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Yamareco

記録ID: 2728900
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

布見ヶ岳〜天狗松〜布見竜王山

2020年11月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:03
距離
8.0km
登り
494m
下り
497m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:37
合計
5:03
9:28
38
スタート地点
10:06
10:11
142
12:33
12:44
26
13:10
13:18
13
13:31
13:44
47
14:31
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県立宝塚西谷の森公園第1駐車場
県立宝塚西谷の森公園第1駐車場。川の対岸にも第2駐車場があります。
2020年11月14日 09:29撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 9:29
県立宝塚西谷の森公園第1駐車場。川の対岸にも第2駐車場があります。
西谷の森公園西の谷駐車場と右奥は農舎。
2020年11月14日 09:37撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 9:37
西谷の森公園西の谷駐車場と右奥は農舎。
正面は西谷の森公園「西の尾根道」入口。布見ヶ岳は左の農道へ進みます。
2020年11月14日 09:39撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 9:39
正面は西谷の森公園「西の尾根道」入口。布見ヶ岳は左の農道へ進みます。
堰堤横に防獣柵があります。入る時は柵の針金を解き、入った後は必ず元の状態に戻して下さい。
2020年11月14日 09:43撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 9:43
堰堤横に防獣柵があります。入る時は柵の針金を解き、入った後は必ず元の状態に戻して下さい。
笹があるのは防獣柵の近くのみで、樹林内に踏み跡があります。マーキングに沿い登って行きます。
2020年11月14日 09:52撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 9:52
笹があるのは防獣柵の近くのみで、樹林内に踏み跡があります。マーキングに沿い登って行きます。
マーキングに沿い登ると、私設の地図がある峠状の場所に出ます。尾根に沿って東方向登ります。注1
2020年11月14日 09:53撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 9:53
マーキングに沿い登ると、私設の地図がある峠状の場所に出ます。尾根に沿って東方向登ります。注1
私設地図を拡大。参考になります。
2020年11月14日 09:54撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 9:54
私設地図を拡大。参考になります。
布見ヶ岳山頂。四等三角点「布見ヶ岳:366.2m」樹林で眺望はありませんが、樹間から千苅貯水池や羽束山がわずかに見えます。注2
2020年11月14日 10:06撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 10:06
布見ヶ岳山頂。四等三角点「布見ヶ岳:366.2m」樹林で眺望はありませんが、樹間から千苅貯水池や羽束山がわずかに見えます。注2
戸山湿地の峠への分岐。猪のヌタ場の様な場所が目印。昔、この辺りは松茸山で秋になると立入が制限されていた様です。注3
2020年11月14日 10:17撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 10:17
戸山湿地の峠への分岐。猪のヌタ場の様な場所が目印。昔、この辺りは松茸山で秋になると立入が制限されていた様です。注3
布見ヶ岳の北側のピークに波豆竜王山の祠があります。これから清乃瀬橋近くまで参拝道跡と思わせる踏み跡があります。注4
2020年11月14日 10:25撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 10:25
布見ヶ岳の北側のピークに波豆竜王山の祠があります。これから清乃瀬橋近くまで参拝道跡と思わせる踏み跡があります。注4
参拝道の痕跡でしょうか。
2020年11月14日 10:37撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 10:37
参拝道の痕跡でしょうか。
清乃瀬橋近くまでこんな登山道が続き来ます。
2020年11月14日 10:41撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 10:41
清乃瀬橋近くまでこんな登山道が続き来ます。
清乃瀬橋近くの道路から撮影した登山口(画面右側の尾根の先端が登山口)天狗山に向かうためこの車道を東に進みます。
2020年11月14日 10:50撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 10:50
清乃瀬橋近くの道路から撮影した登山口(画面右側の尾根の先端が登山口)天狗山に向かうためこの車道を東に進みます。
波坂峠(はつさか峠)にある祠。この道路は一方通行なので後方から通り過ぎる車に気を付けて。
2020年11月14日 10:59撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 10:59
波坂峠(はつさか峠)にある祠。この道路は一方通行なので後方から通り過ぎる車に気を付けて。
参考:道路を右に曲がり、大野川沿いに進み、堰堤近くから布見竜王山参道へ。直進すると天狗松と地蔵山岳の間を通る峠を越え、西谷の森公園に通じますが、峠付近は倒木多く荒れています。注5
2020年11月14日 11:04撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 11:04
参考:道路を右に曲がり、大野川沿いに進み、堰堤近くから布見竜王山参道へ。直進すると天狗松と地蔵山岳の間を通る峠を越え、西谷の森公園に通じますが、峠付近は倒木多く荒れています。注5
やがて宝山寺です。立ち寄り参拝しましょう。茅葺の山門前にある「不許酒肉・・・」は戒律の厳しさを感じます。
2020年11月14日 11:11撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 11:11
やがて宝山寺です。立ち寄り参拝しましょう。茅葺の山門前にある「不許酒肉・・・」は戒律の厳しさを感じます。
山門越しに見る天狗松(天狗山)と左方向のピークに妙見宮祠があります。山門で睨みを効かしている仁王像も必見です。
2020年11月14日 11:19撮影 by  DSC-HX400V, SONY
1
11/14 11:19
山門越しに見る天狗松(天狗山)と左方向のピークに妙見宮祠があります。山門で睨みを効かしている仁王像も必見です。
ここから天狗松へ。注6
2020年11月14日 11:25撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 11:25
ここから天狗松へ。注6
登山道入口から逆方向の風景(最初は登山口を間違えて小さなため池へ。この間のGPS軌跡は無視して下さい)
2020年11月14日 11:52撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 11:52
登山道入口から逆方向の風景(最初は登山口を間違えて小さなため池へ。この間のGPS軌跡は無視して下さい)
眺望の良い裸地。
2020年11月14日 11:56撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 11:56
眺望の良い裸地。
妙見宮祠と天狗松の言われらしい枯死した松。
2020年11月14日 12:01撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 12:01
妙見宮祠と天狗松の言われらしい枯死した松。
天狗松(天狗山)山頂。四等三角点「天狗松:339.7m」ここにあった電波塔は撤去されコンクリート電柱のみ残されています。
2020年11月14日 12:35撮影 by  DSC-HX400V, SONY
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11/14 12:35
天狗松(天狗山)山頂。四等三角点「天狗松:339.7m」ここにあった電波塔は撤去されコンクリート電柱のみ残されています。
布見竜王山と遠くは羽束山。
2020年11月14日 12:48撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 12:48
布見竜王山と遠くは羽束山。
布見竜王山が近くに(ここでも道を間違え引き返しています)
2020年11月14日 12:51撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 12:51
布見竜王山が近くに(ここでも道を間違え引き返しています)
尾根伝いに進むと大野川沿いからの峠に合流します。辻は5差路になっていて尾根に沿った急登へ進みます。
2020年11月14日 12:55撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 12:55
尾根伝いに進むと大野川沿いからの峠に合流します。辻は5差路になっていて尾根に沿った急登へ進みます。
地蔵山岳と布見竜王山の鞍部にある登山道に出ます(画面左から登ってきた)北西に進み布見竜王山(西部竜王山)山頂の祠へ。注7
2020年11月14日 13:06撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:06
地蔵山岳と布見竜王山の鞍部にある登山道に出ます(画面左から登ってきた)北西に進み布見竜王山(西部竜王山)山頂の祠へ。注7
布見竜王山祠。参拝後登山道を引き返し、西谷の森公園の「ツツジの咲く丘」に向かいます。
2020年11月14日 13:11撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:11
布見竜王山祠。参拝後登山道を引き返し、西谷の森公園の「ツツジの咲く丘」に向かいます。
ツツジの咲く丘。次に「黒岩展望台」へ。
2020年11月14日 13:26撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:26
ツツジの咲く丘。次に「黒岩展望台」へ。
黒岩展望台から西方向の布見ヶ岳と波豆竜王山。右奥は羽束山。遠くに有馬富士が見えます。
2020年11月14日 13:32撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:32
黒岩展望台から西方向の布見ヶ岳と波豆竜王山。右奥は羽束山。遠くに有馬富士が見えます。
黒岩展望台から東方向に竜王山(愛宕山)と右側に古宝山が見えます。
2020年11月14日 13:34撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:34
黒岩展望台から東方向に竜王山(愛宕山)と右側に古宝山が見えます。
黒岩展望台から北方向に布見竜王山が、遠くに大舟山が見えます。
2020年11月14日 13:37撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:37
黒岩展望台から北方向に布見竜王山が、遠くに大舟山が見えます。
黒岩展望台から南方向に六甲連山が、右側三角錐の山が大岩岳です。
2020年11月14日 13:40撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:40
黒岩展望台から南方向に六甲連山が、右側三角錐の山が大岩岳です。
峠の東屋へ向かう登山道から見上げた黒岩展望台。
2020年11月14日 13:46撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:46
峠の東屋へ向かう登山道から見上げた黒岩展望台。
馬の背(進行方向から逆方向に撮影)
2020年11月14日 13:54撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 13:54
馬の背(進行方向から逆方向に撮影)
保与谷池。
2020年11月14日 14:20撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 14:20
保与谷池。
西谷の森公園東の谷管理棟前の保与谷広場から境野丸山見えます。注8
2020年11月14日 14:24撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 14:24
西谷の森公園東の谷管理棟前の保与谷広場から境野丸山見えます。注8
保与谷広場から駐車場へ戻ります。
駐車場前の「境野農産物直売所」で新鮮野菜を購入できます(日曜日午前中のみ)
2020年11月14日 14:28撮影 by  DSC-HX400V, SONY
11/14 14:28
保与谷広場から駐車場へ戻ります。
駐車場前の「境野農産物直売所」で新鮮野菜を購入できます(日曜日午前中のみ)

感想

 西谷西部にある竜王山へ行きました。快晴で木々は色付く中、静かな里山歩きが楽しめました。
 県立宝塚西谷の森公園駐車場〜布見ヶ岳〜波豆竜王山〜天狗松(天狗山)〜布見竜王山〜西谷の森公園散策〜駐車場のコースです。

注1 参考:急坂を下ると沢沿いに千苅貯水池左岸路に行けますが、この右手に踏み跡があります。踏み跡を通り沢の本流?から下る方が急坂は無く楽です。

注2 地元の方は布見ヶ岳「ふみがだけ」でなく「ぬのみがだけ」と呼ばれている様です。
 地元のご年配の方から「八百苅の人が境野へ行く時に通る道の途中から布見ヶ岳に登った。山頂は見晴が良かった。波豆川には「ワカサギ」がたくさんいて捕りに行っていが、今は全くいない。とお聞きしました。
 布見ヶ岳とは不思議な山名と思っていましたが、「やまぼうしとハナミズキ」さんの「宝塚 変容する西谷・黒岩」2008.1.8を拝見し納得しました。

注3 戸山湿地の峠から布見竜王山へショートカットする方法もあります。戸山湿地の峠から布見竜王山へのルートは尾根沿いに踏み跡があり、布見竜王山参拝道につながります。
 戸山湿地の峠から南に行くと西谷の森公園へ。北へは清乃瀬橋方面ですが、倒木が多く荒れています。倒木が多い場所は、北方向に沢のある地形が多い様に思います。台風が南寄りを通過すると強い北風となり、谷筋を駆け昇るのでしょうか、谷筋の七〜八合目あたりに倒木が集中している様です。

注4 地元の方に布見ヶ岳に続く北側のピークは愛宕山だとお聞きしました。ここは愛宕さんと龍王さんをお祭りする祠なのでしょうか。

注5 布見竜王山参拝道は上流側にある大野川砂防ダム横(下から二番目)から入るのが解りやすい。

注6 お仕事中の方に竜王山のお話を聞こうとお声をかけるとご親切にお答え頂き、妙見宮が祭られた経緯もお聞きしました。
 「私(塗家さん)の2代前のおばあさんが100歳の時、近所で結核が流行り、祈祷師が塗家さん宅の妙見宮を山の上に祭れば病は治まると言い、それを聞いた人達がおばあさんに懇願し、山上に祭られた。毎年9月1日に参拝する」
 以前妙見宮に参拝したとき掃き清められていたと言うと、地元の人達が一月交代で清掃していると言われました。

注7 地蔵山岳は俗称として「ジソウサンヤマ」と呼ばれているそうです。

注8 境野丸山山頂に狛犬が守護する石作りの小さな祠があります。樹林で眺望は無く、参拝者も少ない様です。地元の方から、昔は今の登山口でなく、東側に山頂まで直進する参拝道があり、参道には赤い鳥居や石灯篭が立っていた。子供の頃、端午の節句の時お参りしていた。妙見さんだろう」とお聞きしました(参拝道の痕跡を探しに藪漕ぎしたが、見つからなかった)尚、県道33号の西谷の森公園入口の先に普門寺と天満神社(氏神様)と稲荷神社があります。普門寺、天満神社は平成10年に総檜造りで再建されました。時間があれば参拝しましょう。

参考:関連する地図を2020/03/28ヤマノートに「宝塚市西谷・玉瀬丘陵のハイキングコース(地図)」に投稿しています。

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