記録ID: 2721919
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
イブネトライアングル&鈴鹿の上高地【紅葉祭りで足が進まず】
2020年11月11日(水) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:34
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,110m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 9:30
距離 17.8km
登り 1,110m
下り 1,116m
12:41
12:52
37分
千種街道に着地
14:06
14:28
15分
鈴鹿の上高地
16:06
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《備忘録》 【小峠へ】 上水晶谷出合の僅か上流側となる小峠出合いから荒れた谷底に入り、 二度目の二股も左股へ入ると、岩盤が剥き出した急傾斜の細い V字谷になる。ステップもなく、岩を押さえつけて腕力で突破すると 一層傾斜を増したロープが下がる斜面に出る。 ロープの端が擦り切れて不安があるため、右側をステップを 切りながらこの斜面を登りきる。 【南東尾根(北端尾根)】 小峠から向かう北端尾根もいきなり急登だ。 東雨乞が樹間にちらつく急尾根を我慢の登りだ。 東雨乞岳の展望地からしばらくして、石楠花や馬酔木がうるさい 痩せ尾根を過ぎると、あきれるほどの急斜面が待ち構えていたが 踏み跡は尾根下を捲くように付けられている。 高昌山の枝尾根とに挟まれた小さな谷側に絡むようにつけられた 靴一足分の危険な道で崖?を辿り、迫ってきた谷底に立つ一本杉の 手前で尾根下を離れ、曖昧な石楠花の藪を抜け尾根筋に乗ると やっと傾斜が緩んでくる。 右から急な尾根を併せた頂点で西向きに変わり植生が変化してくると 左手から顕著な尾根が合流してくる。高昌山へ続く尾根だ。 尾根下から南下する尾根に乗り変え僅かな登りで「高昌山」となり、 戻った鞍部から北端尾根に乗り、一登りするとイブネ北端に出る。 【南尾根】 イブネの標識を過ぎ、気持ち下り傾斜が始まる辺りから南へ下り 覗き込むと、谷を分ける小さな尾根筋が目に留まる。 シロヤシオの下から鎌ヶ岳をほぼ正面に眺めて下る尾根だ。 谷側が抉れたような縁を下ると、鈴鹿らしい下生えも無く歩きやすい 明確な尾根が伸びている。 ブナの林を眺めながら楽しく下れるのはこの辺りまで。 幹や枝に助けられ、傾斜を強めた尾根をどんどん下る。 一度地形図に現れないV字形に尾根が分かれるが、左側の尾根は はすぐに藪がひどくなる。 やがて僅かに傾斜が緩み、右手に小谷、左手に旧鉱山跡のような 開けた緩い斜面が現れ、正面の進路を遮るような濃い杉林を 左から迂回すると、沢音が聞こえる下重谷右岸となり、 灌木の間を抜けるように下ると谷に飛び出し、左岸へ渡ると よく踏まれた千種街道に合流だ。 イブネから約30分、杉峠経由よりも1時間ほどの短縮だ。 |
写真
感想
歩きたい山と紅葉のタイミングがなかなか一致せず少し欲求不満状態に
なっていたが、先日のWさんの記録に触発されイブネ行きを決定する。
過去の経験から最短ルートを歩けば紅葉を楽しみながらも
イブネと鈴鹿の上高地を充分楽しめそうだが、今回のコースでは
伊勢谷、タケ谷、上水晶谷、神崎川と数多くの徒渉が問題だが
最初の伊勢谷徒渉の感触では、どうやらそれも杞憂に終わりそうだ。
伊勢谷ではまだ心もとない紅葉も根の平から上水晶谷へ向かうと、
徐々に膨らんだ期待は小峠に攀じ登るともう疑う余地はなかった。
右も左もまるで紅葉祭りだ。厳しい登りに加えて尾根を飾る紅葉に
もう足が進まない。計画より30分以上遅れてイブネ北端に到着する。
強風が予想された予報も外れ、申し分ない登山日和に恵まれて
イブネトライアングルを終え南尾根から千種街道に下ると、
これまた期待以上の紅葉風景だ。
カメラを構える時間ばかりが増え、ますます計画より遅れてくるが
もう時間を気にするのは止めて16時の下山終了と決め、この景色を
満喫しよう。
【1000m辺りから中腹にかけて真っ盛りの紅葉に見惚れて
計画を大幅に超過しての山行になってしまったが、
イブネから南尾根を下る最短ルートのおかげで、計画を省略する事なく
鈴鹿の上高地を含めじっくり楽しむ事ができた一日だった。
改めてこの周回コースは定番に決定だ。】
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コメント
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クラシ付近でお会いし、コクイ谷出会いから上高地、根の平峠、朝明
までご一緒させていただきありがとうございました。
朝明からの鈴鹿は初めてでしたのでいろいろ教えていただき
感謝しています。ヤマレコレポを参考にさせていただき山行を
続けられればと思います。 Mubou @尼崎
Mubou さん 今晩は。
鈴鹿の奥深くで過ごされた3日間は如何でしたか?
谷尻谷もイブネも独特の雰囲気で素敵な空間ですね。
ひょんなことからご一緒させていただき、短い時間でしたが
楽しい時間をありがとうございました。
まだまだ他にもいい場所はいっぱいありますので、また鈴鹿まで
足を延ばしてください。
こんばんはonetotaniさん、平日レポートは珍しいですね。
紅葉真っ盛りの上高地を散策、イブネトライアングル周遊とセットで充実した1日だったと想像します。秋の定番コース入り、確かにこの贅沢コースなら足が進まないのは納得です。
私達は昨年秋にこの辺りを欲張って周回して失敗しましたが、歩き慣れたonetotaniさんなら多少遅くなっても問題ありませんね。
鈴鹿の上高地は5月にハライド経由で一度訪れただけですが、もう8年も前になります。ぜひこの時期に訪れてみたいですね。
teppan さん 今晩は。
やっと目にも鮮やかな紅葉に出逢えました。紅葉鑑賞に時間をかけすぎ
予定を1時間ほどオーバーしての下山になりました。
昨年秋というと、ヘッドランプ無しで暗闇をテント場へ戻られた山行が
ありましたね。
これからは行動時間も短くなり、ロングには不向きな季節になりますが
南尾根を使うことでイブネ〜上高地の周回も可能になりました。
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