歩きやすさの高低差ありすぎやろ〜!コグルミ谷〜御池岳・真ノ谷・三筋の滝・藤原岳(県境稜線)周回
- GPS
- 07:54
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,521m
- 下り
- 1,549m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:52
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回のルートは御池岳・藤原岳付近の一般登山道や県境稜線を除く、真ノ谷〜藤原岳西尾根の区間が破線ルートまたはマイナールートになります。 真ノ谷〜三筋の滝間は、「山と高原地図」では一応破線ルートになってますが、自分が歩いた感じでは、もうバリエーションルートと言っていいと思います。 荒れた箇所があったり、高巻き・トラバースもあるなかなかテクニカルなルートだと感じました。 バリルートが苦手な方、初心者の方には絶対にお薦めできません。 藤原岳西尾根は踏み跡や目印こそ少ないもののとても歩きやすい良いルートだと思います。 あと、ほとんどの区間でGPSやコンパス等でのルーファイ必須でお願いします。 |
写真
感想
真ノ谷を歩きたい。
今回、このルートを設定した一番の目的でした。
それに加え、まだ未踏だった御池岳〜藤原岳間の県境稜線も一緒に歩いてしまおうと、このルートを設定しました。
スタートはコグルミ谷から。
この道は御池岳に登る際の超メジャールートだが、自分はまだ未踏でした。
今回設定したルートと組み合わせると一番都合の良い登山口だったので、一石二鳥でした。
このコグルミ谷からまずは御池岳に登る。
コグルミ谷ルートは特に問題は無いが、八合目から御池岳山頂までの区間が前日の雨の影響で地面がドロ祭り状態になっており、とにかく滑るのだ。
おかげで靴とズボンがドロドロになってしまった。
最近雨上がりの登山が多く、いつも嫁にドロドロのズボンをタライで洗ってもらっているのでホント頭が下がる・・・あぁまた今回もか・・・。
また、泥の土だけでなく石や根っこなど、この日は本当によく滑り、過去最高の転倒回数を記録してしまいました。
御池岳からは真ノ谷で三筋の滝まで谷道で下っていくが、ココがこの日の山行最大の難所でした。
御池岳・鈴北岳分岐からカタクリ峠分岐までの下り。
ここも例に漏れず滑るし足の置き場探しながらで、何というか歩きにくいのだ。
見た目はそうでもないのだが、とにかく進むのに時間が掛かってしまう。
カタクリ峠分岐まで下るとしばらくは谷筋に沿って歩きやすくはなるが、渡渉したり右岸・左岸を移動したり倒木を避けたりで何げに忙しい。
三筋の滝に近づくにつれ、谷筋のルートも段々とテクニカル?になってくる。
水量こそ少ないが、川の流れも現れ大きな岩もゴロゴロ現れ行く手を遮るかのようだ。
そしてこの日一番苦労した小滝の高巻だ。
上流側からとても谷筋に下れそうになかったので、トラバースをしようにも両サイドが壁の様になってて厳しそう・・・。
しょうがないので右岸側から大きく高巻きして迂回したが、体力・時間共に大きく消費してしまった。
自分は沢登りもロープを使用した登山もしないのだが、今のスタイルではこの辺りが限界かもしれない。
三筋の滝まで来ると、多くの登山者の歩くとても歩きやすいルートになってくる。
善右ェ門谷との合流地点脇の尾根から直登し、藤原岳西尾根に直線的に登っていく。
取付き直後は急登と少しの藪で難儀するがすぐに快適な尾根に変化してくる。
25分程で藤原岳西尾根に合流し、藤原岳まで一気に登っていく。
ここにきての急登で息が切れるが、すごく歩きやすいので何ら問題はない。
藤原岳山頂はまるで別世界の様な賑やかさだった。
親子・夫婦・カップル・山ガール(古いか?)、いろんなスタイルが入り混じりとても華やかだ。
藤原岳からは県境稜線で天狗岩頭・陀ヶ平経由でカタクリ峠まで戻り、スタート地点のコグルミ谷登山口まで下っていく。
多くの登山者が通る道だけあって本当に歩きやすい。
この日はここまでハード目のルートだったから、何だかありがたいと思ってしまった。
最後にいいクルージングになったと思う。
こんばんは。
ベジさん、今回はまだマシな方の変態「気味」なコースですね!
これなら私でも行けるかなぁと思いましたが、いやいや真ノ谷を三筋の滝へ下るのは大変だったでしょう。私には無理だな。ここは上りで行きたいですね。
三筋の滝からは西尾根の途中へ繋がるルートがあるんですね。茶屋川を西尾根取り付きまで暫く下るのかと思って見てましたが、そういえば初めて茨川から西尾根で藤原岳へ登った時にすれ違った男性が三筋の滝を観に行くと言って尾根の途中から下っていかれたのを思い出しました。
それにしてももう落葉の山になってますね。季節は足速に過ぎていきます。1ヶ月半ぐらいあっという間でしょう😁
ウリさん、こんばんは。
変態のベジです
今回のコースのキモはまさに真ノ谷〜三筋の滝間でした。
ただ、小滝の高巻きさえなければ、おそらくレポには「楽しいが厳しい谷下り〜云々」って書き方が変わっていたかもしれません。
三筋の滝から西尾根のルートは、ヤマレコの地図に足跡が載っていたのと、地形的にも問題ないだろうと判断し歩いてきました。
取付き以外は、歩きやすいイイ尾根道でしたよ。
果たして一ヶ月半はあっという間ですかね。
イライラしてそうで不安ですが・・・
こんにちは。
私も今年の5/9に一部被ったコースを行きました。ちなみにbeggioさんが右岸側に巻いた滝を私は左岸側に大きく巻きました。三筋滝含めて、私は事前にhushiyamaさんからご教授頂いていたのでなんとかなりましたが、知らなかったら困っていたとおもいます。無理したらかなり怖い箇所ですし、真ノ谷は遭難が多いコースですからね。でも、下流の景色、かなり良いですよね。
兎にも角にもお疲れ様でした
greenriverさん、こんばんは。
コメント頂き、ありがとうございます。
greenriverさんは左岸側に巻いていかれたんですね。
一般的には、あそこは左岸側に巻いてくんですかね?
自分はせっかちなので、パッと右岸に行くと判断したのですが高巻きが結構大変だったので、自分の判断が正解だったかどうか・・・
レポにも書きましたが、最近はこういったケースがちょこちょこ出てきたので、そろそろステップアップ(ロープワーク等)をせねばならないかとも変えますが、とりあえずは安全第一で無理せず楽しんでいこうと思います。
あと、greenriverさんの「青川峡、真ノ谷、藤原岳 青川キャンピングパークから周回」のレポを始め、他のレポも拝見させて頂きましたが、本当にすごくご健脚で驚きました!
自分にはとても真似できないレベルです。
今後もいろいろと参考にさせて頂くと思いますので、よろしくお願い致します。
beggioさん、おはようございます。
私は事前に等高線から検討して左岸側を選択しましたが、hushiyamaさんは右岸を行かれたようです。私はボルダリングしてますが、それでも写真を見て検討した結果、右岸側は怖いのでやめました。ですので、beggioさんの言われていること、よくわかります。
あの辺のコースを行くと、「一つ間違うと、、、」など色々感じますので、ロープ必要だと思いますね。
それと、確かに私は一般の方と比べると、健脚というか体力、もしくは根性?はある方だと思います。今までの趣味や仕事も川や渓流が多く、もともと悪路は歩き慣れてますし、ボルダリングも始めて、岩場も得意になりました。その辺の経験が大分生きてるのだと思います。それと、登山スタイルをUL.トレランシューズに変えたのもかなり大きいです。歩き方も勉強して工夫してから、疲れ難く、故障し難くなりました。やればやるほど奥が深く、年齢と共に動かなくなっていく体だからこそ楽しめるのが登山なんだなあ、、、とつくづく感じるこの頃です。
こちらもレコ、参考にさせて頂きますので、宜しくお願い致します。お互い、怪我なくもっと楽しんでいきましょう!
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