剣山〜次郎笈


- GPS
- 06:00
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 723m
- 下り
- 721m
コースタイム
2120 自宅発
0030 美馬着 車中泊
【当日】
0700 美馬発
0830 見ノ越着 準備
0850 駐車場発
0950 西島(リフト頂上駅)
1035 剣山頂上 休憩後1055発
1210 次郎笈頂上 ランチ後1245発
1410 西島
1450 駐車場着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道438は、美馬側途中から見ノ越まで夜間(18:00〜8:00)通行止めです。 その区間は世界が変わったように雪道です。4駆スタッドレスまたはチェーン推奨です。 私はあの道はしばらく運転したくない; |
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレは、駐車場と西島にあります。雪で埋もれていなければ使えます。 危険を感じた箇所:山頂山荘直下、山頂木道、次郎笈への坂 総じてトラバース気味に切ってある道が滑落の危険を感じました。 剣山ピストンルートではそれほどでもありませんが、 次郎笈への稜線は強風でトレースも飛び、小さな雪屁もできていています。 この日は新雪ではないものの気温が低くパウダースノーで、 急な登りではスノーシューの歯がかまず足が流されそうでした。 次郎笈への登りはかなりきつく、アイゼンの方が楽だったかと思いますが、 私は足が沈むのが嫌なのでスノーシューを選びました。 トレースの消えているトラバースするところで2mほど滑落しました。 かなりの軟雪だったのでひっかからず、ここで落ちたら登れない〜と思うような斜面でしたが、 スピードが出る前に手と膝を使って止めました。ほんのちょっとですが、かなり怖かったです。 木道は凍っていて、ツルンツルンでした。 【ウェア】 上:アンダー、ベース、フリース(たまに)、ヤッケ、ダウン(未使用)、ハードシェル(未使用) 下:冬用サポートタイツ、ボードパンツ アクセ:ニット帽(途中から)、ネックゲイター、防水グローブ、ソックス、冬用登山靴 フリースグローブ(未使用)、ボードグローブ(未使用)、サングラス(未使用)、ゴーグル(未使用) 装備:スノーシュー(途中から)、ストック、アイゼン(未使用)、ピッケル(未使用) 登りは暑いので帽子をかぶらずに歩いていたら、 次郎笈に向かう稜線で風の吹いてくる右耳の感覚がなくなっていることに気が付き、 首に着けていたネックゲイターを頭からかぶって応急措置; 次郎笈でニット帽を出しましたが、あーいうので凍傷になるんでしょうね。 |
写真
感想
前々日、里山から見た十方山がキレイで、雪山に行きたくなりました。
マイフィールドである西中国山地にしようと思っていたのですが、
県北は晴れ間アリでも山陰側の予報がイマイチなので、踏ん切りがつかない・・・
と、予報では四国が晴れ晴れなので、気まぐれでヤマレコの四国の記録を見ると、
剣山・一ノ森周辺を歩いた記録があり、トレースありそうだし!と急激に思い立って剣山に行くことにしました。
前日四国入りし、道の駅で車中泊。
運転中は暖房を入れなくてもいいくらいの気温(峠で-3℃表示)でしたが、
寝る時用に到着10分ほど前から暖房を入れ、ボードのダウンジャケットを着てシュラフに入りました。
朝方少し寒かったのですが、顔を出さずシュラフにもぐり込んでいたら平気だったかも;
朝道の駅で準備をし、通行止めが解除される時間を見計らって出発すると、
ちょうど前の車が解除する車だったようでした。
(あっという間に引き離されてしまったのですが、折り返してきた車とすれ違ったので、多分)
その手前くらいからちらほら雪が残っていたのですが、
急に雪が増えて来たところで道路の真ん中でチェーンをはめている車がありました。
オイオイ・・・と暗にプレッシャーをかけてほどなくよけていただきました。
が、その後こちらも危ないと思うほどの雪雪で、2駆スタッドレスの私車では、
上がらないのではないか?と何度も思うほどの滑り具合でした。
速くて20キロくらいのスピードなので、思ったより到着が遅れましたが、
何とか9時前には出発できました。
登山口からトレースがハッキリしていたので、スノーシューを置いていこうかとしばらく迷いましたが、
もうザックにつけていたので使わない覚悟でそのままツボ足で歩き始めました。
西島で私が駐車場に着いた頃先発した2人組を追い越した他は誰もいない一人旅。
先行者はアイゼン装着でしたが、ツボ足では足が流され、
山頂直下の吹き溜まりに悪戦苦闘したり氷に滑ったりしながら登頂しました。
山頂で一人写真も心おきなく撮り、さて一ノ森と次郎笈どちらに行こうかと迷いましたが、
なんとなく次郎笈に行きたかったのでトレースがあるのを確認して次郎笈へ。
一応トレースはあるものの剣までと打って変わって数は少なく、
風で飛んでいるところもあり足が沈むので、鞍部でスノーシューを装着しました。
急な登りで雪がずり落ちるのにこれまた悪戦苦闘し、かなり時間がかかりましたが、
無事に次郎笈頂上に到着しました。
パンを食べたりしこたま写真を撮ったりしましたが、見渡す限り誰もいない・・・
風が吹いて寒い中地図を広げて山座同定し、青空も雪の山もぜ〜んぶ一人占め☆彡を堪能しました。
名残を惜しみつつ下山開始し滑落したところまで戻ると、誰かのトレースができていました。
山頂にいる間にそこまできて戻って行った人がいるようで、遠く剣山の巻道上に人影を発見しました。
下山時の巻道はトラバース道ばかりで、ツボ足のトレースではスノーシュー1足分と合わず、
滑り落ちそうで踏み外さないようかなり注意を必要としました。
帰りに登って来る4名の人とすれ違いましたが、あんな時間から登ってて大丈夫なのでしょうか・・・
西島以下の道ではここぞとばかりにショートカットしてふわふわ雪を滑り下りました。
無理矢理スノーシューを履いていた甲斐がありました。
注意力を欠き(?)駐車場の氷で滑って転んでしまい、道路も山もかなり(自分にとっては)危険がありましたが、
初めての「思い立ち一人遠征」を無事に終えたのでした。
23日も25日も県北は良い天気に恵まれましたが、しかし、すごいですね!若さ以上の行動力がありますね。
参りました。
お褒め頂き(?)てか、呆れ気味だったりして
雪山は人を狂わせますね・・
県北も天気良かったんですか。なら四国くんだりまで行かなくても良かったかな。
そこそこ危険でドキドキはしたけれど、
この日の剣は今期サイコー
やっぱり行って良かったです
素晴らしいですね
男前!!って
女性でしたね〜
男の人でも誰でもは出来ませんね
かっこいい・・・
知識と経験がどんどん積み重なって
すごい人になっていくんでしょうね
でも、母目線からは
あまり危ないところに一人で行ってほしくないですね
気を付けてくださいね。
今回は自分でもかなり男前な行動でした〜思い切り方が。
友人からも一人雪山は止められているし、
最近家族から心配のあまりイヤミを言われています
基本心配性なので条件が悪い時にはそもそも山に行かないし、
すぐ撤退するタイプなのですが・・・
何を言っても一人で歩いている時点でダメですね
伯耆大山のレポートからたどり着きました。
九州とは別世界の銀世界でうらやましいです
> コース状況/その他周辺情報:
にウェア、装備を入れるのも見やすいな〜、感想に入れてる私です。。。
> BC滑り>ゲレンデ滑り>雪山歩き>山歩き
同じです
あ、のほほんさんだ
御来訪ありがとうございます。
九州の方ですか?こちらも雪がどんどん減っています
装備、私も何も考えていないときには感想に入れていることがあります。
最近間違えなくなったかな?
滑ることが大好きですが、いかんせんへたっぴなので雪質が多大に影響します。
今年は3回しかパウダーに当たりませんでした
BC滑りはできなかったし・・・悲しい限りです。
のほほんさんとお知り合いですか?
こういう繋がりも嬉しいものですね
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