尾根との合流点)はスキップして樹林帯の中を岳峠の高度まで降り、トラバースすることに決定。

少々危険だが、覚悟を決めて一歩ずつアイゼン前爪・ピッケルを決める。
2013年02月23日 16:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:22
自分的にはココからなら何とか降りれそうかな?と思った箇所。
Peak.2(キララ峰の尾根との合流点)はスキップして樹林帯の中を岳峠の高度まで降り、トラバースすることに決定。

少々危険だが、覚悟を決めて一歩ずつアイゼン前爪・ピッケルを決める。
岳峠の看板みっけ。
無事、到着。
いや〜、ココまで来れば「やれやれ」って感じですね〜。フ〜(汗)
2013年02月23日 16:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 16:37
岳峠の看板みっけ。
無事、到着。
いや〜、ココまで来れば「やれやれ」って感じですね〜。フ〜(汗)
岳峠からPeak.2・3・4を振り返る。
2013年02月23日 16:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:38
岳峠からPeak.2・3・4を振り返る。
あそこを降りたんだな〜。
よ〜やったな〜。
小さく残るマイトレースが少し誇らしげに見えた。
でもこんな気持ちはあまりしたくないものです。(^^;
2013年02月24日 00:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/24 0:53
あそこを降りたんだな〜。
よ〜やったな〜。
小さく残るマイトレースが少し誇らしげに見えた。
でもこんな気持ちはあまりしたくないものです。(^^;
岳峠からPeak.2。
カズラ谷からは今日はノートレースかな?
2013年02月23日 16:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 16:39
岳峠からPeak.2。
カズラ谷からは今日はノートレースかな?
いよいよ、最後のピークだっ!
もうココまで来れば、気持ちもおだやに坦々と歩める。
2013年02月23日 16:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:40
いよいよ、最後のピークだっ!
もうココまで来れば、気持ちもおだやに坦々と歩める。
おっ!トレースだ!
だれかやっぱり来られたんだな。
もう時間的に、山頂にはおられないだろうけど。(^^)
でもトレースがあるのが、なんだか無性に嬉しい☆
2013年02月23日 16:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:47
おっ!トレースだ!
だれかやっぱり来られたんだな。
もう時間的に、山頂にはおられないだろうけど。(^^)
でもトレースがあるのが、なんだか無性に嬉しい☆
鎌ヶ岳頂上到着!
2013年02月23日 16:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 16:55
鎌ヶ岳頂上到着!
鎌ヶ岳頂上
なんか建造物があったような気が。。。(^^)
2013年02月23日 16:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/23 16:56
鎌ヶ岳頂上
なんか建造物があったような気が。。。(^^)
鎌ヶ岳頂上
いつもと景色が違う。
2013年02月23日 16:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/23 16:56
鎌ヶ岳頂上
いつもと景色が違う。
夕日に輝く霧氷と雲母(キララ)峰。
おくには伊勢湾を一望☆
2013年02月23日 16:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 16:57
夕日に輝く霧氷と雲母(キララ)峰。
おくには伊勢湾を一望☆
鎌ヶ岳頂上
やっぱりいつもと景色が違う。(^^)
2013年02月23日 16:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 16:57
鎌ヶ岳頂上
やっぱりいつもと景色が違う。(^^)
御在所岳はガスってきた。
2013年02月23日 16:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 16:57
御在所岳はガスってきた。
雨乞岳も。
2013年02月23日 16:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 16:57
雨乞岳も。
もう一度、霧氷と雲母峰。
こんなにきれいなん初めて。
2013年02月23日 16:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 16:58
もう一度、霧氷と雲母峰。
こんなにきれいなん初めて。
歩んできた鎌尾根を振り返る。
「良くやった!」
2013年02月23日 17:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/23 17:05
歩んできた鎌尾根を振り返る。
「良くやった!」
Peak.2〜4。
少し降りてきてからの方が鎌尾根の景色は絵になります。
2013年02月23日 17:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/23 17:11
Peak.2〜4。
少し降りてきてからの方が鎌尾根の景色は絵になります。
カズラ谷道への合流地点。
実は帰りは、先のトレースを追いかけてみると、
岳峠へも行かず長石谷に向かっていることが判明。
コレじゃあ宮妻峡には遠回りになる、と 薄々気づきつつも戻る気にもなれず、谷に下ってからキララ尾根(勝手に命名)に適当な箇所を見つけて登り返した。
2013年02月23日 17:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 17:33
カズラ谷道への合流地点。
実は帰りは、先のトレースを追いかけてみると、
岳峠へも行かず長石谷に向かっていることが判明。
コレじゃあ宮妻峡には遠回りになる、と 薄々気づきつつも戻る気にもなれず、谷に下ってからキララ尾根(勝手に命名)に適当な箇所を見つけて登り返した。
しかも、トレースあり!
ありがたい!!
これでちょっと楽な気持ちで帰れそうです。
2013年02月23日 17:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 17:34
しかも、トレースあり!
ありがたい!!
これでちょっと楽な気持ちで帰れそうです。
カズラ谷分岐点
2013年02月23日 17:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/23 17:40
カズラ谷分岐点
少し遅めの下山になりましたが、無事降りてこれました。
いや〜、充実していました。
#寝坊して出だしが遅かったのはやっぱりダメですね。
#あの瞬間は目覚ましが敵にしか思えなくて。。。(^^;
2013年02月23日 19:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/23 19:02
少し遅めの下山になりましたが、無事降りてこれました。
いや〜、充実していました。
#寝坊して出だしが遅かったのはやっぱりダメですね。
#あの瞬間は目覚ましが敵にしか思えなくて。。。(^^;
撮影機器:

感想

■行きたかった鎌尾根☆
 これまでに鎌ヶ岳には何度か登っていたが、
 この鎌尾根にはまだ足を踏み入れてなかった。

 記録を調べると、以前行った雪の鎌ヶ岳は2年前の3/27。
 季節は残雪期だったが、鎌ヶ岳の北斜面はカチコチにクラストしていて、
 タガーポジションでピッケルを急斜面に突き刺して下降し、
 初めてピッケルらしい使い方をしているな〜、と実感した記憶がある。

 その山頂から眺めた南に伸びる鎌尾根。。。


 「鎌尾根」という名称も含めて、あのギザギザの稜線をいつかは颯爽と歩きたい!
 と思っていた。そしてできるならば、厳冬期に。

 硬く締まった雪をアイゼンを聞かせながら、青空をバックに白く染まった鎌尾根の
 稜線越しに鎌ヶ岳のピラミッドを眺めたい!そんな理想のイメージを抱いていた。。


 狙い目としては、雪がたっぷり積もってから最低でも一週間、できれば10日位は
 経っている必要があるだろうと思う。
 そして冬型気圧配置の強い風に上空に寒気が入って、ギンギンの冷え込んた後だ。

 でも、ヤマレコで最新の状況を定期的にチェックするも、
 なかなか雪もそんなに積もってなさそう。


 そんな状況のまま、2月が終わろうとしていた。あぁ、冬が終わってしまう〜、
 と思っていたら、水曜あたりにそこそこの雪が降った模様。
 次の土曜ではまだ雪も安定してないだろうが、3月の前半は予定が積もっているので、
 この機会を逸すると雪はなくなってしまい、来年にお預けだ。
 よし行こう!と決めたのは、金曜の晩。(遅い)

 そこから何やかんや用意してたら、時刻は深夜になってしまっていた。
 案の定、朝寝坊。。。いか〜ん!と思いながら、まあ何とかなるだろうと思って出発。

■振り返ってみれば
 他の人の記録を見て、軽く「いけるやろっ」、位に思っていたが、
 振り返ってみると正直言って、鎌ヶ岳の厳冬期を舐めていた(^^;。というのが実感。

 あんなに雪に積もった稜線を歩こうとは想像していなかった。
 夏道も一度も踏んでいないこともそうだし、装備も不足だった。
 今回の状況ではやはりロープは必要だったと思う。
 山に入った時間も遅かった。

 結果論として、天気がよかったから難なく帰ってこられたが、
 もし天候が荒れていたら、遠目が利かず、もっとルーファイも時間がかかっただろうし、
 風が強すぎて前進も後退も出来なくなっていたらビバーグするにも準備は万全ではなかった。。
 ビバーグの準備はといえば、ツェルトと ダウンとフリースの少なめの防寒着のみ。
 コンロすら持っていってなかった。

 Peak.3の下降も、雪がまだ締まっていなかったため、
 ルンゼ帯を下降できたが、あれがカチコチにクラストしていたら、やばかったと思う。

 でも逆に、勝因は何かと考えるとやはり荷が軽かったからかもしれない。
 時に胸までラッセルをしながら、体力が持ったのもいつもより荷物を図らずも減らしたからかもしれない。

 なんで、結果論としてはOKだが、やはり冬山は絶えず状況が変わるので、
 そのときの状況に装備をマッチさせる事が欠かせない、かつ難しい点だと思った。

 わずかな標高の山でも、初心を忘れず山を舐めず、気を抜かずに山に入ることの
 大切さを改めて考える結果となった。

■総括
 今回の山行は、自分が期待してイメージしていた鎌尾根とはずいぶん違い、
 ラッセル三昧とスリリングに富んだ結果となったが、
 それはそれで非常に達成感と充実感とに満ちた、かつ、いい教訓となった山行となった。
 また気持ちを新たに山への謙虚な気持ちを抱いて、また次を計画したいと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2778人

コメント

ゲスト
サービス精神に拍手です。
お疲れのところ、山行計画をしている人のために状況写真だけでも提供されるというサービス精神は素晴らしいと思いました。
私は計画はしておりませんが他の人には状況が分かって役に立つことでしょうね。
2013/2/24 2:43
厳冬期の鎌尾根完全踏破、お見事です。
reserveさん、今日は。 

水沢峠までのラッセルの後、更に5時間掛け鎌尾根をラッセル。 体力、気力に脱帽です。

水沢峠下の氷瀑や、谷の様子は先週よりも雪が多そうに感じます。

鎌尾根に4時間をかけて計画していましたが、更に余裕を見込む必要がありそうですね。

厳冬期のコースタイム、尾根の様子。
貴重な情報を有難うございます。
2013/2/24 12:34
とんでもございません。
yamaChoco2さん、
コメントありがとうございます。
いえいえ。私が山へ入るときにはいつも直前までヤマレコで皆さんの記録から状況をチェックさせていただいているので感謝をお返ししているだけです。
記録を書くのはいつも時間がかかるので。
今の雪も一週間後にはどうなっているやら。。。
2013/2/25 1:54
厳冬期の鎌尾根ずっと狙ってました!
onetotaniさん
祝福の言葉、痛く感謝です!
結果論、天気がよかったので気持ちが萎えなかっただけのような気がします。(我ながら単純

状況を参考にしていただけたらとても嬉しいです!
でもタイムの方は、参考になるかどうか(^^;
というのも私のタイムは、鎌尾根が(夏道も含めて)初めて だったこともあり、ルーファイにかなり時間をかけていたように思います。
稜線上で迷いようないですが、岩稜帯の通過に加え、発達した雪庇と雪面側にせり出す樹林は本当に歩き難かったです。
2013/2/25 2:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら